子供を科学好きにする秘策
理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間B 第604回 そんない理科の時間Bをお送りいたしますのは、よしやすと、
かおりです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は、去年ちょっと話した、子供を科学好きにする秘薬、秘策はあるのか、秘薬はないね、秘策はあるのか、
っていう話をしたんですけれども、そこでそれに対して、こんなふうに、理科好き、科学好きになりましたよ、という方々のメールを紹介しつつ、
理科好き、科学好きになったほうがいいんだろうかっていうのも含めて、お話をしていけるといいかなと思いました。
よしやすさんは、理科好きですか、科学好きですか?
そう思ってますけどね。
なるほどね。理科の何が好きですか?
理科の何が好きっていうのは、それは分野の話?
私、弁善官が好きです。
弁善官?
弁善官とプラナリアが好きです。
そういう分野みたいな話?
いや、分野じゃなくて、いやいやいや、キャラクターの話。
理科のキャラクターって言われるとわかんないな。
でも弁善官は、弁善官って存在そのものがかわいいじゃん。
ちなみに私の弁善官は二重線ね。
亀のこだわしの弁善官は認めない。
プラナリアはもうかわいすぎてね、
生物の授業で先生にプラナリアが好きだって何度も訴えたら、
先生が生物の教材でプラナリア買ってくれたね。
素晴らしい。
だけど、なんていうのかな、案外予想外に小さくて、
ちょっとびっくりして。
あれね、なめくじサイズだと思ったの?
そうそうそうそう。
なめくじまではいかなくて、
気持ちつるいか一回り二回り小さいぐらいかなって思ってたら。
小指ぐらいだと思ってたの?
そんなでかくない。
2センチはないかな、1から1.5センチぐらいかなぐらいのイメージ?
でも顕微鏡な人たちだったね。
顕微鏡まではいかないけど、肉眼ではいくけど、
本当に1センチない?
びっくりして。
プラナリアって体勢の、体の向きっていうのかな?
っていうのがある程度決まってるっていう実験とかで、
体験談の紹介
よく使うっていうのが教科書に書いてあったんだけど、
その実験をしたんだけど、
頭と頭になっちゃった?
そもそも綺麗に切れなかった。
不器用か。
本当に小さくて、
だから顕微鏡の人はできるようなもんでしょっていう話。
倍率は高くないけどね。
そもそもまず、カッターっていうのかな、ナイフっていうの?
メスというかカッターというか。
それ自体がもう、
小さなプラナリアにとってはでかすぎる。
道具が悪いって言いました、今。
はい、言いましたよ。
じゃあ道具のせいにしておきましょう。
そうです、道具が悪いんで。
はい、一つだけ、
何ですか?
訂正をいいですか?
何ですか?
オノマトペの回で、
はい、全然関係ない話ね。
はい。
プラナリアの訂正されるのかと思って、ちょっと身構えちゃった。
私が韓国語で猫は、
こんやいと言ってしまったんですが、
それは間違いでした。
こんやいは何だったんですか?
私がカタカナが読めなかっただけです。
あ、そう。
はい、えっと、こやんいでした。
全然違うじゃん。
え?
あの、あの、パーツの一つ一つの、何だろう、あの、文字は共通してるけど、
全然順番が、
あ、そうです。
こ、こが合ってるか?
いや、こといは合ってるでしょ。
真ん中のうんとやが逆になっちゃったね。
はい。
はい、ということでお詫びして訂正いたします。
はーい。
はい、ご指摘のメールありがとうございました。
あ、指摘されてるわけ。
はい。
さすが。
ということで、とりあえず番組の後まで訂正はしておきます。
はーい。
あと、ちっちゃい報告ですが、
2月の頭ぐらいに、上旬に、
有料リスナー向け国立科学博物館ミニツアーをやったんですが、
今回の参加者は1名、それもかおりさんのお知り合いという感じで、
あのですね、リスナーさんの参加はゼロ人でした。
はい。
とても丁寧に説明してまわることになりました。
いや、もうなんかね、あの、私もなんかいろいろ質問ができて、
質問をして、結局理解にはいたらなかったけど、よかった。
有料リスナー向け国立科学博物館ミニツアーというのを不定期でやっております。
有料のおまけパートでお知らせをしているので、
興味がある方はぜひというお知らせでございました。
なんか本当深いよね。今でも理解できてない。
それも調べなきゃいけないことのひとつね。
で、本題に戻ります。
はい。なんだっけ、猫?
えっとですね、科学好きになった理由っていうのを、
メールをくださいというお話を告知したら、
10通かな、関連するメールがやってきました。
はい、えちらおちら。
その辺の話をまずしようと思っていて、
はい。
えっとね、あつまろらい、ん?あつまろらい7さんかな。
はい。
1月6日にメールをいただいたんですけど、
子どもを科学好きにする秘策はあるのかを聞かせていただいて、
とても興味深く、面白く聞かせていただきましたというので、
科学に興味を抱いた明確なきっかけがありますというメールをいただきました。
小学校4年生の頃、親戚から新しい世界の電気という10冊の学研の本をもらったことに始まりますと。
ちなみにまだその本は捨てられず倉庫にありますと。
お、すごいすごいすごい。
現在61歳だそうです。
わー、いつもらったって言ったっけ?
小学校4年生。
えーと。
10歳?
ぐらいだね。
9歳?
すごい。四半世紀違うな、半世紀。
そうですね。
おー。
その中にはピカソやチャーチルなど当時の世界に影響を及ぼした人々が電気風に書かれている本で、
その中にエジソンの電気があり、軸音機の発明や白熱電球のフィラメントの開発に苦労して、
最終的に京都の滝田祭をした話をクイリューに読んで、
水曜日のカンパネラのエジソンのように、僕もエジソンのような発明家になると思ったのがきっかけですと。
おー。
というような話で、シャーロック・ホームズにもハマって、
その頃から、物事についてなぜそうなるのということを無意識に考える習慣がついたというのがきっかけですというふうに書いていただきました。
はい。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
他にもね、スピカ48さんは、
小学校の頃はお小遣いがたまればガンダムのプロモデルを買い、
おそらく作ってない、モデルはないというぐらい作ったという話や、
右利きのラジコンで、部活も運動部もたくさんやりましたというのがあるんですが、
私は福岡の工船、機械工学を卒業し、地元九州の鉄道会社に就職という経歴で、
工船、つまり工業系の学校に入った理由を書いてくれてるんですけど、
物の仕組みや理屈を知ることがかっこよさというか、
人よりも知っておきたいみたいな感覚があったように思います。
また力学とか、熱力学とか材料力学とかあるんですけど、
そういうのがかっこよさを醸し出していたというふうな感じ。
今思うと、人に負けたくなかったのか、本能的にそう思ったのかは覚えていませんという感じで、
工業系のことがかっこいいというか、というコメントをいただいています。
私もちょっとそんなところがあって、小さい頃、親戚のうちが自動車修理屋さんだったのよ。
今ね、自動車修理屋さんすごく減ってるんですけど、町の自動車修理屋さんたくさんあって、
そういうところで、機械を見てるのが、だらだら見てるのが好きだったっていうのがあって。
スピカ48さんは追加で、手の届くところに価格があること、
本が手元にあることが大切なのではないかというのを共感していますという感じで、
兼業農家で農機具修繕のための工具やオイルがありましたというので、
そういったところも環境が良かったんじゃないかというふうに書いていただいてます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
あとですね、パックス家の父さんは技術系の職業の親戚が多い環境でしたと。
お父さんが電気工事士で、6歳離れた兄も若い頃にバイク屋のバイトや電気工事、エアコン工事の仕事をしていましたと。
なので実家に工具やネジとかっていうのがあったっていう、
さっきのね、家が農家だったっていうお話と通ずるところがあったりして、
もう一人、ミニラナインJPさんも理科好きになったのは子供の頃の経験だと思います。
実家が農家だったので、農耕用の牛、卵や肉を食べるための鳥、家族も動物が好き、犬や猫もいましたというので、
いろんな生き物と付き合っていたっていうのがきっかけじゃないかみたいな話があります。
ちょっとね、オープニングが長くなりすぎたらあれなので、この辺で一度オープニングを終わりにして、
本編でもいくつかね、メールを紹介しつつ、
科学好き、理科好きってどうしてなれるのっていう話と、
科学の楽しさと知識の獲得
そうするといいことってあるのみたいな話ができるといいかななんて思っています。
よろしくお願いします。
で、理科好き、科学好きになるといいことってあるんでしょうかっていう話もしたいんだよね。
なんかほら、私こういう番組やってるんで、みんなもっと理科とか科学のこと好きになろうよって言ってるわけじゃないですか。
また好きな人おいでおいでって言ってるんですけど、
それってなんだろう、そもそも楽しいとか嬉しいとか、もしかしたら儲かるとかね、
幸せになれるとかにつながってるのかなっていうのを考えることもあって、
番組収録の前にね、かおりさんとお話をしたときには、
理系学科に進学したって別にたくさん稼げるわけでもないしみたいな話をかおりさんがしていて、
いやいやそんなことないぞみたいな話が行ったり来たりあったし、
今はね、技術屋さん、ソフトがかけるとか、なんか新しいものが作れるって人たちは、
ある程度就職口には困らないんじゃないかと思うのね。
一方で研究だけしても食えないとかね、そういう話も聞こえてくるじゃないですか。
だから単に研究するとか物事を探求するっていうのが好きだから、
稼げるようになるっていうのは一概には言えないんじゃないかと思う。
一方で先に私結論的なこと言っちゃうと、
世の中がちょっと不思議だなとか、あとはこれってどうなってるんだろうとか、
あとは世の中を見る知識や見方が増えると楽しいんじゃないかと思うんですよ、個人的には。
よくね、老後にやることがないとか、そういう話も聞いたりするんですけど、
ブラタモリとか見てると、ほらタモリさんなんてさ、
その辺の風景見たら、いやあそこにはこんな地層があってっていうのを思い浮かべられるわけじゃない。
個人的には知識や知恵、見方みたいなものが広がるっていうのは、
世の中を楽しく見られるっていう原動力じゃないかと思っていて、
科学的視点の重要性
そのためにも科学的思考とか科学的考え方っていうのが身についていたほうがいいんじゃないかななんて思ってるんですよね。
どうですかね。あんま関係ないですかね。
まず科学的かどうかはともかくとして、
一つの事象に対して多角的に見ることができるっていうのは、
結構知識が広がる、ちょっと違うな。
多角的に見ることができると、要は楽しいんじゃないかなとは思う。
例えば石を見ても石って思うのか、
磨けば綺麗になりそう、宝石的な感覚で見る人とか、
これはどっから来たんだろう、地質学的に感じる人か、
もしくは地形的に、山の上の方から落ちてきたのかなとかね。
いろんな見方があるじゃない。
小学校の理科だと、丸いのは川の下流だとか、ゴツゴツしたのは上流だとかっていうのを習ったりしますよね。
そうやって一つのものでも見方が違うと楽しみが増えるのかな、楽しみっていうのがあって、
っていう意味では、やっぱりいろんな見方ができるよう見てきた方がいいんじゃないかなとは思う。
そこに、理科的というか、そういうのは一番ツールとして簡単なのかなと。
ある程度体系だっているというか、理科的なものの見方ってそんな感じじゃないですか。
ある程度体系だっていて、秩序だっていてっていう形だから、そこに当てはめれば比較的簡単に見る。
簡単にというかね、それはそれで難しいのかもしれないけど、
ある程度一つの秩序で見ることができて、それは人との共通の話題になる。
知識のフレームワーク
あなたと私で全然話しているプラットフォームが違うと、
共通性が、同じことを話をしていても全然共通性がないように思えるけど、
そこが同じプラットフォームに立つだけで、見方は違うけど、
同じプラットフォームに立つと、一つのことに対して話をしているという共通性が出るっていうのもあるのかなと。
私は何回か言ってますけど、マンホールの蓋の写真を撮るのが好きなのね。
で、やっぱり街角観察っていうのが趣味な人とお話をすると、
気になるものあるよねとかっていうので共通の話題が出たりするんですよ。
で、ある人はカラーコーン、車止めのやつね。
あれはこういう種類があって、こんなメーカーがあってっていう話をしたり、
楽しくない人は楽しくないっていうか、別にガードレールがね、
会社がどうであれ、あるところでは黄色くて、あるところでは白くても別にいいじゃないって思う人もいるかもしれないけど、
やっぱ面白がれる力って、私はどっか科学的とか理科っぽい視点があるんじゃないかと思うのね。
いいね、その面白がれる力ってキーワードがね。
なんかね、その辺がこうあるかなと思っていて、かおりさんが言ったみたいに、
一つの体系だった見方で見ると、分類ができたり、
あとは他の人と会話ができる知識の中に組み込まれたりするっていうのがあるわけじゃないですか。
そういうのってどこか、何ていうの、快感。
あ、これってこうなんだっていうのを、自分が発見したわけじゃないけど、発見するような気持ちの良さもありますよね。
さっきも言った、石を見て、これってこうなんだって思えるのって、やっぱり視点と体系を知らなきゃいけないわけじゃないですか。
そういうのが楽しくなれる原因の一つなのかなとかっていうのはちょっとお話をしてて思いましたね。
なんかだいぶ前に吉谷さんと話したことがあるんだけど、
人間っていうのは知識を効率よく覚えるために概念化する傾向がある。
分類しちゃうっていうのは癖なんです、もう。
もう一つがあると思うんだけど、
さっき言った快感的なものっていうのはそこにも通じるのかなと。
綺麗にまとまるとやっぱり嬉しいっていうか、ちゃんと一つの法則にのっとって入ってくれると嬉しい。
ただ実際にはそんなに綺麗にはまとまらないじゃないですか。
そうですね。
例外とかがあったりすると、そこでなんでって言って、例外はしかも一個じゃなかったりすると、例外をまたまとめると。
例外とこの例外とこの例外はこういう傾向があるとかね。
また一つのまとめができるっていうと、やっぱりそういう概念化というか、まとまることに本能的にちょっとスッキリする、気持ちいいっていうのもあるんじゃないかな。
その辺の、こんな見方をしたらこんなふうに見えるっていう快感を小さい時から体験するっていうのが大事なのかもしれないですね。
ねこのてさんからもらったメールでは、子供の頃、学校の勉強で興味が持てたのは理科だけでした。
理科は考えて答えを出すことが楽しかったと書いてあります。
要は、お勉強は楽しくないのが一般的ですが、考えて、なるほどって思って、こうだったんだっていう発見があり、それを覚えたり応用したりするっていうのはたぶん楽しかったんじゃないかと思うんだよね。
続きでね、国語とか文章を読んでどう感じたかというような試験問題の意味がわからなかったと書いてあって。
それ結構なんか言いますね。
何を感じるかなんて個人の自由って思ってた。
新聞記事や論文から情報をどう読み取るかということならともかく、物語にそのものを求められてもなぁと感じたんだと思います。
読書感想文は苦手でしたけど、あるときその物語の続編を書くつもりで書くと面白いということに気がついて、感想文が苦手ではなくなりました。
感想文の成績として良かったかどうかわかりませんけどっていうふうに書いていただきました。
ありがとうございます。
面白いですね。続編を書くっていう感覚が面白いですね。
一方で、理科系の科目が好きだったけど、高校生ぐらいになったら点数はなかなか取れず、英語と国語で点数を稼いでいましたというのがあって、私は私立、理系には不向きでしたというふうに書かれています。
やっぱり分析をするとか、新しい見方が面白いという話と、学校の成績は一対一対応ではないんだよね。
それはありますね。
これもかおりさんと番組を収録する前にお話をしたんだけど、日本は進学の時に文系理系を分けてしまうから、理系の科目で点数が取れない人は自分は理科系のことは不得意で、好きじゃないんだって思いがちなんじゃないかって話が出てきたと思うのね。
今ね、まさに猫の手さんが書いてある、高校生ぐらいになっても理科系の科目が好きなのは変わりませんでしたが、成績が良いから別物でって言って、猫の手さんはこれを多分科学好きとかこういった自分で考えて答えを出すのが楽しいっていうのはずっと続けたと思うんですけど、
人によっては成績が悪いから不得意で、好きじゃないし興味もなくなっちゃうって人もどんどん出てくるのかなと思っていて、それって何か損な気がするんだよね。
やっぱり受験の弊害は大きいと思っていて、特に日本の場合には何も選ばなければというか、特に意思を出さなければ文系に行くわけ。
それがね私にはわからないんですよ。
その受験科目としてね。
俗に言う高校から大学への進学っていうところで。
何も選ばなければ文系に行って、理系の人は理系を選ぶのね。
そういう傾向があるのは認めましょう。
っていう気はしていて、特に日本とかって将来のことってなかなかどうなっていくって考えない人も多い。
考えない人も多いって言い方変だけど、なかなか具体的に考えてないときに、でも選択を迫られる。
大学に行くんだったら学部を決めなさいって言われるからね。
そうそうそう。っていうときに、とりあえず流されちゃうと結局だから文系になっちゃう。
探究学習の必要性
理系を勉強する機会がそこで減る。
だから性格が悪いとか好き嫌いとはまたちょっと違うんだけど、そこでやっぱり自分は文系であるとなる人は多いのかなと。
会社員をやってるとちょっと脱線しちゃうんですけど、文系か理系かっていう話ではなくて、
課題というか問題が起きたときに、その問題はしっかりと考えて、解決方法を考えるっていうのがお仕事の。
一般的な進め方というか。
もちろん事務処理とかもありますけど、
新しいことをする、または何かを前に進めるにはそういうことが大事じゃないですか。
そのときにやっぱり正解がないことを切り開いてきたっていう経験がすごい大事だと思ってるわけよ。
そうすると、私は大学に行く人っていうのは、先生から正解を教えられるんじゃなくて、
自分でわからないことを探して、または指導教官に言われたかもしれないけど、
それを調べたり実験したりして、誰も知らなかったことを多少でも書くとか表現するっていうのをやってくるっていうのがポイントだと思ってるんで。
本来は文系理系関わらず、問題解決能力とか問題解決を自分の力で切り開くみたいなことができてもいいんじゃないかと思うんだけど、
もしかしたら文系学科のいくつかのところは、授業を受けて、授業のまとめだけすると卒業できたりするっていうところもあったりするのかねっていう危惧はあります。
私もそこらへんは自分の行ったところしかわからないので言えないんだけど。
一応一般的な大学は教養学部が終わった後には、どこかの研究室に所属をして研究をするというか、研究っぽいことをするわけじゃないですか。
だからそこで、今まで教科書とかに載っていないことを自分なりに見つけてっていうか、テーマを見つけてそれに対してアプローチをして、いろんなやり方でアプローチをして、最終的にまとめるっていうのかな、論文としてまとめるっていう手段を、少なくともそこではやるのが普通なのかなと。
ただ最近って結構、そういうアプローチの仕方を小さいうちからやらせる傾向にはあるよね。探究。
なんかあるみたいね。探究の時間というか。
そうそう。
ただそれも、今まで日本ではそういうことを当然下の子にもやってなかったし、大学でもいきなりその大学の教養が終わった後にポンとやらせて、それでもせいぜい2年3年とか。
どちらかというと海外とかに比べて下手って言われてるよね。そういうディスカッションであったり、そういう問題に対して自分からアプローチをするっていうのが。
だから先生もなかなかそれに対して、子供を指導するのが下手というか、慣れてないから、先生によってやっぱり全然違うらしいのね、聞いた話だと。
特に大学ではなくて、小学校、中学校の児童、生徒たちに、探究の時間だから好きなことやってみようって言って、今まで正解を教え込むっていう教え方しかしてなかった先生たちが、好きなことをして探究してみよう。でも探究は補助をしたいわけだよね。
そういうときに、これは本組でお話をしたのかな。インタビューの仕方だから、いろんな人で自分で職業の人に聞いてみようとか。調べ物学習に近いですね。
それを先生は自分が興味ある職業の人に話を聞いてきてごらんは言えるけど、じゃあ具体的にどういうアポイントをとって、会いに行って、どういう話をするっていう。
当然初めはそういう手段を教えないと知らないわけじゃない。
そこは手取り足取り教えないといけないですよ。
だけど、中学生のお母さんからはそこまでの説明はなくて、ある日突然子供に、明日どこどこに話を聞きに行くんだと言われると。
そうなんだって言って、じゃあどこまで相手に連絡を取ってるのって言ったら、取ってないとかね。
そうですよ。
教育現場の混乱
親が連絡を取って、アポイントを取って、当然向こう側もある程度、初めは全てのところではなくて、いくつか候補が挙げられてると思うから、向こうもある程度分かってはいると思うけど、
まずそこから全然できないというか、そういう手段を教えてくれないというか、教える側も何を教えていいか分からないんでしょうね。
例えば資料を持ってきて、ある程度情報を得た上でのまとめは教えることができるのかもしれないけど、
資料の集め方、材料の集め方とか、当然それは千差万別だから、いろいろな手段があるから、インタビューしない人もいるだろうけど、
その分だからなかなかそういうのを教えられなかったりして、ある意味現場でも混乱はしてるみたい。現場と家庭で混乱してるって話は聞いたことがある。
やっぱり探求をするっていうのは、いろいろ細かい下積みが必要なのかね。
経験、慣れも必要で、実際には全ての人がいきなり始めからできるわけではないから、やっぱりいろいろ人に迷惑をかけていろんな失敗をしてではあると思うんだけど、
やっぱりある程度は教えられない、教えられるっていうか、ツールは与えていいと思うんだね。
ツールを使って何かを探すのはその人の学びかもしれないけど、何もツールを置いてあるだけだと困るのかなと。
ツールの使い方を教えるっていうのが一番初めだけど、まだそこまで教育する側がなかなかそこに行き着いてなかったりするみたいで。
結構あれだよね。そこ一足飛びすぎる感じはするよね。
探究学習をさせるっていうのがありきだから。
わかるわかる。
だから、私は工業科学というか電気工学とかを勉強したときに、実験っていう時間があって、実験してレポートを書くっていうのが課題なわけよ。
でもある意味、みんながやる学生実験なんて結果が知れてる実験しかやらないわけね。
電流と電圧が比例しますみたいなやつをグラフを書いてやるってところから始まったりするわけよ。
普通の小学校でもやったわいっていうのをちゃんと自分でメーター読んでやるとかってやるんですけど、
そのときに先生はこういうふうに書きなさいって言って、枠組みを教えてくれるわけ。
いわゆる実験の目的っていうのを書きなさいと。
目的は最初のほうから先生が教えてくれるわけよ。
で、こんなことをやってこんなふうな結果が出ましたっていうのは、最初手取りやし取りなんだけど、
だんだん目的があるから実験をするんだっていうふうに身につくわけじゃないですか。
実験することが目的ではなくて、実験で何かを見つけることが目的だっていうのがあって、
そういうのをやって初めて自分が考えた実験が計画できるはずなんだけど、
いきなり探究をしようってなると、
探究とは何ぞやっていう経験がないまま探究しようってなると大変だよなって、今聞いてて思いました。
そうそうそうそう。
多分だから教える側もあんまり経験がないし、教わる側は全く経験がないしっていう、
内々尽くしで。
先生、探究してないからな。
理科への興味を育む
やらなきゃいけないわけよ。教育用語乗っちゃってるからね。
っていう現場の混乱もあるし、
過去の日本はあんまりそういうのやってなかったからっていうのもあって、大変みたいだけど。
探究なんて手取りは一人できそうな気もするけどね。
いきなり、例えばそれが幼稚園生、小学生ぐらいとかだったら、
基本もうテンプレートがあるわけじゃない?
そうそう。
目的って書いてあって、そこに埋めるとかね。
そういうもう本当にテンプレートに埋めていくところからスタートして、
だんだん自分でっていうのが理想かもしれないけど、
たぶん探究の授業が、本当にここ数年でしょ、始まったのが。
かな?聞いたことあります。
そうすると、いきなり中学生とかね、小学校の高学年とか、
じゃあいきなり探究の授業を始めますって言って、
もう基礎というか、すっ飛ばしてスタートされちゃう?
足し算やってないのにいきなり二桁の掛け算の勉強させられるみたいなね。
なるほどね。
いくつか追加のメール読んでいいですか?
ひなたさん。
私は工学部卒で、現在画像処理回路の設計をしています。
私が理科科学に興味を持ったきっかけを思い出してみました。
その1、科学やものづくりにつながるブームが幼少期にあったと。
小学校の頃に毛利宇宙飛行士のフライトガーリック、宇宙授業っていうのがあったと。
ふわっと92っていうのがあったらしいです。テレビ中継とかを見てた。
やっぱ宇宙とか宇宙飛行士かっこいいってロケットの憧れもありましたと。
あとミニ四駆を作っていた。
その2つ目が、近くに科学館がありましたと。
静岡県の西部の浜松市に浜松科学館があり、
幼少期から小学校低学年ぐらいまで、週末に両親がたまに連れてってくれた覚えがありますと。
当時は理科的、科学的な視点で見るというよりも、遊園地のような気分で遊んでいた気がします。
それでも科学を触れる良い機会だったと思いますというのがあったのと。
もう1つが、うっちぃさんは学研の科学を親に担って講読させてもらい、毎月の実験記録で理科に親しみを覚えました。
あとは漫画でいろいろ教えてくれるフニャララの不思議シリーズも私も持ってましたよ。
忍術手品の秘密は最近、Kindleというか電子ブックで買っちゃいました。
何冊も買ったり図書館で読み漁り、勉強さほどできませんでしたが理科好きになりましたと書いてあります。
さっきの話とね、総合すると、やっぱり何かを発見する話とか、新しい見方っていうのをこういうところでウォーミングアップすると、
探求のときにもなんとなくしっくりくるのにいいんじゃないかと思うんだよね。
もちろん本は受け身だし、学研の科学と学習の科学ってやつも、できる実験は推し規制と言ったら変だけど、こういうふうにやりましょうって順番にやってっていうタイプじゃないですか。
それでも今まで見たことのないことが目の前で起こる。不思議、面白いっていう体験をするわけですよ。
で、それを知っていて、新しいことを自分で探してごらんって言われたときに、新しいことがあったら面白いかもしれないって思うのはやっぱこういうのが元々あったりするのかね。
あとはプラモデルを作って、ミニ四駆とか特にさ、モーターと電池で、そこは同じなのにみんなでスピード競ったりするわけじゃない。
で、工夫するみたいなことがあって、工夫したら変わったみたいなのがあったりすると、そういうのはあんのかもしれないですね。
確かに。
でもほら、探求って難しいのは、教えるのは、香里さんが言った手法も教えるのかもしれないけど、本当に育てたいのは興味じゃないですか。
そうね。興味があったことをどうやって解決するというか、その知識を得ていくか、調べてわかることなのか、自分で研究しないとわからないのかっていうことも含めて、
探求の経験
それを自分が持った興味を自分で解決していく?
うん。でも小学校6年生の時に、友達の高橋くんと調べ物っていうのをやった気がするな。
高橋くん。高橋くんちゃんと裏取ってよ。
高橋くんはね、先生になったんですよ、確か。
何の?体育の?
小学校か中学校の先生になったのかな。理系だと思う。
あら、そうなんだ。じゃあ高橋くんと仲良くすれば。
あ、そうそう。いや、それも、
理系のことじゃなくて、思い出した。
小学校の校庭の端っこに、市内の違うところから移設した古墳の石室がドーンってあるっていう小学校だったのよ。
古墳の石室が移設してあるわけ。
なんだけど、実は私たちが入学じゃないんだな。
学校が手狭になりまして、私たちが入学したころ、子供が増えて、
第2次ベビームーブですね。
ぐらいのときに、1学年8地クラスとかあって、
全員が昼休みに校庭に出ると大変なことになっちゃうみたいなことになって、
第2小学校とかができたわけ。
5年生のときから言ったんですけど、そこで新しい小学校ができたわけですよね。
そこに、校庭を広くとったので、端っこに古墳の移設があって、
それについて、子供が調べて学級新聞というか学校新聞みたいに載せようっていうのがあったんですけど、
それになぜか立候補したのか、指名されたのか、調べ物をしなさいってことになって。
高橋君自身も。
やった気がするんだよね。どっかに聞きに行った気がするんだよな。
教育委員会的なね。
教育委員会だったか、古墳に詳しいおじさんだかわからないけど。
で、確かね、何チームかあって、私たちのやつはボツになったんですけど。
その2人だけが指名されたんではなくて、
学校内とかクラス内かちょっと学年かわからないけど、みんなで調べようって。
もしかしたら、6年1組1組3組で、一組ずつ出て、我々は落選したのかもしれないけどね。
でも、なんかね、めんどくさいと思ったけど、嫌ではなかったっていう思いがあるんだよね。
やっぱり知らないことを知るとか、教えてくれって言って聞きに行くとか、まとめるのはめんどくさいと思ったなと思うんですけど、
なんかその辺のところを、この前の番組の言い方を借りると、理科好きになる秘訣はあるのかって話ですけど。
やっぱり小学校中学校の時に不思議だなって思ったり、作ってうまくいかなくて、本投げるんじゃなくてちょっと頑張ってみるだったり、
あとは、子供向けに書いてあるような、新しい知識がたくさんついて、世の中の見方が変わるような科学漫画とかね。
他にもね、マックスウェルのちくわさんは、理科に興味を持ったきっかけはニュートンという雑誌でした。
ほー。
うん。あの頃は学校で科学好きの子供たちが集まって、スペースシャトリや天体の話に夢中で、竹内ひとし教授のモノマネをして。
ずいぶんいいお年かな。竹内ひとしさんっていたんですよ。
ニュートンの最初の編集長で。
編集長のモノマネをするの?
テレビによく出てた人で。
あーなるほど。
そう。あのね、日本人没っていう映画があるの知ってる?
あー、伝え目は聞いたことありますね。
そうそう。それに地球物理学者で出てくるっていう。
えー本人が?
本人が出てくるんですけど。
へー。
そんな先生だったんですけど。
やっぱりあれだね、そういう、なんだろうな、自分では理解ができないけど、なんだかすごいっていうのもいいのかもね。
あのー、漠然とかっこいいっていうのも結構原動力になりますよね。
なるなる。
やっぱりあれですかね、子供が理科好きになるには、理科好きがかっこいいっていう風にしていかなきゃいけないんですかね。
あー、まああの、結構メカニックってかっこいい感じるんだけどね。
まあ人によってですけど、そういうのあるよね。
うん、あのー、よくわかんない箱のミステリーボックスみたいな感じでさ、中になんかいろいろ入っていて、何かが起きているみたいなね。
それなんか、中にトカゲがいて手突っ込んでピャーってなる、そういうミステリーボックスじゃなくて。
かもしれないけどさ、しかもそれをいじれる、わかっていじれるってすごいかっこいいと思う?
科学への興味を引き出す環境
そういう当て目で私、電子ブロックっていうおもちゃをお年玉を貯めて買った気がするな。
電子ブロックレゴみたいなやつ?
うーんとね、電気部品がブロックの中に入っていて、はめるとつながっていくってことがあるんですよ。
へー。
で、たまごパンさんからのメール読んでいいですか?
はい。
子供を科学好きにさせる方法を私も知りたいです。
家の中は散らかっている方が子供の脳の発達に良いという説を何かで読んだことがあります。
素晴らしい、その説。
続き読んでいいですか?
はい、お願いします。
かおりさんがおっしゃった、家の中にワッシャーやまきびしが落ちているという環境というのは、そういう意味では素晴らしい環境なのかもしれないです。
まきびしはさすがに落ちてないよ。
ただどうしても床のまきびし的なものは危険なので除去しておきたいし、乱雑だと落ち着かなくて、目隠しのある収納に押し込んで見えなくしてしまいます。
それがいけなかったのでしょうと書いてあって、我が家の子供たちはあまりいかついてはないような気がしますというふうに書いてあるんですけど、
でもなんだろうな、私がやっぱ思うには、ちょっと不思議なときに気軽に調べられるとか気軽に聞けるみたいな環境って大事なのかなとは思いました。
不思議だなと思った気持ちを忘れないうちにね、ちょっと手を出してみるということができるのが大事なのかなと思ったし、
そういうのができる環境が知っている人に、技術系の職業の人が多いとかさ。
やっぱりあと工具が転がってる、昔はネジが転がってるとかさ、それでもすごい楽しかった。
うちは裏に、今でもちょっとよくわかんないんだけど、なんかちっちゃな工場があったのね。
なんだったんだろうね。金属の板を細く切ったり加工してたんじゃないかな、今から思うと。
フレーズ屋さん?
いや、細い板だけ。板があってそれを切ってたと思う。
そうすると切れっぱなしみたいな、ある程度の面を設計を持った紙っぽい面であったりとか、
あと本当に紐っぽいやつとか、長っぽいやつとか、そういうのがいっぱい落ちてた気がするんだよね。
落ちてたのか置いてあったのか知らないけど。
さすがにそれは手を切ったりして危ないし、なかなかいじれなかったけど、いじれなかったけどいじってたよね。
わかるわかる。
あと床によくわかんないワッシャンみたいなのがいっぱい落ちてた気がするんだよね。
そうですか。いっぱいは落ちてないでしょ。
工場とか行くとね。
なんかいろいろよくわかんないものが落ちてた気がするんだよ。すごい宝の山に見えたね。
ちっちゃい子はそういうの見立ててなんかやったりするよね。
そう、もうね、なんていうか、宝だったね。あそこは入っちゃいけないところだけど。なんで詳しく知ってんだろう。
やっぱりそういうところかなって思うのと、やっぱり繰り返しになるんですけど、
世界がキラキラ輝いて見えるためには、もしかしたら科学的な考え方が必要なのかもしれないですね。
科学って言っちゃうとね、またアレルギー的に拒否する人もいるんだけど。
まさに面白がるためですよ。
面白がる力っていうのは本当にいい言葉だなって。
例えば空想に逃げてもいいと思うんだよね。さっき言った見立てて。
例えば落ちてる和射をコインに見立てるとかね。だって全然構わないと思うけど、そっちに逃げるのもアリなのかね。
それでもいいのかなとは思う。
子供に向かったって見立て遊びも必要だっていうのはよくあるよね。ごっこ遊び。
ごっこ遊びとか見立ての遊びは大事だと思います。
そうそう、それをしないとやっぱり想像力が働かなくなっちゃうっていう時に、だから単純なおもちゃがいいっていうよね。
漫画と知識の重要性
積み木みたいなさ。
大人がちょっと凝ったおもちゃをちっちゃい子にあげると、周りの破ったビニールがぐちゃぐちゃする方が楽しくなっちゃうみたいな。
猫が猫小屋を買ってあげても、その猫小屋が入ってたダンボールが好きなのと同じ感じでね。
そっちかよみたいな。
ここじゃないって感じだけどね。
またメールを挟みます。
とおいさん。理科を好きになった理由。学研から発売されていた学研漫画。地球や生物の謎を解く。化石の秘密という本を覚えていて、
日本にも恐竜がいたんだってわかったことから、古代生物にすごく興味を持ちました。
どちらかといえばこれをきっかけに歴史のほうに興味が移った気がしますということで、
俗に言う理系というよりは歴史という話があるんで、文系の学科ではあるんですけど。
歴史だってね、それを調べるのは立派な科学だよね。
そうなんです。だから科学的アプローチは全然問題ないと思うんですけどね。
いずれにしても、学研の漫画で読める科学雑誌は、小学生にはとてもわかりやすく興味を持つきっかけを与えられる本だと思います。
教科書も漫画形式で書いてもらえれば、学生時代もっと勉強したかも。
そういう意味で今、すごく勉強の環境はいいものがたくさんあるよね。全部とは言わないけど。
それはもう、知識へのアプローチはすごく近くなってますよ。昔に比べると。
YouTubeとかでいろいろ実験を、なかなか学校ではできないような実験を目の前に見せてくれたりとか、
実際に散策をしてる動画とかもあったりするじゃないですか。
そうするとね、普通にテレビとかで編集されてるのとまたちょっと違う。
素人アプローチのやつが結構逆にすんなり入ってきたりすることもあるし。
あと、勉強を、いわゆる成績の良くなるっていう意味ではなく、勉強を楽しくできるような番組も結構いっぱいあって、大人が見ても面白いよねっていうのがある。
私も大して成績は良くなかったんですけどね。
私もね、成績は良くなかったね。
そう、でも面白がれる。
漫画はね、すごく大切。
あ、そう。私小学校6年生までほとんど漫画読んでないと思います。
小学校ではなく中学校とかだけど、結構私歴史の漫画とかがすごく好きで、歴史といってもそんなあれでもないけどね。
私は結局理系に行っちゃったから、逆に世界史とか日本史とかあんまり勉強してないんだよね、授業としては。
だけどすごく好きだったもの、ストーリーとしては。
勉強としての用語はよく知らない。
誤性媒式目とかでも毎日見合った感じはあるけど、でも大きな流れとか、そういうのは覚えてるっていうのかな。
それは学校の授業というよりも、そういう漫画とかの知識な気がするなって。
武警諸法都とかですか。
そうそう、簡易十二法とかさ。
だんだんマウントガスになってくると良くない?
適当に言ってるんだけどね。
知識が人生を楽しむ要素
言った言った。
根伝永年史財法とかさ。
ありますね。
でもね、もう一個だけ言っておきたいことがあって、ここまで聞いてる人がどれくらいかわかんないですけど、
歴史も科学系の話も他のことも、スタートするのに遅いっていうのはないと思うんですよ。
さっきから言っている、成績を上げて良い学校に行くんだったら、そりゃ15歳とか18歳でやっとかなきゃいけないんですけど、
世の中を面白く見るっていうために新しい知識をつけるんだったら、今からでも全然遅くないんで、
タイガードラマでホニャララが出てきたとか。
私結構ミュージカル好きで見に行くんですけど、結構例えば、劇団式のリコーランっていうオリジナルのミュージカルがあるのね。
実際にリコーランって山口芳子さんっていう日本人の人が云々っていう史実に基づく話なんだけど、
当然舞台になってるからある程度の着色はあるけど、でもやっぱり史実に基づくわけよね。
そうすると、リコーラン絡みの本っていうのがミュージアムショップとは言わないね、売ってるわけよ。
結構だから買って読んだ。
また知るとより面白いじゃないですか。
しかもこれ本当にあった話なんだっていうところとか、
あとは劇団式のリコーラン絡みで戦争三部作っていうのがあったんだよね。
南十字星とリコーランってもう一つあって、やっぱり戦争絡みのミュージカルだったんだけど、
そこから入って逆にちょっとそこに興味を持って、そんなにすごく詳しくではないけど本を読んでみるとかね。
そうか。
っていうアプローチもしたな。
この前、坂上の雲っていうドラマのサイコーをしてて、
そうか、日清日露戦争ってこんな感じだったんだとか、二百三甲地ってここだったんだとか、バルチック艦隊ってこの時なんだとか、そんなのをちょっと見たりして、
そういえば横須賀にその時からある戦艦がまだ残ってるぞとかね、そうなんですよ。
博物館になってて半分くらい。三笠かな?みたいなのもあって、やっぱりこういろいろ繋がっていくと面白いし広がるよね。
そうそうそうそう。そのためにはなんかいろんな、とりあえず雑多とした知識でも聞いたことがあるとかでも後で繋がることはあるから、そういうのって重要なのかなと思う。
はい。ということでいろいろ話してきましたが、結論があるわけでもないですが、人生を楽しくするには知識や視点も大事ですっていう。
知識や視点があるとより楽しめるよ。あとよりそれを人と共感できるよ。
そんな感じあるよね。ということで、どうやれば好きになるかもそうですけど、好きになったら楽しいじゃないかっていうことが皆さんに伝わったらよかったかななんて思います。
好きになったら楽しいね。
ということで、今日はこのへんにしたいと思います。
メールを送っていただく方は、rika.jp、皆様からのメッセージをお待ちしております。
またですね、audiobook.jpというところで配信もしておりまして、そちらおまけがつきます。
有料ですが、そちらで雑談もしてますが、有料リスナー向け国立科学博物館ご案内という企画もちょびちょびやっていたりするので、もしよければそっちも聞いてみてください。
あとですね、私たちはグループでポッドキャストの配信をしておりまして、ソンナイプロジェクトという名前で、ソンナイ.comというウェブサイトを運営しております。
ウェブサイトのURLは、ソンナイ.comです。
この番組のほか、そんなことないっしょ、いや、そんなに雑貨店という番組も配信しておりますので、そっちも面白いので聞いてください。
聞いてください。
最近なかなか聞けてないんですけど。
面白いから聞いてください。
大事なことなので2回言いました。
私は、もちろんソンナイプロジェクトの番組も聞いてほしいって思ってる一方で、ポッドキャスト、科学系の番組たくさんありますので、面白い番組探してみるといいんじゃないかと思っています。
日本ポッドキャストアワードっていうのがあって、ポッドキャストの日本一を決めようっていうね。
っていうのに、うちの番組は全然票がなかったんですが、リスナーの投票でサイエントークっていう番組が、科学系では唯一かな、エントリーしてますので、そちらの入賞じゃないや、一時選考を取ったのか。
一時選考を取った20本の中に入っています。
なのでそちらがどんな賞を取るかも楽しみにしています。
賞ですね。
ということで、今回第604回この辺にしたいと思います。
有料版おきの方はこの後おまけがくっつきます。
ということで、お送りいたしましたのは、よしやすと。
かおりでした。
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。
ごきげんよう。