なった時に有名なことで小田原表情。会議ですね。
会議の中で戦うべきやと。
門を閉ざして、あいつらが帰るまで頑張ったら戦える。
いやいや、日本の情勢としては秀吉くんがナンバーワンでめちゃ強くなったと。
これ以上喧嘩しても意味ないから部下になろうっていう話で、
城の中でわちゃわちゃになるんですよ。
小田原表情の中で。
表情は会議ということですね。ベタで言うと小田原会議。
お父ちゃんと、先頭的なお父ちゃんと平和主義の息子さんがやるわけですよ。
意見が合わへん。
城は今まで上杉謙信が来ても落ちなかった城や。大丈夫や。
あいつらは冬になったら帰ろうと思ったんだが、えらい対談してありますよと。
どうすんのと。
戦うに表で出ていくわけでもなし、和平を結ぶわけでもなしってやったんですね。
結論だけ言うと、ずっと城の周りに取り囲んでるわけですよ。
もう農地もあるから住んでるわけですよね。
ぐるりーっと取り囲んでるから表行かれへんわけですよ。
城下町って遊びに行こうなんて言ったら殺されるから城の中で。
なんとかそこでものすごく米の高い山盛りあると。
山盛り歩いてもそこでの兵隊さんやお姫さんがいっぱいいてるから。
みんな食わすとなると。
だんだん減ってきますよね。
冬になったらカエルを持った人が帰らんと。
たがやしてますぜと。
マジ作ってますやんと。
その時に大事なこの小田原表情っていう話題なんですけど。
つまり戦うべきやっていう、たとえばお父ちゃん。
いやいやここは守るとか和平を降参すべきやっていう息子と延々とやるわけですよ。
話して。
ずっと寄稿してるわけですね。
そうです。
どっちも意見がまとまらない。
となって一冬過ぎましたでと。
カエルを持ったら帰りやめませんと。
でどうすんねんと。
またそれぞれのお父ちゃんの部下。
息子さんの部下。
やっぱりけんけんガクガクやりとるんですよ。
いやもうこんなけじらしてはいえねんとかさ。
いやいやもう今降参した方がいまいち助かんねんと。
やってるうちに何が起きたかっていうと。
さすがのお城も食料がなくなってきたと。
はいはいはいそうでしょうね。
なんか押入れにフスマって言うじゃないですか。
フスマって何でフスマっていうか知ってます?
いや考えたこともない。
フスマっていう植物なんですよ。
あーそうなんや。
でフスマっていう植物は馬やロバやったら食べれるわけですよ。
人間が食べればちょっと厳しいんやけど。
でもそこにいろんなもん練り込んでるんで。
最後どうなかっていうと食料がなくなったと。
みんなもう痩せをとろえて大変だったと。
だからフスマを食べるんですよ。
土と混ぜたような藁みたいなのを食べて生き延びようみたいな。
みんなガリガリになって。
どうすんのって状況やけどまだお父ちゃんと息子は。
おだわら表情で揉めてる。
揉めてる。戦うべきや。降参するべきや。戦うべきや。
延々とやったわけですよ。
そのうちどうなったかというとほぼバタバタガシャが出てきたからもうあかんなと。
でごめんなさい降参ってしたんやけど。
たぶんお父ちゃんは切腹しながら見たこと言われて部下になるというかな。
法上者はそれで滅亡していくんやけど。
何が言いたいかというと決めないとさっさと決めろって。
なんか。
おっしゃるともうみんな思ってた。みんな思ってた。
だから前回お話しした機械のクレームがあって悩んでる部下の話したじゃないですか。
あれも一緒なんですよ。朝から晩までどうしようどうしようってずっと悩んで行動を起こさなかった。
電話一本するのも非常にこの社長が怖かったから電話をしなかった。
さらに事態が大きくなった。炎上した。
私が消火に行ったんやけど。
全く一緒で決めるべきところで危険を決めてどっちへ進むとかっていうのは
さっさとせえへんかったら絶対結論は出えへんよっていうビジネス教えなんですよ。
なるほどね。
歴史から学ぶって言うじゃないですか。
はい。
ほんまにあるんすね。
そうですよ。
だから語れへんと思ったらごめんなさいしたらええし、プライドだけで言ったら最終説服ですと。
あんたはいいけど部下どうすんねんなるし。
だからその辺の全体をバランスを考える力。経営者はもちろんないし。
今回その経営のナンバー2道場っていうから経営を支えるナンバー2の人が大事だって話してるのに
そこのバランス感覚がない経営者って困るわけね。
そうか。
ニュースからの情報だけですけど、どっかの大きい電気メーカーの負債の話か何か思い出したというか。
さっさと決めてさっさと動かんかいみたいな。
そう。だからトップが方向性間違う。でもね間違うのはまだましなんですよ。
右やーって言ったら偉いことになったと。すぐ撤収を一旦引き返して。
さっさと決めて。
左へ方向変換。やったらええねんけど動かへん。ずーっとお座敷の奥で腕組んで考えてると。
いやー右やーってずっと言ってると。
そうそう。で左や右やどうする?もうちょい考えよう。もうちょい考えよう。
それ延々とやってるうちにどんどん体力落ちてくる。国力も落ちてくる。
企業だって何の改善もせえんかったらだんだん時代に残されていく。
まさに小田原城が会社の建物そのものですよね。
そうそう。
一番上で社長とナンバー2が揉めてるみたいな。
社員たちはどんどん給料も上がらずみたいな。
ガシしていくみたいな。
ガシしていくぐらいの極端で言うと。
だからね、今道場やってるから若い人に言うんやけど、絶対間違わないって行こうとするなと。
間違いながら、間違ったら撤収したらええねん。
今の若い人っていうくぐりにするといかにもジジイみたいな言い方になりますけど。
ジジイだからいいんすよ。
恐れるなと。
完全な正解、この道が絶対間違いないとわかるまで動かへんと。
そのうち道なくなるでと。
嘘やな。
だからえいやと思ったら、無茶せえ言うんじゃないけど、6割7割これでええんじゃないのと思ったらそこで動く。
これ、若いやつ目線からの話行くと、比較的、えいやのレベルはそれぞれあると思うんですけど、
結構若い人の世代では、6、7割で、例えば小さい話で言ったら資料とかも、6、7割でも上の人に見せて、フィードバックもらってっていうこのやり取りで成功を目指していきたい人が結構多い。
それも多分裏を返せば、10割作ってあかんって言われる失敗を恐れるリスクでもあるんですけど、
効率みたいな意味で、6、7割でどんどん出していくっていうことをやろうとしてる人はいる。
逆に、いやいや、6、7割で見せられてもわからんわいっていう通り一変とな上の世代もいる。
なるほどね。
逆に。
上の世代で失敗を、もうどんどん俺たちの世代では失敗もしてきたんだっていう方ももちろんいるんですけど、
なんかこの小さい話から大きい話まで、6、7割でご相談させてくださいっていう若い世代も結構増えてるけど、
いやいやお前ちゃんと10まで考えよっていう人も結構いて。
それね、優秀な大企業でありがちです。
そうっすよね。
そうっすよね。
あのね、僕もいろんな企業と付き合うんですけど、重ない。
重ない?小声で言ったけど届いてる。
重ない。
今はいいけど、後々開かないのなって思う時あるもん。
なるほど。そっか。重ないっすか。
でも体力があるから変に温存しちゃう。
そうそう。別にその人がどうだろうが、会社という体力があるから。
だからよく言うじゃないですか、歯車みたいな。
ある意味本物の歯車。ある意味歯車に失礼なんですよ。
僕機械屋さんやってたから、いや歯車行くなかったら動けへんでと。歯車行かへんでと。
歯車に失礼って初めて聞いた。
そんなもんなんで、やっぱり自分で考えて動く。状況判断するとか。
っていうのは、やっぱりそういう環境に身を置いた方が人生は面白いし、本人としても上の段階に生きやすい。
そうですよね。やって失敗するから見える世界があるんですよね。
全部、こける前からこけてあかんって手添えられたら、こける時の手の付き方もわからへんからね。