皆さんこんにちは、フリーランスデザイナーの駒井です。
ナンバー2道場代表の川田です。
ナンバー2道場ポッドキャスト、この番組は中小企業経営に長年携わってきたほぼ70である川田のおっちゃんが、
ほぼ30であるフリーランスの私、駒井へ、経営にまつわる60個の話をあれこれ本音で、時にコンプライアンスの道を剃れつつ送る老若今後型ビジネス系ポッドキャスト番組です。
前回に引き続き、ゲストもう一人の駒井さんに来ていただいてます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回の話以外にもまだまだお話が、
もう山盛り。もう一山なんぼぐらいありますか?
ぐらい聞いておりますので、今回のテーマに、それでは参りましょう。
ナンバー2道場60の経典より本日のテーマは、
その12、アルプスの少女ハイジ経営とは、
はい。はい。はい。はい。もう一回行きますよ。アルプスの少女ハイジ経営。経営でもその、経営ですね。経営のことですね。はい。
全、ちょっと、なんやろ、想像してみよう。なんやろ、アルプスの少女ハイジはわかりますよ。はい。
でもなんか、なんやろ、別に世界動画劇場の世代でもないし、あんまりピンときて、クララの方がイメージあるし。
そう、クララも出てきますね。なんかその、町、田舎にいたのに町に出されて、学校いやいや行って、みたいなイメージしかないですけど、これはどういう話なんでしょうか。
まずですね、あの、この太陽、トップが太陽。はい。
っていうところと、あの、すごく近い話なんですけども、はいはい。
えー、トップがその、なんていうかな、こうギシギシやってるとダメよと。うん。
で、その典型がこの小牧さんなんですけども、この小牧さんのやり方を、まあ僕が勝手に、うん。
ハイジ経営と名付けたわけですね。あ、もう河野さんがずーっと見てて、これはハイジ経営だなって。そうそうそう。どういうこと。
ハイジってあの、山の上をスキップで行くんですよ。はいはい。そうですね、オープニングよろしく。そう、ランラランとか言いながらね、スキップするだけですよ。
で、トップは僕それでいいと思ったんです。あ、もうスキップして、楽しくしといてくれと。はい。でね、実際にはその営業マンに、お前たちの緑の芝をちゃんと設置しとけ。
技術のものを火吊り用意しとけとかね。はいはいはい。クララ役のやつそこ座っとけとかね。
みんながビシッとこうね、やってる。で、経営者はそんなこう、ありがとう、ありがとう、みんな幸せだねって言いながらスキップしてもらう。おじいさんってことですか。あ、そうですね。
僕が言ったらその時、ペーターの役もしてた。そうそうそう、ペーターも。いろいろ役。いろいろ役。そういう形で楽しくやっていただくというかね。
それも社内が楽しくなるし、意識的に社内を明るくしようという経営者は今で見たことあるんですけど、こんなの超天然な人。
天然で、いい意味でね。はい。天然で楽しくしようとしてる人。はい。しようとしてるっていう言葉もちょっと合わないかもしれないですね。ないです。自分はそのものなんでね。
それでもみんなが楽しくなってるみたいな。笑うんですよ。思わず笑ってしまう。もしくは苦笑。苦笑。それはいいのか。苦笑。身が笑いと書いて苦笑です。
やっぱりね、人を安心させる人っていうのがこういう人やなっていうのをね、ちょっとね、今日お伝えしたいなと思います。
聞いてみたいですよ。聞く前に、ハイジさんはどうなんですか?その辺は。いやー、もうなんかね、ちょっと恥ずかしいネタもいっぱいあるんですよ。あ、そうですか。じゃあもう、いろいろもうお聞きお呼びなんですね、このハイジさん。もうしょっちゅう言われてましたから、こういうことしましたよね、とかっていうのをね。
それで皆さんが喜んでいただけるのであれば。本人目の前にして。じゃあちょっと教えてください、そのいろんなお話。はい。
社長になられて、引き継ぎで会社はまあまあ躍進していきましたと。もう本当にね、その天然という人は、僕も今でいろいろね、天然ぽいなあ人に、今でいくらも出会ってますけどね、格が違う。
天然の格。桁が違う。桁。もうね、その天然の度合いが違う。例えばですね、新人の子が入ってきました。新人の子が。営業ですね。
で、なかなか売れへんわけですよ、最初。最初はね。で、彼が初めて注文を取ってきたと。小舞さん非常に喜んで、みんなをね、その3時ぐらいだったかな、仕事してるみんなの手を止めて、みんな集まって、事務所に集まってって言ったわけですよ。
なんやなんや。ワーッと集まってくるんですよ。まあ、けい君。けい君はまあ受注したんで、ということなんですけど、で、みんなの前で、喜んでみんな、けい君が初黒星をあげたのよ、っていう。
それがね、真面目な顔なんですよ。白星って言ってるつもりなんだよ。言ってるつもり。だから社員全体は、これはどう対応したらいいの。ぽかーてんてんてん。
あ、これ間違ったと思ってるんですと、それおかしいですと言えません、社長なんでね。う、う、う、みたいな。というかね、みんなね、うつむいてるけどね、肩が揺れてるんですよ。笑ってる。
それも、じゃあそのままやったんですか、その黒星あげたの。そのまま。え?後で。後で。こう言いましたよね。あそこは白星でしょ。もう消えたいなと思って。
そりゃそうだわ。あの時言うてくれよと。そう。で、その後の、黒星おめでとうって言われたけい君も、お前どうやったと。確かにあの、黒星って変だと思いました。
だから、彼も社会人の歴が浅かったんで、この業界では、黒星って思うかも。なんかね、スラングなのかな、とか。業界用語かな、みたいな。みたいな感じでね。その子も素直やな。英語なんですよ。
本がいっぱいあるってね。でね、いろんな人と出会うじゃないですか。で、よくね、人生が変わった。この人の出会いで変わったとかあるじゃないですか。この出来事で人生が変わった。
うん、ターニングポイントなところもね、いますね。
お前なんかの時にね、またみなさんがいてる時に、おっしゃったわけですよ。ほんとこの出来事で、私の人生がね、365度変わったわけですよ。
いけんか多いな。ちょっとだけまたずれてる?
だいぶですよ。
まず180度じゃない?
そうそうそう。
一瞬回って、まだもうちょっと変わってる。
社員としては、うつむいて、肩ゆすって。
いいなあ。
これすごいでしょ。
いいなあ、明るいなあ。
アホですわ。
波の天然は、180を間違ってね、360度って言うんですよ。
戻ってきてるやないか。
365度、この5度が。
進んでるやんけ。やっぱ変わってた。
でも社長だ。
かわいいなあ。
でもみんなね、正面切ってるとおかしいと言えない。
言えないんや。
うつむいて。
その感覚で社長がそんな感じだったら、その場で突っ込めへんのかなって。
社長がね、天然で明るいんやったら、みんなは何言ってんすかって言うんかなと思ったら、それは違うんですね。
違うんだよ。そこがね、体育会計のノリで、社長というのを一番イライラしてるというのは、僕はみんなに植え付けてるんで。
ナンバー2北風から私が来てるから。
この人が僕らの頂点やと。
なるほど。
ナンバー2赤のいながら。
355通りから。
そうは言われても。
ほかにもあるんですか。
あるんですよ。
でね、ものすごく目をかけてた人が一人おったんですよ。小林さんが。
で、辞められたんですけどね。
いろんなことがあって。
で、最後に会社に後ろ足で砂かけるみたいなことをされたことがあったんですよ。
僕らから見て、小林さんかわいそうやなと。あんだけ人分け合ったのに、そんなのされるんやと。
で、慰めの言葉としてね。
社長、こういうこともありますよって。
でもやっぱり久々に怒ってあったんですよ。
あんまり怒らない人なんですけど、珍しく本当に怒ってあったんですよ。
どういうことなの?って怒ってあって。
みんなもね、まあまあ小林さんいいじゃないですかって。
斜めに入っているときに、ゆーたん、放った一言が、これが飼い主に手を噛まれることよねって。
わかっちゃうぞ。
なんかおかしいこと。
あれあれ、怒ってるしなんか言えへんしみたいな。
それをね、素の顔で、怒った顔で言うんですよ。
飼い主に手を噛まれたわって。
私が、もうこんなん、言ったら一番メジャーな話なんですけど。
もう細かいこといっぱいあるんですけどね。
もうちょっと見逃してほしいなっていうときあるんですよ。
絶対見逃さない。絶対レシーブしてくるんですよ。
もうそれほっといてっていうやつも。
逃してほしい。
逃してほしい。
もういろんなものがあるんです。
でもね、やっぱりトップって人に安心を与える。
この人純粋やし、人を騙すとかそういうことしない、でも真っ直ぐやと。
いうのがこういうときに出るんですよ。
だから言葉巧みにね、いろんなこと熱弁する経営者っていくらもいてるんですけど、
これだけのことをやらかす経営者って僕見たことないですよ。
やらかすって言ってる。
面白い。
なんか確かに失礼な話ですけど、めっちゃ言葉選ばず言うと、
あ、そんなんでも経営者になれや。
思っちゃうじゃないですか、今の話聞いたら。
それは小林さん自身の人柄とかもあるし、
気概とか人に対する思いとかもあるし、
プラス北風の部分ですよね。ナンバー2は大事。
だから波のポンコツはね、ただのポンコツなんですよ。
それが立派な経営者、頭の切れる経営者。
そこを突き抜けたほんの0.2%のところに本間もんがいてるわけですよ。
本間もん。
超本間もん。
本間もんってなんか響きある気がする。
僕はいろんな経営者を見てきたし、トップセールスって呼ばれてる人ともあったし、
肩書きのすごい人も何人もお会いしてますけど、
この人ほどすごいなと思ったことはないですね。
ありえないもん。
ありえない。
ありえない。
いろんな意味を含めてすごい。
すごい。
なんかわかんないですけど、僕がもし川端さんと似たような立場に立ったときに、
この人はすごいなってアンテナを貼れるかっていうと、なかなかその自信はなくて、
きっとそれも先ほどおっしゃったように過去の経験から、
いろいろ物差しがあるから、これは違うっていう判別ができたって感じなんですかね。
やっぱりね、この人本物や。
っていうのはね、ある程度修羅場をくぐってきた人間やったら気が付きますわ。
で、今言ったようにそんな間違いばっかりしてる。
言葉大事なとこでとんでもない発言してると。
ポテト。
そう。
とこだけ見てる人はまだ浅い人ですわ。
見てるところが。
だから先ほどのね、前回も言いましたけど、見えないとこで1000万でみんなのために一生懸命怒ってるとかね。
そういうことができる人っていうのはやっぱりすごいですね。
なるほど。
あと名誉を回復のために一つ言うときも。
ぜひぜひ最後に一つ。
一緒に営業回っとったんですよ。
で、僕はまだ入ったばっかりで、機械の機構はよくわからない。
どんな感じで動いてるのかと言ったら。
小前坂前田って営業されてると。
私は後ろで聞いてる。
女性で機械に詳しいってあんまりないじゃないですか。
確かに確かに。
向こうの方とやりとりしてる。
僕は横で聞いてる感じでした、新人の頃。
そのときに向こうの方がね、お客様が、
これの機械っていうのはどういう形で動く?
スイッチが入ったり切れたりっていうのはどんな感じで設定されるんですか?
というときに小前坂さんが胸を張って、
うちは無電圧A接点で動いてますと。
無電圧A接点で動いてます。
電気がないね。
無電圧。
無電圧、電圧がないA、ABCのAの接点。
無電圧A接点で設定しておりますと。
僕後ろで聞いてて、かっこいいなと。
めっちゃ詳しいやん、この人、機械に関して。
そうですね、そのさらっと。
向こうの方、あんまり詳しくないのかどうかね。
公務の方から逆に分かりきってるのかもしれないけど。
無電圧A接点ね、そこですか?分かりました?みんなと会話があって。
商談が成立。すごいなと。
この人めっちゃ勉強してると。
小前さん女の人、女の人にまた怒られるけど、
女性でなかなか電気関係が。
当時で言ったらたぶんそうですね。
すげえなと。
契約成立して車へ帰りました。
私運転手なので運転します。
ブーブーブーって発信しながら、
小前さんちょっと聞いていいですかと。
先ほどの無電圧A接点。
勉強失せたとき申し訳ありませんと。
僕まだ勉強分かってないんで、
どういう形なんで教えていただけますかと言ったんです。
その時の答えが素晴らしかった。
それはね、
無電圧のA接点なの。
あははは。
え?
何も知らん。
何も知らん?
もうAイコールA。
そう。
じゃあもう、その知ってた単語を、
そうやろうっていうのを言ってしまう。
言ってしまう?
当てずっぽうで言うと。
まあもう大体それやったんです。
そういうのはわかってる。
大体そういうもんやったから、
まあ今回もそれやなと。
状況としては多分そうだろうと。
それを堂々とポンと言ったわけです。
それで通ったし商談成立。
勘違いしてくれるんですよ。
あははは。
素晴らしいですね。
素晴らしいけど名誉回復なのか。
お前は音してる。
まあその後、いろんなとこ行って、
小前さんが前立って営業されるというのを何回も見ました。
たくさん契約もされる力もございます。