茶葉を食べる概念
こんにちは、日本茶インストラクターのねもとです。
この番組は、日本茶インストラクター資格を持つ私、ねもとが、
日本全国、あるいは世界のお茶にまつわる話を、
ゆるくお届けする番組です。
今日は、お前はもう茶葉を”食べて”いる、というタイトルで配信します。
僕ね、たまに茶葉をむしゃむしゃ食べることがあって、
茶葉イーター、茶葉食べる界隈なんですよね。
どんびきしないで欲しいんですけど、
ちょっと再生止めないで欲しいんですけど。
とはいっても、皆さん茶葉絶対食べたことあるはずなんですよ。
という話を今日は知っていこうと思います。
もしよかったら最後まで聞いてください。
私、ねもとは、普段は音楽関係の会社で、
プログラマーとして働いておりまして、
本業とは別に個人事業主として、
お仕事の依頼も受け付けております。
例えば、カフェとか飲食店で、
日本茶を仕入れて何かしてみたいけど、
知識がなくてよくわからないんだよねとか、
あるいは、お茶の会社やってるけど、
店舗のウェブサイトを作りたいんだよね。
うちの商品をオンライン販売してみたいんだよねと、
いった方に向けてお力になれるかと思いますので、
お気軽にご相談ください。
それでは本題なんですけれども、
今回は茶葉を食べるという概念について、
話をしたいと思います。
いやいや、私はさすがに茶葉とか食べたことないんですけどって人。
嘘です。
日本で生きてたら、ほぼほぼ茶葉食べてます。
答え言っちゃうと、お抹茶ですね。抹茶。
抹茶は茶葉を石薄でゴリゴリひいて、微粉末状にしたものなので、
要は茶葉をそのまま摂取していることになります。
なんでそんなことかっていう感じなんですけど、
ただ僕は本当に生の葉っぱとか、
煎茶を入れ終わった後の茶殻とかも本当に食べたことがある。
これは別にマニアックな追記をしてるとかではなくて、
本当にそういう料理とか活用法があるんでね、それも触れるんですけど、
まず抹茶の話ですね。
抹茶って今海外からの需要がすごくて、
茶園さんの方に直接海外の業者からすごい大きいロットでの受注が入って、
抹茶用に1年かけて天茶っていうものを石薄でひいて抹茶にするんですけど、
その天茶を作るために栽培をして、
なんていう話をよく周りで耳にしますが、
要は日本のみならず、海外の方も今茶葉イーター化していると言っても過言ではないですね。
味わいも香りも、煎茶に比べると抹茶ってインパクトがすごくて、
煎茶より海外で人気が出るっていうのは確かに裏付けます。
茶葉をそのまま摂取するのは実は栄養面でもメリットがあって、
茶葉そのものを粉にしているので、栄養素を一滴物がさず摂取できるという側面もあります。
茶葉を使った料理
煎茶を入れる場合って、例えばお茶をお湯とかを水で入れて、
それを飲むので水に溶け出す水溶性の成分を摂取できますよね。
例えばカテキンとかカフェイン、テアニン、
テアニンって甘み成分があるんですけど、
ビタミンCとか、それに対して水に溶けない成分、
例えばビタミンEは脂に溶けると書いて使用性ですし、
あと食物繊維、タンパク質、ミネラルとかは茶葉の中に残ったままになってしまうので、
ちょっと勿体無さがありますよね、若干。
だから僕は抹茶に限らず普通に茶葉を使った料理とかも頂いたりします。
栄養的にメリットがあるからそうしているっていうよりは、
単純に美味しいからっていう方が理由としてはデカいんですけど、
玉露とか手揉み茶っていう機械で普通にお茶を作るんですけど、
昔ながらの手を手で揉んで職人さんが作るっていう製法も守られてきていて、
その手揉み茶って売られてるんですけど、
その茶柄なんかは高級な茶葉なので、すごい旨味成分がたっぷり含まれていて、
それは僕は酢醤油とかポン酢をかけて食べると、
ほうれん草ともちょっと違いますけど、
山菜のお浸しみたいな感じで美味しいです。
結構なんか、葉っぱがシャキシャキというよりは歯ごたえがもちもちしてるように僕は感じます。
もちもちして美味しいっていう。
梅と鰹節もつけたらより最高ですね。
あとは高級な茶葉じゃなくても、新茶だと葉っぱ自体が柔らかいので、
苦くないし、すごい食べやすいですね。
流石に質の高い茶葉しか正直食べても美味しくないので、
流石にいつも何でもかんでもむしゃむしゃ食べてるわけじゃないので、
その辺は誤解しないでください。
それから生の葉っぱ、生葉を料理に使うっていう方法もあります。
とれたての生の葉っぱを天ぷらにしたりとか、
お茶の葉を刻んでご飯に混ぜたりとか、お茶の葉のサラダとかもありますね。
あとなんかすごい、去年食べたのですごい美味しい料理があったんですけど、
何だっけな、札幌で日本茶インストラクター協会の北海道支部っていうところに僕は所属しているんですけど、
その大先輩の方が生葉料理研究会っていうのを毎年開かれていて、
そこでいただいた創作料理がすごい美味しかったんですよね。
なんか一応いただいたというか、メニューだけ提示してもらって、
グループに分かれてみんなで作る感じだったんだけど、
なんか忘れちゃった。すごい美味しかったんですけどね。
あと、カプレーゼとかに使うとかなりオシャレですね。
バジルの代わりに添えたりとかして。
もちろん茶葉を食べるときはカフェインも含まれているので、
食べ過ぎには注意が必要です。
というわけで今回はお茶を食べるという概念についてのお話でした。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。
ではまた。