1. Q & A おなかのメッセージをきいてみよう
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2025-02-02 06:26

001 小学6年の娘が「呼吸がしづらい」と言っています。どうしたらいいでしょうか?

自律神経と呼吸をテーマにした、5分のスキマ時間で聴けるポッドキャスト番組を始めました。初回は、「呼吸がしづらい」と言う女の子のお悩みにお答えします。全文、文字起こししていますので、合わせてお読みください。

● ホスト
人と自然をつなぐ、ネイチャーポジティブセラピスト、自律神経と呼吸の治療院『おなかてあて」かつみ院長
https://naizotyosei.info/ 

みなさんからのお悩みや質問を募集しています。コメントかメッセージを使って、お気軽にお寄せください。

● オンラインを使ったトータルヘルスケアサポートを受けたい方は、こちらをご覧ください。
https://onaka-teate.jp/

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おなかのメッセージをきいてみよう。
みなさん、はじめまして。
私は、自立神経と呼吸の治療員、おなか手当の、勝美院長と申します。
自立神経は、ゆらゆらと揺らいでいます。
息を吐いたり吸ったり、揺らいでいられるからこそ、命を支えることができるのです。
しかし、時には片側に偏って、揺らぐことができなくなってしまうことがあります。
そしてその時、おなかは痛みやしびれ、息が吐けない、食べられない、眠れないなど、何かしらのつらい症状を起こしてメッセージを送り、偏っていることに気づかせてくれるのです。
しかし、そのメッセージが一体何を伝えようとしているのかがわからないと、ただただ不安に襲われて抜け出せなくなってしまいます。
ぜひ一人で不安を抱えていないで、お悩みや質問を聞かせてください。
自分だけが悩んでいると思っていたことが、他の多くの方に役立つことがあります。
あなたの不安を少しでも安心に変えるために、一緒に考えてみませんか。
これから毎週、皆さんからのお悩みや質問にお答えする新しいポッドキャストを始めたいと思います。
そのタイトルを、「Q&A おなかのメッセージを聞いてみよう!」と名付けました。
5分程度の隙間時間に聞けるようにまとめていますので、ぜひ聞いてください。
では早速、今回とあるお母さんからのお悩み相談を紹介したいと思います。
小学6年の娘が、呼吸がしづらいと言っています。どうしたらいいでしょうか。
はい、ここ数年、呼吸に関する相談はとても増えています。
また、お悩みの肩こりや腰痛が、実は呼吸が効率よくできていないことが原因で起きていて、
呼吸ケアを続けていくうちに、長年の肩こりや腰痛が改善したケースがあります。
そのくらい呼吸は、体の不調に深く関わっていることが多いのです。
そして、呼吸の乱れは気持ちにも現れます。
生きていくためには、食べることよりまず、呼吸をすることが必要です。
食べるのは10日ぐらい食べなくても生きていけますが、息を止めていては10分と持ちません。
呼吸は自律神経が無意識のうちにコントロールしています。
意識しなくても、1日約2万回も繰り返しているのです。
その呼吸がしづらくなれば、不安にもなりますよね。
しかし、不安を感じているということは、生存欲求という強く生きたいという力が働いている証拠でもあります。
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ですから、この女の子も今、心身のバランスを整える絶好のチャンスです。
何しろ1日約2万回も繰り返している呼吸ですから、
効率的なバランスの良い呼吸を手に入れたら、ぐんと健康レベルが上がると思いませんか。
一応に呼吸が上手いと言われているアスリートでさえ、
その90%以上が効率的な呼吸ができていないというデータがあります。
では、効率的な呼吸とはどんな呼吸でしょうか。
今回は、呼吸に関する大切なポイントを2つお話しします。
まず1つ目のポイントは、横隔膜をちゃんと使えているかどうかです。
呼吸をするために最も中心となって働く筋肉が横隔膜です。
その横隔膜がちゃんと動いていないと、肩をこわばらせたり、腰を強く反らせたりして、かばって呼吸をしてしまいます。
横隔膜が使えず効率的に呼吸ができていないからといって、呼吸をすることをやめてしまうわけにはいかないのです。
反対に、横隔膜を使い効率的な呼吸ができるようになると、肩こりや腰痛が改善したりすることがあります。
2つ目のポイントは、呼吸とは吐けるから吸えるということです。
もう一度言いますね。吐けるから吸えるです。
現代人の多くが横隔膜をちゃんと使えていないために、息を吸いすぎて吐けていません。
呼吸は吸えるから吐けるのではありません。
吐けていないのに息を吸おう吸おうとすれば、呼吸は大変難しい作業になってしまいます。
きっとこの女の子も息が吐けず、一生懸命息を吸おう吸おうとしているのではないでしょうか。
まずはお母さん娘さんの呼吸を見てあげてください。
仰向けで寝てもらって、呼吸に合わせて胸とお腹の動きをチェックしてみるのです。
吸ってばかりであまり吐けていないのではないでしょうか。
夜娘さんが寝ているときにそっとチェックしてみるのもいいでしょう。
そしてお母さん自身もご自分の呼吸をぜひチェックしてみてください。
娘さんのことが心配でお母さんも息が吐けていないかもしれませんよ。
お二人揃って暮らしの中でふっと息の吐ける瞬間を大切にしてみてください。
さあ、初回のQ&Aお腹のメッセージを聞いてみよう。いかがだったでしょうか。
このポッドキャストでは皆さんからのお悩みや質問を募集しています。
小さなことで大事なことです。
コミュニティ機能を備えたポッドキャスト配信サービス、
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リッスンのコメントやメッセージを使ってお気軽にお寄せください。
アウトプットすることは息を吐くことです。
それでは心地よくいらぎ、安心して息の吐ける一日をお過ごしください。
勝美委員長でした。
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