2025-07-15 34:18

090 - 第90回

spotify apple_podcasts

どうもご無沙汰してます。ってハノイで適当にくっちゃべってる内容を毎晩垂れ流してたわけですが、聞いてくれた人も聞いてない人もありがとうございます。いや、ハノイのは全然聞かなくていいんですよ、ほんと。しかしちょっとやる気がなくて間隔が開いちゃったけど久々にやったら喋ること沢山あったみたいです。主に読んだ本の事だったな。家父長制の機嫌とかセックス経済論とかの話をしました。冒頭で若干って言いすぎじゃない俺?タイトル考えるのめんどいので手抜きです。暇なときにどうぞ。

**⁠⁠⁠コメント、リクエストはこちらへ!!⁠⁠⁠⁠⁠⁠**

**Tシャツのプリント依頼は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠のフォーム⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠へ**

サマリー

このエピソードでは、キョウヘイさんが自身のポッドキャストについて語り、最近の旅行先であるベトナムのハノイでのエピソードを紹介しています。また、リスナーとの交流を通じて、感謝の気持ちを表しながらポッドキャストの魅力に触れています。今回のエピソードは、村純さんの学歴コンプレックスについての話から始まり、特にハッカソンやフェミニズムに関する本のレビューが行われています。資本主義と社会主義における女性の社会進出について考察し、カプチョー性についても深く掘り下げています。また、資本主義社会におけるセックス経済論について考察し、男性と女性の経済的な依存関係やセックスの役割について話しています。旧社会主義国の例を挙げて、女性の経済的自立が性的満足度に与える影響を探ります。ルッキズムと個々の好みについての議論が行われ、特に年齢や外見に対する社会的な期待に焦点が当てられています。

ポッドキャストの再開
もしもし、キョウヘイさん。俺、俺、俺。
なんか、あすへいさんに90回のコメント送るのかって聞いたら、
anywayとか言っててよくわかんなかったからさ、俺が仮に送っとくね。
90回おめでとうございます。
まあ、いろいろあるけどさ、anywayだよ。じゃね。
はい、というわけで、みなさん、こんにちは。大変ご無沙汰しております。
無題のなんちゃらキャストのキョウヘイです。
このポッドキャストは、私、キョウヘイがあることないこと、すべて知ったかぶって、
適当に喋る、そういった内容となっております。
そういった番組になってるんだっけ?
ハッシュタグがあります。ハッシュタグなんキャスです。
なんはひらがな、キャスはカタカナですね。
そんな感じですが、いや、オープニング音声ありがとうございます。
今回はですね、ツイッターなどでよく絡んでいる。
そして、よくツイッターでハッシュタグ付きでコメントをくれるのちぼうさん、ありがとうございます。
のちぼうさんからいただきました。
あれ、いつものやつじゃないの?ってみなさん思ったんですか?知りませんけど。
まあ、anywayだよ。anywayということで。
そんなわけで、みなさんもね、なんかこれ、俺がオープニング音声やりてえな、みたいな変わった方がいましたら送ってください。
基本的にひわいなこととか言ってなければ、全部採用します。よろしくお願いします。
さて、いや、これなんかめっちゃ久々なんだよね。前回いつやったんでしょうか?
それすら忘れているんだが、ちょっと待ってね。
今Spotifyを開いて確認しますので。
前回やりましたのが、いや、今ね、インターネット遅いんですよ。
ちょっと待ってください。6月ですね。
前回やったのが6月19日。何?ほとんど1ヶ月ぶりじゃないか。そうなんだよな。
いや、なんかね、ちょっと微妙に一人型リポートキャストを1年以上やってて、若干なんかちょっと飽きちゃって。
いや、飽きたっていうか何だろうな。なんか、うん、やっぱ飽きたってことなんだろうな。
うんできたっていうことなんだろうな。
で、なんかちょっとね、テンション下がって。
時間作るのが30分とか言ってたんですけど、実際35分とか40分とかやりだして。
でね、ちょっと前に話したかと思うんですけど、サウンドエンジニアリングを若干やるようになったら、
途中で編集したりはしてないので、大して手間かかんないんですけど、
最初の頃やってた完全取手出しで、40分あったら30分収録して、
さらに公開できるっていうよりは若干時間かかるようになっちゃったんですよね。
50分ぐらいかかるようになっちゃって。
いや10分しかかんないじゃんって皆さん思うかもしんないんですけど、
そうするとなんかあと40分空いてっからちょっと収録して公開できんな、みたいな隙間時間が若干難しくなっちゃったってことですよね。
そうなのかな。
そんなことまで若干奥になっていたっていうことがあったりして、
ベトナムのハノイでの体験
あと話すことなかったのかもしれないな。
そんだけでしばらくこの本放送?本放送って言うんですか?やってなかったんですけどね。
皆さんご存知かと思うんですが、聞いたか聞いてないかは知りませんが、
なんかハノイで適当に喋ってるやつを5夜連続公開してたっていうのは、
おそらくポッドキャストで新規エピソードが出てくるので皆さんお気づきかと思うんですけど、
それをね、やったわけですよ。
ハノイナイツアンカットって言って、単純に俺が先週ね、先週まるまる1週間ベトナムのハノイに行ってきたんですよね。
3年連続3回目のハノイ来訪なんですけど、そこで今回は、
インナーファクトの首都さんとなんかのノリで一緒にベトナム行きましょうよみたいなノリになって、
で、いつも俺はねむねむさんっていうハノイにいる友達の家に泊めてもらってるんですけど、
まあそれもあってベトナムすげえ行ってるっていうのもあるんだな、
俺は心の底からせこいので、宿で浮くってなったら、それはそれは行きますよね。
ねむねむさん本当に毎年毎年ご迷惑おかげしておりますし、大変お世話になっておりますし、
かなりお付き合いいただいたり、美味しいご飯食べるとことか教えてくれたり、連れてくれたり、タクシー呼んでくれたり、
本当に100%最高に感謝してます。いつもありがとうございます。
そしてまた来てくださいなんつって言ってもらったんで、私は完全に真に受けてまた来年も多分行きます。
それは置いといて、その様子をこの前たぬきフェスってのあったじゃないですか、
たぬきフェスの時に、今日は知らないビールの人たちと一緒に喋った時に、たぬきフェスの人が使っていたZOOMのH2エッセンシャルっていう、
両側にマイクがついていて、ステレオで録音できて、さらにそのマイクの収音する範囲を広げたり狭めたりできるような面白いマイクがあって、
それを旅行中に使って収録したら面白いんじゃないかななんていう完全思いつきで、
単純にハノイで飯食ったり、ベトナムの大衆居酒屋とか料理屋とかで飯食って、
適当に俺たちが喋っている様子を単純にタレ流しで収録したやつをですね、
5夜連続で、だいたい平均1時間半から2時間ぐらい、平均になってないじゃん、1時間42分ぐらいあるんですけど、
それを公開したところ、皆さん本当に大丈夫ですか?結構たくさんの人が聞いてくださって、
それで5夜目やってる時には毎日毎日公開してたんで、結構聞いてくれてる人いるよって分かるわけですよ。
スポーティファイで聞いてくれてる人だと、どこの部分で再生やめちゃったかとか、最後まで再生してくれたかって、
そういう情報まで分かるんですよね。
感想者がどのくらいいるんだみたいな話になって、そしたら首都さんが、
じゃあプレゼント出しますよみたいな、スポンサーしてくれますよって話になったんで、
最初に最後まで聞いてくれた10人の人に、特に告知は全くせずに、
5夜目の最後の方でクイズを出して、それの答えをナンキアスのお便りフォームで答えてくれた人に、
先着でプレゼントあげますよみたいな話をしたんですよね。
そしたらもうあっという間に10人聞いてくださった人がいて、
10人みんな正解してくれて、それに関してはプレゼントを送るんですけど、
わざわざそのために俺もシルクスクリーン新しいの作りましたし、
首都さんから素敵なものも提供してもらえてるし、
なんとベトナムのネムネムさんからもさらにインダーファクトのこの商品じゃあ俺が買いますよみたいなことで提供してくれてるので、
その10名の方にはこの後送るんですけど、本当にありがたいと思ってます。
リスナーとの交流
少なくとも10人はおっさんたちのダラダラダラダラ喋ってるだけを5回分聞いてくれるっていうのが本当に嬉しいですし、
それでまたこのやる気になって個別会やってるってことにもなるんで、
本当にポッドキャストは面白いメディアだなと思いますね。
聞いてくださってる方と、ファンとかって俺が言うな最高の子かもしれないんですけど、
聞いてくれてる方たちとの距離がやっぱり近いんじゃないかなっていうのは思いますね。
そして10人の方たち、10人のとんでもない勇者がいるんですけど、
この人たち、せっかくなんでこのホールオブフェイム、いやホールオブステピリティだと思うんですけど、公開しますね。
まず1位から言ってきますけど、
この10人、皆さん商品送りますんで。
でね、この中でロードしか走れませんさん、遠慮されちゃってメイラドレス教えてくれてないんですよ。
で、ロードしか走れませんさんは多分ツイッターにいないんだと思うんですよね。
なのでちょっと連絡ができません。
ロードしか走れませんさん、この名も面白いね。
すごくちゃんと感想までいただいて、しかもなんちゃらファクトさんの靴下も愛用してるってことじゃないですか。
で首都さんとねむさんにもこの話したんですけど、
いやもう絶対ロードしか走れませんさんにはプレゼント受け取ってほしいってことなんで、
申し訳ないんですけどお手数なんですけど、これをもし聞いた場合には、
もう1回なんかそのお便りフォームにラジオネームロードしか走れませんって書いてもらって、
メイラドレス教えてください。
ぜひプレゼント送りたいのでよろしくお願いします。
ロードしか走れませんさんから連絡が1週間ぐらいなかったら、
11位だった人にね、プレゼント送ります。
よろしくお願いします。
というわけで、もうすでに選択順になっちゃってるので、
これから第5弾聞いた方はちょっと残念なんですけど、
プレゼントの部分に関してはもう終わっちゃってるということでよろしくお願いします。
そんな感じかな。
というわけでね、面白かったですよベトナム。
ベトナムの話はまた折に触れてしていきたいと思いますけど、
毎晩何話したんだろうな。
ぶっちゃけ自分がテキトーに飯食いの話した2時間かける5は聞く気にならんのだよな。
でもやっぱりマイクが真ん中にあると微妙にみんなちゃんとブレーキかけてて、
これ以上言ったらちょっとさすがに太くて出せぬ人に聞かせるのはよくないよねっていうことはね、
やっぱり3人とも大人なんで言ってないんですよね。
なので、マイクがない時、昼飯食ってる時とか、移動中時とかは、
もっとすげえクソみたいなくだらねえ、超つまんねえ、超いい面白い、
あのすごい話してるんですけど。
なので、そうだな。
マイクがありますってやると、実は俺たちフルで喋れてないのかな。
いやでもな、いつかもずっと一緒にいたから、
そこそこいろんな話したから、いっか。
しかし本当にあれを聞いて面白いんでしょうか。
面白いと言ってくださった皆さん本当にありがとうございます。
これはでもまた僕の一人語りですからね、やっていきたいと思います。
そういえばお便りフォームがありますね。
お便りフォームをね、ツイッターのコメントもたくさんありすぎて、
ちょっとたまっちゃってるんですよ。
だって1ヶ月ぶりじゃないですか。
なんでなかなか紹介ができないんですけど、
ちょっと面白いなと思ったのだけ簡単に読もうかな。
お便りフォームでもらった村純さん。
村純さんは、実は私も学歴コンプレックスがある。
だけどツイッターでは文字数が足りないからコメントするのを控えてたと。
で、村純さんは、高校、
高生に言ってたんだけど3年で辞めてる中卒クソ野郎なんですと。
やりたいことがあって学校行ってる場合じゃねえと思っちゃった。
だけどそんな中卒クソ野郎でも47年生きてこれて、
家庭を守ってということを書いてくれてね。
で、女子が大学行ってないと、
ろくなところに就職できない。
生涯年収も低いって言ってたことに対して、
そういう考えは日本でもあるよなっていう話をしてくれて。
いや村純さんマジで俺とめっちゃ話合いそうっていうか、
話が合うかわかんないけど、
共通してるもの、共有してるものがあるんで、
ちょっと1回2人で話したいですね。
いやポッドキャストとかっていう意味じゃなくて、
学歴コンプレックスの共感
会ってこの話題ですごい話したいですね。
で、村純さんが言ってるのは、
中卒の私からすると、
まだ学歴なんて言ってんのかよって感じですけどって言ってるけどね、
俺もそう思うんだよな。
で、何を言いたいかよくわかんなくなりましたが、
業界さんの学歴コンプレックスの話に共感して、
勇気づけられてると言ってくれて非常にありがとうございました。
これからも頑張って生きていきましょうということで、
私も頑張って生きていきたいと思います。
村純さん本当にありがとうございます。
こういうコメントをいただけただけでも、
1年以上1人で喋り続けた甲斐があったなって思いますよね。
ハッカソンと本の紹介
さて、あといつも何してたんだっけ?
やっぱり1ヶ月もやってないと忘れちゃうんだよね。
ツイッターもちょっと見てみるか。
一旦ベトナム関係の反応は省いてみる?
そうすると何かあるかな。
お、しげきさん。
アイデアを形に5年前はコードを書くのも大変だったので、
誰でも何らかの形にできるようになったのは大きな変化。
それを他人に使ってもらえると嬉しいということで、
ハッカソンの話ですよね。
いや、そんな話してたな。
ハッカソンの話に反応してくれました。
いや、本当そうだよね。
素晴らしい時代になりましたって感じですね。
あとは何?
そんな感じ?
ちょっとごめんなさい。
次回以降、ちゃんとコメントとか話しますね。
めちゃくちゃなこと言ってすみません。
さて、あとは何?
そうだな。
テック企業の一日どのコーナーと話してましたけど、
特に反響がないので、
これについては特に喋りませんってことかな。
あと普段喋ってたのは何でしょうか。
あー、きょうへいさん。
本何読んだ?のコーナーか。
さすがに1回詰まったんで、
若干読みましたということで、
紹介したい本があるので、
お伝えしていきましょう。
何読んだかな。
杉森くんの話して、
この世は生きる価値までやって。
そこからそうそう、
まだこれ結局ナンケースでやるって話してないんですけど、
滝並ゆかりさんっていう人の漫画でめっちゃ面白い、
私たちは無通恋愛がしたいっていう話があるんですけど、
それに触れたことから、
最近俺はフェミニズム関係の本すごい読んでるんですけど、
そしたら滝並ゆかりさんが、
街田で女性の社会参画みたいな講演をやったんで、
自分がいつもいる街田、
事務所を置いている街田だったんで、
聞きに行ってきたんですよね。
その講演はすごくよかったんですよね。
質問とか募集してくれて、
その質問を読んでくれたりとか、
やっぱり好きな漫画を描いている作者が目の前にいるっていうのは、
ミーハーな気持ちがめっちゃ刺激されますね。
よかった、面白かった。
面白い話すんなと思いましたし、
資本主義と社会主義の再評価
これって別にこの人漫画家じゃなくても、
こういうこと喋れるんだろうなって思ったかな。
その時に、
フェミニズムとかカプチョー性の文脈で紹介したい本があるって言って、
ブックリストがあったんで、
その中から面白そうなリクエストを買ってみたんですよね。
まず読んだのが、
カプチョー性の起源っていう本ですね。
アンジェラ・サイニーっていう、
外国のアメリカだと思うんだけど、
アメリカで活動している人だと思うんだけど、
その人の本なんですけど、
男たちはいかにして支配者になってたかって本なんですよね。
カプチョー性については、
家、父、長居のカプチョーですよね。
要するに、
家の中では父親が一番偉いと、
そして父親は燃焼者に対して権利を持っていると、
燃焼者はその燃焼者に従わなきゃいけないし、
女性も相対みたいな感じですよね。
これって今結構、日本もそうですし、
西洋とかでもかなり当たり前の概念になっていて、
当たり前って言っちゃよくないんだけど、
よく使われている概念になっていて、
ただそのカプチョー性っていうものが、
今の女性の行きづらさだったり、
根深いこのジェンダーの構造、
社会構造を作り出す原因になっているっていうのがあると思うんですけど、
そのカプチョー性を固定的だったり、不変的な構造なんじゃなくて、
実際変化しているものなんだよっていうふうに取り扱っているような本なんですよね。
カプチョー性っていうのは、よく語られるのは、
例えば、男性は生物的に女性よりも強人だったりするから、
必然的に外で獲物を獲るようになって、
その間、女性は生み育てるから家の中でっていうのから、
カプチョー性が出来上がったみたいなことがよく語られると思うんですけど、
例えば、人間に非常に近い霊長類の社会でも、
女系の社会があったりとか、ジェンダー構成が多様だったりすることとか、
あとは世界各地で実は母系社会っていうのがかなりあったっていうのとか、
またDNAを解析することによって、
遺跡とかにあるような、いこつとは言わないのかな?
そういう骨とかからDNAを解析することで、
どうやって、どのタイミングでヨーロッパでカプチョー性が広がっていったとかっていうのは、
今データで分かるようになって、
意外にそれっていうのはそんなに大昔からあったことじゃないっていうのが分かったりするんですよね。
あとは、ギリシャの時代にアテネとスパルタっていう2つの都市で、
実は女性像が全然違ったと。
アテネの女性は今で宣言主婦みたいな人たちだったんだけど、
スパルタの女性はそうじゃなくて、外で仕事をしてたし、
もう体格とかも大きかったっていうような、
我々が想像できるような時代でも、
実際どこも全てがカプチョー性じゃなかったっていうのは書いてあって、
こんな話すると多分30分終わっちゃうんですけど、
そういういろんな章が続いてくるんですけど、
カプチョー性はずっと昔から自明のように存在したっていうのが本当なのかなっていう、
そういう問いを積み重ねていくような話で、
すごい読み応えあったんですよ。
面白かったですよ。
これ本当に語れないから、
今自分の読み終わった時のレビューを読みながら話してるんですけど、
いろいろ面白かったですけどね。
ただちょっと読みづらいんですよね。
本の構成が、学者の名前とかの引用が連続してて、
どこまでが調査の主張で、
どこが引用なのかってわかんなくて、
これ読んですげえ負荷高かったんで、
これ読むだけで多分1週間以上かかったんですけど、
読みにくかったけど面白かったんですけどね。
カプチョー性自身は、
俺も肯定できないと思うんですけど、
ただこれを読むと、
逆にカプチョー性って、
逆にっていうのは何に対して逆かってことなんですけど、
カプチョー性は必然じゃなくて、
たまたまこの地球の場合はそうなったのかっていう見方もできるんですけど、
俺がその反面ちょっと思ったのは、
ある意味人間社会が成熟していく過程では、
ある程度合理的で必然の選択でもあったんじゃないかなっていう風にもちょっと思っちゃいましたね。
いや全然肯定してないですよ、カプチョー性自体はね。
これってすごい皮肉なんですけど、
現実を直視すると否定はしきれないなって思うんだよな。
そういうちょっと思考の余白を与えてくれるような、
そういった本だったんですけどね。
これはなかなか面白かった。
そんでね、そのカプチョー性の起源の中でですね、
もう一つ別の本が紹介されてて、
俺こうやって結構本と本をつなげて楽しんでいくんですけど、
その本はね、
あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれないっていう本なんですよ。
これタイトルすごい刺激的じゃないですか。
で、この本がどこの文脈に出てきたかっていうと、
そのカプチョー性の起源の中で、
いろんな歴史的な構造を紹介していく中で、
旧共産圏ですよね、
東ヨーロッパの国では実は女性エンジニアの比率が高くて、
女性の社会進出が加速されてたんだよと。
社会主義っていうのは、
住んでる人たちがみんな同じように平等に取り扱われるっていうような考えじゃないですか。
で、それっていうのは結構すごい失策的だなと思って、
結局壮大な社会実験として社会主義は失敗しましたよね。
社会主義ってここで言ってるのは、
一般的な社会主義じゃなくて、いわゆる国家社会主義ですよね。
全体主義的な社会主義に関しては完全に失敗だと思うんですけど、
ただその社会主義の中にも、
皮肉なんですけど、
女性の役割を拡張したという事実は否定しきれないものがあって、
そこの部分が、
あなたのセックスが楽しくなるのは資本主義のせいかもしれないの中で紹介されてるんですよ。
これが結構面白くて。
現代は、
Why Women Have Better Sex Under Socialism っていう名前で直訳すると、
なんで女性は社会主義の下の方が良いセックスを体験していたのかみたいな意味なんですよね。
あなたのセックスが楽しくなるのは資本主義のせいかもしれないって微妙に役が違ってて、
若干、本来の意味をちょっと消しちゃってるなと思うんだけど、
本のタイトルに社会主義って言うとそれだけで人が読まなくなるような気もするから、
そうなんだろうなって感じなんですけどね。
これはめっぽ面白くて。
俺、ブックログっていう本のレビューのサイトに全部記録残してるんですけど、
これは星5ですね。
さっきのちなみに拡張性の議員は4なんですけど、
これ面白かった。
すごいカジュアルな内容っぽいじゃないですか。
手に取ってみたんですけど、中身は結構バキバキ本格的なフェミニズムの本で、
やっぱり旧共産権の国の方が社会の参加度は女性の社会参加度が高くて、
男女より平等に扱われてるっていうことを徹底的に折り下げてるんですよ。
これ単なる理論だけじゃなくて、ちゃんと聞き取りだったり各種のデータをもとに書かれてて、
なんでこの社会主義の再評価と同時にその資本主義の限界ですよね。
それと女性を取り巻く環境についてすごく意欲的なアプローチしてる本だなと思ったんですよ。
何度も言いますけど、国家社会主義の全体主義性っていうのを肯定してるような本では全くないですし、
失敗に終わった社会主義にももちろん限界はあったんだけど、
見るべき点もあったんじゃないかっていうそういうスタンスですよね。
これはフェアな立場だなと思うんですけど。
セックス経済論の考察
資本主義自体が抱える無理だったりきしみに対する一つのレスポンスとして提示してきてるんですよね。
その中でも面白かったのが、
俺は男なんで男側の話になっちゃいますけど、
セックス経済論っていう部分の話が非常に面白くて、
すごく簡単に大きく言うと、
資本主義社会では女性が経済的に自立がしづらいと。
なんでかっていうと、出産とか育児とか回避できないような負担が女性が背負わされてるじゃないですか。
その結果女性の賃金は男性より低くなりがちですし、
そうすると生活のために男性に経済的に依存しないわけにはいかなくなるわけですよね。
その見返りとしてセックスを提供する構図が生まれてしまうっていう考え方がセックス経済論なんですけど。
つまり資本主義の下では、
セックスは女性が与えるものだと。
それによって生活保障だったり愛情を受け取るっていう構造になりがちですよっていう考え方なんですけど、
これは全部これで解決できると思わないですけど、そこそここれは思えてることとか、
そのつもりでやってなくても、
俺たち今今日日本に生きている男性、
俺は他の男性のことを知らんのだけど、
男性が当たり前に何も深く考えないで思ってるっていうのは、
この構造の中にあるんじゃないかなって気づいちゃう部分もあったりしたんですよね。
そういったことがセックスの価値を過度に高めて、
結果として女性が自分の性的欲求だったり快楽っていうのを置き去りにしたまま満足できない成功に応じざるを得ないんじゃないかっていう話に繋がっていくわけですよ。
要するにすごく簡単に言えば、
例えばアメリカとかだと、
国民会保険じゃないじゃないですか。
だから専業職の女性はアメリカでは、日本も似てますけど、
アメリカだと旦那がすごく嫌でも、
別れるってなるとその日から保険がなくなっちゃうとか、
そういう実質的な不利益があるわけですよね。
なのでそこは極端に言うと、
旦那が毎晩すごく雑で嫌なセックスをしてきても、
断ることで夫婦仲悪くなって離婚するってなるようなことを避けなきゃいけないっていうことですよね。
これが新婚主義の下のセックスはつまんないっていうことなんですけど、
いやこれね、これって極端に追求していくと、
なんか最近日本とかでも、最近というかずっと日本でもよく聞くね、
デート代どちらが払うべきかみたいな議論。
これもね、双方が完全に経済的に、男女双方が完全的に、
まあ男女じゃなくてもいいや、パートナー2人が完全に経済的に独立している場合はね、
そもそも成り立たない議論じゃないですか。
だってどっちも経済的に独立してたら自分の場合は自分で払えばいいわけですよね。
でも実際には新婚主義の下だと、
男性が支払うことが当然視される場合が多いじゃないですか。
でもそれって本当考えすぎなんだけど、
でもみんなもちょっと考えてみて、自覚がないか考えてみて、思い当たることがないか考えてみて、
それって裏を返すと結局何かの対価として、
位置づけかねられないじゃないですか。
で、その何かっていうのがね、これやな話ですよ、
でも無意識のうちにね、セックスである可能性を考えると、
旧社会主義国の女性の状況
なんていうかこの奢るっていう行為そのものにもどっかこうなんか、
濁ったものが混じってくるような気がして、
自分自身も問わずにはいられなかったですよね。
もちろん二人の関係の中で、
なんていうんだろう、今日は俺の方が余裕があるから払うよっていうのはもちろんいいし、
それがいつも余裕があるから払うっていうのはもちろん全然いいと思うんですけど、
それが何ていうか本当にその100%見返りを求めてないか、
もしくはその見返りっていうのが織り込み済みじゃないか、
無意識の中にでも織り込まれていないかみたいなことまで考えると、
もうダメだ、今日この本の話はおしまいだ。
自分自身も過去の話とかも全部含めて問わずにはいられないような本でしたよね。
ここからが面白いんだけど、すごく印象的だったのは、
旧東ヨーロッパの社会主義、旧社会主義国では、
女性の経済的自立が保障されていた結果、
退化したセックスが成立しづらかったと。
つまりどういうことかというと、女性は、
例えば託児所とかが社会主義の国の従事してるイメージあるじゃないですか、
みんながみんな同じような仕事して、
それでも例えば工場で働いてたりとか、トラクター運転してたりとかって、
なんかソビエトのイメージでありますよね。
そういうことでみんなが同じように働いてたと。
子育ても家族でやる、社会がやってくれる。
そして家事とかも社会が、洗濯場があったりとか、
公営のクリーニングみたいなのがあったりとか、
そういうことで女性の経済的自立が保障されていた給料も一緒だと。
有給の育児休暇は昔からあった。
妊娠中絶も早くから合法だったっていうことがあったらしいんですよね。
そうなった場合に、実際に女性の性的満足度ですよ。
オルガズムに達する確率とか、
やった子育ての幸福感などに関しても、
資本主義国家の、旧社会主義国家の高いっていうデータがあったりして、
これがめちゃくちゃ面白かったんですよね。
この話、これ以上すると18期になっちゃうんだけど。
これは東西ドイツが合併したときに、
これ今本、手元に持ってないから間違ってたらごめんなさい。
東ドイツの女性たちは行為をした後、
8割ぐらいは毎回オルガズムに達してたっていうデータがあるらしくて、
今アメリカとか30%らしいんですよね。
つまり何が言いたいかというと、
これがあなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれないっていうことですよね。
めちゃめちゃ考えさせてもらいました。面白かったです。
あとアメリカのナンパ誌が、
例えば同じようなハンガリーに行ったときに、
全く誰も引っかかってくれなかったと。
これも構造的な違いが浮き彫りになって、
すげえ面白い本だったんですけど、
これはみんなに読んでもらいたい。
ここから先、我々というか皆さんが、
明日からパートナーにもっとセックスを楽しんでもらうために、
一体何ができるのかっていう話は、
今すぐできる視点で言えば、
当然のことですけど、家事とか育児の分担とか、
じゃあお前はどうなんだって話になりますけど、
あとマクロの視点では、
例えば政治家とか企業の取締役とかにクオータ性を導入したりだとか、
出産とか育児とかを社会全体で支えるような体制ですよね。
保育園とかもちろんそうですし、
最近は長い休休が取れるんだったりとかありますけど、
そういう体制の整備が必要になるよなって俺も思いましたし、
これっていうのは考えてみるとまた皮肉なんですけど、
かつて旧社会主義国がほとんど実現したことじゃないですか。
そうなると、なるほどなって思うわけですよね。
今後の提案と考察
いやいや、面白い面白い。
その中でちょっと面白いのが、
俺がさらに本に書いてないところで、
俺がその後考えたことはね、
なんだろうな、男性なら、
やめた、これはちょっと言わない。
個人的な話になっちゃって、
お前だけだって言われたら困るんで言いません。
というわけでね、これすごい面白かったのでみんな読んでください。
あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない。
これね、おすすめですよ。
でね、またこれもブックリスの配置だし、
あと今読んでるのは女の言葉って何なのかしらっていうね、
女性の言葉って日本で美しいたわやかだとかされてる言葉がね、
いつから作られたものだったりだとか、
それによって命令ができないとかっていう話が出てくるんですけど、
これもちょっと面白いんで、また読んだら紹介しますと。
まあね、だから最近なんかフェミニズムの本ばっか読んでんだけど、
実際俺の行動がアンチセクシズム的になったかっていうと、
ちょっとそれは自分ではまだわかんないんですけど、
まあいろいろ考えていきたい。
そんな感じでございますと。
はい、教室の本本でのコーナーでこんな感じになっちゃいましたね。
あと数分時間がありますが、
じゃあ近況?
近況ね、そういえば4ペイできましたとか2,3週間前に言ってましたけど、
あれからまた全然できなくて、
だいたい暑いからまじで常羅しかないんですけど、
ベトナム行ってる間はね、毎朝10キロとか走ってて、
ベトナム行ってる間だけで70キロ弱走ったりしたんで頑張ってるんですけど、
やっぱね、なんか体重ベトナム帰ってきてやっぱり増えつって、
来週か再来週くらいに富士登山競争とか言うのがあるんですけど、
私は一体どうなるんでしょうかと非常に不安な気持ちでおりますね。
いやーまじランニング無事っていうか、人生無事な。
ランニングといえばこの前、群馬の富岡に遊びに行った時の仲間が高尾に来てくれて、
佐藤さんと高谷さんっていう人が来てくれたんでね、
これも先々週の末ぐらいの話か?
いや、ベトナム行く前だから先週の日曜日か。先々週の日曜日か。
今日が火曜日だからね。
それで高尾さん初めてだって言うから、高尾さん走ったりとか山行って、
南高尾走って、そのままクリティカルホット行ったりしたんですけど、
面白かったな、また遊びに来てください。
皆さん、他にもクリティカルホット行きたい、ランニングと一緒に組み込みたいみたいな人がいて、
気が向いたら計画しますね。
あと何かあったかな?
そうだ、ジョーラーで走ってますけど、ベトナムでは毎朝ジョーラーで走ってましたし、
何ならもうダナンっていうね、ベトナムのダナンってとこ行ったんですけど、
海沿いのリゾートみたいなところ、ハノイから飛行機で行ったんですけど、
ダナンではもうすでに宿からジョーラーで走り出かけたりね、
海沿いの街なんで、そもそもビーチに畑の人いっぱいなんですよ。
そういう話をしていて、ツイッターでジョーラーの話とかしてたら、
たまたま俺に対するリプライじゃないんだけど、
古くからフォローしてる人がね、
ジョーラーラン気持ち悪いと思う、なんでするんだ?みたいなことをツイートしてたから、
俺は特に単位なく、私がなんでしてるかって意味で、
単純に涼しいからですよって話をしたんですよね。
キモいと思うのはもちろん仕方ないですし、尊重するんですよ。
その時に相手が言ってたのはね、
何でオッサンばかりやってんだろうな、若い子全然ジョーラーランが走ってないじゃん。
オッサンの裸には需要案がないよって言ってたんだよね。
これがなかなかね、清々しいルッキーズムだなと思って考えてみてほしい。
ルッキズムの考察
例えば俺が、オッサンのミニスカートとかへそ出しに需要がないよって言ったとしたら、
これ完全にルッキーズムじゃないですか。
別にこれ、需要がないって言ってるだけで、
俺と二人で話してるところだからいいんだけど、
この考え方でだからダメとか言い出すと、
ルッキーズムだなって思うんですよね。
個人として好きじゃないっていうのは、
俺だって色んなことありますし、
個人として例えば面食いの人とかもいると思うし、
俺は目鼻血がとろった人しか付き合ったことがないっていう男の人を
ルッキーズムだと言うつもりは全然ないんですよ。
ただ、これによって何て言うんだろうな、
人の行為とかを制約、人の行為に制約を与えたりとかってしだすと、
ルッキーズムになるなと思って、
誰も興味ないから脱いで走んじゃねえよって言ったら、
俺もほとんどの人々の服装とか興味ねえからさ。
世の中興味ねえ車ばっかり走ってるよ。
例えばアルファードとかミニバンばっかり走ってる。
めっちゃ興味ないけど、
いや、だっせえなあと思うけど、だっせえなあと思うだけなんですけどね。
需要ねえよって。
ああ、まあ神通りなんですけど、
まあ、面白いなあと思いました。
ああ、そういうこと思われてんのかなっていうのはね、
すげえ思った。
でも若い人だったらじゃあいいのって、
それを何でお前の好みやんか一般化すんなよって思いますよね。
おっさんには需要がないって、
それはなんかヒロイキみたいになっちゃうけど、
あなたの感想ですよねみたいなね、話なんですけども、
まあこれもね面白いんですよね。
例えばルッキズモの話も突き詰めていくと、
あれだもんなあ。
じゃあ例えば芸能人とかってみんなかっこいい人ばっかりだけど、
それを職業としてね、職能として活かしてるっていうのはルッキズモなのかと。
じゃあテレビドラマの俳優とかアイドルとかも
全員美衆関係なくどんな人でもやれるようにしたのいいのかっていうと、
それはまたちょっと別の話だと思うんですよね。
積み分けの話だし、個人の持ってる特性を
そういった見た目の人たちが華やかにやってるのが好きだっていう人たちに対して展開するっていうのは
必ずしもルッキズモじゃないですよね。
ただテレビに出るのはいい男だけじゃなきゃダメだって言い出して、
実際にテレビ局とかが締め出したりとかね、
もうただの普通のコメンテーターとか、
そういう俳優とかで必然性があるようなものとかじゃないものでも
美衆を押し付けたりしたら、
ルッキズムですよねっていう話で俺は一体何の話をしてるんだ?
っていうか俺は一体何の話をしたくてこの番組やってるんだ?
最近もうフェミミズムとかルッキズムとかうるせーよって感じなんですけど、
次回の予告
会ったことある人はわかると思いますけど、
俺本当にいろんなことで文句言うし、
俺は一番うるさいんですけどね。
まあそんなわけでいいか。
そんな感じですよ。
また次回なんか適当なことをしゃべりますね。
そういうわけで、また細ボスを続けていきたいと思いますし、
のちぼうさん、最初の何だっけ?
オープニング放送ありがとうございました。
それじゃ。
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