2025-09-12 10:44

#231 【PLC特別回】オムロンのエッジコントローラ DX1

サマリー

今回のエピソードでは、オムロンの新しいエッジコントローラーDX1が紹介されており、データ収集と活用の容易さに重点が置かれています。このコントローラーは、既存の設備に後付けでき、他社のPLCとも接続できる特長があります。

オムロンDX1の紹介
おかさん、このチャンネルでは、宮古のほとり、滋賀県に住むアラカン、まもなく60歳、定年を迎えるはずだった会社を希望退職で辞めて、セカンドキャリアを歩き始めているおかさんが、仕事、生活、人生についてゆるーくお話しします。
改めまして、みなさん、こんにちは、おかさんです。今日は、また久しぶりに、PLCの特別回ということで、セカンドキャリアとか、中小企業診断士とか、そういったテーマを今日に持ってもらっている人に関係ないなと思われる話になるかなと思って、
ちょっと申し訳ないんですけども、久しぶりに、PLCコントローラーの話をしたいと思います。なぜかというと、私が1年前に辞めたオムロンから、新しいコントローラーの商品が発表されたので、ちょっとその件について話してみようと思います。
2025年9月10日に製造現場のデータ利活用を加速させるエッジコントローラーシスマックエッジ データフローコントローラーDX1を発売。使いやすさとつないやすさで製造業DXを加速。製造業DXを加速するコントローラーDX1ということで、
これが9月末からグローバルディスクでリリースしますということです。
私、1年前にオムロンにいたので、こういった産業の製品の開発とかって、そんな短期間でできるものではないので、こういった取り組みをしているというのは当然知っていたわけですけど、あまり詳しく、その辺はお話ししづらい。
やっと出たか。こういう形で出たのかというふうにちょっと考え深いなと思っています。
どの辺が、このDX1という名前がついているというのが一つ、非常にストレートですね。
何ヶ月か前にお話をしましたけど、オムロンってPRC最新のやつがNXシリーズというのを10年くらい前から出していて、そして今年2025年になって日本の一番大きなPRCメーカー三菱電機がNXコントローラーというのを出して、そしてKEYENCEもKVXコントローラーというのを出したと。
みんなXがついていると。新しい未来に向けたPRCはXなのかと。
このオムロンの新しいシスマックエッジデータフローコントローラー、PRCではないんだけど、Xという流れを踏んでいるということで、シスマックNXなどとシリーズとか補完関係だというのを謳っているのかなというふうにこの名前から感じました。
いくつか特徴があって、私が気になるなというか、今までのオムロンらしくない、ちょっと言葉が良くない、オムロンっぽくないなと思ったポイントが3つほどあるんですね。
1つが後付け、既存の工場の設備やPRCに全く手を入れなくて、後付けでインターネットで通信ケーブル1本だけでデータを集めることができると。
データ収集に特化した商品を出したというのは、今までしばらくオムロンでなかったのかなと。
NXシリーズというのも、こういったPRCのもともとの仕事である機械を制御するという制御の能力とデータを収集して加工する、処理するというデータ処理、情報処理の能力を統合して、ちゃんと一体として出してきたんですけれども、
今回オムロンはこのデータフローコントローラーDX1ではデータ収集に特化し、データ分析に特化したと。後付けで制御するPRCに全く手を入れなくてもいいと。この辺りは非常におお、なるほどと。
オムロンとして新しい考えの商品だなと思いました。2つ目が今までにも関係があるんですけれども、他社の主要なPRCにつながりますと。
これもなかなかオムロンで、ご存知の方はそうかもしれませんけど、ほとんど積極的にやってきていなかった事実として。だけども最初はこの発表時点から、三菱電機のメルセックシリーズ、JTECとトヨブックシリーズ、キーエンスKVシリーズ、パナソニックFPシリーズ、そしてオムロンのNJNXという最新のものだけじゃなくて、
従来からあるCS、CJシリーズ、CPシリーズなどなどですね、オムロンの既存のPRCにも対応、接続できるようになっていると。これが2つ目が今までにオムロンにはPRCで珍しい特徴なのかなというふうに思います。
そして3つ目が最新の、誰でも簡単に使えるというのを前面に出していると。
簡単に使える商品というと、日本だとキーエンスとか、最初に思いつかれる方があるかもしれないですけど、このオムロンのデータフローコントローラーDX1の一番目の特徴、誰でもすぐにデータ利活用でスタートというふうに言っているんですね。
ノーコードというのを聞いたことある方おられますかね。今、プログラムを書かずに画面上の設定だけでデータが集め、収集して分析できると直感的にですね。
グラフィカルに絵を描くように、データ収集とデータ分析のブロック、積み木みたいなものをつないで設定するだけでデータ利活用ができちゃうと。これが一番の特徴だというのも、ちょっとオムロン変わったなという印象を受ける特徴かなと。
大きく3つ挙げました。既存の装置、機械のPLCに後付けでできる。そして最初から日本の主要な他社のPLCに接続できる。そして3つ目が誰でも簡単にプログラムなレスでデータの収集分析利活用ができると。これが3つの大きな特徴があると。
DX1の特徴と利点
これは今までのオムロンにはない特徴で、新しさ、ちょっと変わってきたかなというのを感じる特徴かなと思います。もしくは踏み込んだこともできるということで、例えばPythonとかC言語で複雑な処理も書こうと思えば書くことができるらしいです。
この辺りは簡単に使えるだけじゃなくて、データの分析とか複雑なアルゴリズムとか処理とかしたいなと思われる方があると思うので、そういったのが今データ分析で非常に多く活用されているPythonが使えるというのは非常にマニアックな先進を考えている方には魅力的なプログラムだと思います。
これが特徴なのではないかなというふうに思います。
やっぱり今DXの時代、データを活用して生産工程のボトルネックを見続けて改善したり、エネルギーを監視して省エネしたり、そして機械の故障とかを予知してメンテナンスの生産性を上げたりと。
なぜならと言うと、データを利活用するというシーンは非常に重要視されていて注目を浴びていると。そこに特化して、もともと無論のお客さんでない人にも他社のPLCとか古い設備とかですね、無論にも対応できる、しかも簡単に。
その上で、もっと思い通りにいろんなことをやりたいという人にとってはカスタマイズ機能もあるので、この辺りにとても注目したいし、こういったものがどんどん生産現場に広がっていけば、
DXの導入も加速して、いい生産現場になっていくのかなというふうに思いました。
今日はまた私の詳しい分野、PLCに関する特別回ということで、無論が発表したシスマックエッジデータフローコントローラーDX1についてお話をしてみました。
いかがでしたでしょうか。
今日も最後まで聞いていただいて本当にありがとうございました。
それではまた次回のおかさん配でお会いしましょう。
さようならー。
10:44

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