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2025-07-10 06:51

かぶせ茶というハイブリッドな存在

かぶせ茶は煎茶界のPJベースでもあり、Surface Goでもあり、メロンクリームソーダでもあるよって話?


個人事業主として、お仕事の依頼も受け付けております。例えば、「カフェとか飲食店で日本茶を仕入れて何かしてみたいけど知識がなくてよくわからないんだよね〜」とか、あるいは「お茶の会社やってるけど店舗のWebサイトを作りたいんだよね」「うちの商品をオンライン販売してみたいんだよね」といった方に向けてお力になれるかと思いますので、お気軽にご相談ください。

サマリー

かぶせ茶は煎茶と玉露の中間に位置するお茶であり、その栽培方法や飲み方の楽しさが語られています。栽培方法のバランスや調整のしやすさから、多様な飲み方ができる魅力があります。

かぶせ茶の基本
こんにちは、日本茶インストラクターのねもとです。
この番組は、日本茶インストラクター資格を持つ私、ねもとが、
日本全国、あるいは世界のお茶にまつわる話を緩くお届けする番組です。
本日は、かぶせ茶というハイブリッドな存在というテーマでお話ししていきますので、
もしよかったら最後まで聞いてください。
私、ねもとは、普段は音楽関係の会社でプログラマーとして働いておりまして、
本業とは別に、個人自分主としてお仕事の依頼も受け付けております。
例えば、カフェとか飲食店で日本茶を仕入れて何かしてみたいんだよねとか、
あるいは、お茶の会社やってるけど、店舗のウェブサイトを作りたいんだよねとか、
うちの商品オンライン販売してみたいんだよね、といった方に向けてお力になれると思いますので、
お気軽にご相談ください。
それでは本題なんですけれども、今回は、私が個人的に大好きなかぶせ茶について、
なんでそんなに好きなのかお話ししたいと思います。
まず、かぶせ茶って、以前の配信でもちょこちょこ名前を出しているんですけど、
改めて説明しますと、かぶせ茶は煎茶と玉露の中間みたいなお茶です。
煎茶は日光をたっぷり浴びて育てられるお茶で、
玉露は約20日間、大いいをかけて育てられるお茶なんですけど、
かぶせ茶は大体7日から10日程度、大いいをかけて育てられます。
玉露とか大いいをかけるっていうのはよくわからないという方は、
ぜひ前回の配信を聞いてください。
このかぶせ茶が、その栽培方法というか作り方はですね、
大いいをする日数がちょっと玉露より短いよっていうところで、
玉露と煎茶の中間地点に当たるんですが、
なぜ私がこれ好きなのかというと、
まず一つ目の理由がバランスの良さなんですよね。
煎茶の爽やかさと玉露の旨味の両方を楽しむことができます。
二つ目の理由が入れやすさで、
玉露って正直言うと入れ方にちょっと気を使う必要がある。
お湯の温度も下げなきゃいけないし、時間も気にしなきゃいけないんですけど、
かぶせ茶はそこまで神経質にならなくても美味しく入れられます。
最後の理由はコントロールが効く楽しさですね。
入れていて色々調節が効くので楽しいです。
この煎茶と玉露の中間地点なので、
氷出汁にしたりとか、あるいはぬるま湯で入れると、
ぬるま湯って良くないかな?
湯覚まししたお湯で入れると、玉露みたいな旨味がちゃんと出てくるし、
逆に熱湯でガッて入れちゃっても全然美味しいです。
だからこそ、一煎目は超ぬるいお湯で入れて、
二煎目以降はお湯の温度を上げてみたいな感じで、
最初と違う味で飲み続けたりできます。
この入れる側として味を調整するっていうのが楽しみを皆さんに知って欲しくて、
お茶っ葉の量とお湯の量と、
それからお湯の温度でお茶の味が決まるって言われてるんですが、
これを調整した時に、
かぶせ茶はすごい分かりやすく変化してくれるので、
お茶初心者だった頃の私を、
お茶の入れ方に気を使う魅力に引き込んでくれたお茶でもあります。
お茶によっては熱湯で入れないと良さが引き出されなかったり、
逆に熱湯で入れると渋すぎて飲めないよみたいな、
温度を下げて飲むものだとか、
あとちょうど70度でこの秒数も結構シビアに入れないと、
さつま芋みたいな香りが出てこないなみたいな、
そういうお茶もあるんですよね。
かぶせ茶は色んな特徴を含んでいるからこそ、
結構どの温度で入れても良い味がするっていう印象があります。
かぶせ茶の楽しみ方
結構僕がお茶にハマり始めぐらいの頃に、
僕の妻がF1が好きで、
三重県の鈴鹿サーキットに行った時に、
僕は待ってたんですけど、
お土産で伊勢の本かぶせ茶を買ってきてくれて、
伊勢茶ってすごい有名なんですよね。
三重県がかぶせ茶の生産量一位なんですよね、確か。
ほんとにかぶせ茶の一大産地で買ってきてくれて、
一応知識としては知ってたんですけど、
それで初めてかぶせ茶を飲んでそこからハマりました。
このお茶の味を調節できるっていうのを他のものに例えると、
僕楽器やってるので、エレキベースやってるので、
あえてそれで例えると、分かんない方ごめんなさい。
例えると、のぶとい音がするプレシジョンベースっていうベースと、
クリアでパキッとした音がするジャズベースっていうベースの種類があるんですね。
これを本当にいいとこ取りというか、企業貧乏みたいな、
PJベースっていう中間地点っぽいベースがあるんですけど、
それは音作りによってプレベっぽい音も出せるし、
ジャズベースっぽい音も出せるみたいなPJベース。
このかぶせ茶は僕本当にお茶会のPJベースって呼んでるんですけど。
あとはSurface Goって分かります?
WindowsのノートPCにもなるし、
キーボードをカチャッと外したらタブレットモードにもなるみたいな、
2in1的な存在ですね、かぶせ茶って。
その1つのものからモードを切り替えることによって、
全然また違う使い方ができるみたいな。
あとはメロンクリームソーダとか、
飲み物を飲み物で例えるのどうなんだろうって感じですけど、
あれってアイス単体で上に乗ってるメロンクリームソーダのアイスを食べちゃってもいいし、
あとストロースったら全然濁ってないメロンソーダを吸えるわけじゃないですか。
でも後から全然ガーって混ぜて、
一体となったメロンクリームソーダを飲むこともできるみたいな。
こんな感じですね。かぶせ茶って僕の中ではそんなイメージですね。
何の話だこれ。
皆さんも機会があればぜひかぶせ茶を試してみてください。
きっとその絶妙なバランスの虜になると思います。
というわけで、今回はかぶせ茶についてのお話でした。
この番組の文字起こしはListenでも読むことができます。
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気になった方は番組の説明欄のリンクをチェックしてみてください。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。
ではまた。
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