不安をどうにかしたいと思えば思うほど、うまくいかないものですよね。コミュニティ機能を備えたポッドキャスト配信サービス「LISTEN」では、全文、文字起こししていますので、合わせてお読みください。
● かつみ院長:ネイチャーポジティブセラピスト・きほんの呼吸®︎呼吸トレーナーC™︎
自律神経と呼吸の治療院「おなかてあて」 院長
Instagram / Threads https://www.instagram.com/onaka.teate/
● この番組では、みなさんからのお悩みや質問を募集しています。コメントかメッセージを使って、お気軽にお寄せください。
● Club おなかにてあて|ネイチャーポジティブ・ヘルスケア
人と自然がつながって、ゆらぎ続ける暮らしをサポートするオンラインサロンです。
● Natural Voices session / Club おなかにてあて
かつみ院長のもう一つのポッドキャスト番組です。ボイススキルコーチの西川佳甫さんと一緒にホストしています。
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おなかのメッセージをきいてみよう
こんにちは、自律神経と呼吸の治療員、おなか手当の克明院長です。 さあ今回も皆さんから届いたお悩みに答えていきましょう
今回のお悩みはこちらです。 どうしても不安な気持ちが拭えません
何か良い方法がありませんか
ここ数年、不安に押しつぶされそうになり、ご相談に見える方が増えているように感じています。 不安をどうにかしたいと思えば思うほどうまくいかないものですよね
実は私自身も幼い頃からずっと不安と向かい合ってきました。 でも自律神経を見る治療家になってから少しだけ不安との付き合い方が上手になった気がしています
むしろ今は不安を感じること自体が一つの才能ではないかと思うことさえあり 不安に悩むクライエントさんにそう伝えることがあります
その理由はこうです。あえて不安であるという感情はそっとしておいて 体にフォーカスしてお話ししてみましょう
人は不安定だからこそ安定するのである 一見矛盾するようですがこれはホメオスタシスという命を支える仕組みを表す言葉です
環境が変化し続ける中で私たちの体は安定を目指して柔軟に適応してきました また私たちの体も固定されたものではなく
常に細胞が生まれ変わる揺らぎの中にあります 私はこのことをゆらゆらと揺らいでいると表現しています
最近の世の中はかつてないほど不安定なことが続いています ゆらゆらと揺らいでいる程度ならいいのですが
あまりに不安定だとただ立っていることすら苦しくなってしまいます それでも必死に体をこわばらせて立ち続けていたらどうなるでしょうか
やがて体は力が抜けなくなってしまいます じっと固まった細胞はほんの数分で壊れ始めると言われています
それでは本当に辛くなってしまいホモヨフスタシスは働きません だからこそ時には力を抜いて体を揺らしてあげることが大切です
例えば足を軽く開き左右に重心を移動させながら目を閉じて心地よく体を揺らしてみましょう そうすれば少しずつ体の力が抜けてきます
じっと動かないで立っているより少し揺れている方が安定しませんか もし立っているのも辛いときは横になって目を閉じてただ静かに呼吸を感じてみてください
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力む必要はありません頭を空っぽにしてただ呼吸に集中すればいいのです そのうち体が勝手にゆらゆらと動いてきます
そしてだんだんと体の力が抜けてきます どんなに不安定な時でも静かに心地よく揺らいでいれば体はまた安定してくるのです
海辺に住む人たちは風が止み波が穏やかになることを 薙と言います
私も皆さんにそんな薙のように揺らぐ声を届けられたらと思っています
さあ今回の話題はいかがだったでしょうか Q&A お腹のメッセージを聞いてみようでは皆さんからのお悩みや質問を募集しています
小さなことで構いませんコミュニティ機能を備えたポッドキャスタ配信サービス リッスンのコメントやメッセージを使ってお気軽にお寄せください
アウトプットすることは息を吐くことです それでは心地よく揺らぎ安心して息の吐ける1日をお過ごしください
勝美委員長でした
04:28
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