2025-03-24 14:20

#125 【特別回】三菱電機の次世代PLC MXコントローラが近日発売!

サマリー

三菱電機が新たに発表したMXコントローラーは、製造現場を革新するFA統合コントローラーです。この新型PLCは、サイバーセキュリティに対応し、3つのイーサネットポートを内蔵しています。また、252軸のモーション制御が可能であり、特に業界で先駆的な役割を果たすことが期待されています。

特別回の開始
おかさん、ハイ。このチャンネルでは、宮古のほとり、滋賀県に住むあらかん、まもなく60歳。
定年を迎えるはずだったけど、会社を置き、冒頭職を辞めて、セカンドキャリアを始めたおかさんが、
仕事、生活、人生について、ゆるーくお話しします。
改めましてみなさん、こんにちは、おかさんです。
私、いつもこのおかさんハイでは、あらかんのセカンドキャリア、
転職したりとか、副業したりとか、などなど、主にセカンドキャリアの話をしているんですけど、
今日、特別回として、PLCの話をしてみたいと思います。
今日、この番組をフォローしていただいている方々は、おそらくキャリアとかの話を聞きたくて、
フォローしていただいているんだと思うんですけど、
今日はね、PLCの話をします。
私、前職、34年間、オムロンという会社で、PLCにずっと関わってきました。
開発、営業、そして商品企画、プロダクトマネージャーとして、ずっとPLCをやってきて、
今ね、転職をして、工場とか機械の、FAのセキュリティのコンセルティング会社にいるので、
MXコントローラーの特徴
PLCとは直接は関係なくなってしまったんですけど、
日本の今、PLC会話が非常にホッと伴って、今日はPLCの話をします。
今日、話をするPLCは、三菱電機のMXコントローラーですかね。
2025年の2月に、近日発売で発表された、製造現場を変える三菱電機FA統合コントローラー誕生、
メルセックMXコントローラーという、これを簡単に特徴とか感じたことをお話ししたいと思います。
三菱電機というのは、皆さんご存知の方もおられるかもしれません。
日本の電気の大手メーカーですけど、PLC、シーケンサ、プログラムコントローラーでは、
日本のトップシェア、おそらくですけど、過線状態、シェアが50%以上あるという不動の地位を持っているPLCメーカーなんですよね。
その三菱電機がトップシェアを持って、不動の過線状態の三菱電機が、
新たなFA統合コントローラー、新しいコンセプトのコントローラーを出してきましたということなんですね。
このMXコントローラーの話を聞いたときに、元オムロンだった私、お母さんは、
オムロンのNXシリーズとコンセプトが似ていて、それをさらに上回るものを出してきたのかなという印象を受けました。
オムロンでは、NXコントローラー、2011年から2011年のNJシリーズという、全く新しいPLCを出して、14年経っているんですね。
14年経って三菱電機が同じようなコンセプトのMXコントローラーというのを出してきましたということです。
これが一つどういうことなんだろうとは思うんですけれども、そのMXコントローラーとMXのコンセプトで似ているところが大きく2つあると。
ネットワークの観点と制御の観点で似ているところがあるんですね、それぞれ。
一つはネットワークの観点でいうと、イーサネットポートが3ポート、標準搭載されています。
PLCという商品に、今まで三菱電機はイーサネットポートをいくつか積んでいたんですけれども、増設するときには別のユニットを付けないといけないというようなアーキテクチャだったんですけれども、
MXコントローラーは上位モデルのMXRシリーズというやつはイーサネットポートが3ポートに内蔵されています。
情報を扱うようなイーサネットネットワークと制御、モーション制御、機械を高速に制御するためのモーション制御のネットワークとそれぞれ搭載していると。
NXシリーズも情報を扱う分のイーサネット、例えばOPCUを標準搭載したり、イーサネットIPというコントロールPLCを繋ぐネットワークを標準搭載している。
そしてモーション制御はイーサキャットという制御用の産業イーサネットを積んでいる、その3ポートを積んでいるんですけれども、三菱はCCリンクIETSN、これは情報が扱えるしモーションの制御もできるという非常に新しい技術を使った産業用イーサネットなんですけれども、
これが標準搭載されて、さらに情報扱いイーサネットのポートも付いているということですね。
モーション制御の方は最大256軸、これもオムロンのNXシリーズと同じなんですね、256軸。
256個のモーターが同時に制御することができると、大規模な制御ができますと、これも共通点なんです。
なのでネットワークの観点と制御の観点で非常にスペック的にも考え方的にも似ているというふうに思いました。
一方で大きく、さすが三菱電機だなと、大きな会社でトップメーカー、王者の貫禄というふうに思ったことが2つあります。
一つは三菱電機はPLCシーケンサーを2つのシリーズラインナップを持っていて、上位モデルというんですかね、ビルディングブロック、ユニットで増設できるモジュラータイプとかビルディングブロックというんですけど、
それがQシリーズとかIQRと呼ばれている上位シリーズがあります。そして普及型というかコストパフォーマンスが優れたもの、パッケージPLCとかマイクロPLCと呼ばれたりするジャンルなんですけれども、
そこは従来FXシリーズとかIQFシリーズというのが非常に多くなって、特に日本、アジアでは使われているコストパフォーマンス優れたシーケンサー、PLCがあるんですけれども、おそらくそれの一式下、それの後継がMXFモデルというこの2モデルを同時に発売してくるというところが一つ大きな、
やっぱりさすが大きな会社だなというふうに思った点です。あともう一つがセキュリティ、サイバーセキュリティに最初から対応しているというところなんですね。ここがさすがだなと思った点です。
具体的には三菱電機のMXコントローラーはまだ近日発売で、4ページの簡単なパンフレットのみが公開されているんですけれども、4ページの最後のページにセキュリティという独立した項目を持って、
サイバーセキュリティ対策のセキュリティ規格IC62443-4-2に対応していますと、適合していますと書かれています。このセキュリティ規格IC62443-4-2と聞かれたことがある方もおられるかもしれません。
コンポーネント、PLCとか制御機器もセキュリティレベルの国際規格なんですね。この4-2に対応したPLCは海外メーカー、ヨーロッパでいうとシーメンスとかフェニックスコンタクトとか、アメリカでいうとロックウェルオートメーションのような、欧米のPLCメーカーが対応しているものがあったんですけれども、
業界の今後について
日本のPLCメーカーでは初めて、おそらく初めて取得、適合するということがこのパンフレットで書かれているところはさすがだなと思いました。
私は今、OTのセキュリティ、工場セキュリティのコンサルティング会社に働いているので、セキュリティ規格に動向とか対応している機械が出ていくというのは非常に注目しています。
今、海外メーカーしかサイバーセキュリティ規格に対応しているものがなかったので、今、私が勤めているコンサルティング会社はシーメンスのS7500を購入してテストとか検証とかしているんですけれども、
ここで三菱のMXコントローラーもIC624434-2というセキュリティ規格に対応したものが発売されれば、ぜひ購入して、日本のPLCメーカーのセキュリティの先駆けとして、ぜひ研究していきたいなと思っています。
ちなみにこの三菱のMXコントローラー、イサネットネットワークでいうと、OPCUにも対応しています。上位の国際規格をOPCUにも対応している。上位のイサネット通信、コントローラーをつなぐイサネット通信、そしてモーション制御を行うイサネット通信の3ポートを内蔵していて、
シーケンサ、PLCというのは、最近で言うと起源数も先々週から発表したんですよね。KVXシリーズという。これも非常にSNSとかで話題になって、
これもイサネット3ポート内蔵されていて、モーション制御、イサキャットに対応していて、256軸制御までできると。
これで三菱がMX、オムロンがNX、起源数がKVXということで、日本の三大PLCメーカーが○○Xというシリーズを製造したということになります。
情報系のネットワーク、制御系のネットワーク、すべて内蔵されていて、このPLCが1つあれば大規模な制御から、かつ情報を集めてDXに対応できると。
そしてこの三菱電機はセキュリティにも対応しているから、ITと繋いでも安心、サイバー攻撃からデータが守られるという部分が1つ差別化ポイントというか特徴的なポイントとして、この領域に関心を持たれている企業さんなんかは扱ってみたいなとかに高い評価をされるんじゃないかなというふうに思います。
今後三菱がPLCのセキュリティについては日本で先陣を置いた形になるんですけれども、今後他のPLCメーカーがどのように対応してくるかという部分に私お母さんとしては注目したいと思います。
今日は特別会として、私の元の専門分野、PLCで三菱電機がFA統合コントローラー、VELSEC MXコントローラーを近日発売で発表しましたということについてお話ししてみました。
いかがでしたでしょうか。今日も最後まで聞いていただき本当にありがとうございました。
それではまた次回のお母さん配慮をお会いしましょう。
さようなら。
14:20

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