1. お茶漬けナイト
  2. 【1-4】計画と未計画の行き来
2023-11-01 21:57

【1-4】計画と未計画の行き来

自分の人生で成功したい。そのために計画性を求めたい。一方であえて計画せず未知なるものとの出会い、その中にある偶然性を楽しみたい。計画と未計画を行き来することの楽しさがあるのではないか。


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お茶漬けナイト - Ochazuke Night @ochazukenight

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あー、そうだね。そうなんだよね。なんかでも、それはすごく、なんかそういう付き合いが、こう構築されるためには、一つ思ったのは、やっぱ大都会に住むって非常に難しいんだなって思ったの。
っていうのも、なんか例えばイタリアに住んでて思ったのは、やっぱヨーロッパって、こう、都市って言っても、あの、実際にさ、その、ま、人口密度とは別に、その、実際に面積的に、すっごいさ、東京みたいにさ、大都市にないわけじゃん。
例えばさ、ミラノ住んでる時とかも、ミラノってさえ、まあ、1日あれば全然端から端まで歩けちゃうというか、まあ、多くも分からないかな。
なんかだから、そういうさ、規模のさ、街って、やっぱ移動しやすいし、ほんとになんか、ちょっとすぐ誰かと会おうと思ったら、やっぱすぐ会えちゃうわけ。
そういう、こう、距離感というか、あとほら、その、そこまで大きくないから、そんなに行ける居酒屋とかさ、レストランとかさ、選択肢もさ、東京ほど多くないし、まあ、偶然ばったり誰かと会うっていうこともやっぱあるわけ。
なんかそういうことがさ、東京って非常に難しいじゃない。
どうしても誰かと会いたかったら、計画られたりとか、あとはあそこを予約してとか、なんかこう、いろいろ、こう、それに向けた準備というものが発生するから、こう、偶然っていうものがあんまりないし、すごくこう、なんだろう、計算されて作られた時間の中で、こう、見出す価値みたいな。
すごくこう、ある意味人工的って言うとなんか変だけど。
いやー面白いねー、なるほどなー。
人間関係のあり方がすごく違うなって、本質的に。
へー、すごい。人間関係が人工的なんだね。
今の話聞いてると。
いやでもなんかそうなんだろうな。
昔は違ったんだよね。
俺は今のエリの話聞きながら、俺今日さ、あのー、てか、今日どころじゃない、何回か思うんだけど、マンション住んでます。
で、エレベーターでさ、なんかあの、同じエレベーターに乗ってさ、で、俺の部屋って、あのエレベーターの目の前じゃないんだけど、まあまあエレベーターから、あの、あの部屋なんだって見える感じの部屋なわけ。
なぜか俺、なんか不安感を覚えるわけ。
あの、同じエレベーターに人が乗ってると、俺なんかこの部屋だってバレんじゃねえかみたいな。
全然別にバレていいはずなのに、なんかこう不安感を覚える自分がいるわけよ。
でさ、っていうところから俺今日ちょっと、あの、妄想してたのが、いやいや、昔は、あの、隣の人の名前と顔と覚えてるし、なんなら全然、あ、こんにちはから話始まってたはずだよな。
てか俺実家がそうだったわけ。
あの、隣の人、なんなら幼馴染だったし、なんか、てかもう、実家、マンションだけど、もう全部の階段の人の名前も顔ももちろん覚えてて、なんか会ったらなんか話始まっちゃうぐらいの仲だったんだけど、なんか今全然そんなことないし、むしろ恐怖感を覚えるみたいな。
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なんかおかしな話だなって思ってた、思いながら今日過ごしたんだけど、今のエリの話聞いて思ったわ、それを。
恐怖感か、それは恐怖感っていうのは、知られたら何が一番怖いの?
いやなんかもう、なんていうの、いやもう防犯の観点で。
別にもう男だから何のあれもないと思うけどさ、いやいや男だからじゃないね、関係ない。
いやいやそうそう、防犯の観点でとか、なんかそう、なんか思っちゃう。
え、でもめっちゃな新鮮やった、それ。
なんか、うちのバイアスかかってたって思った、さっきまさかの男だからじゃないわって言って、全部自己ツッコミしてたけど、なんか、あ、まさも、なんか防犯の観点であるって、なんか嬉しかった。
ごめん、なんかまさかさ、怖い言うてんのに、うちは喜びを感じてたの、めっちゃ悪いって思ったんだけど。
なんか、今声だけの話やからさ、まさかどれだけ身長高いかとかさ、なんかこう、見た感じ、優しいオーラ出てるけど、
何やろ、なんか割とさ、なんか喧嘩売られてもさ、問題なさそうな男やけど、なんか外見してるなっていう、勝手にあるやん、私の勝手な見た目バイアスが。
それで、なんか、防犯怖いって、なんか、共感できるって思って、ちょっとごめん、アハタイ気になった、うちの中で。
いや、思う思う思う、だから、だから俺はすごくエリーがさっき言ってた、人工的な人間関係っていうのがすごくね、刺さったんだよね。
ほんとそうって思った。
近くて遠いっていうか。
なんか、それで言うとさ、イタリアに住んでた時に、それこそ、うちのアパート、ヨーロッパってさ、通りがあったら、その通りにメインしてるアパートがあって、中入ると中庭があって、その中にもさらにアパートがあるって結構よくある。
内側にさ、一時期住んでて、私たち。
そうすると、一応バルコニーがあって、バルコニーはまた別のアパートのバルコニーをメインしてるの。
バルコニー同士みたいな。
そしたら、夫が、なんだったかな、何かをして、洗濯物欲しいなのかな、忘れたけど、何かをしてる時に、たまたまちょっと上見上げたら、一個上の階に似たような歳の男の子が、なんか歯こすってて、それでバーってぼーっと見てたら目が合ったんだって。
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そしたらなんか、友達になったのね。
いまだに連絡取るぐらい仲良くて。本当にびっくりだったんだけど、たまに夕方とか、私普通にお風呂とかに出てくると、なんか夫がいないわけ。
あれ、さっきまでいないなと思って、ベランダ見ると、ベランダ越しにその男の子とさ、ベラベラベラずっと。
そんなに近いわけじゃないんだよ。ちょっと距離はあるわけ。
彼女の人も絶対聞こえてるわけ。楽しそうに何の話か知らないけど、なんかギラギラ笑ってんの。
それを何回もやってて、そのうち反対側に住んでる男の子にルームメイトができて、たまたまアメリカ人だったんだけど、アメリカ人の子も参加して3人で話すようになって、いずれか私も参加して4人で話す。
そろそろベランダうるさいからって言って、いううちに来てもらうようになって。
へー、すげー。
でもそれはだから、今東京で絶対ありえないじゃん。
それが夫になってはすごく寂しいんだよね。
夫はそこまでじゃないけど、でも確かに振り返ると、そういう出会いがあったら確かに楽しいだろうなって思うことはあるかな。
うーん。
ないよね。
ないよね。
うん。
そうそう。
なんか圧倒的にさ、人の名前覚えられへんのよな、うち。
だから、もう何回も話してんのに、近所の人の名前覚えられへんから、なんかその場で、もう一回こう、あ、すいません、名前何でしたっけ?って。
ちゃんと聞くんだ、それ偉いね。
なんか、名前知らなくてもさ、なんとなく人間関係できちゃうときないね。
いや、あるよ、あるよ。
ある。
あるよ、ある。
ちょっと聞くの躊躇したいね。
あるある。
だからなんか、そうやってゲラゲラ笑えるってことは、その壁クリア絶対してんねやろうなって思った。
確かに確かに。
これで言うとなんか、多分最初とかさ、多分いきなりさ、あなた名前何なんて絶対聞いてないじゃん。
名前も知らないのに、なんか話して仲良くなってたんだよね、それと。
いいよね、なんかそれって。
なんかコミュニティがあるっていいなって思う。
なんかさ、さっきさ、ちょっと話戻しつつも今の話を続けるんだけど、
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優がさ、なんかその、友達によってはさ、そのなんていうの、競い合う状態みたいなのが続くっていう話してたじゃん。
それ俺もさ、そうでさ、別に言葉には出さないんだけど、でもなんかその、最近仕事どうみたいな話から始まってさ、
なんかどれだけ昇進したかみたいなとかさ、給料転職してどれぐらいになったみたいなことをさ、
なんか報告し合う人もいるわけ、友達に。
でさ、それはなんかもうどこかで、いや自分もだよ、自分も感じてるけど、自分もそう思ってるけど、
なんかやっぱりそのそこに競争が発生してるんだよ。
それがいいか悪いって話じゃないんだけどさ、今のエリの話とかさ、その聞いてるとさ、
もう全然そんなの関係なく、ただただこう人で、人と人とのなんかこう掛け合いを楽しんでるっていうのはあるよね。
そうでさ、なんか何なんだろうね、なんかその競争になんかすごく彫り込まれてる状況めっちゃ多い気がするんだよな。
それなんかでもエリの話聞いてるとさ、例えばイタリアとかだと全然そんなことないのかな、みんななんか。
いやでもあることはあると思う。
もちろん、そうだね、なんかやっぱ年、年ぶりじゃない、だから都会に住んでる人の方がそういう傾向は強い気がする。
中に住んでた時は本当に、なんか人生に目標?目的?何それ?みたいな。
ほんとそんな感じで。
いいね。
私の方、そういう風に思ってる。
あ、やばい、ごめん、ちょっと起きちゃった。
どうぞ。
どうぞどうぞ。
なんかいいなーって思った。
人生の目標?目的?何それって。
なんか友達でおるね。
めっちゃ好きやね、その人と一緒にいるの。
なんかさ、まさが言ってくれてたさ、競争し合うキャリア友達的な。
なんかそのコミュニティも大事やなって思って。
なんかこのインフレ激しい中でさ、
なんかどんだけその自分の給料をインフレに合わせていけるように上げていけるかっていうのも大事やし。
そうやな。
なんかそういう友達はうちおらへんの。
だから、そんなこと話す友達おるってめっちゃいいなって。
うちは若干羨ましくって。
なんかその、漠然としたさ、不安とかさ、
なんか漠然と、今の年齢やったらこんくらいなんちゃうんとかさ、
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なんかわからへんけど、そういう指標みたいな、社会の指標みたいなのがあるやん。
あるある。
なんかそれにさ、翻弄される自分もたまにおって。
その時がさ、一番目的見失ってんねんな。
そう、だから私は、なんか目的を持って競争のために、
なんか誰かと一緒にいるっていう人の生き方もいいと思うけど、
なんかうちはどれだけ温かい人間環境築けたかみたいなところを重視したいなって思うねんけど、
なんかその価値観に居てる人を探すのがめっちゃむずい。
だからなんか今、さっきまさがアート系のコミュニティに入ってますみたいな話したときに、
うちもそうしたいって思った。
いやね、俺ね、さっき優がさ、言ってくれた、目的見失ってんなって言ったやんか。
それね、俺もめちゃくちゃあるのよ。
たびたびあるの、しかも。
周りと比べて、自分が、俺ね、今までの人生の進め方としては、ある程度結構競争心が強くて、
例えば今戦ってる人たちと勝ったら、今度は次の自分より上の人に対して目標を設定して、
その人たちと戦うっていうことを繰り返していくために。
だから常に自分が負けてる状態みたいな環境に、自分は多分無意識なのか何なのか追い込んで頑張るっていうことをやってきたのね。
そうするとさっき優が言ってたみたいに、周りと比べて自分が下だから不安とか悔しいとかっていう風になって、頑張るってことをしてきたんだけど、
去年あたりにふとね、これハムスターの滑車だなと思ったのよ。
わかる。めっちゃわかる。
これ永遠に走り続けるやんって思って、疲れるなこれって、何のためにやってるのって思ったんだ。
本当に優が言う通り目的見失ってんなって思ったんよ。
で、コーチング受ける機会があって言われたらまさに目的で、
競争心を目的持った方向にした方が自分の力が発揮できるよっていう風にすごく刺さったんだよね。
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目標持ってっていうのすごい重要だなって思ってさ。
さっきの成功主義みたいな話も、ただ比べるんじゃなくて、目標を持って比べるっていうんだったらまだ政策悪魔っていうのが、
ポジティブな方向に比べる方向に比べるのがいくかなって思ったから思ったんだよなっていうのと、
あともう一個優が言ってくれた人を大事にするっていうのも、そのあたりからすごく自分の中でめっちゃ意識持ってたんよっていうのも、
俺にとっては目標を持って成功していくってなった時に一つの軸として、みんなで頑張る、みんなで何かを成し遂げるっていうのがすごく楽しいなって気づきがあった。
自分の中で人生振り返った時に、結果論ね、結果論を振り返ったら、何かチームで成し遂げるっていうことにすごく興奮するというか、だなって思った。
だから仲間を大事にするとか、人を大切にするっていうのって、俺にとってめっちゃ必要なファクターなんだなって思って、
そこからね、仕事だけじゃなくて、本当に仕事も完全に放り投げたとしている人を大切にするっていうのが自分の中で中心の軸としてあるんだなって思って、
っていう気づきはあったんだよね。
そうすると結構幸福度が上がったんだよね。
本当ハムスターの活社からちょっと外れたっていう。
殺伐とした感じじゃなくなった。自分の時間が。
俺はこのポッドキャスト始めようって言ったのも多分それもあって、
なんかさ、自分のその仕事、なんていうの、デューティーとしての仕事じゃないんだよね、この時間。
自分の幸福度を上げるための時間という捉え方を劣化していくさ、この時間っていうのもあるかも。
そうだね、ハムスターの活社。
なんかそれで言うと、私はすごく多分自分で変わったなって思うのは、
いまだにやっぱり自分が成功したいっていうふうに思ってる自分はいる。
そこは否定しないし、でもそれもモチベーションになってるからいいとしてるんだけど、
でも前はもっといろんなことを計算して、こうして、ああして、こうやったらあそこにたどり着くっていうのを常に考えてたから、
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もう計算されたものの上に走るみたいな。
でも最近は、なんか一歩とか先はちょっと考えるけど、でも二歩とかもうそれ以上先はわからないのね。
でもそのわからないことが楽しいの。
いやー、わかるね。
今日のキーワードなんか人工的と偶然みたいな感じやね、なんか。
そうなんだ。
わかるなー。
なんかそこに幸せというか、満足なんだろうな、そういう求めてるものがあるような気がするんだよね。
計算され尽くしちゃだめだし、でも全くなしも多分怖いから、
でもこのうまいグレーゾーンというか、交わってるようなどちらでもないところに楽しさがあるんだなと思って。
そこを常にこう、なんか計画をちょっと立てては、ちょっと計画立てすぎ、みたいな。
うん。
いい、そのなんか二歩先がわからないが楽しいってめっちゃそうだなって思って、
なんか今自分のやっている仕事が楽しいって思う瞬間すごい少なくなったなと思ったの。
その時に、めっちゃテンプレート型人間になってるからや、みたいな。
型にはまらないと達成できないことって多いんだけど、型にはまることで次のことわかってるから、
なんかわからない、確かにわからないのやってることのタスクって、わからないことも多いから調査しなあかんねんけど、
なんかその、不確かさみたいな、欲しいなーって。
人生のワクワクというか、刺激みたいなところが、なんか前の会社はめっちゃそういうの多かった。
なんか、明日やることが6ヶ月後にどんだけ花咲くかわからないみたいな。
だけど確実にいいことやってるのはわかってて、
そのなんか、これを選択することによるインパクトみたいなのを見ることの楽しさ、
味わいた、みたいな。
そうだね。
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味わう。
今の優の話聞いてて思うもんね。やっぱりその、
人工的っていうかさ、完全に未来が予想できることばっかりだと疲れてきたりとか、飽きてくるってこともあるかもしれないし、
だからなんか、全く仕事とは違う文脈の友達、コミュニティとかに入って、
偶然性を味わうみたいなさ、やっぱ必要だよね。
というかなんか、普通に休日に友達と遊ぶとかって、多分その得意なんだと思うんだよね。
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