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2025-02-28 15:52

18|建造から30年前後の福岡市営渡船、安全性に問題は? 客船の老朽化、各地で課題に

あなたの声が社会を変える。読者と記者がSNSでつながり、暮らしの疑問から地域の困り事、不正の告発まで徹底調査し、あなたの「知りたい」にこたえるオンデマンド調査報道「あなたの特命取材班」(あな特)。

「福岡市営渡船の一部の船は、とっくに耐用年数を超えていると聞いた。2022年の北海道・知床半島沖の観光船沈没事故と同じことが起きるのではないかと心配している」。「あなたの特命取材班」にそんな調査依頼が寄せられ、取材しました。 

◆出演:坂本信博(報道センター総合デスク)、宮﨑真理子(あなたの特命取材班事務局長)、梁京燮(MC/販売部)/ 音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

◆収録日 :2025年1月16日

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サマリー

福岡市の渡船は老朽化しており、安全性に懸念があります。特に1996年に完成した鹿野島航路の総統船や1993年に完成したフラワーノコは、対応年数を超えて運航されています。全国的にも同様の問題が指摘されています。福岡市の渡船は建造から約30年が経過し、安全性やメンテナンスの重要性が問われています。人口減少が進む中で、インフラの必要性や新しい船の建造計画についても考察されています。

福岡市の渡船の老朽化
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このPodcastは、暮らしの疑問や地域の困り事から不正の告発まで、読者の調査依頼に応える西日本新聞の課題解決型調査報道、あなたの特命取材班の果敢な挑戦を紹介し、リスナーの皆さんからの取材リクエストにも応えちゃおうという番組です。
こんにちは、西日本新聞社の梁教授です。
こんにちは、あなたの特命取材班事務局長の宮崎です。
こんにちは、西日本新聞社の坂本信弘です。
どうもよろしくお願いします。
坂本さん久々ですね。
そうですね、楽しみにしてやってまいりました。
よろしくお願いします。
今日はフェリーの話、船の話みたいなのを聞いてるんですけども、鹿児島といえば。
そうですね、私は鹿児島育ちなんですけども、フェリーといえば鹿児島港と桜島を結ぶフェリーですね。
あれいいですよね、あの船。
いいですよね、24時間運航されてるんですよね。
また船の上で食べるうどんが。
美味しいですもんね。
隠れたソウルフードですよね。
僕はうどん作ってる女性の方と仲良くなって、何回かご飯食べに行ったことがあります。
サンクラジオはフェリーなんですか?
サンクラジオフェリーの社長さんでたまたま。
小魅力オバケだ、りょうさんですね。
すごいですね。
楽しかったですね。
そんな思い出のあるサンクラジオフェリー。
りょうさんは。
僕はカンプフェリーってご存知ですかね。
下関と武山を繋ぐフェリーなんて。
これが僕が大学生の時。
船の安全性に関する調査
20年前くらいか。
ちょうどオウロ100年を迎えて。
それで僕はNHKさんの特集番組に出たことがあってですね。
在日三世が、その時僕武山留学してたんですけど。
三国に渡るっていう。
カンプフェリーに乗って。
特集で親子2代で。
そうですか。
全国放送だったんです。
見たいですね。
あれはVHSで残っておりますので。
今度持ってきますので。
ぜひ。
あれ下関の関と武山のプでカンプフェリーって。
カンプフェリー。
いいんですよ、なかなかね。
大浴場が付いてて。
いいですね。
海見ながら風呂に入って。
ランクがあってですね、部屋の。
一番、だいたい僕低いクラスの。
に行くと、武山から商売に来てるおばちゃんたち。
これ韓国語でぽったりのおばちゃんって言うんですけど。
ぽったりって風呂敷なんですよ。
風呂敷おばちゃん。
風呂敷にいっぱい商品を持ってきて、日本で売りそばに行って帰る。
日本でまた家電を買って、韓国で売りそばに行く。
商売をしてたたくましいおばちゃんたちがいるんですけど。
このおばちゃんたちがだいたい宴会をしてるんですよ。
雑魚寝する。
そうそうそうそう。
店員室みたいなとこですかね。
もうキムチの匂いがすごいことになってて。
っていうところで一緒に寝て、揺られて。
いいですね。
カンプフェリー、いいですよ。
フェリーの客室というか個室もいいんでしょうけど、雑魚寝のとこっていいですよね。
いいですいいです。
そこで初めて出会った人同士がみかんあげたりとか。
飲んだりとか。
いいですね。
宮崎さんどうか。
私は熊本県荒川市の出身なんですけど、
長須が近くって長須港から長崎の雲前市を繋いでる平港と繋いでるフェリー。
有明フェリー。
45分くらいでおそらく着くのかな。
高校ってどういう感じを書くんですか。
多数決の単に比較するによし足のよし。
それで平って言うんですね。
平って呼ぶみたいで、それによく乗ってましたね。
短大が長崎の短大だったんで、そこからこう行って長崎市内の方に行くっていうパターンで。
時間はどれくらいかかるんですか。
結構でも2,3時間、結局いろいろすると2,3時間かかっちゃうので、
福岡まで出て、結局福岡の高速バスに乗って長崎市内に行くパターンの方が楽だなっていうのを思いつつ。
なかなか大変だったですね。
有明海を渡るのは風情がありそうですね。
楽しかったです。
いいですね。
いろんなところに船ってありますよね。
船旅いいですけどね。
今日はそんな船の話なんですけど宮崎さんどんなお話なんでしょう。
穴徳に投稿があったんですけれども、
福岡市への沖縄の一部の船は特にその対応年数を超えていると聞いたと。
その2022年の北海道の白徳半島の観光船沈没事故があったと思うんですけれども、
それと同じことが起きるのではないかっていうちょっと懸念の声が寄せられました。
これ私が取材をしたんですけども、まずは福岡市に取材をしました。
すると福岡市の公安局客船事務所というところが担当部署なんですけども、
福岡市は5つの航路を持っていて、7つの船を保有して運航しているということだったんですね。
実際聞いてみました。読者からあなたの特定民主党にこういう声があったんですけども、
対応年数を超えている船ってあるんですかと聞くと、
一つあったのはですね、何が対応年数かっていうのは後でまたお話しするんですが、いくつか基準があるんですけども、
1996年完成で就航から28年を迎えた船が、
博多浮島と鹿野島を30分で結ぶ鹿野島航路の総統船の金銀一という、
そしてもう一つが名古屋の浜港と野古の島を10分間で結ぶ野古航路のカフェリ、フラワーノコ、
これが1993年完成で31年間運航しているということがわかりました。
造船業者の方に取材をしてみると、船の寿命って明確な定期はないそうなんですが、
一般に20年前後と言われていると。
客船の対応年数を超えているという読者の方からの情報提供だったので、今度国土交通省に聞いてみました。
その船の対応年数って何ですかと聞くと、カフェリの法定対応年数は11年、
軽金属船の軽金属でできた船ですね、これは9年ですと。
これはとんでもないことではないかと、2倍3倍超えて運用しているんじゃないかと思ったんですが、
ただ国土交通省の人が落ち着いてくださいと。
これはあくまでも税金の税法上の原価消費客資産の対応年数。
11年と9年ですね。
そうです。つまり資産価値がどれだけ続くかという年数ですと。
安全上の対応年数の基準はないんですと。
ないんですね。
なぜかというと古い客船でも部品交換など必要な整備と検査をして安全が確認されれば乗れますと。
建造費と運航の課題
実際50年間とか使ってる船もあるんですよということだったんですね。
で、福岡市に聞いてみたというと、福岡市もまさにそうなんですと。
毎年船を全部陸に上げて船の塗装したりとかエンジンの整備したりとかして国の検査に合格していますと。
で乗組員が毎日点検もしているので安全ですという話でした。
なるほど。その国の検査というのは車でいうと車検みたいなものがあるんでしょうね。
それを毎年船に陸上に上げて点検していると。
確かにですね相当2つの船がくっついているような全国でも珍しい船なんですけども、乗ってみるとそんなに30年間使っているのかなという印象なんですよね。
塗装とかを毎年毎々というか定期的に塗り直しているのでそんなに古さを感じないと。
今おっしゃった船っていうのは金イチゴですね。
そうですね。YouTubeをご覧になっている方は背景に乗っている船ですね。
この写真めっちゃ綺麗に見えますけどね。
細かいところを見るとちょっと老朽船だなと感じるところは乗ってみるとあるんですけど。
30年戦士ってなかなかですよね。
ですよね。車で30年とかバスとかでいったらなかなかないです。
そうですよね。
実際なぜかというと日本各地で同じようにこういう都船に使われている客船がですね老朽化している問題というのが実はあってまして
1980年代後半から90年代初頭に作られた船が多いんですね。
考えてみるとこの時期バブル経済の時期だったんで結構いろんな船が作られていたと。
なるほどなるほど。
それが今ちょうど更新期を迎えていると。
メンテナンスをしているんですけどもさすがに太陽年数といいますか老朽化しているのは事実なんで
あちこちで船を回収するだけじゃなくても新しく作り直すという動きがあるんですがなかなか進んでいない現状がある。
なるほどなるほど。やっぱその当時からしても乗っている人も少なくなっているっていうのも多分あるでしょうね。
そうですね。
それであと一つあるのが資材価格とか実験費が振っていることそれから近年の記録的な円安ですね。
このせいで建造当時と比べると同じものを作るとしたら2倍から3倍の予算がかかるそうなんですよね。
大変なことですね。
宮崎さん乗ったことありますか?C8000。
C8000はないんですけど有明フェリーとかはありますね。
ただ太陽年数とか全然考えてなくて乗ってたので今どれぐらいの年数経ってるのかっていうのはちょっとわからないんですけれども
確かにそのあたりで乗る側からしたら本当に安全なのかっていう不安はありますよね。
僕フラワーの子とかねあの子とも連れて行ったことあるんですか。そんな気にしたことないですよね確かに。
メンテナンスをしっかりされているからだと思うんですけどですね。
実際建造費を聞いてみると金銀1という鹿野島でこの航路で使っている船は1隻3億5100万円当時ですね。
フラワーの子は4億7000万と。これが今だと2倍3倍かかるそうなんで。
まあまあいろいろ行政も財政が厳しくなっている中でしかも両さんがおっしゃったように乗る人が減ったりとかする船もあると思うので
そうした中で採算とか。 そうですよね。取れないでしょうね。
ですよね。なかなか難しくなってますよね。 賃上げとかなるでしょうね。
福岡市営渡船の現状
まあ金銀1についてはですね。取材をしてみると後継船を今作る計画があって設計に着手していると。
2026年の就航を目指していてフラワーの子についても船の船体の状況や運航時間などを踏まえながら更新を検討していきますと。
へえ。なんか間もなくって感じですね。 ですね。
大変なんでしょうけど。とはいえその島で暮らしている人とか島に通う人もいると思うんですけど。インフラですからね。困りますもんね。
日本がこう人口減少社会に入っていく中でまあ陸上でもバスの便が減ったりとかしてますよね。 そうですよね。
ただまあ陸路はまだ何とか自家用車もありますけど、船になるとですね個人の方ではなかなか渡れない。
そうですよね。港におる漁師の大井ちゃんに声をかけてちょっといいかいなみたいな。
これは難しいですよね。 難しいですよね。
大井 必要な交通手段だからなくすことはできないんですよね。ただその円安の影響でその建造費だとかメンテナンス費とかが上がってるとかもあるし、
あとは利用客の減少とかって考えるとなかなかそこのちょうどいいところをとっていくのが5時間とかスケジュールとかも考えていかないといけないのかなっていうふうに思いました。
私もなんか取材してみてまだ乗ったことのない航路があるので、5つある航路のうちですね、福岡に住んでる人間としてちょっと週末とかに行かなくなったりというかしてみたいなと思います。
いいですよね。 行きましょうか。
次回のこの島からの集合ですね。 今船の上でそこ行って。
船旅ってやっぱり非日常感がありますよね。 ずっと出ますよね。
うどんも食べたりとかであるといいですけどね。 いいですね。
船のとこはうどんとかあるんですか。 いやないと思いますよこれは。
10分間ですか。 多分ないと思いますよ。
10分で着いちゃうんでですね。
どうしてもね桜島フェリーのうどんがね忘れられないという。 食べたくなってきましたね。
あれ好きなんですよ。必ず食べる。
ほんとそんなにいくつも航路があるって私も福岡市に住んでいたから知らなかったので、
ちょっとこのお話エピソードを話す上でちょっと調べてみたらいろんな航路があるので、ちょっと乗ってみたいな。週末に。
えっと5つですよね。 そうですね。
銘の浜から野古の島。それから鹿の島と博多湖。
そうですね。あと玄海島航路。
ああ玄海島、はいはい。
オロの島。
オロの島ですね。
島の島。
島の島行ったことないですね。
行ってみたいなって思いました。
行ってみたいですね。釣りでもしますか。
いいですね。
あともう一個は。
これで鹿の島、玄海、野古、オロ。あ、すいません。四航路ですね。
四航路。
再編成しました。四航路ですね。やっぱりこれも含めてちゃんと乗ってみないと。
そうですね。
引けないですね。
もう乗らない感覚だったですね。
そうですね。やっぱり読者の方が知られたみたいに採用年数30年、船が建造されて30年となると不安に思う気持ちも上がりますし、一方で行政の担当の職員がちゃんとメンテナンスしてるっていうことを知ると安心もできると。
安全性とメンテナンス
そうですね。
こういったその素朴な疑問をあんなとこに教えていただいて。
そうです。そうですよ。
ですね。我々が取材することで役所の人にも不安に思ってる市民がいるんですよっていうことも伝えれますし。
そうですね。
そうですね。
本当そんな風に使ってほしいですね。
そうですね。
そうですね。非常に良かったなと思って。今から新しいのも竣工されるということなんですけど、最後に坂本さん何か言い足りないこととかあれば。
坂本 そうですね。インフラの問題って別に行政が悪いとかっていう問題でもなくて、やっぱり全体で人口が減っていく中でどこまで何が必要かみたいなのを一言じゃなくて、自分の街のこととして考えていく必要があるなと思います。
そうですね。本当にそうですね。
古いから新しく作れって言ったって結局それは税金から出てるものなので、何をどこにどう使うのか。
そうですね。今その話を思って思ったのが前の回の給食室の話とかも同じような話ですよね。
やっぱり前回野村記者が出たときに、給食室が厚すぎてっていう話だったんですけども、知らない人ってたくさんいて、そして記事で実情を知らせることで、いろんな方が目で見て、こういう実情なんだっていうのがいいなって。
そうですね。船にしてもそうですよね。毎日点検をされている方がいる。その方のお仕事ですけど、その方のおかげで安全に乗れてるってことですもんね。
まさに今それを言おうと思うくらいのコメントだったんですけど、坂本さんが書いたフェリーの対応年数の話もですけれども、実情、今こういうふうに計画してますとかっていうのも聞いた上で、ちゃんとメンテナンスがされてるんだっていうことも知ることができて、こうやって記事で伝えていくことって大事だなと思いました。
まさに読者と作った使命というか。ぜひこれからも投稿していただければと思います。坂本さんと宮崎さんの記事は西日本新聞とニュースアプリ西日本新聞MEでお読みいただけます。記事のリンクは概要欄に貼っています。記事が読みたい西日本新聞やこの番組を応援したいと思っていただける方、ぜひご高読お願いいたします。
また番組のフォロー高評価もぜひよろしくお願いいたします。そしてこれからもアナ読は読者の皆さんと一緒に成長していきます。情報提供はあなたの匿名取材班の投稿フォームやLINE公式アカウントで受け付けています。文末にハッシュタグ西ポケの記入もお願いいたします。それでは皆さん一緒にね、紙面を作っていただければなと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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