今回も学校がテーマのお話を野村さんに聞きたいと思ってまして、修学旅行の話だそうですが、そもそも取材のきっかけは?
これは去年の11月頃だったと思うんですけども、インバウンドの増加があってですね、首都圏とか特に京都なんかのホテル代がすごい強盗してですね、
出張する会社員や自治体の職員が困っているというような記事を目にしたもんで、その会社についてはですね、やっぱり出張額、宿泊費の上限とかは会社によって決まってたりとかするものは。
うちの新聞社にもですね、出張料金の上限が1万何千円くらいって決まってるようなんですけども、私自身のケースで言っても、去年の春に専罰高校野球の取材でですね、高支援の周辺に宿泊したんですけども、
その時はやっぱり上限内に収まるようなホテルを探すのにやっぱ苦労しました。
だから出張と同じようにその上限額が決まっている修学旅行、特に公立の修学旅行なんですけども、困ってるんじゃないかと思って取材を始めることにしました。
それはそうですよね。確かにそうですよね。僕も去年東京に出張しましたけど、いや結構ないんですよ。
本当にちょっと一昔前までだったら、会社の上限はだいたい昔から変わらず1万円くらいですね。
まあ1万円あれば正直地域によっては結構いいとこ止まれてないかもしれない。
それがどっこい1年あっという間にって感じですよね、コロナが。
そうですね。
そうですよね。
ちなみにそれこそ学校の方はどんな感じなんですか?
学校の方。
修学旅行の方、すいません。
九州の北部の中学校は関西に修学旅行に行くところが多いので、京都が高いという話を聞いたので、ここを取材しようかなということで取材を始めました。
京都市の観光協会が宿泊者のデータを出してるんですけども、
主要ホテルの1泊の客室の平均単価って言うんですね。
1泊いくらっていうのが去年の10月に2万2千7百円くらい。
で、コロナ禍の前の5年前と比べるともう3割以上も高くなってたということですね。
ピンから切りまであるんでしょうけど、真ん中取ったら2万2千円ってことですね。
特に京都はインバウンドの人とかの人気がありますし、修学旅行もいっぱい来るということで、しかも貸切バスの代金とかバスガイド代も非常に上がっているというようなことも言われていますね。
そりゃそうですよね。ホテル代だけの話じゃないですもんね。
2万2千7百円。だから5年前より3割っていう。
だから5年前は1万円台だったんですね。
それがあっという間に2万円通り越して、これまだ上がるかもしれないですよね。
そうですね。まだ下がるような状況ではないというふうに言ってます。
特に人件費とか物価とかも上がってるからですね。なかなかもう下がりようがないということは旅行会社の方は言ってましたね。
いわゆるホテル代だけでなくて、確かに貸切バス、バスガイドさんの料金も上がっている。
そうですね。修学旅行を担当している北九州市教育委員会の担当者に話を聞いたんですが、県や市町村の教育委員会の多くが費用の上限額を定めていて、北九州市立の中学校は6万1千5百円ということですね。
2泊3日がだいたい2泊3日なんですけれども、上限額自体は少しずつ上がっているんだけども、家庭の負担は急激には増やせないということで、上がる幅がホテル代とか物価の高騰には追いついていないような状況です。
そうですよね。6万1千5百円の上限で2泊しようと思って、昔から行っている京都に行きましたと言うと、宿代だけで平均が2万2千7百円、2泊すれば4万5、6千円、残り2万円。
交通費もね。
そういうことですよね。新幹線が旅行機関でしょうし、食べるものは食べない館ですし、そういうことですよね。全然足りないですよね。
修学旅行の場合は平均よりも安くはなるんでしょうけども、やっぱり年々高くなっているということですね。
そういった中、それこそいろいろと工夫されている学校とかもあるんですかね。
そうですね。ちょっと取材しているとですね、北九州市の私の知り合いの職員から宿泊代を浮かすために北九州と関西を夜行のフェリーがありますよね。
あれを利用している学校があるみたいですよという情報をいただいたので、それでどこかなと調べたら長崎の学校があってですね、
長崎の中学校で行きは新幹線を利用して、一泊京都なり泊まって、200名一日遊んで、夜フェリーに乗って帰ってきて、
次の日の朝に北九州に着いて、中で北九州の平和ミュージアムに行ったりとかですね、
長崎天満宮に行ったりとかですね、そういうことをして帰っているというような学校があるということで。
関西だけで終わらせずに、フェリーは夜中行きも帰りも多分、夜乗って朝着くみたいな感じですね。
だから宿泊代が浮かせるのに加えて、色も安いというか、そういうことみたいなんです。
移動しながら宿泊で、そういうことですよね。
なんでこれしたかというと、北九州に営業体験の施設が北九州グローバルゲートウェイさんという名前なんですけど、
そこが朝フェリーで関西から戻ってくるような中学校向けに営業をかけているということがあったので、ちょっと私のところに入ったんですけども。
なるほど。今まで新幹線なり飛行機で行って帰ってきてたら、北九州には用事がなかった長崎の高校生、中学生がフェリーで帰ってきてくれるもんだから、
ついでにそれこそ今言ったように、北九州で英語の体験学業をしませんか。平和ミュージアムに行きませんか。
場合によっては田沢府天満宮にも寄りませんか。北九州ちょっとあれですけど、田沢府天満宮にも行きませんかっていう感じで。
それなら子供たちもなんとなくいい感じにしましょうよね。
フェリーで帰りに来て、そのまま帰ってくるんじゃ寂しいかな。
寂しいと思うけど。
そういうことなんですよね。実際、関西に行く長崎市の中学校に行ったら、さっき言ったように校長先生が宿泊代も浮いて、運賃も新幹線安いということで話をされていました。
ただそれでもやっぱり上限額を守るのは難しいということで、この中学校では昨年から学級、一クラスに一台貸切バスを使ってたんですけども、
一クラスに一台じゃなくて、もう余裕がある空き席に他のクラスの人を入れたりとかして、バスの台数自体を5台使ってたのを5クラスで4台にするとかですね、
そういう台数を減らして費用を浮かしたというようなこともおっしゃってたし、またそれでもやっぱりまだ上限額守れないかもしれないということで、
交絡シーズンを外そうとかいうようなことを今考えているということを。
そうですね、修学旅行ですね、いろんな面でちょっと苦しい状況なんですけども、
その一つの理由として少子化というのもあるらしくてですね、
福岡県の場合は中学校の数はこの40年近くで、中学生の数が40年近くで9万人ぐらい減ってるんですけども、
学校数はほとんど変わってないんですよ。
そうですね。
そうすると1校あたりの生徒数が減ってるということなんですけども、
その学校が小規模になるとですね、なかなかスケールメリットが活かせなくて、
一人当たりの旅費が高くなるというようなこともあってですね、
それもあるんですよね。なかなかいろんな面があるんだなというのが分かりました。
福岡は高くなっている、インバウンドもある、運転手さんは足りなくなっている、
子どもの数が減っている。
そういった意味では、それこそ上限額も決まっている。
そうですね。
そうですね、昔話の当たり前の修学旅行がなかなかできない状況ですよね。
そうですね。
だから旅行会社さんも結構頭をかかっていて、バスガイドを今回やめるとかですね、
テーマパークとか子どもたちは行きたいと思うんですけども、それを外したりとか、
そういうふうに対応してきているんですけども、
そのある福岡市の旅行会社の方はもう削るところがなくなりつつあるとおっしゃっていました。
そうですね。
そもそもですね、その費用の限度が、上限が決まっている、
公立各区の修学旅行というのはなかなか儲からないというかですね。
旅行会社からするとね。
だからそういう面で、その修学旅行自体の事業から撤退するような旅行会社も出ているということでした。
そうなんですね。
修学旅行とかいわゆる毎年あるもんだし、まとまった団体旅行ですから、
旅行会社としてはいい仕事だったはずでしょうけどね。
そうですね。
なかなか難しい軌道に来ているのかなという気がしますね。
その大手旅行会社の幹部の方にちょっとお話聞いたんですけども、
やっぱり物価高いのがあって、旅費が高い状況はもう当面続くんじゃないかと。
ですからもう学びの場はですね、各地にあるはずなので、
修学旅行の在り方を見直す良い機会じゃないかと。
行き先をですね、いろんな分散すれば地域の活性化にもつながるということで、