スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 3
はい、えーと、ガンダム、ガンダムの話をしたいんですよ、僕は。
スピーカー 1
ガンダム、僕も好きだよ。
そうだよね。
スピーカー 3
うん。
なんか、プラモ買いに行ったとか言ってたよ。
スピーカー 1
僕、だからガンプラをめちゃくちゃ作ってたから、ガンダム見たことないのに。
スピーカー 2
そこがなんか、そういう感じっていうか。
スピーカー 1
ガンダム見たことなかったのにガンプラ作り始めて、友達の影響なんですけど。
スピーカー 2
あ、そうなんですね。
アッガイとかさ、ジムとかさ。
スピーカー 3
ほう。
スピーカー 1
で、あの、ハイグレード、まあ144分の1とマスターグレードの100分の1っていうのがあったじゃないですか。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
で、えーと、ガンキャノンとガンタンク。
はい。
違う、ガンタンクか。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 1
ガンタンクのマスターグレードだけ全然出なかったのよ。
スピーカー 3
そうなの?
スピーカー 1
ガンキャノンとガンダムはマスターグレードあったの。
スピーカー 3
はいはい。
スピーカー 1
なんだけど、ガンタンクのマスターグレード100分の1が全然出なかったの。
スピーカー 3
あー。
スピーカー 1
で、僕が小6ぐらいになった時に新発売って感じで出たんだよ。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
すぐ買ったよね。
スピーカー 2
あははは。
スピーカー 1
すぐ買ってもらった。
スピーカー 2
あ、すごいね。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 2
あ、じゃあちょっと、なんかそのガンプラに関する熱意では負けてますね。
あははは。
そう、僕もめっちゃガンダム好きで。
うん。
スピーカー 3
ていうのが、父親がガンダム普通に好きだったから。
うん。
スピーカー 2
で、僕のそのガンダム入門みたいな感じになったのが。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 2
あのー、PS3で。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 3
PS3でガンダム無双っていうゲームがあって。
うん。
まあ、えー、そのガンダム無双2を僕は家でやってたんだけど。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
で、どういうゲームかっていうと、まあ普通にガンダムの、まあガンダムとか、あといろんなさ、そのガンダムシリーズ全体。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 3
あのー、初代ガンダムだけじゃなくて、えー、その時点のゼータランダムとかダブルゼータとか。
うん。
あとー、まあ、ユニコーンとか。
あるのか。
あのー、で、宇宙戦記って言われるそういうのに限らず、もうとにかくいろんなガンダムが出てくるみたいな感じのやつをやってて。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 3
で、そこで、なんかまあ普通にストーリーモードみたいな感じのやつがあってさ。
うん。
で、それで、えーっと、一番最初の機動戦士ガンダムと、えー、ゼータランダムとか。
うん。
まあ、いわゆるガンダムみたいな感じのもののストーリーだったりとか、あと何よりもキャラクターだったり、あとロボット、モビルスーツとかをいろいろ知って、なんかそこを入門としてなんかいろいろガンプラ作ったりとか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 3
あと、ガンダムトライエージっていうさ、前もちょっと話したような気がするんだけど。
うん。
あのー、なんかゲームセンターとかに置いてあるような100円カードが出てきて。
スピーカー 1
アーケードゲーム。
スピーカー 2
そうそうそう、アーケードゲーム、その名前が出てたんだ。
スピーカー 3
うん。
はい、とかやってたりを知ってて。
で、あんまりガンダム自体、アニメ自体は見たことがなかったんだけど。
スピーカー 3
うん。
その時点では。
スピーカー 1
僕らの世代はさ、そういう子結構多いと思う。
スピーカー 2
かなり多いと思う。
スピーカー 1
なんでかっていうと、ガンダム自体はいろんなゲームとかあったし、なんかあのポケットの中の戦争っていう。
スピーカー 3
はいはいはい。
スピーカー 2
知ってる?
僕一番好きなんですよ。
スピーカー 3
あ、ほんと?
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
あのー、宇宙、えっとクリスマスの話だよねあれ。
はいはいはい。
で、なんかあれを元にしたゲームみたいなのがあって。
あ、そうなの?
違うかな?嘘かもしれない。
うん。
けど、そのポケットの中の戦争で出てくるモビルスーツとかも結構出てくる。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 1
えっとね、Wiiのね、ガンダムのゲームがあったんですよ。
へー。
で、まあそれとかやってたし、まあガンプラもそうだし、まあケロの軍装がめっちゃガンプラっていう設定とかさ。
そうだね。
あったりして、ガンダムに関するそういうものはたくさんあったんだけど。
うん。
そのガンダムのアニメ自体は見る環境があんまなかったっていう。
はいはいはい。
で、その伝えで借りるとか、僕伝えは怖くて行ったことなかった。
なんか伝えがすぐなくて怖くて行ったことなかったから、
お母さんの弟、おじさんにDVDに劇場版の総集編みたいなやつかな、
スピーカー 3
なんかそれを焼いてもらって見たっていうことと、
スピーカー 1
あとあのアメトークのガンダム好き芸人みたいなのがあって。
スピーカー 2
あー、ありましたね。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 1
あれめっちゃ見てた。見てた?
見た見た。
あれめっちゃ見たんだよ。
スピーカー 2
健康版とか出てるやつ。
スピーカー 1
そうそうそう。
あの、殴って何が悪いの?あのポーズがさ。
スピーカー 2
はい。
あのプライトを。
スピーカー 3
うん。一回なんか手を広げて。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
そういうのとか。
だからその本編自体をあんまりこう、知らないみたいなのはありますよね。
スピーカー 3
そうなんですよね。
スピーカー 2
僕も一応、なんかリアルタイムでやってたガンダム作品みたいなのが、
スピーカー 3
うん。
ギリセンシーガンダムエイジ。
スピーカー 2
エイジ知らんの?
スピーカー 3
レベル5っていうさ、いなずま11とかダンボール戦記とかを作ってる会社のシナリオライターみたいな人が脚本とか、
あとその文脈の人たちがキャラデザインをやったとかで、
なんか普通のガンダムよりもより子供向けみたいな感じの雰囲気があるやつで、
スピーカー 2
で、なんかそれとか見てたし、
あとお台場とかに置いてあるユニコーンガンダムのやつ、
スピーカー 3
あれが出てくるガンダムユニコーンもリアルタイムで一応、
あれOVAだったんだけど、
要するにDVDとかテレビでやってたっていうよりかはそのDVDとして出るみたいな感じのやつで、
それ自体書いてみてたりとかしたんですけど。
スピーカー 1
そう、ユニコーンガンダムは僕小説全部読んだ。
毎月発売されるブログ本で全部読んだ。
でも小説読む体力ないから、小6だから。
まだ何も頭に入らなかった。
スピーカー 3
本当にね、ユニコーンを小説で読むって意味わかんないからね。
スピーカー 1
いやいや、でも小説で読んだから読んだから。
小説が原作かなんかでしょ?違う?
スピーカー 2
いや、ユニコーンに関してはその限りではない。
スピーカー 1
そうかな?
スピーカー 3
んじゃないかな、多分。わからないけど。
スピーカー 1
小説で読んでました。
スピーカー 3
はい。
スピーカー 2
そんな感じで、要するに一応見てはいたんだけど、
ただ、一番その源流たりさ、
ファーストガンダムとか、ゼータガンダムとか、
スピーカー 3
逆襲のシャアっていう劇場版のやつとかはあんまり知らないみたいな感じ。
スピーカー 1
宇宙世紀の、宇宙世紀70年とかぐらいの話でしょ?
スピーカー 2
そう、0079。
スピーカー 1
そう、0079。
そうだそうだ。
スピーカー 3
で、なんかそういうの見たことがなかったんだけどさ、
それを真剣にちゃんと見ようって思ったのが大学入学してからで、
だからかなりブランクがあったんだけど、
要するにコロナ禍めっちゃ暇だったわけですよ。
スピーカー 2
で、なんか暇、ガンダムってさ、
スピーカー 3
ファーストガンダムとかも43話とかあるからさ、
スピーカー 2
体力ないと見れないじゃん。
スピーカー 1
体力とかね、毎週でやって1年とかもね。
スピーカー 3
そう、体力及び時間がないと見れないっていうやつだったから、
そういう意味でコロナ禍がちょうどいい期間になったんだけど、見る上では。
スピーカー 2
で、見て、すごすぎてめっちゃくらっちゃったの。
っていうのが、やっぱファーストガンダムとかってさ、
スピーカー 3
確か作られたのが1979年とかだったような気がするんだけど、
スピーカー 2
すごい変だったと思うんだけど、
スピーカー 3
なんか絵柄とかさ、キャラクターの喋るセリフとかさ、めっちゃ古いわけ。
スピーカー 1
古いよね。
スピーカー 3
とんでもなく古い。
なんだけど、そこで訴えられてるものっていうかさ、
スピーカー 2
例えば、戦争の残酷さみたいな感じのものをさ、
スピーカー 3
すごいまっすぐ描いてるっていうかさ、
だから、僕は普通にただのロボットものとしてさ、
あくまでかっこいいものとして認識してやるけど、
原作は全然そうじゃなかったんだなっていう。
だから、そういうメディアミックス的なさ、
アーケードゲームだったり、ガンダムもそうだったりとかやってると、
スピーカー 2
モビルスーツに乗って戦ってみたいみたいな感じのさ、気持ちになるけどさ、
スピーカー 3
実際さ、原作を見てみたらそんなこと言えないっていうか、
かわいそうすぎるある俺以外。
15歳でなんか、
スピーカー 2
偶然乗り合わせただけでなんかパイロットにさせられて戦わされるみたいな、
スピーカー 3
なんか証明兵としてみたいな感じのところだったりとかさ、
あと、なんか各所に、
戦争の中でもなんか救いとなるヒューマニズムっていうかさ、
スピーカー 1
ランパラルとかね。
スピーカー 3
個人と個人で接すれば、
分かり合えるのに、なんでこれが敵同士になっちゃうんだろうみたいなさ、
スピーカー 2
まあ、いろんなところで言われるようなテーマではあるんだけど、
スピーカー 3
それをすごいしっかりと描いてる話だなって思って、
スピーカー 2
もうめちゃくちゃ感動したんですよ。
スピーカー 3
なんかニュータイムとかもさ、
結局新人類が出てきたとしても、それは戦争の道具として使われてしまうであろうっていうなんかちょっと、
すごい、何ていうかネガティブっていうか、
悲観的だけど、まあでも実際そうだろうなみたいな、
まあちょっといろいろ考えさせられるところが多かったと思うんですけど、
ただ、ガンダムオタクって、
そういうテーマ全然気にしてないなっていう。
スピーカー 1
あ、出てきた。
ポッポちゃんと同じ論法で。
スピーカー 2
ふざけんなよっていうふうに、
スピーカー 3
最近っていうかずっと思ってるんだけど、
ふつふつ思い始めたっていう。
スピーカー 2
まっとうにオタクだね。
僕は多分、原始的な、原始的っていうか、
もともとひらがなのオタクって呼ばれるタイプのオタクの性質を持ってるから。
スピーカー 1
ひらがなとカタカナで違うんですか?
スピーカー 2
要するに現代的か70年代とか80年代的かみたいな感じの話で言うと、
スピーカー 3
僕はどっちかっていうと後者のほうなんじゃないかっていうふうに。
スピーカー 2
要するに、キャラクターとかさ、
スピーカー 3
そういう設定の部分にやたらハマってるオタクとかっていうのが、
多分今のガンダムオタクとかってほぼ大半だと思うんだけど、
それに意義を申し立てたいっていう。
スピーカー 1
思ってる。
スピーカー 3
これが問題だなって思うのが、
よくあるフレーズでさ、
スピーカー 2
現実とアニメの区別がついてるみたいな感じのフレーズってめっちゃ使われるでしょ。
スピーカー 1
そこにいくわけな。
スピーカー 2
それってさ、多分もともとの由来っていうか、
スピーカー 3
そういう言葉が出るようになったその出来事ってさ、
宮崎ストンが、
幼児とかをさ、すごいなんか、
いろいろと残虐なことをして捕まって死刑になったわけだけど、
その人がオタクだったっていうので、
メディアからのオタクバッシングみたいなものがすごい出た。
スピーカー 2
で、それに対して、そんなことないですよ。
アニメと現実の区別がついてるので、
スピーカー 3
僕たちはそういうふうに、
スピーカー 2
現実で人に対してひどいことをしたりとかしませんみたいな感じのが、
スピーカー 3
多分そういうフレーズが出てくる由来っていうか、
そういうところからターンを走ったフレーズだと思うんだけど、
それがちょっと行き過ぎちゃったっていうかさ、
アニメとかにもさ、いろいろとテーマ性ってか、
メッセージがめっちゃ込められてるわけじゃん。
スピーカー 2
メッセージが込められてるんだけど、
そのメッセージみたいなものを全く無視して、
スピーカー 1
やばすぎるって思って。
スピーカー 3
やばいんだよ、この映画、本当に。
0079とかさ、デデーンみたいな。
そう、こんなオーケストラの音楽と共にダレーションがつくみたいな。
完全にファーストガンダムと同じような感じの始まり方するみたいなので。
スピーカー 2
なんかもう、うわー始まったーみたいな。
まあ、そこまでやっちゃうんだみたいな感動もあるけど。
ああ、あったね。
あの面白さが勝っちゃいますね。
スピーカー 1
あれはちょっと普通に、なんでみんな笑わないの?みたいな。
スピーカー 3
映画館はあっきり撮られてるから、あれですけど。
スピーカー 1
映画だけ僕は見た。
スピーカー 3
なるほどね。
あれ、映画自身自体結構いいなって思ったんだけど。
スピーカー 2
それとして、あれがあくまでテレビシリーズとしての人格の予告。
スピーカー 3
すごいでっかい予告みたいな感じに続けてるからさ。
スピーカー 1
なんかおしの子とかもさ、アニメで映画ポーンってやってからやったりとかしてるけど。
でもあれは漫画があるのか。
スピーカー 2
そうね、あとあれの第一話がテレビスペシャルみたいな感じで。
スピーカー 1
尺が長いっていうだけ。
スピーカー 3
劇場でやるっていうのはガンダムだからできるなっていう感じなんだけど。
要するに、その映画の続きが今テレビシリーズにあるっていう感じで。
で、ララが出てきたの。
ララってもともとファーストガンダムの設定だと召喚っていう風俗の館みたいな。
スピーカー 2
ソープランドみたいな感じのところで働かされてて、
スピーカー 3
そこにシャアがニュータイプ同士を引かれ合うみたいな感じで迎えに来て、そこで出会うみたいな感じなんだけど。
スピーカー 2
ジークアックスだとシャアが消えちゃってるから、ララがずっとそのソープランドに居続けるの。
ジークアックスの時代が0086なんだけど、7年間ずっとそこにいるみたいな。
スピーカー 3
ずっとシャア待ち続けてるみたいな。
めっちゃかわいそうじゃん。かわいそうだなって思って。
で、そこにマチュっていう主人公、女の子なんだけどが、偶然その館の近くに墜落して、死にそうだったところをララが拾ってくれるみたいな。
で、そこで色々とこの館が何なのかみたいな感じのことを暴いた後で、その館を燃やして去っていくんだけど。
スピーカー 2
なんかさ、その回が終わった後にさ、真剣に見てたらさ、めっちゃ悲しいじゃん。
めっちゃ悲しいんだけどさ、なんかそういうエロい二次創作で溢れてたんだよ。
その主人公がそこで働くことになってしまうみたいな。
ふざけんなって。本当にふざけないでほしいって。
スピーカー 3
僕はもう生きとって、脱コミのネタ帳っていう。
スピーカー 1
ネタ帳に入れたのね。
スピーカー 3
そういうところにありますけど、それを入れたっていう。
スピーカー 1
そういうことだったのね。
スピーカー 3
そうなんです。
スピーカー 1
ジークアックスだったんですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
でもさ、それ別に現実とアニメは違うって話は関係ない?
スピーカー 2
いや、繋がりますね。
繋がるの?
スピーカー 3
なぜならば、キャラクターのことを人間として捉えてない。
アニメを現実だと思ってみろよっていう。
スピーカー 1
もうそっち行くのね。
スピーカー 2
言い過ぎたかもしれないけど。
なんていうか、そのくらいの熱量でさ。
スピーカー 1
アニメを人格を持ったものとして扱えっていう。
スピーカー 2
だから、アニメの中のキャラクターがどれだけ傷ついたりとかさ、悲しい目に遭おうとも、
スピーカー 3
オタクはなんていうか、「よっ!」みたいな感じでさ。
スピーカー 2
この設定来ましたよ、みたいな。
そういう感じで捉えるわけでしょ。
スピーカー 3
だからもう、それ許せないんだよね。
スピーカー 1
怖い人だね。
スピーカー 3
ね。
スピーカー 1
ちょっと収拾つかなくなってきたかもしれないけど。
スピーカー 3
でもなんか…
スピーカー 1
言ってることはわかった。
スピーカー 3
そう。言ってることはわかった。
スピーカー 1
それでどうしたい?
スピーカー 3
だから、真面目に見ろよって言いたい。
スピーカー 1
でもなんか、オタクを正したいんだね。
スピーカー 2
オタクを正したいし。
スピーカー 3
世直し。
スピーカー 1
オタクになりたいんだね。
スピーカー 3
そう。
いろんなこと言い直しちゃったけど。
なんていうか、その無神経さみたいな感じのものが、デフォルトになってきちゃってるっていうかさ。
その社会における。
みたいなものが、だんだん現実に浸透していくんじゃないの?みたいな感じの、あれもあるっていうか。
スピーカー 1
だからあれか。
暴力的なゲームが、昔から言われてるけど、
暴力的なゲームが実際に子どもたちを暴力的にしているかっていう、そういうテーマがあるわけじゃん。
直接的な因果関係は指摘できない。
実際そうだよって言っちゃうと、ゲーム会社がね。
そんな研究はするなってなりますし。
本当にそうかわかんないみたいな。
っていうところで、ずっと何十年もチューブラリーになっている話だと思うんだけど。
スピーカー 2
あるでしょ?という。
スピーカー 3
間違い。
スピーカー 1
のがあるよね。
だからそれが、表彰の問題ですね。
表彰って言葉、知ってますか?
スピーカー 3
表彰。
スピーカー 2
表彰。
スピーカー 3
どういった意味合いで使う?
表彰っていうのは、表に、
スピーカー 2
表彰自体はわかる。
スピーカー 1
表彰っていうのは、なんか僕は表彰って結構難しい言葉で、
ちょっとアカデミックで、なんかわけのわかんないなっていうか、いけつかないなって思ってたんだけど、
僕はなんかね、めっちゃ簡単に言えばイメージで訳せると思う。
表彰っていうのは、イメージって言い換えて、いいものだと思う。
厳密には全然そんなことはないんだけど、イメージっていうふうに、
もうちょっと日常的な言葉に置き換えると、
なんかね、水みたいなものが気がするんですよね。
スピーカー 2
水。
水。
スピーカー 1
要は、例えば、女性の社会進出みたいなことを考えたときに、
この世に女性の政治家が一人もいなかったら、
女の子は政治家になろうとは思わない訳。
スピーカー 3
そうだね。
スピーカー 1
でしょ。
だから、女性の政治家を増やすことは大事だっていうのは、
そういうことというか、その表彰、つまりイメージを供給しないといけない訳。
総量を増やしていかないといけない訳。
スピーカー 3
じゃないと、実際の現実にならないっていうか、
社会に浸透させていくというか、供給していくものみたいなものとして僕は捉えてるのが表彰って言葉。
スピーカー 1
だからその表彰っていうのは、表現とかもそうだけど、
要はその暴力的な表彰っていうのが行き渡っていくと、
それは水のようにというか、水で例えても間違いかな。
水って絶対必要じゃん。
じゃあさ、仮にさ、なんかこの世に存在しない食べ物の味の水っていうものを、
スピーカー 3
むず。
スピーカー 1
じゃあ、エアコン。
スピーカー 3
エアコン。
スピーカー 1
エアコン食べようって思ったことある?
スピーカー 2
エアコンはないですね。
ないよね。
スピーカー 1
エアコンの味って知ってる?
スピーカー 3
ない。
スピーカー 1
知らないよね。エアコンの味誰も知らないんだけど、
エアコン味の水っていうのを作って、
日本中にスーパーで販売したら、
みんなの中にエアコンの味っていうものが出来上がる訳。
スピーカー 3
なるほど。
スピーカー 1
そういうものとして表彰を捉えてるっていうか、
水、日常に絶対必要なものというか、日々摂取するものとして、