アザブ競馬場へのヘイト
Speaker 1
君は、君はどう生きてますか?
Speaker 3
どう生きるかのさ、生きてるのを生きにしてるやつ見たよ、どっかで。
写真は、ヤンキーの写真かな?
Speaker 1
多分、一言だけツイッターでピッて書いて、一言でバズを持っていくみたいな、そういう感じのやつで。
なんか、アザブ競馬場っぽいアプローチに見えるね。 アザブ競馬場が、なんか、ポッドキャスターへのヘイトを撒き散らしてるツイッターだね。
Speaker 2
撒き散らしてるね。また俺もなんか見たな。 インターネット人気者ラジオがどうのこうのみたいなやつの第2弾。
Speaker 1
第2弾あったね、なんか。 あれは、
Speaker 2
何なんでしょうね。 われわれのアザブ競馬場回も聞いていただけたかね。
Speaker 1
どうなんだろうね。でもなんか、アザブ競馬場に関して言うと、
同族嫌悪みたいなことなんじゃないかなと思ってて。 そうかもね。 あの人も、クリエイターというか、
としては、なんかそういう素人のところから出てきた人じゃん。 割とそのエスタブリッシュメントのものを作るっていう人たちに対して、
草の根から出てきたっていうところで、なんか ポッドキャスターみたいなものも同じようなものだなと思ってて、
そこに対するなんか同族嫌悪とか、お前らとは違うんだみたいな、そういう感性みたいなものがあるのかなと思っていて、
Speaker 2
なんか病的だなと思ったね。 そうだね、ちょっとツイッターとかも病んでる感じがあるよね。
Speaker 1
それに限らず、なんか見てると。 なんか承認欲求をこじらせて認知が歪んだりしてるんじゃないの?
まさに、最近流行りの認知の歪みですね。 認知の歪みね。
認知の歪みって200個ぐらいあるらしいよ。なんかわかってるやつだけで。 認知が歪んでるときの、なんかその歪み方の定型的なものに名前がついてるんだって。
Speaker 2
こういう認知の歪みっていうの。 どういうのがあるんだろうな。
Speaker 1
なんか忘れちゃったけど。いわゆるダニング・クルーガー効果とかあるじゃん。 知らん。
認知の歪み
Speaker 1
知らない?そのなんていうの、自信とスキルっていうのって、こうやって先継に上がっていかず、何かをやり出したときにガッと自信が上がって、そっから絶望の谷っていう中級者になると自信がなくなって。
上手くならないなーみたいなね。 そうそう、完全に理解したっていうのは初心者だっていうさ。
あれも認知の歪みなわけ。それは自分のスキルと自分がどの程度できるかっていう自己認知の間に乖離があるっていうことじゃないですか。
そういうふうに認知が、こういう状態のときにこういうふうに認知が歪むっていうことで、すでに分かってて共有されているものっていうのがものすごい種類あるといううちの1個がそれだって言ってたね。
Speaker 2
それで言うと、あざぶき兵馬場のポッドキャスターに対するヘイトはどういう認知の歪みから生まれているのか。
どうなんだろうね、ちょっとそこまで分析してなくて。 今のところダニング・クルーガー効果までしか。
Speaker 1
ダニング・クルーガー効果じゃないよね、多分ね。 違うんだ。 うん、違うフレームワークじゃない?
Speaker 2
そうなんだ、ダニング・クルーガー効果もその認知の歪みのなんか始終発展みたいなやつの1個だっていう話ではないんだね。
Speaker 3
あ、そうだよそうだよ。 あ、そういうことだ。でしょ? そういうことそういうこと。
Speaker 2
他にもなんかいろいろあると思うよ、認知の歪みのバリエーションみたいなのって。 ダニング・クルーガーは誰か知らないけど、心理学者みたいな人のほうかな、どっかの。
ダニング・クルーガー知らない? 知らない。 あ、ほんと?
Speaker 3
あの、こういうグラフは見たことあるでしょ、でも。 そういうグラフは、なんかいろんなグラフでそういうグラフあるよね。
そうかそうか。 人生山あり谷ありみたいなグラフでしょ。
Speaker 2
そうなんですよ。 でもそのダニング・クルーガーはきっとその著名なね、あの偉大なるなんですか、心理学者ですか?
Speaker 3
いやわからん。 わかんないの? 人の名前でしょ多分ね。なんかの学者じゃない? ダニング・クルーガー知らないっていう
Speaker 1
スタンスはそのぐらいの知識量でも出せるのか。 そう、ダニング・クルーガー効果はめちゃくちゃ有名よ。
効果の方が有名なんだね。 そうそうそう。このグラフがめちゃめちゃ有名よ。
Speaker 3
でもさ、そのめちゃめちゃ有名な偉大なるやつがさ、 100個ぐらいある認知の歪みの中の1個みたいな感じになっちゃってるんだ。
まあその認知の歪みを体系化して整理するっていう視点におけるとするとね。 置いては100分の1ぐらいになってる。 そういうことじゃない。
Speaker 2
で、君たちはどう生きるか見てきましたよ。 珍しいよね、なんかこんな2人とも見てる。 見てるのね。 だいたいどっちも見てない。
Speaker 1
いややっぱそこに偉大さ。 吸収力が。 偉大、やっぱカリスマなんだなって思うよね。
Speaker 2
でも、だって俺だいたい過去作全部見てると思うんだけど、 君は見てないって言ってたじゃん、あんまり。
Speaker 1
見てないね。なんかでも虫の知らせだったんじゃない? そろそろ本当に終わりだぞってね。 そうそうそうそうそうそう。
え、いつ見たの? 3、4日前。 あ、3、4日前。
あれ? あのー、言ってた近所の映画館で見たの? あーそうそうそうそう。 あーそうか。
俺あのさ、あのなんだっけ、えーと、歌舞伎町の… 全席プレミアムシートみたいなやつね。 あーそうそうそう。東急、シネマ、プレミアムズ、新宿。 あー良かったよあそこ。
おすすめ。なんか俺なんだろうな、あの映画館とかも久しく行ってなかったんだけど、 なんかもともと六本木の東宝シネマズ?
がよく行くとこで、そこで見ようかなと思ったら、もう全然空いてなくてさ。 で、その東急の歌舞伎町のやつだけ空いてて、高かったのよすごい。
4,000円か5,000円かするよね。 そう、4,500円の席か6,500円の席みたいなのがあって、逆に6,500円のやつはもう全部埋まってたの。
Speaker 3
高い方が。 席の数どのくらいなの? 席の数は普通の映画館よりすごい少ない。 まあ一個一個がでかいってことだよね? 一個一個がでかい、そう。
で、その6,500円の席はもう一番見やすいところを横一列バーって入ってるみたいな感じで。
で、なんかその隣の席とも空いてるし、自分の空間がこうちゃんと仕切られてて、
Speaker 2
よかったし、あとはなんだろう、ドリンクとポップコーンは食べ放題だ、飲み放題。 へえ、どうするの?配り行くの?
いや、なんかその、そこは受け取れるカウンターみたいなのがあって、そこに行けばもらえるって。 映画館の、えっと、何その、でも出なきゃないでしょ?
Speaker 3
あ、映画館、映画館の空間がクローズドになってて、もう全部がプレミアムみたいな感じなの、中は。
Speaker 2
全部がその、もうそもそもチケット持ってないとその空間に入れない。 俺なんかちょっと用事があってその辺、そのフロアに行ったことはあるんだけど。
はいはいはいはい。 あの館内に、館内っていうかそのシアターがあるところ、スクリーンがあるところには入ってないんだけど。
あそこまで誰でも入れるよね。 入れた。 手前まで、多分。
Speaker 3
なんか初めにQRコードでピッて入ると、そのちょっと中のとこ入れて、その中になんかロビーがあったりとか、
Speaker 2
で、その高い権を持ってる人は高い権を持ってる人用のラウンジみたいなのもあるのよ。 うんうんうん。
Speaker 1
で、それとは別にそのポップコーンとドリンクがもらえるカウンターみたいなのがあって、それも自分のQRコード見せてもらうみたいな感じ。
それってあのでもスクリーンのある部屋の外ででしょ? そうそう。
そしたらあの映画の途中でポップコーンなくなってもう1個欲しいなってなったら出なきゃ。 あ、それは映画の途中では、なんかね始まる前までみたいな感じだったよね。
ポップコーン始まる前にそんなに食うやついないよね。 だから基本的にはそのえっと1.1回とかで考えてんじゃない?
ビジネス的には。 俺も別に1回分しかもらってないし。 食べ放題っていうことのなんかいいねっていう感じで。
そうそうそうそう。そこを。なんかちょっとなんか言うとあの小耳に挟んだ若い子が言ってたのは、ちょっと早めに来てポップコーン食べながらおしゃべりして、
Speaker 3
ドリンク飲んで亡くなって、もう1回あの映画が見ながら食べるようなやつを飲むやつをもらって入るという言い方してたの。
Speaker 2
じゃる桜ラウンジでカレー食べるのと一緒ですね。 あ、そうだねそうだね。腹減ってなくてもカレー食うかみたいなこと。 別にあのギリギリに行ってもいいのにラウンジでカレーを食う
Speaker 1
優越感を味わいたいからちょっと早めに。 そういうことそういうことそういうことそういうことですね。
宮崎駿の引退と新作
Speaker 2
でもなんかそこ良くて、なんかちょっと見たらあのスラムダンクやってたのよまだ。 はいはい。
今度スラムダンク見に行こうかなーなんて。 その映画館が良かったから。 なるほどね。
Speaker 1
映画館ありきで特に見る気のなかったものを見るっていう。 うん、みんな見た方がいいよーとは言ってたんだけど、この映画館だったら行ってもいいなーっていう。
まだやってるの? なんかね8月3日なんでしょ? あのなんかメインのタダ。
8月3日? 同時間上映みたいなのやるって言ってたよ。
その試合が、なんかそのスラムダンクの中のなんかメインの試合みたいな。 あそういうこと?
三能戦っていうの?はいはいはい。 わからんけど。それが行われた設定がその8月3日とかだったとかなんとかって話があって、
その8月3日の11時なのか12時なのかわかんないけど、その試合が実際に行われたとされている時間にみんなでそれを見ようっていう。
おもろいね。 なんかいろいろ、あの風切りゴムさ、いろんな企画をどんどん出してるよね。
Speaker 3
素晴らしいと思いますね。そういうちょっと、 血に足ついたというかね、そういう企画いいなと思うよね。
そうね。 宮崎駿の最新作。これあれだよ。ネタバレしちゃいけない感じになってんじゃん、あれ。
Speaker 1
そうなのかな。俺ネタバレしないでくださいとは言われてないけど誰にも。 いやいやその時代の雰囲気ですよ。
Speaker 2
世の中の雰囲気。あの死者とかはそうだったっていうよね。 死者を見た人とかには事前にね。
Speaker 1
あとあれじゃない?そういうことを抜きにして何かコンテンツでさ、 そんなものをあったときは。
別にそれはこの映画に関わらずでしょ。 そうそうそう。だからなんかちょっと言った方がいいよね。
本エピソードには、 君たちはどう生きるかの重要なネタバレが含まれています。
ご視聴にあたっては、 なんだっけ、なんかそんなようなこと頭に入れた方がいいよね。
Speaker 3
そんなんある?そんなのが入ってる事例ある? まあちょっとこの回はネタバレがあるんであの聞きたくない方は
Speaker 1
ここでストップしていただいてとか言ってる時はまあよくあるよね、いろんなポッドキャスト。 カジュアルに言うとね、そういうのをなんか言った方がいいよね、ちゃんとあった方がいいよねと。
Speaker 2
犬は死なないんですか?
なんかどうだったろうね、なんかいろいろ死んでたから、死んでたかもしらんみたいな。 犬出てきたかな?
犬はわかんない、どうだった? 出てないかもしらんね。
Speaker 3
どうでした?さあこれから獣音を無人に語り尽くしてくださいよ。 なんかさ面白かったのがあの以前10年前なんだよね、あの風立ちぬが公開されたのが。
でもちゃんと一応言っとこうか、ここから先はネタバレするんで、君たちはどう生きるかの見てなくてネタバレを聞きたくない人はここで止めてくださいと。
Speaker 1
もう一回言い直しましたけど、いいですよね? ここからさっき聞いたやつはもう自己責任ってことでいいですよね?
Speaker 2
聞いた逆に結局ネタバレしてないじゃんみたいなこともあるかもしれないけど、何かしらネタバレはするかな?
Speaker 1
まあいいや、風立ちぬは。 風立ちぬが10年前ね、ちょうど。
Speaker 2
で、引退したじゃない?引退宣言をしたじゃん。 宮崎駿さんはね。まあその前にもしてたらしいんだけど。
一応もう本当に引退なんでって言って。引退した。 鈴木敏夫さんも公式にそれを認めるみたいな。
感じだったけども、なんかやっぱ何年か前に新作作ってるみたいな話になって。
あれ引退したのでは?みたいな問いに対して、引退はしていると。引退している状態で作っているみたいなことを。
言ってたね、見た見た。 見た?どういうことなんだろうね、それね。 引退してんじゃない?気持ち的には。
Speaker 3
引退って何なんだろうね。 引退とは何なんだろうね。
Speaker 2
そうやな。 っていうその引退した状態で作られた最新作が本作ですよね。
君たちはどう生きるかと。 どうでしたかと。
Speaker 3
まあそうね、だからその引退した気持ちで作ったっていうのはわかるなっていうか。
Speaker 2
なんかね、総集編じゃないけど、いろいろ過去の宮崎作品に出てきたようなモチーフとかキャラクターとかが
作品の印象と映画館とテレビの違い
Speaker 3
切りばめられている感じがあったね。 そうだね、なんかこうイメージとか表現がすごいんだけど、やっぱそこを取りまとめる
なんかこうストーリーとかさ、骨格みたいなものはもう
Speaker 1
ゆるゆるになっちゃってるなみたいな感じがあって。 なんか年取ると前頭余裕弱くなるって話あったじゃん。
Speaker 2
なんかこう理性とイメージと、理性がこうそのある種イメージを型に収み込めてストーリーにしたりとかさ
Speaker 1
していくのと、その自由に広がるイメージみたいなことで言うと、その自由に広がるイメージの部分はさ、もうやっぱりさすがだなっていうさ
Speaker 3
感じはあるんだけど。 いや、同じようなこと言ってる人ツイッターにもいたけど、なんかストーリーちゃんとしてなかった?別に普通に。
むしろそれは世界観のなんかこう、あのなんていうんだろう、集約のさせ方みたいなところが
ちょっと甘くなってて、やや冗長に感じるかなって思ったような瞬間もあったけど、別にストーリー自体は
Speaker 1
普通に最初から最後まで荒筋かけるような感じであった気がするけど。 そうね、まあそうね、なんかこう設定に矛盾があるとかさ、もうそういう
あの話じゃないぐらいに、なんかどこからが夢でどこからが現実かとかさ、そういうもうおぼろげだなと思って、いろんな線引きみたいなのが。
でもそれトトロとかもそうじゃない? トトロはさ、なんか猫バスっていうのは一つきっかけになってるとかさ、何か現実社会と
Speaker 2
読みの国じゃないけど、まあだいたいあの異界みたいなものにさ、行って帰ってくるっていうことだと思うんだけど、基本的な物語の構造としては
Speaker 1
なんか そうね
もう現実社会ももう夢みたいになってるなぁみたいな感じもあったし
Speaker 2
まあね、基本時代設定はその戦時中っていうことだからね。 いずれにしても昔の話ですっていうところから始めたからね。
でもなんかメタフォーマーみたいなのがさ、多すぎてさ、なんか塔があるんだけど、空から降ってきたんだっけ、あの塔は。 空から降ってきたんだっけ?
Speaker 1
うん、みたいな話あって、人間が作ったもんじゃないっていう。 みたいな話とかね。
で最後積み木をさ、なんかあの積み木を積むのを引き継ごうと思ったら、それはもう断られてみたいな。
あれが、なんかその13個の積み木っていうのは宮崎駿が今まで13作品作ってきたことと突入になってるみたいな話とか。
五郎のね、息子の話とね。 そうそうそうそう。まあでも息子というよりか広くなんだろうな、宮崎駿のアイデンティティみたいなものを
くださる相手がいないんじゃないかみたいなこととかね。 なんか色、あのやっぱ謎解きも含めて作品みたいな感じになっちゃうよね。
Speaker 2
あんだけメタファーをいろいろ散りばめながらそれを自分で説明しないっていうことだから。
うんそうだね。やっぱりそのなんだろうなぁ。 まあそれこそ
千と千尋とかぐらいまでの、あの
Speaker 3
なんて言うんだろ、研ぎ澄まされた強さみたいなものは、それ以降なんとなくぼんやりしてきてる感じはするけど、逆にそのゴダールの
Speaker 2
ホウキンの作品とかって、 同じようにこう、同じようにというかもっともっと意味わからんっていう中で展開されていくから。
なんかそういうこうなんとだろう、あの 感覚の赴くままに好きなように組み立てるっていう系の作品の中ではかなり
ストーリーもしっかりしてたし。 なるほどね。 過去作が好きな人でも楽しめるようなものがいっぱいあったし。
Speaker 3
なるほどね。 まあまだまだ、なんていうか
Speaker 1
ちゃんとこう、興行に乗るものを作ってるって感じしたけど、もっと訳わかんなくても良かったなっていう気はする。 なるほど、なるほどね。
Speaker 2
なるほどね。訳わかんない強さみたいなものに振り切っても良かったんじゃないかみたいな。 じゃあまだ引退できないっすね、宮崎さん。 いやもう本当にその前東洋がもう溶け切った状態で作品を作って欲しいなって思うわ。
Speaker 1
もっと爆発的な訳わかんない奴ね。 あ、でも映画の視点でいうとそうかもしれないね。映画でもっとイカれてる奴あるもんね。 あるある。
そうかもしれないね。 なんかあの
村上春樹のさ、ネジマギドリクロニクルの時とか言われたんだけど、やっぱあれもメタファーとかさ、いろんな謎とかがもう全然解かれないまま
伏線が回収しないまま物語終わるのどうなんだみたいなさ。 作家は倫理的責任を放棄してるみたいな批評が当時あったりしたんだけど、
Speaker 3
なんかああいうこう、メタファーの説明、まあ説明
説明が必ずしも必要じゃないと思うんだけど、なんかこう謎解き誘ってるみたいなところちょっとあるもんね。
Speaker 2
いや、それでいいんじゃないのかなと思うけど、なんで全部伏線回収しなきゃいけないんですか?
Speaker 1
まあそうね。でもなんかさ、俺すごい仲のいいね、友達があのフェイスブックでね、あの今まで見た映画の中でワーストワンダーっつってて、わけわからんって書いてあっておもろいなぁと思って。
Speaker 2
やっぱり広報業界の人だとそういう風になりやすいところあるかもね。普段その、なんていうか、意味が合わせることばっかり考えてるからね。
Speaker 1
調整ばっかりしてるからね。そうそうそう。クライアントの言いたいことと、クリエイターのやりたいこと。持ってるものだね。
Speaker 3
そうね、ワーストワンダーっていうのは。俺ね、あのワーストワンの映画があるんだけど、言えないなぁここでは。
Speaker 2
あれ?やっぱりあれか。 最近のやつ。いや、結構前のやつ。
あ、ほんと。10年以上前じゃないかな。 あれか、僕が作ったやつ。
Speaker 1
よくわかったね。すごくない?これ。すごい。 これすごいでしょ。言ったことあるかもしれんけど。いや、俺聞いたことないけど、多分そういうことじゃないかなと思って。
でも本当にね、もう。 ピー入れないんで。
エピソードの連環とイメージの塔
Speaker 2
本当にあの、映画会社とかにいたこともあるぐらいだから、もう本当にあの世界のクソ映画をいっぱい見たわけよ。
Speaker 3
過去にね。え、なに? そうそう。他なんか撮ってたっけ?
もうちょっと撮ってたんじゃない?でも最近他なんか撮ってたね。 え、新作かなんかやったの?
Speaker 1
俺ほんと逆にね、ほんとクソみたいな映画でも割と楽しめる方なのよ。 なるほどね。
Speaker 2
なんかよくわかんない。 クソさを楽しむってこと? そうそうそう。
で、映画館に特に見に行った場合は、そんなに別にすごいハマらなかった映画でも、大体エンドロール全部普通に見て。
まあ出れないしね、外ね。 まあでも出る人とかもいるじゃん、エンドロールだけ。
エンドロールはね。 別途中でもなんかトイレ行くフリーでもして出ればいいっていう人もあるんだけど、
別にそういう気分になることは基本ないんだわ、あんまり好みじゃない映画でも。
あのそんなにピンとこなかったものに対しても。 唯一、めっちゃ出たいって思いながらずっと過ごした。
それもね、なんかね多分シネマイレージかなんかで、ただで見たんだよね確か。
Speaker 3
シネマイレージあったね。まだあるのかな?わかんないけど。 あると思う。ただで見たにも関わらずなんかこう、
Speaker 1
もったいなかったなっていう。 何がもったいなかった? ただだったってつまんじゃないの?
Speaker 2
お金払ってるとさ、やっぱそこに何らかの価値を見出そうという。 いやいや、そこにはそんなにあれよ。
Speaker 3
価値なんかねえと。 いやー何だったんだろうな、なんか本当に。
これオクラだなこの会話。 オクラかな。
Speaker 2
最近何か良い広告あった? 最近あれだよ、あのパパである君にお勧めしたい。
Speaker 1
あーあれはだから、俺は今君が言わなかったその話をしようかなと思ってた。
Speaker 3
暴れるくんでしょ? 暴れるくんの良かったね、あれ。
すごく。 無言の乳たち。
Speaker 1
そうね、なんかそのお父さん同士のなんか連帯感、なんかいろんないろんな話が入ってるから、
それよかはなんか最後なんか子供寝たっていうとこは良かったけどね。
Speaker 2
まあ刺さるように作ってありますよね。
Speaker 1
あれはどこなの? チョコレート。
あれはデンツーだね。 デンツーなんだ、なんかしっかり作ってありますね。
Speaker 3
キャスティングも良いね、またね。 そうだから最初からそういう設計をしてるよね、あの一人のあのプランナーが
Speaker 2
書きましたっていうことじゃなくて、あの本当のパパ系のあのネットで漫画書いてる人とか、
インフルエンサーとかティックとかとかいろんな人に最初から入ってもらって。
Speaker 3
あ、そうだよね。 出演もしてもらって、元ネタもその人たちの中から出してもらった中から構成したりとかしてるから。
Speaker 1
僕たちもその人たちを通じてやる。 そうだね、なんかそういう風に世の中に出てるんだけど、実際はどうなんだろうなっていうのは。
感想としての「僕たちはどう生きるか」
Speaker 1
実際にそうだよ。 本当に?
でもなんかその結構、なんだろうな、とっちらかりそうだなーみたいなさ、とはいえ誰かが全体の地図書いてるじゃないですか。
Speaker 2
それはもちろんそうだよ。 そうだよね。 だから編集者じゃない?どっちかっていうと。
企画&編集、こういう方向の作品にしようっていうのを決めて、それに向けていろんな人材をアサインして、みんなから意見を聞いて
Speaker 1
アイディアがちゃんと入るような箱を用意しているということなんだ。 そう、キャスティングも良かったし、出てくるその
なんだろうな、そのインサイトをつくような、こういろんなディティールみたいのも上手いなと思ったけどね。
でもなんか、思うんだけどさ、ああいうのやっぱウェブじゃない?ウェブCMじゃない?
Speaker 2
で、なんかテレビでやるのはさ、飲んでウマーみたいなのがテレビじゃん。 飲んでウワーでもないけど。
なんつーの?なんかもう飲みカットとかじゃん。 基本的には。それは歴史が証明してきたのよ。いろんなトライアルをしても、あれが一番効くっていうのはね。
Speaker 1
いいとか悪いとかっていうよりかは、何かその表現物として、もう面白いもの、面白いって言うといろいろ幅があるんだけども、
テレビで何か面白いものを見ようって感じにならないんだなっていうさ。
Speaker 2
そこでなんか面白いものが流れるって感じにならないんだなっていうさ。 やっぱりなんかコンテキストが複雑なものとか、理解に時間がかかるようなものは
Speaker 1
今のテレビ向きじゃないだろうね。 そうだよね。いやだからその、なんだろうな、そのチャンネルとしてさ、
やっぱそこにかけられるものがやっぱああいう大味なものに、大味っていうか、なっていかざるを得ないっていうのがね。
Speaker 2
あとはあのインフォマとかね、もうちょっとなんて言うんだろう、あの特定の層にフォーカスしたようなコンテンツは
ちょっと深いことやってるやつとかもあるけどね。 テレビで?うん。なんかスポットとかでバンバン流すようなやつはいつ誰が見ても、なんかわかりやすいっていうことが
最優先されるけど、もうちょっとなんかあの ある程度インサイトをつかみやすいような、あの特定のドライブとか
あのファンみたいな人を狙って作るものに関してはテレビでやっても 多少そういう取り組みあると思うけど。
Speaker 1
まあターゲティングできないからね基本的にね、テレビってね。 うっすらしかね。もうだからさ、ウェブでやるターゲティングとはもう全然解像度が違うわけじゃん。
Speaker 3
そうなってくるとやっぱりさ、なんかもう飲料のCM飲ましとけってなるし。 なるよそりゃね。
Speaker 1
いやー、そうね。
何が面白いんでしょうかね、今後はね、そういう。 何がワクワクするんだろうね。
Speaker 2
なんかさ、あのー、 ちょっと話は脱線するんだけど、というか元に戻すんだけど。
おー。 君たちはどう生きるかの話したっけ?なんか。
Speaker 1
ほとんどしてない。 ネタバレしてないんじゃない?まだ。 映画館でポップコーンが、ただでもらえるよって話し掛けしかしてないね。
そうだよね。 うん。 ちょっとはネタバレしたかな。
Speaker 2
ネタバレをさ、仮に気にして、俺まだ見てないからと思って、1回止めた人がさ。 で、やっと見たって言って、
あいつら何て言ってるかなと思って。 続きを聞いたら、
Speaker 1
びっくりするね、これね。 なんか俺らも、この自分たちの作った塔からだんだん出れなくなってる感じが、なんか視察的ですね。
何の塔?非暴力の塔? いや、なんかこの、
Speaker 3
のれんの塔からさ。 どんな塔なの?
Speaker 1
いや今までのエピソードがね、こう連環連環してそこにイメージの塔ができるわけですよ。 うん。
っていうね、まあまあそんな話を置いといて、 君たちはどう生きるかの感想にそろそろ
入っていきましょうかね。 どうでしたか? うん、あのー、
そうね、やっぱなんか、俺やっぱりラピュタが好きだから。
昔のカチッとしたストーリー
Speaker 1
ラピュタとか魔女の宅急便みたいなさ、昔のカチッとしたストーリー。 あと未来少年コナンも好きだったな。
ああー、見てない。 ああいう、だからなんかシュールレアリズムっていうのがわかんないけど、
なんだろうな、黄泉の国と異界とこの現実世界があって、その間は溶けていきながらいろんなメタファーが出てきてみたいなさ、
やつは基本的になんかそんなに好きじゃないっていうかさ、なんかあの、制作者が成熟していくとさ、みんなそっち行くじゃない?
村上春樹しかり。 村上春樹もそうなのかな? 村上春樹なんてもうまさにそうだと思うよ。
Speaker 2
まあそれは別にあの、後期というよりは最盛期がそうだったんじゃない? そうじゃないの?最初だけぐらいじゃない?
Speaker 1
そうだね、あと短編ぐらいだね。 でもまあその文学的ってことなのかもしれないね。
Speaker 2
なんか普通のAさんがこんなことをしてこうなりましたみたいなのを見てもしょうがなくない?
Speaker 3
でもなんかあの、文学的っぽいっていうことに若干触手を気味なのかもしれない。 はいはい、どうせまた異界でしょみたいなさ、はいはい、どうせこれなんかのメタファーでしょみたいな、はいはいはいっていうさ。
Speaker 2
はいはい、どうせまた青汁のCMでしょみたいなのはいいの? いや、青汁の別にCM。 青汁のあのドキュメンタリータッチのCMあるじゃん。
Speaker 3
どんな?どんな? なんかあの、
Speaker 2
ドキュメンタリーが始まって番組がね。 えーなんか、夫婦で長年中華料理屋さんを切り盛りしてきた
Speaker 1
おじいちゃんおばあちゃんがいて、 ある日おじいちゃんが倒れてしまった。
Speaker 3
なんか、はいはい。 今俺そんな話してたっけ?
Speaker 1
いやだからそういう予定長話的な方がいいって話。 別に予定長話じゃなくて、なんだろうな。
まあなんかよく見るじゃん。もうあの、それこそなんかね、日本の神話みたいのもさ。 黄泉の国行って帰ってくるみたいなさ。もう物語の基本的な類型みたいのがそういう感じじゃないですか。
おしなべて。
でもなんかあの、メタファーがいっぱい出てくるみたいなのも。
Speaker 3
でもラピュタとかだってなんか、 ある日お姫様が現れて一緒に冒険して敵を倒して、元の世界に戻ってくるって話って言ってしまえば別にそういう話じゃない?
Speaker 1
そうね。
Speaker 2
でもなんかあの、ペリカンとか出てくるじゃん。君たちはどう生きるか。なんか鳥がいっぱい出てきたじゃん。 アオサギね。
宮崎駿作品の特徴
Speaker 3
そう、まずアオサギに導かれて行かに行くじゃん。 ペリカンも出てきたね。 うん、でペリカンがその、わらわらだっけ?
Speaker 1
わらわらの丸いやつね。 そうそうそう、わらわらをペリカンが食うみたいなのさ。
で、あれも誰かがなんかペリカンっていうのは性欲のメタファーで、 わらわらっていうのが生死のメタファー。
で、それがこう螺旋状を描いてるっていうのはあれはDNAを表現してるんだみたいなさ、話とかしてたりとかさ。 まあまあ当たらずしも遠からずみたいなとこなのかなと思ったりとか。
Speaker 2
で、インコ、インコも出てくるじゃん。石製インコが。 うん、いっぱい出てくるね。
Speaker 1
そうそうそう。で、石製インコはペリカンと違ってもう少しソーシャライズされてる?社会化されてるって話で、こう王様がいて、
で、わりとこう何だろうな、そこに文明みたいなのが築かれてるんだけど、石製インコは名誉欲とか人間のその社会に、社会の中での人間のもう少し単純に性欲とか睡眠欲とか食欲みたいなとこじゃなくて、
もう一個マズロー的に言うと上の段階の欲望っていうものをメタファーとして表してるのが石製インコじゃないかみたいな話があって。
Speaker 3
で、今回鳥っていうのはどういう、鳥がいっぱい出てきてる、で、その鳥ごとにいろんなメタファーが込められているみたいな話とかさ、あったりするんだけど、
うーん、そうっすか、みたいな感じで。
Speaker 2
あのー、もののけ姫もさ、あれ、もののけ姫は好きなんだっけ?
いや、俺はラピュタ。 もののけ姫はそうでもないのか。
Speaker 3
もののけ姫もよくわかんない。あの、見てない、ちゃんと。 なるほどね。
だから、本当に魔女の宅急便までなんですよ。トトロ、ラピュタ、魔女の宅急便までなんですよね。
Speaker 1
なんで今回見に行ったんだろうね。 いや、だからもうちょっと呼ばれたんじゃない?
Speaker 2
絶対別に好きじゃなさそうじゃん、それで行くと。 呼ばれたんじゃない? 呼ばれて結局なんか何が良かったんだかわからないみたいな感じになったでしょ。
いやいや、あの、わかるよ。ポニョンは見てないね、俺。
Speaker 3
ポニョンもさ、なんていうかな、その、なんていうのかな、構成っていうよりかはさ、表現力みたいなものがどんどん走っていって、イメージとかメタファーみたいなものがどんどんどんどん膨らんでいって、そっちがこの物語自体を押し流していってさ、何かこう、
そういう理屈で作られた、構成されたストーリーじゃなくて、イメージの渦みたいなものだけが前傾化していって、作品になるみたいな。 そうかね、ちゃんとシナリオあるけどね。
Speaker 2
そうなのかな、でもさ、ラピュタに比べたらないでしょ?
Speaker 1
だから物語、物語っていうかストーリーで、その、なんだろうな、なんていうの、そういうの、ストーリー的な快感?
Speaker 2
あ、カタルシスだ。 あ、カタルシスね。 あー、だからさ、やっぱその、なんていうの、カタルシスがあるじゃん、そのラピュタとかさ、やっぱそのストーリーで最後、ハッピーエンドみたいなこととかさ、そういうものはあんまりないよね。
Speaker 1
あー、ラピュタはどの辺がカタルシスなの? え、最後、捉えられてた王女が解放され、
Speaker 2
みんなが笑顔になり、幸せになりましたとさ、っていうことじゃない?
Speaker 3
でもそんなのこそ、もう、1万個ぐらいでしょ、そういう映画。
Speaker 1
そうだね。 でもなんかラピュタはだからもう特別なんだよね。ラピュタっていう、ラピュタの真似をみんなしてるんじゃないかぐらいな。
Speaker 3
ラピュタの前からいっぱいあるんじゃない? あ、あるんだけどね。
パリオストロの城もそうじゃない? あー、そうだね。でもあれも宮崎駿でしょ? いや、そうそうそう。だから自分でももっと前に同じようなやつ作ってる。
Speaker 1
そうね。
Speaker 3
スーパーマリオもそうですね。 うん、そうね。
そうね、そういう。 まあだからでも、
Speaker 2
なんかいろいろみんな分析してますよね。 してますね。
情報摂取と映画体験
Speaker 3
これあの下西風人さんっていう哲学者がすごい好きなんだけど、 下西さんの分析はノートにしててね、それすごい良かったよ。
Speaker 1
何つってた? なんかちょっと忘れちゃったの読んだけど。
いいこと言ってんなーと思ったけど。 そうか。
Speaker 3
宮崎駿の悲しみと問いかけ、君たちはどう生きるか。 なんか難しいな。
いろいろ書いてあるけどちょっと難しいやつですね。 こう取り出したらいい感じになるのかちょっとわかんないね。
Speaker 2
ざっくり言うと、 あ、これか。
Speaker 3
あったわ、ノート。 あったでしょ。
宮崎駿の自我。
Speaker 2
少年の目線から見た主観的な映像。 あ、でもそれはまあそうだよね。
あの火事のシーンとかってことだよね。 この人はどういうポジティブな評価をしているのかな。
それともただ噛み砕いているのかな。 この文章。
Speaker 3
いや、それで言うとポジティブなんじゃない。 その作品として意味があるかどうかっていうことで言うと意味があるっていう風な
その作品が存在する意味があるっていう そういう評価だと思うけどね。
Speaker 1
で、それを読んでどう思った? いやーなんか
Speaker 3
映画だけ見たらわかんなかったことがわかるような気がするわーって思った。 皆さんもねこれを読んでいただいて。
Speaker 1
そうだね。映画を見てから読んだほうがいいですかね。まあそれはまあ人によるか。 映画を見てから読んだほうがいいんじゃない?
Speaker 2
でもなんかそのネタバレみたいなのもそうだけど、別に全然いい人もいるじゃん。 俺もどっちかって言うとそうなんだけど。
Speaker 1
俺でも今回さ、その見に行ってなんかそのすごい新鮮だったけどね。 その
作品自体を我々は語る力がないとして、その周りのもので何が語れるかなと思ったときに今回の
君たちはどう生きるかのプロモーション。 事前の情報をすごくシャットダウンしたみたいな話があるじゃないですか。
俺見に行って 何にも知らないで見るじゃん。映画を初めから誰が出てるとかどんなシーンがあるとか
Speaker 3
それすごい新鮮で良かったけどね。 なんかその見る前も見た後もそうかもしれないけど
Speaker 2
人が何て言ってるのかとかどう解釈してるのかとか 自分の知らないこの作品のここがこんな風に転用されててみたいな情報とか
Speaker 1
そういうのを合わせて しまうことで
Speaker 2
自分の感想があんまり逆に言えなくなるっていうか こういう解釈が正しいのかなとかあの人がこう言ってたのかなみたいなもまみれてしまうと
自分が本当にゼロベースでどう感じたのかみたいなことは自分でもわかんなくなっていく みたいな話があるじゃないですか
Speaker 1
見た後の話ね。 前もそうだと思うね。前情報を入れとくとかさ。 前情報と後情報とどっちもそうだと思う。
Speaker 2
後の方が特にそうかもね。 すぐ人の口コミ見ちゃうみたいな
Speaker 1
人がどう、今の下西さんがどう言ってるかなみたいなのを 俺ももうだって難しかったからさ
Speaker 2
君たちはどう生きるか謎解きとかさ 検索しちゃったよ。
なっちゃうじゃん。俺もそうだけど 本当はなんかあんまり
それもあってもいいけど その手前で自分がどう感じるかみたいな
方がいいなとかって思うとその前情報がない状態で見るっていうのもその一部で 評価がめちゃくちゃいいのかとか
そのぐらいの情報は持つじゃん大体ね。なんかスラムダンク見に行くとしたら めちゃくちゃ評判いいとか
こういう人がめっちゃ感動したって言ってたみたいなのを持っていくのと 評判もわからんっていう状態でいくのとだいぶ違うなぁと思うし
Speaker 3
本当に真っさらな目で見れたのはすごいいいなぁと思って
Speaker 2
スージー鈴木さんってさ、俺仕事一緒にしたことあるんだけど 元箱本の人ね、パザーンの本とか書いてるよね
Speaker 1
あの人がなんか映画とかって事前の情報を映画館で答え合わせするみたいなコンテンツに今までなってたと
いろんな情報がこだしにきて、この人はここ出てんだなとか、このシーン言ってたシーンこれだなぁとかって
そうじゃなくて、もう次の次に何映るかっていうその映画の全体像を全く知らないで見に行くっていう体験が久しぶりだったし
やっぱこうあるべきだねっていう感じがしたっつっててさ いや本当そういうのってすごいよね
Speaker 2
そう、でも今ね、あんなことができるのは宮崎駿とマーベルとかそのぐらいじゃない、その何も情報ないのに
Speaker 1
それなりの数の人が見に行くっていう いやそうだね、なんかその、でもその思うんだけど
映画の倍速視聴みたいな話とかもあったじゃない? みたいなさ、なんかこう全部が情報みたいになっちゃってさ
でもなんかその何も知らないで倍速でもなくて一つの映画を見るってその体験なわけじゃん
情報じゃなくて、情報の摂取じゃなくて一つのこう映像体験みたいなさ、その体験というレベルで何かを経験するのって
どんどん難しくなってて、なんかこう情報っていうレイヤーに落とされちゃって、しかもそれが切り刻まれて入ってくるとか
倍速で入ってくるとか、なんかこうそういう流れってあるなぁと思ってて、なんかすごいこう
いい映画館で見たっていうのもそうだったけど、なんかあの久しぶりに映画をちゃんと見てそれが良かったなっていうのがあるね
Speaker 3
そうね、情報摂取じゃなくてね 映画館で映画を体験として見たっていう、ちょっと面白かったなぁと
Speaker 1
駿河ね 駿河さんね、でもなんか思うんだけどさ
なんかさ、思わせぶりな メタファーが多いなと思ってさ
あの無限回路みたいになってさ、どこの扉に入るとどの時代に戻るみたいなのあったじゃん
で312番の扉から主人公が帰るみたいな話あってさ、312っていう数字は何なんだろうなってすごい気になったっけ
Speaker 2
どっから持ってきてるのかなとかさ どこから持ってきてるのかな
Speaker 1
何か意味があると思うよ、そこに書いてあるってことは意味なくそんな番号にしないと思うんで
何かした意味があると思うし、その積み木13個の積み木みたいなのもさ、その13という数にも意味があるだろうし
Speaker 3
って思うとさ、なんかもうなんかあれだなぁと思ってね、なんかむずがゆいというかもどかしいというかね
Speaker 1
すべてを知りたいのかな
Speaker 2
いやなんか知りたいでしょって感じで置いてあるからさ そうかなたまたまなんか番号ついてた方がいいから312にしただけかもしれない
Speaker 3
別に311だと意味が出てくるな、313でも良かったかもしれない
マドカマギカと謎解き
Speaker 2
でもさ312に意味がなかったらがっかりするよねそれも逆にね 別にしないよ
いやいや俺はちょっとなんか意味ないの?みたいな 材賜画像が好きだから312で材賜にしたとかそのぐらいのことかもしれないよ
Speaker 1
いやそれだったらさ材賜画像が好きだって意味があるじゃん あるしその何だろう
作品を作るってことはさ、なんかアニメの中には勝手に書かれたものは一個もないわけじゃん
Speaker 2
誰かが意図を持ってそこにその線を引いてるわけじゃない
その線いく? 何でもいいじゃん、だからスタッフのさ、1スタッフの息子の誕生日とかかもしれないしさ
Speaker 3
なんかかもしれないけど別にそんな深い意味はあるのかないのかわかんないけど
Speaker 1
そこに何かのさこう物が書かれたり置かれる時にその誕生日でもいいでしょっていう
スタンスでないで欲しいっていう感じがするなと
Speaker 2
一個一個にきちんと意味を持たせておいて欲しい
その世界っていうのが完全に想像主にとってコントロールされてあって欲しいなっていう
Speaker 1
あるいはなんかその意図的じゃないにしろ何かその世界っていうのはすごくこう
すべて隅々まできちんと作られてて欲しいっていうそういう願いがあるのかもしれないね
Speaker 2
それに対してでも思わせぶりでなんかもやもやしたんでしょ
Speaker 1
うん、もう難しい問題だね
Speaker 2
だからもう何もできないもんね、もう全部真っ白い空間にするしかないから
Speaker 1
だからなんかいやっていうか312は実はこうだったんだよって教えて欲しい
Speaker 3
教えて欲しい
Speaker 2
それが宮崎吾朗の誕生日だったらなるほどってなるっていうのかな
Speaker 1
でその誕生日をそこにつけた意味とかが
なぜ数ある数字の中からそこが312だったのかっていう
Speaker 2
彼の世界にね戻っていく扉だから
Speaker 1
そうそう
Speaker 2
みたいなねこととかね
Speaker 3
そこが書いてあってそれ納得いくって言うとさらにすごいなっていうさ
Speaker 1
だから謎解き本が必要だね
Speaker 2
そんなこと言い始めたらじゃあこのシーンのこの壁
あの家の壁のさ壁紙の模様はどうのこのとか
全部言い出すっていうことなのかな
Speaker 1
そうそうそれでねその話をさ家でしてたわけ
あの俺がねまだこんな映画でね
こんなもうメタファーメタファーでさ
もう謎解き誘ってるような感じなのよっていう話をさ
家で奥さんにしたらさすがだなと思ったんやけど
どうせ岡田斗司夫がそのうち動画出すでしょつってて
Speaker 1
岡田斗司夫がなんかもう腕ぶん回しながら動画出すよと
Speaker 3
うん俺でもその岡田斗司夫の動画に興味ないな
Speaker 1
でもさ岡田斗司夫そういうのすごい好きじゃん知ってる?
うんうん知ってる知ってる
なんだっけあのチャゲアスのpvになったさ
オンイヨーマークかオンイヨーマークのなんか動画があるんだけど
それをめっちゃ細かいところで分析してる動画とかってさ
もういかにもなんていうの
そういうのの本当に謎解き本みたいなさ
謎解き動画みたいな感じでさ出てんだけど
いやその俺のねそういうもので対して
うちの奥さんがいやもうどうせ岡田斗司夫が出すから
それまで待ってたらみたいな
いう返しがさすがだなと思ってね
Speaker 3
めんどくさいこと言い出した時の黙らせ方をよくわかってるっていうことかもしれないね
Speaker 1
いやいやあの俺がそういうふうにこうちょっともやもやした気持ち抱いた時
ああそっかどうせ岡田斗司夫がやるからいいか
Speaker 2
だからその時はああそっかって静かになるわけでしょ
Speaker 3
静かにさせ方を大得してるでしょ奥さんは
Speaker 1
いやまああのよくわかってらっしゃるなっていうね
そうだね
Speaker 2
いい奥さんだね
Speaker 1
そうだねああそっか別に俺がなんか必死こいてやらなくても
岡田斗司夫がやるんだこれは
Speaker 2
そうやって岡田斗司夫を見れば君は満足するっていうことだね
そうそうそうああそういうことだったのか
Speaker 3
さすがだって
Speaker 1
そうそうでもなんかさたけてる人はやってほうがいいじゃん
俺らが他に情報もない中でさ312って何だったんだろうなとかって言うよりかはさ
情報に普段からそうねいろんな情報を集めてる人にさ
あの312もう宮崎駿で312って言ったらもうこれかこれしかないんですよとかってさ
多分あるわけじゃんそういうの
ねでもさそういうものがないと楽しめない映画ってどうなんだろうねっていうさ
いうのも一方であるよね
Speaker 2
ラピュタがなくても楽しめない人がいるだけでしょ
Speaker 3
ラピュタもよく見たらどっかに数字とかあったんじゃないの
ラピュタはでも面白いじゃんラピュタは
Speaker 2
だからそのなんだろうねその角度その細かいところのが気になるかならない
かっていう話の違いがあるってことなのかな
Speaker 1
あのあんまり面白くないからその細かいところに何か意味を見出して
Speaker 2
ああそういうことならって納得したい
Speaker 1
面白くないのかもしれない
Speaker 2
っていうことかもしれないね
Speaker 1
シンプルに面白くないからなんかいろいろ謎解きっぽいとこ見つけて
実はこんな深い意図で作られてるんだみたいなことで
なんとか心理的な調子に合わせようとしてるのかなみたいな
タイムループとタイムリープ
Speaker 3
そうかね
宮崎吾朗の誕生日は1月21日だったから312じゃない
俺でもあのね宮崎吾朗じゃないと思うんだよねあの主人公は
Speaker 1
ああ
Speaker 2
宮崎吾朗でもあるって感じかなって思ったけど
Speaker 3
そうね
どうなんだろうね
宮崎吾朗でもある
Speaker 1
そう言っちゃったらでもあるって言った方が多分広いから
Speaker 3
いやではないかもしれない
Speaker 1
だからどっかはでもあるでもあるのが正しくなりそうだねその進化技かで
Speaker 2
だって結構まあなんていうか
そうとしか考えられない部分はあるねそのまま後継者になる
Speaker 3
後継者
そうかねまあ自分だっていうね説も
Speaker 2
成り立つかもしれないけどね
Speaker 1
あと子供が生まれたじゃんもう一人
あれが宮崎駿なんだみたいなそういう深読みも知ってる人みたいな
2人目の子供がっていう話をなんかしてるうちに
まあもう岡田斗司夫に任せとくかってなるよね
Speaker 2
そういうの全部まとめて駿から言わせればくだらないっていう話だよね
Speaker 1
こういう謎解きがね
ああなるほど
でもなんか謎解きしないと
あのやっぱり面白くないような作品だから謎解きするんだろうね
Speaker 2
でもなんか謎解きしながら見るのって結構
あのここ最近の
Speaker 3
兆候かもねそのマドカマギカとか
うーんでもマドカマギカもう謎解きなしでも面白いと思うんだよな
Speaker 2
でもあれこそもうみんながあそこのあれはあれを意味しているに違いないみたいなことずっとやってたよ
Speaker 1
リアルタイムで見てたら
Speaker 2
新しい回が放送される度にそのネット空間が
Speaker 3
いろいろと考察して
Speaker 1
これなんかあんまり脇の複読本なしに見たけど楽しかったけどなマドカマギカは
Speaker 2
俺なんかそっちが面白くて見てたような感じある
毎度毎度終わる度に
えーっていうそういう捉え方すんだとかなんかここの
例えばオープニングアニメーションに入ってるこのシーンは
なんか後々これがこういうことになることを暗示してるに違いないとかっていうことを
Speaker 1
言ってたりとか
あの一番最初のマドマギでしょ
Speaker 2
一番最初
Speaker 1
あのもうマドマギのオリジナルでしょ
Speaker 3
オリジナルじゃないやつもあるもん
Speaker 1
いやなんかいろいろ映画になったりとかさいろいろあったじゃん
Speaker 2
映画はなんか総集編みたいなやつじゃなかったっけ
Speaker 3
それこそあれだよね311のあたりにやってたやつでしょ
Speaker 2
いつだっけなわかんないなんか当時
会社の隣の席にめっちゃアニメオタクの人はいて
コンクール一番見た方がいい
Speaker 1
アニメ教えてくださいって言ったらマドカマギカだよって言ってたんで
Speaker 2
見たんだけど
Speaker 1
俺なんかねマドカマギカ見たのは
Speaker 2
仕事でねマドマギのプロモーションの仕事したのよ当時
Speaker 1
で俺見たことなかったもん
見たことないから見たことないとさすがに仕事できるなと思って
まとめてもらってまとめて見たのよ
でなんか寝る前にさちょっと1,2個見とくかと思って見たら
Speaker 3
なんか止まらなくて朝までで全部見たみたいな
Speaker 1
えこの人死んじゃうのみたいなさ
そうそうそうそう
えこの人死んじゃうのっていうのもあるし
Speaker 2
ここから先はマドカマギカのネタバレがあるかもしれないので
Speaker 3
まだ見てない方は見た後で
Speaker 1
10年前の作品はいいんじゃないかさすがに
Speaker 2
確かにそうだわ
震災があって途中でそういう災害を想起させるシーンがあるから
Speaker 1
そうそうそうそう
いやだからあの人死んじゃうのもあったし
俺なんか普通になんの前情報もなくて見てたの
Speaker 2
それこそ今回のヤドキハヨウと一緒に
Speaker 1
で見てるってあれこのシーンさっきも出たなとかっていうのを
普通あれどうなってんだろうと思って
同じシーン何回もやってるなとかって思ってたら
Speaker 2
はぁタイムタイムループだ
Speaker 1
時間が繰り返してるんだって
Speaker 2
自分で気づくっていう
やっぱり好きだねそれタイムループ的なやつね
その後あれでしょサマータイム連打で
Speaker 1
サマータイム連打もそうだし
あのソシナがさ
しばふり妙上の
ソシナがね地上波で
なんか深夜にさタイムループものやったの知ってる?
Speaker 2
ソシナ?バカリズムじゃなくて?
Speaker 1
ソシナ
知らない
ソシナがねなんか
M1かなんかで優勝したんだっけ
なんか分かんないけど
M1で優勝すると
番組の枠もらえて
自分で企画して好きにやっていいみたいな話だったのね
そういう立て付けで
で俺見てたわけ普通に
でそれなんか街ぶらの企画みたいなさ
手で始まるわけ
街をぶらぶらしながら
なんか普通の
地元の人と触れ合うみたいな
企画っぽい
感じで始まるのね
で見てると
何回も初めに戻って
Speaker 2
やり直すのよ
Speaker 1
で
ここさっきも通ったなとか
いうこと繰り返してて
でそれも3回か4回やったとこで
あれこれループしてるんだって気づくのね
でそのループしながら
謎解いていくみたいな感じなんだけど
それが地上波で
全然違う
ループもんみたいな感じじゃなくて
始まって
いきなりやってるからすごいびっくりして
でツイッター見たらみんな
そしなやるなみたいな
感じになってて
Speaker 2
出てきたわ検索したら
なんで検索したの
Speaker 3
そしなタイムループで
Speaker 2
すごいよね
ちなみにタイムループとさ
Speaker 1
タイムリープがね
どう違うの
ループは回るって意味でリープは飛ぶんじゃないの
Speaker 3
ということは
Speaker 1
リのタイムリープの方がちょっとかっこいいな
Speaker 2
みたいな感じじゃないの
じゃあみんなリープ使った方がいいよね
Speaker 1
俺らもリープで統一
タイムリープってTシャツ作ろうか
Speaker 2
タイムリープTと
Speaker 3
タイムループT作ろうか
Speaker 1
でもTシャツにしてきます
夏への扉とタイムリープ
Speaker 2
やっぱり限界がかからない
っていうのが素晴らしいよね
Speaker 1
全部Tシャツにしてきますっていうね
一回同じシーンが繰り返される
Speaker 2
タイムループは
同じ時間軸を何回も繰り返すこと
タイムリープは意図的に
意図的にはカッコがついてる
カッコを意図的に時間を飛び越えること
飛び越える
Speaker 1
なんかそれで言うと名作で
夏への扉ってねSFがありますけど
あれが知ってる?
知らない
もうなんかすごい古い
あのSFの小説だけど
なんか日本でめっちゃ人気なんだって
夏への扉って
Speaker 2
日本の文学じゃないんだ
Speaker 1
日本で海外の作品なんだけど
日本人が特別にやっぱり好きみたいよ
タイムリープ
Speaker 2
映画館もされてるね
山崎健斗主演で
Speaker 1
最近じゃない?
うんうん
普通に面白いですよ
なんか高校生とかが夏休みとかに
読んだらいいんじゃないのっていう感じの
もうあの古典ですね
Speaker 2
ロバート・A・ハインライン
Speaker 1
うん
古典中の古典ですね
いいっすね
わかりましたよ
Pもなんか一括で入れたらいいのにね
この音の波形のとこ全部
Speaker 2
入れるみたいなね
なんだっけでもなんか
あの
特定のワード
みたいな話聞いたことあるけどね
特定の波形を
例えば鼻息をなんかする音とか
定期的に
あのーってすごい言っちゃうとか
定期的になんか
削りたい
波形のものを一括削除みたいな話を
誰かがしてたような
してなかったような
Speaker 1
ドン・グレイフェムでさ
アドビのオーディションの話してた時があって
なんか
その時あんまりその
その後オーディションを使うことになると
思ってないで聞いてたんで
あれだったけど
喋ってるやつを文字起こしが
もうバッとAIでされてて
その文字を見ながら
編集できるって言ってたのね
それめっちゃいいなと思ってさ
なんか音の編集の
すごいこう
難しいとこってさ聞くまで分かんないっていうのが
難しいじゃん
聞きながらどの秒数に何があるかっていうのを
頭の中で作ってそこを編集していくってことなんじゃん
それがなんかその文字で出て
視覚的にも見えるって
すごいなと思って
Speaker 2
だいぶ効率よくなりそうだね
Speaker 1
だいぶ効率よくなるよね
ちょっとオーディション
Speaker 3
もうちょっと触ってみますけど
Speaker 1
そんな機能ないよっていう
アドビの方がいらっしゃったら
Speaker 2
ないよって
ハッシュタグ乗れんラジオで教えてください
別にアドビの人じゃなくてもいいよね
そうだね
オーディションに詳しい人がいたら
Speaker 1
そうだね
オーディションまだね使ってないから
この後オーディション使って
よかったよって話をしたいですよね
Speaker 2
もちろんですよ
Speaker 1
サポーテッドバイなんで
Speaker 2
そうですね
プログラムワース
Speaker 1
ブローチューバイ
ブローチューバイか
アドビ
Speaker 3
いいっすね
Speaker 1
なんか
Speaker 2
言いそびれたこととかあれば
Speaker 1
ないです
最後に
Speaker 2
君はどう生きるかね
Speaker 1
宣言して終わりましょうか
どう生きますかね
一つはだから
舐めて舐められていきたいみたいな
Speaker 2
舐めて舐められていきたくないけどね
どういう話なんだっけ
Speaker 1
舐められないで生きるみたいなね
舐められないっていうことを
重視して
生きすぎるとギスギス
するんじゃないかと
社会の中で
人に甘えるみたいなさ
ある種のことだと思うんだよね
甘えるっていうのも
なんかこう
よくないこととずっとされてきたけれども
コミュニケーションの
一形態なんじゃないか
人々は甘え
甘えたり甘えられたりしながら
生きていくっていうね
そういう形態の
コミュニティのありようとか
社会のありようみたいなものもあるんじゃないか
っていうそういった
何か提案みたいなもんだったという風に
Speaker 2
記憶しているけどね
インドではさ
日本では子供を育てるときにさ
人の迷惑になるから
そうしちゃダメと言うと
インドでは
あなたは人に迷惑かけてるんだから
人に迷惑をかけられても寛容であれ
っていう
教え方をすると
Speaker 3
みたいな言い方ありますね
Speaker 1
最近それでさ
東大の
大学院の
邦華大学院かなだったと思うんだけど
ブログでちょっとバズってたのがあって
Speaker 2
見た?
Speaker 1
見てない
バズしてたんだけど
なんかその社会の
規範となる道徳律っていう
ものがその社会の
性格を決めるみたいな話があって
日本で
すごく内面化されている道徳律は
他人に迷惑をかけちゃいけないってことなんだと
で
他人に迷惑をかけちゃいけない
ってことなんだけど
普遍的なものじゃなくて
他の社会では違う道徳律を
採用してたりして
その例で出てたのは
困ってる人を助けなさい
っていう道徳律を
一番ベーシックなところに
置いてる社会もあると
いう話があってね
Speaker 3
で
Speaker 1
他人に迷惑をかけちゃいけない
っていうのって自分が
持つ分にはいいんだけど
それがどんどん内面化されていくと
他人に迷惑をかけてるやつは
攻撃してもいいんだとか
Speaker 2
という
Speaker 1
他人に迷惑をかけてる人は
避難されても仕方がないとか
そういう風に
どんどんそれが
内面化していくと
それは人々を孤立させて
いったりとか
ギスギスしたものになるんじゃないか
みたいなことを言ってるブログがあって
すごい
みんなぼんやり
思ってることなんだけど
コンパクトに言語化されてて
それ良かったよ
っていうのとちょっとバズってて
そうだよねっていう風に
思わされるものがあったねと
最近なんかさ
いろいろスープストックのさ
離乳食の話とかさ
映画館で席譲る譲らないみたいな話とかさ
なんかやっぱ
人に迷惑かけんなみたいな
要請がやっぱ日本社会って強いなみたいなね
Speaker 2
昔からそうだよね
Speaker 1
うーん
そうだね
そういう
道徳的規範の持つネガティブな面
みたいなものがね
ちゃんと言語化されるとさ
またそうだよねって思う人も増えて
そうやってちょっとずつ
世の中って変わっていくのかもしれませんね
Speaker 2
ということを思いましたと
Speaker 1
何の話してたっけね
Speaker 2
舐めて舐められて
あーそうだね
でも舐めることも舐められることもなく
舐めるとか舐められるとかの
世界線じゃないところで
生きていきたいねっていう話じゃないのかね
Speaker 1
そうねそういうことかもしれないね
そういうことだね
うーん
Speaker 2
そうだね
舐めて舐められて
Speaker 3
生きたくはないってこと
Speaker 1
すごいね自分たちが出した
提示をまたその次の次の回
ぐらいでまた否定してみたいな感じで
いいですね進化していってる感じがね
Speaker 2
いやそうね
適当につけただけだもんねタイトルがね
話の流れで出てきた
Speaker 1
そうだね
そこに深い何か思い入れがあるわけじゃないからね
ないからね
いいですね
Speaker 2
いちいちそうやってね
君たちはどう生きるかって言ってると結構大変だからね
Speaker 1
君たちはどう生きるか
アニメーション映画「魔女の宅急便」と監督宮崎駿
Speaker 1
あれなんで
Speaker 2
あのタイトルしたんだろうね
あの中にも出てきたけど
Speaker 3
うんうん
Speaker 2
あの本にインスパイアされてるでしょ
Speaker 1
でもあれさ
なんか全然違う
あれは元ネタあるんだよね
Speaker 2
話自体は
Speaker 1
元ネタあるんだ
元ネタあるって何だっけな
えーとね
ジョン・コナリー作
失われた
者たちの本っていうのが
元ネタみたいだね
えー
なんかその視点で
分析してる人もいて面白くて
結構宮崎愛子って
元ネタある
作品をやることが
多いというか
そういう意味では何だろう
渋谷系的
アティテュードなのかもしれないけど
何かあのインスパイアされた
元のしっかりした小説なり
本なりっていう骨格がある
ストーリーがあってそこから間骨
脱退して自分なりに作っていくって時
なんだけど
魔女のたけびの時の話も引き合い出しながら
その批評は
論を展開してたんだけど
宮崎駿は
変えちゃうんだって勝手に
元の原作を
勝手に変えちゃって
原作ではこういうストーリーになってたんだけど
本来こうあるべきだったみたい
の風に変えちゃうから
原作者に対しては
すごくある種失礼というか
Speaker 2
そうだね原作としては
扱ってないってことだよね
Speaker 1
この今のものでいうと
どうなんだろうねどこまで
いいんだろうねそれこそ
魔女の宅急便とかだと完全に
名前まで一緒だからそれは原作と
アニメってことだと思うんだけど
インスパイア受けたみたいな
レベルだったらいいのかもしれないけど
元の
ストーリーがあって
本当はここはハッピーエンドっぽくなってるけど
ここでこの人が救われるのは
実は間違ってるんじゃないかとかさ
何か原作とか
元になるストーリーとか
創作物に対して
意義を唱えてそこを勝手に改変しちゃう
っていう癖が彼にはずっとあるんだ
みたいなさそういう批評で
それで困るのは
出来たものが面白い
から
元が間違ってて宮崎駿が
作った世界観の方が正しいじゃないけど
そうあるべきなんじゃないか
っていう風にみんなに思わせる力がある
っていうのがずっとあって
それはどうなんだっていう
批評もあってそれも面白かったよ
Speaker 2
どうなんだっていうのは
Speaker 1
なんかその
今あれだね
そこまでいったら
その批評の在りかを
これですよーって
言った方がいいよね
色々読んだから
道徳律と社会の関係
Speaker 2
分からんな
そうやってね人の意見を
Speaker 1
紹介してね
Speaker 2
人の意見に左右されずに
生きていった方がいいかもしれないよ
Speaker 1
そうだねでもなんか
いっぱい見ることによって
視線がフラットになるみたいなのあるよね
1個か2個しか見ないと
そこにすごい影響されちゃうけど
いっぱい意見を
見るとそういう意見もあるんだっていうことで
いや出てこないですね
Speaker 2
諦めよう
Speaker 1
そんなこと言ってた人がいましたよ
Speaker 2
という話です
Speaker 1
じゃあ一回切っておきますかね
でもタイトルだけ
決めてくんない?タイトルだけ
長いよっていうさ
最後に言うのよく聞くよ
これまた長い
よく聞くね
長いよこれ
ジングルにしようかな
Speaker 3
長いよこれ
Speaker 1
こっそりジングルとかも作ってもいいかもな
Speaker 2
こっそりなの
Speaker 1
聞いてびっくりしない?
いきなり自分の声でジングル作られてたら
Speaker 2
びっくりというか
作ったんだなって
暇かなみたいな
Speaker 1
時間があるな
Speaker 2
作ったんだなっていうね
前向きに取り組んでいて
Speaker 3
素晴らしい
Speaker 1
どうですか
Speaker 2
タイトルを
Speaker 1
君たちは
Speaker 2
俺たちはこう生きた
思い浮かばないな
Speaker 1
疲れてきたな
疲れてきた
長ければ長い方が聞いてくれるから
そうだよね
俺も編集どうせ大変だと思って
Speaker 2
やけになってるから大丈夫
Speaker 1
いやこれどうするよ
Speaker 2
Pを入れるか
上手いことその辺の言及だけ
カットしてもらえればいいと思うよ
Speaker 3
サクサクっと
Speaker 1
悪口もうちょっと聞きたかったけどね
Speaker 2
悪口は別に
ないのよ
良さがわからなかったっていうだけで
悪かったかどうかはわからない
別にあれの映画
すごい好きな人もいると思うし
でもやっぱりさ
監督やってみるチャンスがあったら
やってみたいなって思う人が
多いんじゃない
Speaker 3
もちろんもちろん
Speaker 2
自分からどっかに売り込んだのか
誰かにちょっと声かけられたのか
わかんないけど
チャンスが来たら
俺も誰かに映画監督やってみないとか
って言われたら
やってみたいって思う
Speaker 3
気がするからね
Speaker 2
その結果どんなものが
できるかは知らんけど
Speaker 1
ちょっとこれを聞いてる
映画配給会社の人とか
は
監督として我々呼んでいただけると
ウィッシュリスト
で入れとこう映画監督
Speaker 2
我々2人でやるの
Speaker 1
ゆで卵みたいなもんでしょ
Speaker 2
ウォシャウスキー兄弟
『僕たちはどう生きるか』の映画
Speaker 2
今姉妹になった
Speaker 1
あれ両方だったんだっけ
両方だったの
じゃあフジクフジオ
俺Fで行くんで
Aで行ってもらって
Speaker 2
右と左でもいいしね
そうね
ノレンラジオ右とノレンラジオ左でね
Speaker 1
君たちはどう生きるんだ
君たちは
君たちは
Speaker 2
どう生きるか
Speaker 1
すごいタイトルだねしかし
Speaker 2
まあでも本のタイトル
そのままだもんねそれはね
Speaker 1
でもあの本ってさ
なんかちょろっとしか出てきてないやん
あの本の中身
みたいなものもこの映画の
内容とどっか関係してるとこあんの
Speaker 2
なんかね中身だったか
なんだか忘れたけど何かしらの
つながりを誰かが言ってるのは見たけど
Speaker 1
もう忘れたよ
謎解きゲームとしての映画
Speaker 1
謎解きゲームとしてね
うん
謎解きゲームなんだな大いなる
Speaker 2
まあ別に解かなくても
Speaker 3
いいしね
Speaker 1
なんか解かないと
そんなに面白くないっていうね
Speaker 2
いやえっとそれこそ
Speaker 1
えっと
Speaker 3
なんだろう
みるみる
めっちゃおま
わからん