西日本新聞Podcast
西日本新聞あな特Podcast
このPodcastは、暮らしの疑問や地域の困りごとから不正の告発まで
読者の調査依頼に応える西日本新聞の課題解決型調査報道
あなたの匿名取材班の果敢な挑戦を紹介し
リスナーの皆さんからの取材リクエストにも応えちゃおうという番組です。
本日は、西日本新聞の金澤光介です。
今回は、報道センターの金澤記者と坂本記者と一緒に進めていきたいと思います。
よろしくお願いします。
今回は、春日市にある白渦大池公園の話になるんですけれども
坂本さん、今回どんな投稿があったんでしょうか。
福岡県のベッドタウン、春日市の市民の憩いの場となっている白渦大池公園
昨年の9月から30分を超える駐車場の利用が有料になったそうです。
30分では公園を一周することもできないと、あの時に市民の方から
困惑の声が寄せられて記者が取材をしました。
ありがとうございます。春日市民にとって白渦大池公園って
機人でいうと大堀公園のような大きな公園というような存在なのですか。
この金澤記者は春日市在住ということで、この公園も詳しいと思います。
春日市の中心部よりちょっと外れたところにあるかな。
でもすごい住宅地がそばにあって、その中に住宅地があるんですけど
ちょっと一歩入るとそういう大きな池があって、白渦池ですね。
周りは遊歩道が2.2キロぐらい。
ちょっと上るところがあって、展望台があって、展望台からは結構
見晴らしもいいみたいな形で、市民にとってはすごい親しみ深い公園で
大きな遊具とかもあるんで、子ども遊ばせるとかにもすごくいい公園で
週末なんかには家族連れなんかでよくにぎわってます。
私も公園のそばはよく車で通るんですけど、いつもにぎわっているような印象があります。
ただ、駅からは外れてるんで、どうしても車で行くしかないかなってところがあって
家族連れとかでも車を使うんで、やっぱりこういう風に車で行ってって方が多いと思うので
この公園の登校者の方みたいに。
地勢頼りとかにも結構大きく掲載されてて、大池公園が有料になりますみたいな
結構大きな記事が載っているのを見ました。
もともとこの記事を取材する中でのあれなんですけれども、1991年に公園自体はできてて
開園時から駐車場は無料だったけれども、入校後30分は無料
1日最大300円から500円みたいな形で
最初は30分は無料だけれども、さっきおっしゃってた通り
1周2.2キロあるから、人間は普通に歩いて
だいたい時速4キロだから、かなり止めて走ったら
早歩きして1周回せるのはなかなか不便かなというところもありますよね。
そうですよね。確かに子どもたちも遊具で遊んだりもするし
おっしゃってた散歩したりジョギングしたりということができるのであれば
やっぱり入校後30分は無料で、それ以降は有料になるというのはちょっとゆっくりできない
ですよね。それが市民の声が市にやっぱり届いているということになるんですね。
今回記者が勝川市の都市計画化を取材したところ、市の職員の方が
賛否論の声は私たちにも聞こえていますと、神妙な面持ちで
伝えました。市としては、ただ突然決めたわけではなく
数年にわたって議論を重ねて、先ほど金澤記者も教えてくれましたけど
市政大売でもちゃんと説明をしたりして、次の2つの観点から有料化に踏み切ったと
いうことで、その中で、ただいざ有料化してみると
市民から議論の批判の声が出たということで、担当者としても
それを受け止めているということのようです。
もともと勝川市は福岡市が人口が増えているように
どんどんベッドタウンとして各地開発が進んでいて、
やっぱりそういう中で緑が減ってきているみたいなところがあったみたいに
それまで市が基本計画を作っていて、
大池公園自体はすごく緑があふれているところなんですけど
そこをちゃんと再整備するためにはお金がかかるということで
財源の一部として駐車場の有料化を図りたいみたいなことを盛り込んでいて
急に有料化になったというよりかは、市としては
もともとこういう計画に盛り込んでいたし、丁寧に説明した上で
有料化したというふうな経緯になります。
先ほど1991年に公園が開業して、それから今年で34年経ったということで
市によると駐車場の舗装工事など老朽化対策も急務になっていると
一方で資材費とか人件費が高騰していて
舗装工事とか老朽化対策の費用の一部を公園の利用者にも負担してもらおう
という目的もあるということでした。
公園の駐車場というのは公園を使う方のためのものなんですけれども
一方で少なからずの方が公園を使わないんですけれども
駐車場だけを使っている方もおられた。
近くにディスカウントストアがあるんですよね。複数あって
あと飲食店とかバス停もあるので、例えば通勤の時に公園止めてバス停
パークアンドライド的な通勤したりとか、公園を駐車場代わりに
使っている人もいたり。その影響で週末にスポーツイベントなどがある際は
本来であれば公園の行事に参加したいんですけれども
近くのディスカウントストアが駐車場が結構いっぱいになることはあるんですかね。
そのために車止めている方がいて、本来スポーツイベントで公園に行きたかった人が
満車で入れないという苦情も多数寄せられていた。
送迎などの人が無料駐車場、路上駐車をせずに買い物などの目的買い利用を妨げる長さ
ということで30分だけは無料にするというのが適切ではないかという
判断だそうです。金澤さん実際に勝賀市に住んでいらっしゃっていて
市民目線と記者目線でどういうふうに感じられていますか。
最近勝賀市はふるさと納税でも話題になりましたけど、ロピアって
大きなスーパーが、今回も何店舗もできていますけど、結構今ロピアって
いろんなバイアリティ番組とかでも取り上げられる結構人気があるスーパーで
大池公園の近くにロピアができるんですね。やっぱりそこはすごく
回転した時は相当繁盛してました。今でもやっぱりあるんですけれども
具体的にちょっと私が記者として厳任したわけではないですけど
駐車場混むんで、公園で例えば公園に用事もあるからみたいな理由を
してた方も多分いらっしゃるのではないかなというふうに思います。
一方でさっきも説明しましたけど、駐車場があるわけですけれども
駅からだいぶ離れているから、どうしても車でしか行けない方が
いらっしゃいますし、バスも一応ありますけど、これもあれですよね
不効化しないほどやっぱり頻繁にバスが走っているわけでもない
あとコミュニティバスとかもありますけど、だからどうしても車
それぞれに大きな公園ですから、やっぱり近くに住んでいる市民以外にも
利用したりして、私もこの公園の場合はやっぱり
公園からは車で15分とか20分ぐらい離れた場所に住んでいますけど
そういう人もやっぱり少なかわずいるので、どうしてもやっぱり
使いたいって人からすると、果たしてせっかく来たのに
じゃあ子どもがもっと遊びたいと言っているのに
ちょっと有料の方が狙われるからみたいになるとちょっと
かわいそうかなというふうに思います。だからなかなか悩ましいなと思いつつも
どういううまいやり方があるのかなというところですね。
笠田市としては、毎日公園を利用する市民も当然いらっしゃるので
毎日利用する市民を対象にした女性制度も始めたそうです。
具体的には周辺の商業施設がまだ開いていない午前4時から9時の
2時間以内の利用に限って、いっぺん公園でお金を払って
後日市役所の窓口で申請すれば注射料金を全額キャッシュバックする仕組みも
なっているそうです。