大企業と中小企業の経験の違い
このチャンネルでは、都のほとり、滋賀県に住むアラ還、まもなく60歳、定年を迎えるはずだったけど、
希望対策で会社を辞めて、セカンドキャリアを歩き始めたおかさんが、仕事、生活、人生についてゆるーくお話しします。
改めまして、みなさんこんにちは、おかさんです。
今日は、大企業と中小企業の違い、なんだろう、という話をちょっとしてみたいなと思います。
きっかけは、SQツイッター、SNSのXのタイムラインで、ある中小企業の社長さんが、
中小企業だと、社員にいろいろな経験を差してあげることができないと、
大企業だと、そういった経験ができるのにな、みたいなことを投稿されていて、
それを見て、そういう見方もあるんだなと思ったことがきっかけですね。
私はアラカンで、34年間、グローバルの社員数が3万人を超えるような、でかい大企業で働いて、
そして、社員6人の中小企業というか、小規模事業者ですよね。
めちゃめちゃ小さな会社にアラカンで転職をして、今半年経ったと。
それぞれの経験で、大企業と中小企業で何が一番違うんだろうというのを、
自分なりに考えてみたいなと思ったんですね。
一つ、先ほどのREXで、中小企業の社長さんが投稿されていた経験のこと、
社員の経験の範囲とか経験の深さみたいな話があるのかなと。
その方は、中小企業だと社員にいろいろな経験をさせてあげることが難しいと。
事業もすごいある分野にフォーカスされているニッチになりますし、
なので、役割がおそらく一人である役割をきっちりやっていくみたいなことを、
社員がやっていかないとなかなか企業自体が回していけないと。
営業専任とか経営専任とか、そんな感じになってくる。
ローテーションとか、あとは複数人でやって役割分担するというのが難しいのかもしれないと考えると、
ある決められた、与えられた役割というのをしっかり果たしていくということになっていくのかなと。
逆に専門性は高まりやすいのかもしれないですよね、と思っております。
じゃあ、大企業だとどうなのかなと。
大企業は、私が言った会社でも、日本で1万人、グローバルで3万人の会社です。
当然いろんな事業をやっている。工場自動化から健康機器とかですね。
あとは役割もいっぱいあります。
グローバルに展開して、フルラインナップでやっているので、いろんな役割とかいろんな組織があるから、
場合によってはちゃんといろんなことを経験を積むことができるし、
ある一時期だけ、出向とかプロジェクトという形で新しい役割を経験するという機会も多いんだろうなと思うんですよね。
最後は私が34年間いた会社で、大体最初の10年間は研究開発や技術を体験して、
その後10年間はお客さん対応、営業とか営業支援みたいなことに関わって、
最後14年間は商品企画、プロダクトマネジメント、マーケティングとかプロモーションとか、または新規事業とかにも関わることができました。
それでいうと、私の場合は大きな大企業にいていろんな幅広い経験ができたのかなと思うわけです。
一方で、全員が全員そういうわけでもないんだろうなと。
ある専門領域とかでずっとやられている方も多いと思います。
あとは、大企業だと分業化が進むので、例えば商品を開発するという役割があったとして、
中小企業だと商品開発をほぼほぼ全て、仕様決めから設計まで全て一人でやるとか、少数でやるというふうに担当することができるかもしれません。
大企業だとひとつひとつの商品を100人で開発するというのはおそらくよくあったりするんだろうなと。
商品のうちの100分の1、例えば極端なことを言うと商品を動かす組み込みのソフトウェアのある一部のモジュールだけを担当しています。
ある部分は深く経験できるけれども、あまりにも分業化が進みすぎて広く仕事を見るという機会がなかなか得られずに、
よく言われる転職するときでもポータブル、どこでも通用するスキルや経験が得られていないから、なかなか難しいなといったりもします。
中小企業と大企業、経験の深さ広さというのはそれぞれよしわるしとか特性があるんだろうなと思います。
経営者との距離感
もう一つ、私の経験で大企業と中小企業の違いと思うのは経営者とか社長との距離かなと思うんですね。
私は大企業にいたときに、出世しているわけじゃなかったのに平社員だったんで、経営層、例えば役員の人とか、担当事業、自分がいる事業部の役員の人と話をするなんて見たりもなかったし、
役員に声をかけるなんてことはできません。ましてや社長となると、実際に会うことなんてなくて、年に2回ビデオで見るだけで一方通行で、新年度の初めの話とか創業記念日のビデオとかを見るぐらい。
時々メールでやっていくと。一方通行で時々。私がいた34年間で社長3人おられたんですけど、多分リアルで実際に会って数少ない言葉を交わしたっていうのがそれぞれ1回ずつしかなかったのかなという感じですね。
最初の社長は入社式だけとか。そんな感じですね。本当に経営層とか社長との距離ってすんごい遠いなと。一方で今、社員6人の中小企業、小企業で事業者、コンサルティング会社ですね。
ほぼ毎日オンラインで会話をしますよね。週に1回、1、2時間、社員6人全員集まって話をしたりする場が設けられているので、そこで会話をすることができると。
直接話を聞いて直接自分の考えとか意見とかを伝えることができる。これは非常に距離が近い、大きい違いだなというふうに思うわけです。
社長が考えていることがすぐ感じられるということですね。なので今、私が小規模事業、中小企業に転職して思うのは、社長との距離が近いというのを何か生かして私ができることがないのかなと。
社長はね、私の会社が今、創業10年。社長が経験とか人脈とかを生かして4年前に創業されたコンサルティング企業なので、社長にはいっぱい経営資産があるわけですよね。
だけども、それが形式地化されているわけではなくて、暗黙地のまま残っていたりする。それってのは非常に今の事業としては重要な経営資産なんですけど、それが形として残っていかなければ、持続的に事業を続けていくというのは非常に危うくなるというふうに思ったりする。
それが中小企業の共通の課題なんだろうなと思ったりします。
なので、できるだけ形式地として残すというような仕掛けとか取り組みとかをやっていきたいなと。もうすでにいくつかやり始めようとしていたりします。
あとは、そういった社長の考えとか経験とか経営資産であるので、それをうまく社外に発信することによって会社の存在とかを感じてもらう機会を増やして、少しでも事業につなげられるようにしていきたいなと。
その辺は今、昨年の末から、公式SNSを福津Xとかリンクトイン、フェイスブックで立ち上げて、まずは一般的な情報提供から始めているんですけど、何か経営層、社長の考えとか思いとかをうまく発信して、何人値向上につなげていきたいなと。
そういうような仕事ができればな、なんて思ったりもしています。
それで、社長の言葉はなぜ届かないとかっていう本を先週読み終えて、経営者のための情報発信にも副題がついているんですけども、こういったのを読んで、うまく社長の言葉を大会に届けるような役割をちゃんと果たせるようにしたいなと思って、
活動を行動し続けていますということです。
今日は、大企業と中小企業の違いって具体的になんだろうという話を、自分の経験を交えてしてみました。
いかがでしたでしょうか。
今日も最後まで聞いていただき、本当にありがとうございました。
それではまた次回の加算配慮お会いしましょう。
さようなら、さようなら。
またぜひよかったら、今日の話よかったなと思ったらフォローして継続して聞いていただければなと思います。
さようなら。