1. Q & A おなかのメッセージをきいてみよう
  2. 004 自律神経が乱れるとはどう..
2025-02-23 07:45

004 自律神経が乱れるとはどういうことですか?

「自律神経が乱れる」って、よく使われる言い方ですが、どういうことかと聞かれても、よくわからない人のほうが多いのではないでしょうか。今回はこの難問に答えてみます。全文、文字起こししていますので、合わせてお読みください。

自律神経の科学 「身体が整う」とはどういうことか

● かつみ院長:ネイチャーポジティブセラピスト・きほんの呼吸®︎呼吸トレーナーC™︎
自律神経と呼吸の治療院 おなかてあて 院長

この番組では、みなさんからのお悩みや質問を募集しています。コメントかメッセージを使って、お気軽にお寄せください。

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おなかのメッセージをきいてみよう
こんにちは、自律神経と呼吸の治療院「おなかてあて」のかつみ院長です。 さあ今回もみなさんからのお悩みや質問に答えていきましょう。
今回の質問はこちらです。「 自律神経が乱れるってどういうことですか?」
はい、確かに「自律神経が乱れる」って、よく使われる言い方ですが、 どういうことかと聞かれても、しっかりと答えられないですよね。
この質問に答える前に、「自律神経が乱れる」とは反対の「自律神経が整う」とはについて考えてみましょうか。
歯学博士・医学博士の鈴木郁子さんの著書 『自律神経の科学
「自律神経が整う」とはどういうことか 』の中から引用してみましょう。
私たちは外部から様々な情報を受け取っています。こうした情報は神経がないと受け取れません。
神経は体の「外側」だけでなく、体の「内側」の状況も私たちに知らせてくれます。
例えば血中の酸素濃度や血圧、血糖値など、そういった体内から発せられる情報は、通常私たちの意識には上りません。
でも神経が切れ、体の内側の情報が脳に届かなくなると 私たちは大きなダメージを受けることになります
死に至ることもあるでしょう このように神経は私たちが生きていく上でとても重要な器官なのです
神経の中でも体の内側の情報を脳に届けたり 内臓の働きを調節してくれたりしているのが自律神経です
このように鈴木一子さんは自律神経について説明しています つまりこのような自律神経の機能が上がることが自律神経が整うということで
機能が落ちてしっかりと働かなくなってしまうことが 自律神経が乱れるということになります
私がこちらのQ&Aのコンテンツでお腹のメッセージを聞いてみようと名付けたのも 意識に上らない自律神経が発する情報こそ
命を支えるのにとても大切であるという理由があります そうは言っても自律神経は単純ではなく難解です
体と心はたくさんの仕組みが複雑に絡み合いながら 補ったり助け合ったりしてバランスを保っています
ですからそのバランスを保つ大切な仕事をしている自律神経が見られた時には つかみどころのない不安に襲われたりします
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ここ数年私の児童院のウェブサイトを 自律神経で検索して見つけてご相談にいらっしゃる方が増えました
頭痛や強い疲労感などなかなかなおらない慢性の症状を抱えて 医療機関を受診した時にドクターから
自律神経の見られが原因かもしれませんねと言われたり さらには自律神経出張症などと言われ何か自分が壊れてしまったかのように感じ
強い不安に陥ってしまったのがきっかけだそうです そんな時多くの方は一体何が起こっているのかわからなくなり
今度は不安を解消しようとスマホで調べてみたりします そして現代は情報が溢れているので調べれば自律神経に関する情報が山ほど出てきて
調べれば調べるほど私はあの病気じゃないか この病気じゃないかとますます心配になってしまいます
自律神経の見られには様々な症状が関連している可能性があり これにはめまい頭痛不安
動機食欲の変化便秘または下痢などが含まれます 医療機関での診断や治療は個々の症状や原因に基づいて行われるべきです
そして医師からのアドバイスに従い生活習慣の改善や必要に応じた治療を受けることが 大切です
しかしどうも皆さんのお話を聞いていると医療の知識に当てはめて判断されているだけで 一人一人の暮らしに丁寧に耳を傾けてもらえていないと感じるケースが多いようです
自律神経の見られの原因が暮らしの中のちょっとした習慣にあり 工夫できる可能性があるのに一人一人に寄り添ったサポートが行われないために
安易に診療内科や精神科を進められ いきなり薬が処方され
対象療法が長引いて具体的に自律神経がどのように見られどこに原因があるのか その原因は取り除くことができるものなのか
考える機会を奪ってしまうことがあるのではないかと思ってしまいます 一人一人異なる暮らしを営み大切にしているものも違います
まずは暮らしのレベルでどんな問題が起こっているのかを探しながら 一人一人の自律神経を感じ取ってみることから始めるのも選択肢に入れてみてはどうでしょうか
私のように自律神経や呼吸を専門としてサポートを提供する人は間違いがないように できるだけ最新の情報を手に入れて科学的に裏付けしていくことが大切です
しかし意識に偏ること自体が交換神経有意なストレスフルな状態に運んでしまいます 一般の方はあまり偏った知識に当てはめるより揺らぎのある動きとして捉えていった方が
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安心につながるのではないでしょうか そして私がお勧めする自律神経を整える切り札が呼吸です
自律神経がコントロールしている作用の中で唯一 意識的にコントロールして自律神経に介入できるのが呼吸なのです
シンプルにゆっくりと息を吐き 1分間に6回以下の呼吸にするだけで副交換神経有意な落ち着いた状態になれると
たくさんの論文から証明されています しかし本当に元気がなくなると自律神経は交換神経も副交換神経もなく両方が弱っていってしまいます
ですから難しく考えすぎるよりは自律神経が働き続けることを大切にしてみてください さあ今回の話題はいかがだったでしょうか
Q&A お腹のメッセージを聞いてみようでは皆さんからのお悩みや質問を募集しています 小さなことで構いません
コミュニティ機能を備えたポッドキャスタ配信サービス リッスンのコメントやメッセージを使ってお気軽にお寄せください
アウトプットすることは息を吐くことです それでは心地よく揺らぎ安心して息の吐ける1日をお過ごしください
勝水院長でした
07:45

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