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2025-03-17 24:49

23|「立ちゆかなくなる」修学旅行 学校はあの手この手で経費削減、撤退業者も…

西日本新聞の記者たちが、取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれやこれやをお話しする「西日本新聞me Podcast」。

訪日観光客の増加や人手不足を背景に宿泊施設や貸し切りバスの料金が高騰し、公立学校の修学旅行が苦境に陥っています。経費削減の努力を続けるものの、学校関係者は「このままでは立ちゆかなくなる」と悲鳴を上げいるようです。報道センターの野村創記者に話を聞きます。

◆出演:野村創(報道センター)、本田彩子(同)横山智徳(MC/メディア戦略局)/音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

◆収録日:2025年2月17日

◆「立ちゆかなくなる」修学旅行 学校はあの手この手で経費削減、撤退業者も…(関連記事)
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サマリー

修学旅行に関する議論が進んでいる中で、特に京都の宿泊費の高騰が大きな問題となっています。公立学校の旅行予算は上昇する宿泊費に追いつかず、各学校はさまざまな工夫をしながら経費削減に試行錯誤しています。修学旅行の実施に苦しむ学校は少子化や経費削減の影響を受けています。特に福岡県では旅行会社が撤退するなど、修学旅行の在り方を見直す必要性が高まっています。

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西日本新聞Podcast
西日本新聞me Podcast
この番組では、西日本新聞の記者が、取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれやこれをお話ししています。
こんにちは。福岡のニュースアプリ、西日本新聞meの横山智則です。
今回は、報道センターの野村はじめさんと、本田彩子さんに来てもらいました。どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
野村さんは、前回、あなとくのPodcastの方にも出てもらって、その時はどんな話をされたんですか?
その時は、去年の夏は非常に暑かったと思うんですけども、給食室の国書ということで、国書なのに小学校の給食・調理室にエアコンがありませんというような話、投稿がありましてですね。
それに九州各県の中核市とか県庁所在地とかを調べたところ、全くないような自治体とか、100%そうという自治体もあったんですけども、
いろんな実際によって差があったというようなことで、全くないところは非常に暑い中、給食を作っていたというような話ですね。
そうなんですね。ありがとうございます。これは大変ですよね。
大変ですね。
そうですよね。昔と暑さが違いますからね。
もう汗だくになりながら給食作ってますね。
それこそ紙面でもですね、この記事は去年の夏書かれてて、大きな反響があったんですけど、ポッドキャストで話してもですね、これも反響がありましてですね、読者からコメントが来てますんで、せっかくなんで紹介させてください。
お腹ポッコリさんという方なんですけども、給食いつの話聞きました。あんな過酷な環境で給食が作られ配られているとは知らなかったす。早くエアコンつけてあげてというコメントが来ております。確かにその通りだろうと思います。
ちなみに福岡市内で言っても全部ついてるわけじゃない?
福岡市内はちょうど半分ぐらいで、今結構急いでつけるという方針は示してるんですけども、何分福岡市学校が多いもんで、なかなかつけていっても結構時間かかるという状況です。
何年かがかりにはなっちゃう。
宿泊費の高騰と影響
今回も学校がテーマのお話を野村さんに聞きたいと思ってまして、修学旅行の話だそうですが、そもそも取材のきっかけは?
これは去年の11月頃だったと思うんですけども、インバウンドの増加があってですね、首都圏とか特に京都なんかのホテル代がすごい強盗してですね、
出張する会社員や自治体の職員が困っているというような記事を目にしたもんで、その会社についてはですね、やっぱり出張額、宿泊費の上限とかは会社によって決まってたりとかするものは。
うちの新聞社にもですね、出張料金の上限が1万何千円くらいって決まってるようなんですけども、私自身のケースで言っても、去年の春に専罰高校野球の取材でですね、高支援の周辺に宿泊したんですけども、
その時はやっぱり上限内に収まるようなホテルを探すのにやっぱ苦労しました。
だから出張と同じようにその上限額が決まっている修学旅行、特に公立の修学旅行なんですけども、困ってるんじゃないかと思って取材を始めることにしました。
それはそうですよね。確かにそうですよね。僕も去年東京に出張しましたけど、いや結構ないんですよ。
本当にちょっと一昔前までだったら、会社の上限はだいたい昔から変わらず1万円くらいですね。
まあ1万円あれば正直地域によっては結構いいとこ止まれてないかもしれない。
それがどっこい1年あっという間にって感じですよね、コロナが。
そうですね。
そうですよね。
ちなみにそれこそ学校の方はどんな感じなんですか?
学校の方。
修学旅行の方、すいません。
九州の北部の中学校は関西に修学旅行に行くところが多いので、京都が高いという話を聞いたので、ここを取材しようかなということで取材を始めました。
京都市の観光協会が宿泊者のデータを出してるんですけども、
主要ホテルの1泊の客室の平均単価って言うんですね。
1泊いくらっていうのが去年の10月に2万2千7百円くらい。
で、コロナ禍の前の5年前と比べるともう3割以上も高くなってたということですね。
ピンから切りまであるんでしょうけど、真ん中取ったら2万2千円ってことですね。
特に京都はインバウンドの人とかの人気がありますし、修学旅行もいっぱい来るということで、しかも貸切バスの代金とかバスガイド代も非常に上がっているというようなことも言われていますね。
そりゃそうですよね。ホテル代だけの話じゃないですもんね。
2万2千7百円。だから5年前より3割っていう。
だから5年前は1万円台だったんですね。
それがあっという間に2万円通り越して、これまだ上がるかもしれないですよね。
そうですね。まだ下がるような状況ではないというふうに言ってます。
特に人件費とか物価とかも上がってるからですね。なかなかもう下がりようがないということは旅行会社の方は言ってましたね。
いわゆるホテル代だけでなくて、確かに貸切バス、バスガイドさんの料金も上がっている。
そうですね。修学旅行を担当している北九州市教育委員会の担当者に話を聞いたんですが、県や市町村の教育委員会の多くが費用の上限額を定めていて、北九州市立の中学校は6万1千5百円ということですね。
2泊3日がだいたい2泊3日なんですけれども、上限額自体は少しずつ上がっているんだけども、家庭の負担は急激には増やせないということで、上がる幅がホテル代とか物価の高騰には追いついていないような状況です。
学校の工夫と対策
そうですよね。6万1千5百円の上限で2泊しようと思って、昔から行っている京都に行きましたと言うと、宿代だけで平均が2万2千7百円、2泊すれば4万5、6千円、残り2万円。
交通費もね。
そういうことですよね。新幹線が旅行機関でしょうし、食べるものは食べない館ですし、そういうことですよね。全然足りないですよね。
修学旅行の場合は平均よりも安くはなるんでしょうけども、やっぱり年々高くなっているということですね。
そういった中、それこそいろいろと工夫されている学校とかもあるんですかね。
そうですね。ちょっと取材しているとですね、北九州市の私の知り合いの職員から宿泊代を浮かすために北九州と関西を夜行のフェリーがありますよね。
あれを利用している学校があるみたいですよという情報をいただいたので、それでどこかなと調べたら長崎の学校があってですね、
長崎の中学校で行きは新幹線を利用して、一泊京都なり泊まって、200名一日遊んで、夜フェリーに乗って帰ってきて、
次の日の朝に北九州に着いて、中で北九州の平和ミュージアムに行ったりとかですね、
長崎天満宮に行ったりとかですね、そういうことをして帰っているというような学校があるということで。
関西だけで終わらせずに、フェリーは夜中行きも帰りも多分、夜乗って朝着くみたいな感じですね。
だから宿泊代が浮かせるのに加えて、色も安いというか、そういうことみたいなんです。
移動しながら宿泊で、そういうことですよね。
なんでこれしたかというと、北九州に営業体験の施設が北九州グローバルゲートウェイさんという名前なんですけど、
そこが朝フェリーで関西から戻ってくるような中学校向けに営業をかけているということがあったので、ちょっと私のところに入ったんですけども。
なるほど。今まで新幹線なり飛行機で行って帰ってきてたら、北九州には用事がなかった長崎の高校生、中学生がフェリーで帰ってきてくれるもんだから、
ついでにそれこそ今言ったように、北九州で英語の体験学業をしませんか。平和ミュージアムに行きませんか。
場合によっては田沢府天満宮にも寄りませんか。北九州ちょっとあれですけど、田沢府天満宮にも行きませんかっていう感じで。
それなら子供たちもなんとなくいい感じにしましょうよね。
フェリーで帰りに来て、そのまま帰ってくるんじゃ寂しいかな。
寂しいと思うけど。
そういうことなんですよね。実際、関西に行く長崎市の中学校に行ったら、さっき言ったように校長先生が宿泊代も浮いて、運賃も新幹線安いということで話をされていました。
ただそれでもやっぱり上限額を守るのは難しいということで、この中学校では昨年から学級、一クラスに一台貸切バスを使ってたんですけども、
一クラスに一台じゃなくて、もう余裕がある空き席に他のクラスの人を入れたりとかして、バスの台数自体を5台使ってたのを5クラスで4台にするとかですね、
そういう台数を減らして費用を浮かしたというようなこともおっしゃってたし、またそれでもやっぱりまだ上限額守れないかもしれないということで、
交絡シーズンを外そうとかいうようなことを今考えているということを。
その他の影響要因
季節をですね。それこそ本田さんのところはお子さんが双子の修学旅行。
そうですね。うち小学生と保育園児の子供がいるんですけど、今度長男が6年生になるので、修学旅行は当たり前のように行けてたのに、
なんか大丈夫なんだなっていうのをこの記事と今お話聞いてて、なんか心配になりました。
例年だったらどこに行ってるとかご存知ですか?
例年だったら小学生は長崎なので、あまり影響ない。多分バスだと思うんですか?
そうですね。
バスですよね。
昔すぎますけど、昔話すると僕も小学校の頃は長崎に行きました。
私も長崎だったんですね。
バスですよね。
バスが取れないとかそういう話にもなるのかなとか思いながら。
今の話の流れからするとちょっとぐらい我慢しろよって言うしか子供にはないけど、
一クラスで一台のバスじゃないっていうのはちょっとだけテンション下がりますね。
そうですね。大体クラスごとに分かれて。
それもね、しゃあないっちゃしゃあないんでしょうし、そこまで贅沢言ってられる状況じゃないかもしれませんけど。
子供、下の子供保育園なんですけど、保育園も福岡市の中心の方の保育園なんで、
あまり外遊びができないから結構バスで遠足に毎月一回ぐらいずっとずれて行ってくれる保育園だったんですけど、
値段の問題もあると思うんですけど、バスが取れなかったりして、
遠足の数もここ数年でグッと減って、代わりに園に移動動物園とか来てもらったり、
移動水族館来てもらうっていう方向にバスを使うっていうのがやっぱりなかなかいろいろ保育園時でも難しくなってるのかなっていうのは感じますね。
確かにそれこそあれですよね。値段が高くなったっていうのは一つの問題ですけど、
同時にバスの運転手さんが足りない問題がありますもんね。
予約が取れないみたいですよね。
いろんな要素が重なってこうやって修学旅行にも影響してるんだなぁと思いました。
そうか、そうですよね。
それこそ他にも教育関係者にも話を聞かれたっていう話で。
修学旅行の現状
そうですね、修学旅行ですね、いろんな面でちょっと苦しい状況なんですけども、
その一つの理由として少子化というのもあるらしくてですね、
福岡県の場合は中学校の数はこの40年近くで、中学生の数が40年近くで9万人ぐらい減ってるんですけども、
学校数はほとんど変わってないんですよ。
そうですね。
そうすると1校あたりの生徒数が減ってるということなんですけども、
その学校が小規模になるとですね、なかなかスケールメリットが活かせなくて、
一人当たりの旅費が高くなるというようなこともあってですね、
それもあるんですよね。なかなかいろんな面があるんだなというのが分かりました。
福岡は高くなっている、インバウンドもある、運転手さんは足りなくなっている、
子どもの数が減っている。
そういった意味では、それこそ上限額も決まっている。
そうですね。
そうですね、昔話の当たり前の修学旅行がなかなかできない状況ですよね。
そうですね。
だから旅行会社さんも結構頭をかかっていて、バスガイドを今回やめるとかですね、
テーマパークとか子どもたちは行きたいと思うんですけども、それを外したりとか、
そういうふうに対応してきているんですけども、
そのある福岡市の旅行会社の方はもう削るところがなくなりつつあるとおっしゃっていました。
そうですね。
そもそもですね、その費用の限度が、上限が決まっている、
公立各区の修学旅行というのはなかなか儲からないというかですね。
旅行会社からするとね。
だからそういう面で、その修学旅行自体の事業から撤退するような旅行会社も出ているということでした。
そうなんですね。
修学旅行とかいわゆる毎年あるもんだし、まとまった団体旅行ですから、
旅行会社としてはいい仕事だったはずでしょうけどね。
そうですね。
なかなか難しい軌道に来ているのかなという気がしますね。
その大手旅行会社の幹部の方にちょっとお話聞いたんですけども、
やっぱり物価高いのがあって、旅費が高い状況はもう当面続くんじゃないかと。
ですからもう学びの場はですね、各地にあるはずなので、
修学旅行の在り方を見直す良い機会じゃないかと。
行き先をですね、いろんな分散すれば地域の活性化にもつながるということで、
旅行会社の苦境
そういう提案をされていました。
私も同感だなと思いましたので、紹介させてもらいました。
ちなみに野村さん、修学旅行の思い出といえば。
私はね、あんまりね、修学旅行はですね、中学の時は京都奈良に行ったんですけど、
前回は旅館で枕投げをしたぐらいの軌道でした。
本田さんは?
私、小学校、長崎、中学校、広島。
高校が北海道で、スキー合宿なんですよ。
スキー、滑ったことなくて、九州なんで。
すごいもうなんか苦しかった。
スキーできなくて、初めてのスキーできつかったなっていう思い出と、
なんかあの、あんまり寒い地域じゃないから九州が、
ローファー、その西口のローファーで行って、
すっごい足が寒くて、札幌の街。
今未だに覚えてます。
めっちゃこんな格好で来てるみたいな風に地元の学生から見られた記憶が。
未だにあります。
非常識な高校生みたいな。
僕もですね、高校は北海道だったんですよ。
で、スキーじゃなくて観光だったんですけど、男子校なんですよ。
男子校でですね、男ばっかり何百人で函館の夜景を見て、
何だよって思いながら、
そういった意味では、その程度の修学力をすり取ってきた。
今から先、いろいろと工夫の余地はありますよね。
あまり固いことを言って、
勉強ばかりの修学旅行で、
それこそ子供たちもつまらないと思いますが、
今の僕らの年代の修学旅行じゃなくっても、
もうちょっとやりようがあるかもしれないですよね、実際ですね。
ありがとうございました。
以上ですかね。
はい。
エンディングにさせていただきましょう。
その前に2つお知らせをさせてください。
西日本新聞のポッドキャストに、また新しい番組が誕生いたしました。
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番組では記者たちの就職活動や、
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よかったら聞いてください。
それとですね、スマホアプリの西日本新聞MEでは、
4月1日に学校の先生の人事異動に合わせて、
福岡県内の転任する先生の名簿を公開しています。
先生のお名前や学校名で検索できる、知る人ぞ知る西日本新聞MEの人気コンテンツです。
ぜひよかったら利用してください。
よろしくお願いします。
それではここまで聞いていただきありがとうございました。
野村さんや本田さんの記事は、西日本新聞、西日本新聞MEでお読みいただけます。
この番組を応援したいと思っていただけましたら、
ぜひ西日本新聞、もしくはスマホアプリの西日本新聞MEのご購読をお願いいたします。
本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
どうも、西日本新聞MEです。
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