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2025-08-01 16:29

40|ランドセルのトレンドを追う!「ラン活」広がる選択肢 低価格のリュック型、従来品は色や機能が多様化

あなたの声が社会を変える。読者と記者がSNSでつながり、暮らしの疑問から地域の困り事、不正の告発まで徹底調査し、あなたの「知りたい」にこたえるオンデマンド調査報道「あなたの特命取材班」(あな特)。

 6月は来春の入学児童向けのランドセル商戦がピークになるシーズン。近年、じわり増えつつある低価格と軽さを兼ね備えたリュック型の通学かばん。一方で、従来品も色や機能を多様化し根強い人気があります。子どもや親だけでなく、祖父母らも巻き込んだ「ラン活」の現場や「リュック型」通学かばんの先駆け企業を取材した記者らとトレンドについて話します。

◆出演:小田瑞穂(報道センター記者)、小川俊一(人事部、元報道センター記者)、宮﨑真理子(MC/あなたの特命取材班事務局長)/ 音声編集:中富一史(販売部)/ 映像編集:三笘真理子(me戦略担当)

◆収録日 :2025年7月23日

◆小田瑞穂記者の記事一覧
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◆小川俊一記者の記事一覧
https://www.nishinippon.co.jp/item/1354335/

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サマリー

ランドセルの市場では、リュック型ランドセルの登場や従来型の多様性が注目されています。特に、低価格で軽量なリュック型が人気を集めている一方、保護者や子供たちの間では従来型の人気も根強いことが分かります。また、ランドセルのトレンドは多様化しており、新しい緑型やリュック型も増えています。さらに、6年間使用するランドセルの活用方法や、シールによるカスタマイズについても話題になっています。

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西日本新聞Podcast
西日本新聞あな特Podcast
このPodcastは、暮らしの疑問や地域の困りごとから不正の告発まで、読者の調査依頼に応える西日本新聞の課題解決型調査報道
あなたの匿名取材班の果敢な挑戦を紹介し、リスナーの皆さんからの取材リクエストにも応えちゃおうという番組です。
こんにちは、あなたの匿名取材班事務局の宮崎真理子です。8月はMCをさせていただきます。
こんにちは、西日本新聞報道センターの小川俊一と申します。今日はよろしくお願いします。
こんにちは、西日本新聞の記者の小田瑞穂と申します。本日はよろしくお願いします。
私はお二人ともあな特Podcastでは初めましてなんですけれども、小川さんは7月配信の福岡市のトイレ、絵文字がリアルすぎるにご出演していただいたんですよね。ちょうど私が長期休暇で参加できなくてすごい残念だったんですけど、いかがでしたか。
そうですね、とても楽しかったです。ただやっぱり記者は当たり前なんですけどね、記事を書く、人に話を聞いて記事を書くというのはやっぱり中心なんで、話すとなるとちょっとドキドキしておりました。
ありがとうございました。小田さんは初出演、今年入社の新人記者さんということなんですけれども、自己紹介をお願いします。
4月に入社したばかりの新人記者で、今回のテーマとなっている記事は研修中に書かせてもらったんですけれども、ほとんど小川さんの力で完成いたしました。
今日はとても緊張しているのですが、皆様に楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
ランドセル市場の変化
今回のエピソードは、6月にお二人が記事にしたランドセルについてなんですけれども、これまでもアナトクではランドセルについて記事を出したことがありましたが、今のトレンドなどについてお話を聞きたいなと思ってお二人にお越しいただきました。
6月は来春の入学児童向けのランドセル商戦がピークなんですよね。取材してどうでした?
はい。いろんなランドセルを見させてもらったんですけど、カラフルなだけじゃなくて、形とか素材とか、あと柄が本当にいろいろありまして、自分も小学校入学前に戻ってもう一度選びたいなってすごく思いました。
また、購入する保護者の皆様の愛情はもちろん、作り手の愛情っていうのをすごい感じまして、快適にランドセルをからってもらおうといろんな改良がありまして、特に快適さの一つっていうのに軽さがあると思うんですけども、
実際、ナイロン製のリュック柵型のランドセルが最近ありまして試着させてもらったんですけど、本当に軽くてびっくりいたしました。
そのリュック型の通学カバンの先駆けの企業を小川さんが取材したということですよね。
小川 そうです。その前に一つ、からおうという言葉が方言のようで、実はランドセルを背負う、もしかしたら九州以外の方もお聞きになっていると思うんですけども。
大平 何の違和感もなかった。
小川 私もそうでした。実はここに来る場合に同僚に指摘されました。
大平 そうなんですか。気づかなかった。
小川 そうなんですよ。あえてでもからおうと言いましょう。
リュック型なんですけど、一般的なランドセルと違うリュック型、まさにリュック柵をイメージしてもらえればいいと思うんですけども、
最近そういうのが少しずつ増えてきていると。
これは半世紀以上前に考案した企業というのが京都府、向こう市という自治体にあるんですけども、会社の名前が丸安と言いまして、
先代の社長が半世紀以上前ですね、50年以上前にこの販売を始めたと。
きっかけはランドセルが結構高額なものだったんで、安いものしか買えない子どもたちが実はちょっといじめられてたと。
そういう訴えを校長先生、ある校長先生から受けて、これはいかんということでその社長さんが安くて、しかも軽いナイロン製のものを作ったということでした。
実はアナトクにランドセルの代わりに黄色のリュック柵が定着している地域があるという投稿が、2022年の8月17日に掲載したもので記事になったんですけれども、調べてみると小川さんが取材したランディックだったんですよね。
当時九州で唯一福岡県宮古町がこのリュックを使っていたっていうのがわかったんですよね。
小川さんの記事を見てますますちょっと私は興味が湧いて、そしてその低価格だけじゃない軽量化っていうところの点でもすごい気になりました。
そうですね、京都で取材してそのマリアさん、ウェルランドセル関係、仕事にしているだけあって、昔からの新聞記事がたくさん残っていましてですね。
今手元にそのコピーがあるんですけども、昭和46年の記事、ランドセルの廃止、賛否がほぼ白中というですね。
もう50年60年前から、こういったランドセルの重さ軽さ、値段が高い低い、その論争がずっと繰り返されてきているんだなということがよくわかりました。
あとその平均購入価格についてなんですけど、今年4月に入学する子供向けで初めて6万円を超えたそうなんですけど、低価格帯のリュック型がじわり来ていて、でもやっぱり従来品も根強い人気というか、業界全体ではどうなのかとか自治体の支援とか取り組みってあったりするんですか。
ちょっと従来型が根強い人気というところではですね、やはり子供たちの中では従来型のこのランドセルの方が人気ということを店員さんの方からお聞きしました。
なぜかというとカラーバリエーションですね。もう色が豊富なので、どうしてもそのお子様たちはそちらの方に惹かれてしまうとのことでした。
やはり保護者の方もですね、子供の意見を尊重する方が多いようでして、なのですぐにこのリュック型だとかに世代交代するというわけではなさそうです。
伝統的なランドセル文化
ただ一方で軽さを求めてリュック型にする子もいますし、高学年になってからリュック型に買い替えるっていう子もいるようです。
そうですね。私も取材する中で、やっぱりランドセルの根強さというのは変わらないなというのは思いました。
やっぱりその背景としては、統計にもあるんですけど、ランドセルにお金を出す人はおじいちゃんおばあちゃんがほぼ半数ということで、
おじいちゃんおばあちゃんかわいい孫に対しても一緒に一回の買い物だからいいもの買ってあげたいというやっぱり昔ながらのランドセル文化ですね。
その意識がすごく根強いのかなと思っています。
それでちょっとふと思い出したんですけども、10年以上前にですね、アンパンマンミュージアムがオープンした時、福岡にオープンした時に取材したんですけども、そこでもですね、アンパンマンミュージアム行くと結構お金がかかる。
最近ちょっと入場料も増えたんですけど、だけど人気が高い。なぜかというところの背景としては、おじいちゃんおばあちゃんが孫のためにいろいろお金を出してくれるという、ちょっとランドセルに共通するものがあるなと思います。
そこでその時の言葉としては、シックスポケットというんですが、ポケットを財布と見立てて、以前は両親、あと両祖父母が孫が何人もいて、その孫たちにお金を使ってくれてた。
その少子化で孫が減ると、必然的に一人の孫に対するお金を使う量がですね、金額が増えていくと。かつ晩婚家でおじさんおばさんが結婚しなかったりすると、名老が可愛くて、またそこからお金を使う。
実はうちの、我が家もそうなんですけどね。おじさんおばさんがうちの子供にいろんなものを買ってくれるんですね。そういう資金面、言葉悪いかもしれませんけど、ランドセルを買うための財力的なところというのが、アンパンマンミュージアムしかり、ランドセルしかり、そういう背景があって、高いものでも売れるというようなことにつながっているんだなというのが分かりました。
一方、その物価高が続く中で、中古のランドセルとかっていう市場とかって今あってるんですか。
そうですね。うちの基地ではなかったんですが、ここ最近のいろんなニュースを見ていると、メルカリでランドセルがよく売れていると。
つまり中古品がたくさん出回って、それは安く買えるという意味合いで、おっしゃる通りやっぱ物価高、米も高いですし、何買っても高いですし、ランドセル自体も、さっき話したんですけどね、200くらいのパーツがあって。
200もあるんですか。
200もらしいんですよ。分解するとですね。
多分ベルトのいろんな金具から何から含めて200くらいあるらしいんですけども、やっぱりそこらへんも製造コストが上がる、輸送コストが上がるで、ランドセル自体も高額化してきている。
そういう中で、なるべく安く買いたいなという世帯にとっては、メルカリとかネットで中古で買えるシステムはすごく便利みたいですね。
そうなんです。お母さんのところはもう乱活とかは終わった?
そうですよ。まさにそこなんですけども、この今年度、来年の春に小学校1年生になる息子がいるんですけども、今年度まさに乱活時期で選ぶぞと。
選ぶのが楽しいなと。
オフルで良いところからもらってしまいまして、一瞬で乱活が終わってしまいました。
そうだった。
そうです。
コスト的なのをかかなくて済んだんですけど、やっぱりおじいちゃんおばあちゃん、たぶん小田さんもそうだったと思うんですけども、家族で選ぶという、あの過程も楽しかったんじゃないかなと思うんですけど、どうですかね?
そうですね。もう18年前くらいになるんですけど。
意外と最近。
楽しかったなという記憶はありますね。
ランドセルの色と新しいトレンド
そうなんですね。ありがとうございます。ランドセルのトレンドについてお話しいただきましたが、最後に伝えたいことはお二人ありますか?小田さん。
はい。先ほども少し申しました通り、私は約18年前に小学校に入社しました。入社じゃないです。ごめんなさい。入学です。
新入社員ですからね。
ついつい。
それでですね、ランドセルは水色を選んだんですけども、当時私以外の女の子は全員赤系のランドセルでした。
本当に当時目立っていたんですけども、今は水色って結構当たり前の色になってますよね。
今回取材してみて、この新しい緑型っていうのもそうなっていくのかなと個人的な経験から思いました。
あとは一番伝えたいのは、買ってもらったランドセルっていうのは丁寧に扱ってほしいなっていうのはすごい思います。
そうですね。まさにおっしゃる通り、6年間使って捨てにくいとかって多分あるんだろうなと思うんですけど、皆さんどうしてるんでしょうね。
今回取材した中で、6年間使ったランドセルの生地を使ってそれを財布にしたりとか、そういうサービスが今有料ですけど、
あったりして、あれもすごくいいなと。
その使い方いいですね。どうしても愛着が湧くので、どうしよう、もったいないなと思うけど、
フルで渡せるような親族とか友達とか小さい子がいなかったらやっぱりその後どうしようかなっていう気持ちになりますよね。
今回私もこれも初めて知ったんですが、ランドセルには貼るシールがありまして、ランドセルの刺繍っていろいろあるじゃないですか、今。
すごく花柄とか、すごく綺麗な、きらびやかな。
すごくあるんですよ。
特に側面に刺繍を入れる感じの。
あれ入れると何千円かかかる。もとからついてるのもありますけど、あえて入れようと思ったら何千円かかかるんですけど、
今回取材したところ、尾田さんと、今回の内藤さんという新人記者さんも、実は3人で取材した。
今日はちょっといろいろ取材があって来れないですけど、3人で取材に行ったお店ではシールを売ってまして、
女の子だったら花柄とか、男の子用に、あまりダンジョンの差はあまりないですけど、
新幹線とか恐竜とか、そういうランドセルに貼って楽しめるシール。
しかも剥がしても大丈夫ですよと、あまり跡が残りません。
そんなのがあるんです。いいですね。
カスタマイズとリサイクルのアイディア
1枚800円らしくてですね。
買っていいかなぐらいの大丈夫な金額ですね。
うちの息子はもらったのが真っ黒の、それでも綺麗なランドセルなんですけど、
やっぱりバリエーションを楽しむためにはそのシールを貼って。
いいアイディアだ。
いいかなと思ったりですね。
いいですね。
最後にですが、西日本新聞は8月に大きな人事異動がありますが、
このエピソードが配信される頃にはお二人はどういうご異動とか何かありますか?
はい、私は異動というよりも新人なので、初配属なんですけども、報道センターの警察担当になります。
はい、頑張ってください。ありがとうございます。
お母さんは?
そうですね、私も自分でもびっくりしたんですが、社内の人事部に行くことになりまして、
記者20年ほどやっておりますが、実は2年間出向してた期間もありましてですね。
そうなんですね。
2回目の記者以外の仕事ということで、もう20年目のドキドキが今、29年です。
引き続き。
引き続きまた何か機会があればよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はランドセルのトレンドについてお届けしました。
尾田さん、小川さん、ありがとうございました。
尾田さんと小川さんの記事は、西日本新聞とニュースアプリ西日本新聞MEでお読みいただけます。
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実際に取材で得た情報を交えて政治や経済、地域の課題などご要望に応じてお話しいたします。
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引き続きよろしくお願いします。
では本日はありがとうございました。
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