スピーカー 2
はいじゃあ脱字コミュニケーションということで、もこみと申します。 リサフランクです。よろしくお願いします。
スピーカー 1
僕はね、それ無駄だと思う。
スピーカー 2
いやいや、何の話がしたいかとかじゃなくて、最初に無駄だと思う。先に言っちゃうっていう。
スピーカー 1
無駄なんだけどっていう話がしたいんですよ。
スピーカー 2
ああ、そうです。まあでも、無駄なんだったらしゃべりたくないので、今回はおしまいということで。
スピーカー 1
ありがとうございました。無駄なんだけどって、無駄に至るまでの。
そう、単純の無駄ではないからね。
スピーカー 2
本当にそうなんですよ。
スピーカー 1
単純の無駄では全くないです。本当に大事な話です。
スピーカー 2
特権性っていうことについての話ですね。
特権性ってよく言われるっていうのはあるじゃないですか。
要するに、マジョリティ側の人が無意識のうちに享受している、
スピーカー 3
なんていうか、ありがたい。
スピーカー 2
優位性ですね。
スピーカー 3
そういったことについて、自覚する必要があるっていう風にあると思うんですけど。
スピーカー 2
そういうことは、僕一応社会福祉士で、大学も福祉専攻なので、
そういうことについてはかなり勉強してきたっていうか、
ユニバーサルデザインだとかさ、そういったことについてもやってきたし、
スピーカー 3
そういう感覚っていうのは結構、普通の人よりもあるんじゃないかなっていう風に思ってたんです。
なんですけど、なんか最近ちょっと読んだ本でさ、ハンチバックってあるじゃん。
スピーカー 1
ありますね。
なんか前も脱コミで。
スピーカー 2
そうそう、前になんかチラッとさ、もこみがなんかそのハンチバックでって、
なんか引用したんだよね。確かなんか本を読む。
実際の紙の本を読むっていうのがやっぱりいいよねみたいな感じの話を、
なんかどこかのタイミングでしたんだけど。
ちきせいさんかな。
スピーカー 1
あぁ、そうかもしれない。
スピーカー 3
梅沢さんの本で、それの編集工期みたいなやつで書いたって感じかな。
スピーカー 1
あぁ、そうかもしれない。
スピーカー 2
で、そう、あんまり良くないっていうか、
その実際の本に触れるっていうのは、要するに身体障害とかがなくて、
目も見えるし、手も動かせるしっていう、
スピーカー 3
そのいくつかのハードルだとも思ってないハードルみたいなものを、
スピーカー 2
自然とクリアできちゃったから、なんか今日でできてるものなんだっていう話があったと思う。
スピーカー 3
読書文化の待ち相撲だ。
スピーカー 1
うん、そうです。
要は紙の本を、ハンチバックの著者の市川さんだっけ?
うん。
名前間違えたらやばいな。
スピーカー 2
市川沢さん。
スピーカー 1
市川沢さんですね。
スピーカー 2
市川沢さんが、紙の本をめくるの自体がもう身体的にできないんだと。
スピーカー 1
疲れるというか重いというか。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 3
やっぱり電子書籍より紙だよねっていうのは、
スピーカー 1
健常者視点でしかないということを言ってて、
よっぽど文化人みたいなスポーツとかの方が、
あなたたちがちょっと見下してるスポーツとかの方が、
よっぽどバリアフリーですねみたいな。
そういう強烈なパンチですよね。
スピーカー 2
そうだね。
本当に、もこみがそういうのを引用したっていうか、
そういう指摘があったみたいな感じで話をした。
もこみから聞いた時点で、そっかっていうふうに。
もちろん、無意識のうちそういうのを享受しちゃってたなっていう。
スピーカー 3
その享受しているっていうことについて考えられてなかったなっていう反省があったんですけど。
スピーカー 2
もう反省というか、びっくりしましたね。
そうかってなったよね。
それでさ、そういうことがあったから、
実際にそのパンチバックっていう小説を読まなきゃいけないだろうっていうふうに、
そこで思わせたんです。
で、ようやく読んだの。
ちょっと時間も経っちゃったけど。
スピーカー 3
市川佐藤さんが先天性ミヨパチっていう、
スピーカー 2
要するに筋疾患ですね。
スピーカー 3
筋肉の方に障害があって、
スピーカー 2
体がうまく動かせなかったりとか、
場合によっては呼吸だったりも困難になっちゃったりっていうふうな障害があるっていう話なんですけど、
その市川佐藤さんが書いたそのパンチバックの主人公も
先天性ミヨパチを持ってるっていう設定の主人公で、
だからその実際の紙の本を読めないっていう、
スピーカー 3
そういう話もすごいものすごく生々しく書いてるっていうかさ、
スピーカー 2
さらに僕は反省したわけです。
自分自身社会福祉士としてはいろいろと障害分野みたいな感じのことについて勉強してきたし、
もちろん知識としては知ってたわけですよ。
川崎バスのジャック事件とか、
そういう身体障害だったりの人たちがいかに自分たちの権利を獲得するために頑張ってきたかみたいな歴史も知ってたし、
またそのことの重要性みたいな感じのことも十分理解したつもりでいたけど、
こういういざ実際に日常において自分が当たり前にやってることみたいな感じの行為自体があるし、
スピーカー 2
健常者だけが享受できる特権だったっていうことについてあまり意識できてなかったっていう、
要するに身体障害のある人たちと全く関わりがなかったから、
スピーカー 3
全く想像もできなかったっていうことがそこで浮き彫りになったっていうので、
スピーカー 2
なおかつこの本を読んでるタイミングでまたちょっとそのトピックについて考えさせられることがあって、
こういうのが、僕この前ミスタードーナツでドーナツ食べながら本読んでたのね。
そしたら、白状を持った、おそらく全毛、要するに目が全く見えないであろう方が入ってきて、
店員さんに誘導されながらドーナツとか頼んで、僕の隣の席に座ったっけ。
で、その店員さんからの誘導のされ方が、袖とか引っ張るとかさ、
本来であれば多分、店員さんの腕なり肩なりを持って誘導してもらうみたいな感じのことが、
一番安心して移動できる方法だと思うんだけど、
その店員さんもやっぱりそういうのに対応に慣れてなくて、
手とかで誘導するっていうよりか後頭でもうちょっとまっすぐ行って、
スピーカー 3
足元になんかありますよみたいな、ちょっと危険な感じだったって。
スピーカー 2
で、ちょっとあれはまずいかなみたいな感じの思いながら、
ただ席にはちゃんとつけたからさ、良かったなって思って。
スピーカー 3
で、ちょうど僕はゆっくり食べてたけどさ、本読んでたから、
スピーカー 2
その人の方が先に食べ終わったの。
で、退店するってなった時にさ、
その店出るのもやっぱり同じように大変なわけじゃん。
で、ここは店員さんもなんか忙しそうだし、僕が誘導しようかなと思って、
スピーカー 3
声かけてさ、で、よしやってましょうみたいな感じで言って。
スピーカー 1
立ち上がったわけだ。
スピーカー 2
そう、立ち上がった。
立ち上がったんだけど、それでさ、
ドーナツのお皿とあとトレーっていうのがセルフで返す方式だったから。
で、じゃあ僕これ持ちますねって言ったら、
ああ、そっか、すいませんって言われたの。
要するに、その人は、
僕はさ、目でさ、セルフで返すコーナーがあったから、
それが分かったんだけど、
その人は何の説明も受けてないし、
なんか普通にさ、
スピーカー 3
置いとけば店員さんが片付けてくれるもんだと思うじゃないですか。
スピーカー 2
だけど、それが分かんなかった。
で、それ分かんなかったっていうのは、
要するにデザインの敗北っていうかさ、
そういう、その人が分かるようなシステムになってなかったのが問題。
スピーカー 1
デザインの敗北ではないけどね。
スピーカー 2
分かった、分かった。
スピーカー 1
まあ、あの、仕組みがね、
スピーカー 2
要は全問じてが想定されていない仕組みになってたってことだね。
で、それで、僕はなんかそこですごい、
ああ、そっかってなったっていうか、
で、その人がすいませんって言うまでそれに気づかなかったけど、僕は。
で、ああ、そっか、こういうところでも、
でも、なんかこういう、なんかその目の見えないような人たちは、
スピーカー 3
なんか、僕が気づかないハイドルをなんか超えなくちゃいけないんだなみたいな、
スピーカー 2
立ちはだく、その壁に思いを掛かれてるんだなっていう。
そう、そういうことを思ったわけです。
で、そういうふうに反省力をまたしたんですよ。
スピーカー 3
僕は何も気づけてなかった。
スピーカー 2
で、今職場でさ、なんか子供たちを僕は見てるわけじゃないですか。
で、たださ、その子供たちを見てて、
で、なんかさ、お皿を片付けるところとか、
あとロッカーに自分の名前が書いてあって、そこに自分の荷物を入れてもらうとかさ、
スピーカー 3
そういういろんな決まりみたいなものがあるけど、
スピーカー 2
それだってさ、目が見える前提で用意されてるでしょ。
だから、もちろん視覚障害がある人が入ってくるってなったらさ、
こっちだって対応しようって思うけどさ、
そもそもそういう人は来ないわけ。
だってもうそういう人が来るような感じの仕組みになってないから、
そういう人たちにとってそれは壁に見えてさ、
もうそもそも入れるとも思わない。
スピーカー 1
そうなんじゃ。
スピーカー 2
っていうので、なんかもうめっちゃ反省したの。
スピーカー 3
ユニバーサルデザインとかバリアフリーもそうだけど、
スピーカー 2
そういうものの重要性について、
スピーカー 3
根本の部分で理解できたっていうので、かなり考えたんですよ。
スピーカー 2
それはそれとして、
スピーカー 1
そういうことがあったと。
スピーカー 2
そういうことがあった。
で、ハウチバックでその小説読みました?あれ。
スピーカー 1
読んでない。
読んでない。
読んでないから気まずいなと思いながら。
スピーカー 2
で、そのハウチバックの主人公は身体紹介があって、
スピーカー 1
あるけど両親がめっちゃ金持ちなの。
スピーカー 2
どれくらい金持ちかっていうと、
なんか1億くらいパッと出せちゃうくらいに金持ち。
その人が40代くらいの女性っていう設定なんだけど、
主人公が?
スピーカー 3
主人公が。
スピーカー 2
で、過ごしてるのもその両親が亡くなる前に、
スピーカー 3
自分のために作ってくれたグループホームで生活してるの。
だからお金の部分で困ったことっていうのはないわけ。
スピーカー 1
で、そしたらヘルパーの人がそれに対する嫌味を言ってくるの。
スピーカー 2
例えばその主人公は同じようにさ、
スピーカー 3
グループホームとして建ててるから同居人みたいな感じのがいて、
スピーカー 1
その同居人の中の1人がVRゴーグルが欲しい。
スピーカー 2
そしたら楽しいと思うみたいな感じのことを言ったから、
じゃあそうか、導入しちゃおうみたいな感じで、
導入しようとしたら、
スピーカー 3
そんな簡単に導入できていいですよねみたいな感じのことを嫌味を言われるみたいな。
スピーカー 2
実際にそれで解除するのは僕たちなんですけどねみたいな感じの
スピーカー 3
嫌味を言ってくるヘルパーがあって、
スピーカー 2
で、その男性みたいなのが若者男性、
インセルみたいな感じで、
主人公はその人のことをインセルだとか若者男性みたいな感じで解釈してた。
スピーカー 1
身長155センチみたいな、結構具体的な描写が入ってきて、
スピーカー 2
で、別にVRゴーグルを導入するのはいいじゃん。
スピーカー 3
別にいいんだけど、
スピーカー 2
金を持ってるか持ってないかっていうのはさ、
ある種の特権性でしょ、普通に。
だから、その部分についても反省しなくちゃと思った。
それを読んで。
で、一応その主人公はお金を持ってるけど、
そのお金を持ってるなりに、
なんか募金いろいろ回したりとかしたりしてるわけ。
だから、要するにさ、
ノブレス・オブリージュって、
要するに持てるものの義務っていうかさ、
ちゃんとお金を持っているんだったらどういう風に使わなくちゃいけないか考えなきゃいけないっていうさ、
ある種の義務を果たしてはいるっていうか。
スピーカー 1
持ってる人が与えなきゃいけないっていう考え方ね。
東大生は社会に貢献しないといけないとかね。
スピーカー 2
だけどさ、その一方で働いてるヘルパーさんはさ、
お金がたくさん入ってくるわけでもないみたいな感じの部分。
スピーカー 3
だから、考えるとどうすればいいんだろうって思って。
スピーカー 2
っていう話もあって、
もう次の話に移るんだけど。
スピーカー 1
今まで何個話があった?
スピーカー 2
自身体障害に関する特権と、
あと、お金に関する特権。
で、次。
スピーカー 2
それで、そういうハンチマンを読んだ時に、
じゃあ、僕という人間がどういう特権の下で生きているかみたいな感じのことを考えた時にさ、
来ました。
例えば、まず僕、
劣化するのはちょっと嫌だからやめとくけど、
スピーカー 1
大げさに言うよ、全部。
大げさに。
リサガはもう超お金持ちね。
スピーカー 2
全くもう金に困ってないし、
スピーカー 1
何でもさ、歩けば何でも揃う場所に生まれたし、
スピーカー 2
やっぱりこの社会においてさ、
スピーカー 3
おそらく苦労しない側であろう男性だしさ、
スピーカー 1
日常的に女を周りにはめらせてとか、
そういう生活を送ってるもんね、リサガって。
スピーカー 2
そんなことはないよ。
いや、普通に、
母さんとばあちゃんと家にいるだけ。
さすがにそれはないけど。
ただ、なんかさ、
スピーカー 1
そういう男として、
スピーカー 2
女性が強いられている環境には原理的にいないしっていうことですよね。
だから、
スピーカー 2
一つ一つ考えていくと、
僕ってさ、結構特権まみれっていうか、
自殺した方がいいかもしれない。
スピーカー 2
絶対言わない方がいい。
スピーカー 1
でも、そういう風に思っちゃう人もいる。
多分。
もう俺なんか死んだ方がいいんじゃないかとかさ。
スピーカー 2
ああ、そうそうそう。
だから、
行き着く先はそこかもしれない。
だから要するに、
恵まれてる人間っていう風にさ、
率直に表現すると。
自分は恵まれた人間だなみたいな感じで、
そうやって特権のことについて考えていると、
思い至っちゃうわけだけど、
ただ、その恵まれた人間だなって思ったとして別になんでもないじゃん。
そうなんだよね。
で、そこで僕なんか、
このことについてポップキャンプで話したいなって思ってたら、
ちょうど、
藤谷一昭さんが、
スピーカー 3
プレイとしてそれがある程度バグってたんだけどさ、
スピーカー 2
その話が、
自分がマジョリティ側にいることの後ろめたさを表明するような文章や振る舞いに出会うことがあるけど、
それを表明することによって各サービスの構造がなくなるわけではない。
みたいな。
その後ろめたさを感じ、
俺は感じてるんだぞっていう風に表明して、
さらに、
こんなにこっちは後ろめたかと思ってるのにみたいな感じで逆切れするような人もいるみたいな感じの、
SNS上でよく見るような光景の指摘を藤谷さんがされてらっしゃって、
でもなんかその表明したくなる気持ちめっちゃわかっちゃったんだよね、僕。
スピーカー 3
だってさ、
スピーカー 2
もちろん例えば身体障害の話だったら、
じゃあそういうあらゆる障害のある人もない人も、
全ての人がハードルとかを感じることもなく過ごせるような仕組みだったりとかデザインだったりとかを考えていこうっていう風に、
ノブレスオブリージュ的なものを機能させることができるでしょ。
だけどそれがさ、いまいち難しい部分もあるっていうか、
スピーカー 1
どうにもならない。
スピーカー 2
っていうのを考えた時に、じゃあどうすればいいんだろうってなったら、
自分はこのことについて後ろめたと感じています。
っていうことをまず表明して、
とりあえず、
スピーカー 1
何も考えてないわけじゃないよ。
スピーカー 2
僕は無邪気に生きてるわけじゃないんだっていうことをすごい言いたくなっちゃう。
その気持ちはすっごい分かるんだけど、
ただ、
僕は理性的だから、
それを表明するのは何の意味もないっていうことをちゃんと分かってたんですよ。
ただ、そういう理性的なのもある意味特権じゃないですか。
それは分からない。
特権っていう部分について突き詰めていくと、
どこまでも特権のように思えてくるっていうか、
例えば、僕がめっちゃ心優しいでしょ。
心優しい人間に生まれたのって、
結局僕が心優しくなろうとして生まれたんじゃなくて、
生まれつきの性格と、
あと、いろいろな環境にあったからこそこのような心優しい人間に育ったわけじゃない。
そう考えたら、心優しいってことも特権じゃないですか。
私、世の中には文章とかを全然読めないっていうか、
例えばツイッターとかで、
すごい誤読をしてとんでもない言い掛かりをつけるような人とかもたくさんいるわけじゃない。
その人に対してもちろんムカついちゃうわけだけど、
ただ、文章を適切に読み解けるっていうのは、
要するに僕がそれだけの学べるような環境にいたし、
また、生まれ持っての能力みたいな感じのものがあったからさ、
そういうことができるようになったって考えたら、
その特権のように考えてきちゃうっていうか、
どこまで僕はどうしたらいいんだろうっていう。
前にクゼさんと話したときに、
どこまでが自分の責任なのかわからないっていう。
すべてが生まれ持ったものと環境に決められてるんだとすれば、
どれをその人自身の責任とって問えばいいのかわからないっていうことを言ったと思うんだけど、
それとまさに同じような問題、自分の中でぶち当たってて、
スピーカー 3
なんかね、すごい無限の反省をしちゃったんだよっていう話ですね。
スピーカー 1
無限?無限反省編?
スピーカー 2
無限反省編。だから、そういう風に自分が特権まみれだって思えるっていうのも、
ある種そういうきっかけがあるような立場にいたからこその特権だみたいな。
スピーカー 1
だんだん足取りじみてきましたけど。
スピーカー 2
そうそう。でもなんか、
でもこんなこと言ったってさ、何の意味もない。
無駄だよね。
スピーカー 1
無駄なんですよ。無駄なんだけどさ。
気持ちわかるよね。でも気持ちわかるって人すごい多いと思うんですよ。
多いと思うし、なんかちょっとそれ流行ってねっていう時期あった気もするんですよ。
要はなんかその、男性が男性としての特権を反省するムーブみたいなのが良いとされている今もかもしれないですけど、
それでその、それはそれでなんかちょっと違くねみたいな反発が女性からあったりとかね。
あったんですよ。それはもう長い時間かけてあったことだと思うんですけど、
実際になんかちょっと具体的に全然思い出せないんだけど、
男でフェミニズムについて考えようみたいなイベントをやろうとして、
結局無くなったみたいなことがあったんだよね。
なんか言ってたかと。なんかそれおかしくないみたいな。
だからなんかその、それ見た時にさ、それもそれでなんかめっちゃムズみたいな。
もうわけわからんみたいな。で、僕多分大学生の時とかだからなんか全然何も考えてなかったし、
でもなんかいつからか特権っていう言葉をなんかすごいよく聞くようになって、
なんなんだって。で、別に納得はできるじゃん。
例えばさ、健常者特権っていうのはさ、まじでいちかおさんの読書の文化のマチズムって話はかなり衝撃だったし、
まあ確かに考えもしなかったなとか、あと僕松屋に行くんですけど、
松屋の検体機がタッチパネルになったボタンじゃなくて、
スピーカー 3
あれがその視覚障害の人にとっては本当に重大なことというか、
スピーカー 1
ボタンだったらわかるけど、タッチパネルだったら平らだから何もわからないって。
なんかそれもさ、要はその、そういう人たちの存在が頭から抜け落ちちゃっているシステムじゃん。
だからやっぱり、まあそういうその身体障害、まあ目が見えない人に限って言うならば、
まあそういう人がいるんだよってことはアピールしなきゃいけないじゃん、自分たちが。
でもそれをアピールしなきゃいけない状況にいるってそもそもおかしくねっていうのもあるわけじゃん。
僕らはそんなことしなくても普通に生きていけるわけだから。
だからなんかその特権っていう考え方はものすごい大事だし重要だと思うんだけど、