1. Q & A おなかのメッセージをきいてみよう
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2025-02-02 06:39

001 小学6年の娘が「呼吸がしづらい」と言っています。どうしたらいいでしょうか?

おなかは、痛みやしびれ、息が吐けない、食べられない、眠れないなど、何かしらの症状を起こしてメッセージを送ります。そんなお悩みや質問にお答えする、新しいポッドキャストを始めました。初回は呼吸に関するお悩みにお答えします。

● 「 Club おなかにてあて」という名前でオンラインサロンも開いています
https://onaka-teate.jp/

● ホスト
佐藤 勝美:ネイチャーポジティブセラピスト・きほんの呼吸®︎呼吸トレーナーC™︎
自律神経と呼吸の治療院「おなかてあて」( https://naizotyosei.info/ )院長
note https://note.com/onaka_teate

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おなかのメッセージをきいてみよう。
はじめまして。自律神経と呼吸の治療員、おなか手当の勝美院長といいます。
自律神経はゆらゆらと揺らいでいます。息を吐いたり吸ったり、揺らいでいられるからこそ、命を支えることができるのです。
しかし時には片側に偏って揺らぐことができなくなってしまうことがあります。
そしてその時のおなかは痛みやしびれ、息が吐けない、食べられない、眠れないなど何かしらのつらい症状を起こしてメッセージを送り、偏っていることに気づかせてくれるのです。
しかしそのメッセージが一体何を伝えようとしているのかがわからないと、ただただ不安に襲われて抜け出せなくなってしまいます。
ぜひ一人で不安を抱えていないで、お悩みや質問を聞かせてください。
自分だけが悩んでいると思っていたことが他の多くの方に役立つことがあります。
あなたの不安を少しでも安心に変えるために、みんなで一緒に考えてみませんか。
これから毎週皆さんからのお悩みや質問にお答えする新しいポッドキャストを始めたいと思います。
そのタイトルをQ&Aおなかのメッセージを聞いてみようと名付けました。
5分程度の隙間時間に聞けるようにまとめていますので、ぜひ聞いてください。
では早速、今回とあるお母さんからのお悩み相談を紹介したいと思います。
小学6年の娘が呼吸がしづらいと言っています。どうしたらいいでしょうか。
はい、ここ数年、呼吸に関する相談はとても増えています。
また、お悩みの肩こりや腰痛が、実は呼吸が効率よくできていないことが原因で起きていて、
呼吸ケアを続けていくうちに長年の肩こりや腰痛が改善したケースもあります。
そのくらい呼吸は体の不調に深く関わっていることが多いのです。
そして呼吸の見られは気持ちにも現れます。
生きていくためには食べることよりまず、呼吸をすることが必要です。
食べるのは10日ぐらい食べなくても生きていきますが、息を止めていては10分ともちません。
呼吸は自律神経が無意識のうちにコントロールしています。
意識しなくても1日約2万回を繰り返しているのです。
その呼吸がしづらくなれば不安にもなりますよね。
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しかし不安を感じているということは、生存欲求という強く生きたいという力が働いている証拠でもあります。
ですからこの女の子も今、体のバランスを整える絶好のチャンスです。
何しろ1日約2万回も繰り返している呼吸ですから、
効率的なバランスの良い呼吸を手に入れたら、グンと健康レベルが上がると思いませんか。
一様に呼吸が上手と言われているアスリートでさえ、
その90%以上が効率的な呼吸ができていないというデータがあります。
では効率的な呼吸とはどんな呼吸でしょうか。
今回は呼吸に関する大切なポイントを2つお話しします。
まず1つ目のポイントは、横隔膜をちゃんと使えているかどうかです。
呼吸をするために最も中心となって働く筋肉が横隔膜です。
その横隔膜がちゃんと動いていないと、肩をこわばらせたり、腰を強く反らせたりして、かばって呼吸をしてしまいます。
横隔膜が使えず効率的に呼吸ができていないからといって、呼吸をすることをやめてしまうわけにはいかないのです。
反対に横隔膜を使い効率的な呼吸ができるようになると、肩こりや腰痛が改善したりすることがあります。
2つ目のポイントは、呼吸とは吐けるから吸えるということです。
もう一度言いますね、吐けるから吸えるです。
現代人の多くが横隔膜をちゃんと使えていないために、息を吸いすぎて吐けていません。
呼吸は吸えるから吐けるのではありません。
吐けていないのに息を吸おう吸おうとすれば、呼吸は大変難しい作業になってしまいます。
きっとこの女の子も息が吐けず、一生懸命息を吸おう吸おうとしているのではないでしょうか。
まずはお母さん娘さんの呼吸を見てあげてください。
仰向けで寝てもらって、呼吸に合わせて胸とお腹の動きをチェックしてみるのです。
吸ってばかりであまり吐けていないのではないでしょうか。
夜娘さんが寝ているときにそっとチェックしてみるのもいいでしょう。
そしてお母さん自身もご自分の呼吸をぜひチェックしてみてください。
娘さんのことが心配でお母さんも息が吐けていないかもしれませんよ。
お二人揃って暮らしの中でふっと息の吐ける瞬間を大切にしてみてください。
さあ初回のQ&Aお腹のメッセージを聞いてみよう。いかがだったでしょうか。
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このポッドキャストでは皆さんからのお悩みや質問を募集しています。
小さなことでかまいません。コミュニティ機能を備えたポッドキャスト配信サービス、
リッスンのコメントやメッセージを使ってお気軽にお寄せください。
アウトプットすることは息を吐くことです。
それでは心地よく揺らぎ、安心して息の吐ける一日をお過ごしください。
かつめいちょでした。
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