そのシューズはかっこいいものの、普段使いできる色とかでもなかったので、
しばらくずっと靴箱に眠るような形になってしまいましたよね。
今思えばペースが早すぎたんですよね。もっとゆっくりでよかったし、
もっと柔らかい気持ちで、楽な気持ちで走ればよかったんだろうなと思うんですよね。
今では逆に、もっとゆっくり走ることもむしろあるなと思っていて、楽しく楽に走るということで、
続けることができるようになってきてるなと思うんですよね。
こんな過去の僕の失敗談というのもあるんですけれども、
実はこれ、挫折の最大の原因なんですよね。
今日は運動しなきゃとは思っているけど続かないあなたのために、
意思として処方箋を出していきたいなというふうに思います。
まず最初に、安心していただきたいなと思って1つデータをお示しします。
運動が続かないあなたっていうのは多数派であるということですね。
みんな無理なんですよ。なかなか続かないということで悩んでいるっていうのがベースだと。
決してあなたがダメな人間だとか、そういうふうには思わないでほしいなというふうに思うんですね。
どういうことかというと、運動を始めた人の約50%が6ヶ月以内にやめてしまうというデータがあるんですよね。
50%が6ヶ月以内にやめてしまう。
でも想像つくかなっていう感じがしますよね。
そんなコツコツ続けられる人ってなかなかいないじゃないですか。
例えば他にも新年の決意でジムに入会した人とかいますよね。
それの80%が2月までにはもう来なくなっているっていうようなデータもあるんですよね、中にはね。
そんなところから海外では2月の第2土曜日はフォールオフザ・ワゴンデイっていうような形で、
つまり脱落の日なんて呼ばれたりしているみたいです。
1ヶ月経っても続けられているかどうかっていうのが大きなハードルになっているようなところですよね。
ですがですが、ここで一つ大事なことを言わせてください。
じゃあみんな続いてないから、僕も私もしょうがないねというふうに思って怠けていてはいけないという事実なんですよね。
30代で病院に来られる方っていうのはそこまで多くないかもしれないですけど、
30代40代50代で患者さんとして病院に来られる方もやっぱりいらっしゃるわけですよ。
この年代っていうのは健康診断で初めて引っかかり始める年代なんですよね。
コレステロールが高いだの。血圧が高いだの。血糖値が高いだの。メタボって言われただの。
そんな感じで引っかかってくるんですよね。
でもまだ自分は大丈夫だ。いつか何とかすればいいよね。
そんな感じで何となく後回しにしてしまいがちな年代っていうのもこの年代だと思うんですよね。
ただ正直に僕言いますね。今ここで生活を変えなければ、
5年後10年後必ず何かしらの体調不良が出てきていますよ。
症状が出ていなかったとしてもですね、
やっぱり5年後10年後何かしらお薬を飲まないといけないような状態になっている可能性十分にありますよ。
でも逆に今ここで変えれば薬なしで健康に数値を戻せて過ごせる可能性も十分にある。
そうなんですよ。副作用のある薬を将来飲むのか。
それとも知らないふりをして放置するのか。
それとも今ここで生活を変えるのか。
この選択っていうのは今この3、40代ぐらいからのあなたの目の前にあるんですよね。
なので運動習慣なり他の健康習慣もそうですが、なかなか続くっていうのは難しい。
それはわかってます。みんなそうなんです。
けど今ここで変えていかないと将来の自分必ず困ったことになりますから、
僕と一緒にぜひ健康習慣をここでゲットするぞ。
そんな感じで頑張っていきましょう。
そうやって健康習慣をつけるための知識だったりとか具体的な方法、コツっていうのを僕は発信していきますので、
ぜひよろしくお願いします。
さあ今回はランニングの話ということで、どうやったら続けていけるのかということですね。
なぜ3日で終わってしまうのか。そんなところですね。
今日はその3つの罠をお話ししていきますね。
まずは一つ目ですね。
皆さんこんな目標を立てたことはありませんか?
よし明日から毎日30分走るぞ。こんな目標ですよね。
ありがちですよね。新年とかそうですよね。
もう新規一点明日から毎日30分走るぞ。こんな感じなんですよね。
筋トレとかでもそうですよね。毎日腕立て伏せするぞ。
そんな感じありと思うんですけども、実はこれ挫折のトリガーです。
習慣が10割という本にはこういうふうに書いてあります。
習慣を始めるときに絶対やってはいけないこと、それは完璧を目指すことだ。
というふうに書かれています。
なぜかというと、毎日30分って決めた瞬間にやらなかった日が失敗になってしまうんですよね。
習慣っていうのは失敗っていうのをいかに減らすかっていうのが重要なんですよね。
けど失敗っていうのを決めるのは自分自身なんですよね。
自分が失敗ってなるべく思わないようにする仕組み、これが重要なんですよ。
毎日30分とか決めていると忙しい日だったりとか雨の日だったりとか、
体調が悪い日だったりとかは失敗になってしまいますよね。
それが積み重なって、まあもういっぱい失敗したからもういいやっていうふうになってしまうと。
それが挫折のトリガーなんですよね。ダメなんですよ。
もっとハードルを低くしちゃってもいいんですよね。
1日でも続けられないとなんかやる気なくなっちゃうとか、
まあそういうことがやっぱり完璧主義だと起こってしまうんですけれども、そんなことないんですよ。
1日サボったとしても習慣がつかないというわけではないんですよ。
新しい習慣を身につけるということについて研究した論文があるんですけれども、
ロンドン大学で2009年に発表された研究ですね。
96人の被験者に新しい習慣を身につけてもらった結果ということですね。
行動が自動化されるまで平均66日かかったというような研究結果だったんですね。
これは人によって18日から254日という形でものすごく幅があったんですね。
どれぐらいで習慣化されるかっていうのはまずものすごく幅があるということがわかったんですよね。
もう一つ重要な発見がこの研究にはあってですね、
1日サボっても習慣形成は壊れなかったということなんですよね。
つまり毎日完璧にやらなくても習慣はちゃんと育っていくんだということがこの研究でわかったということですね。
なので毎日こうしなきゃいけないっていうのは思い込みなんですね。
もっと肩の力抜いて楽にやってはいかがですか。
そんなふうにも取れるわけですね。
ちなみに僕は今サブ映画フルマラソン2時間50分切りを目指して練習しているんですが、
すごく頑張って練習しないと正直達成できない目標なんですけど、
それでもやっぱりサボりたい日はあるんですよね。
仕事が遅くなって疲れ果ててる時とか、
帰ってきて今からランニングかちょっとめんどくさいかなとか、
そんなこともあるじゃないですか。
そうなんですよね。
僕サブスリーしていますが、こんなサブスリーランナーでもやっぱりサボりたい日はあるんですよね。
みんなサボりたい日はあるんですよ。
そんなもんなんですよ。
でもサボったとしても僕は走る習慣っていうのは消えたりはしないんですよね。
こういうことなんですよ。
なので罠1完璧主義になってはいけません。
毎日何々をするなんて決め事はしてはいけないということになりますね。
罠2、ペースの罠ですね。
最初から追い込み過ぎ問題ということになるんですけれども、
まさにこの2つ目の罠、僕がハマった罠なんですよね。
さっきお話ししたように、僕は走り始めた時に、
なんていうかすごく息が上がるようなペースで、
なんとか頑張って4キロぐらい走ったという感じだったんですよね。
元運動部だったし、なんとなくトレーニングのイメージで追い込んじゃったというようなイメージですね。
でもこれは初心者あるあるというか、
そんなことしなくていいんですよね。
かつ危険なんですよ。
ランニングを始めたばかりの人が、
ランニングをやめてしまう脱落理由の半分ぐらいが怪我というふうに言われていて、
その怪我の原因の多くっていうのは、
オーバーペース、オーバーユーズ、つまり早く走りすぎ、長く走りすぎ、頑張りすぎ、
こういうことが原因というふうに言われているんですよね。
なので一番最初にランニングは続かない理由、これは頑張りすぎているということなんですよね。
ここで重要な要素があります。
こんなに早く走らなくても、ランニングのメリットは十分に表示することができます。
2014年に発表された、5万5千人を15年間追跡した大規模研究があります。
アメリカの心臓学会の学術士ジャックにも載った、この分野のランドマーク的な論文なんですけれども、
この研究結果としては、1日たった5から10分のゆっくりのペースのジョギングで、
それだけでも全死亡リスクが30%低下したということですね。
心血管系の死亡リスクは45%も低下して、平均3年の寿命延長を認めたということなんですよね。
他にも、週50分未満、週1から2回、時速10キロ未満、1キロあたり6分以上かけるようなゆっくりのペースですね。
それでも効果は十分だったという結果が出ているんですね。
すごくないですか?
だから、めっちゃ頑張ってめっちゃいっぱい走る必要というのは実はなくてですね。
本当に1日たった5分から10分でもちょっとでもいいので、ゆっくりでいいので、頑張らなくてもいいので、
少しでもいいからジョギングする、それだけでもしっかり体にとって健康的な効果が発揮されるんだということなんですよ。
すごくないですか?これは目から鱗ですよね。
頑張りすぎなくてもいいんだよということがわかってるんですよ。
もちろんこれは観察研究なんですね。ランダム化比較試験でもないんですよね。
なので、ランニングのおかげで寿命が伸びたというふうには断言はできないということに関しては注意は必要です。
走る人っていうのはこういう傾向があったということを言ってるだけなんですね。
なので走る人はそもそも健康意識が高いとか、そういったような要因もあるのでしょうが、
でも方向性としてはこういったゆっくりの短時間のジョギングをしている人っていうのは、
少なくとも健康的なメリットを享受しやすいということがある程度言えるような内容になっているかと思います。
なので、わざわざ最初からしんどいペースで追い込んで、わざわざランニングをやめてしまうぐらいであれば、
ゆっくり走ってしっかり健康効果を得る。こんなんでいいんですよね。
さっき薬を飲むか生活を変えるかっていうような話をしたと思うんですよ。
もし血圧も血糖もトレステロールも改善傾向に向かいますという副作用もなくてお金もかからないというような薬があったら、
皆さん飲みたくないですか。それがランニングなんですよね。
1日5分から始められるランニングなんですよ。これ良くないですか。
まあたった5分でもいいです。ゼーハーゼーハー必死に走らなくてもいいです。
必死としてお勧めしたいなというふうに思います。
次、初心者ランナーが挫折してしまう罠3つ目ですね。動機の罠です。
この3つ目の罠意外と知られていないんじゃないかなというふうに思うんですよね。
皆さんどういった理由で走り始めようかなとか、要は動機ですよね。どんなものがあるでしょうか。
一番多いかなというふうに僕が体感を持っているのは痩せたいから走ろうというような感じですね。
この動機を始めるきっかけとしては全然いいんですが、続けていくというためには燃料にならない。
そういう罠があるんですよね。
ポルトガルの研究チームが66の研究をまとめたシステマティックレビューがあるんですが、
外から与えられた目標、体験や外見をこういうふうに言われたからとか、
そのような感じですね。が、主な動機の人っていうのは脱落率が高いことが分かっているんですよ。
なので、例えば奥さんにあんた痩せなさいと言われたから、お医者さんから運動しなさいというふうに指導されたから、
そういうことですよね。そういうのがモチベーションになっている人っていうのは脱落率が高いということが分かったですね。
逆に走ること自体の楽しさですよね。
爽快感とか達成感があるとか、そういったものが動機の人っていうのは一番長く続くというふうに報告されたんですね。
これは自己決定理論という心理学の理論で説明がつきます。
要は、自分で決めることが一番行動を続けるモチベーションになりますということですね。
すごく、そりゃそうだなというふうに思うと思うんですけれども、
もうちょっと詳しくこの理論を説明しますと、
人が何かを続けるには3つの感覚が必要で、
1つ目、自分が選んでいる感覚、自立性。
2つ目、できるぞという実感、有能感。
3つ目、誰かとの繋がり、関係性ですね。
この3つが揃うと内側から燃料が湧いてくるというか、
エネルギーが湧いてくるというような形で続けていけるということなんですよね。
自分が自ら選んだんだ、そしてできているなという実感が感じられて、
その上で誰かとの関係性の中でその行動をやっていると。
これが続けるためには重要だということなんですよね。
これ本当にそうだなというふうに僕自身も思っていて、
僕も一番最初ランニングを始めた時っていうのは、
一人で走るとしんどいなとやっぱり思うわけなんですよね。
でも、友人や仲間と一緒に走ったら楽しいね。
みんなで話して楽しいな、走れて楽しいなという感覚になったんですよね。
さらに大会にみんなで出たらむちゃくちゃ楽しいなという感じで段階的に変わっていきました。
こういうのは自分でわざわざ走ってます。
けど、それをできてるな、走れてるなという感覚もあるし、
友人と一緒に走るというつながりの中で行っている行為になります。
なので続けられるんだなという感じですね。
まさに自己決定理論なわけですよね。
つまりね、痩せたいとか健康診断が気になるとか、
そういった動機で最初はいいんですけれども、
どこかで走ること自体が楽しいなということに切り替わる、
タイミングを作ることというのが続くかどうかの分かれ道だということですね。
はい、ということで3つの罠を紹介してきました。
初心者ランナーがランニングを続けられない罠というのは、
1つ目は完璧主義、毎日30分走るなどと決めてしまうということですね。
罠2はペースの罠ですね。
最初から追い込みすぎ、頑張りすぎてしまう、そして怪我をしてしまうということですね。
3つ目の罠、動機の罠ですね。
痩せたいから走るだけでは続きません。
しっかりランニング自体を自分でやって走ること自体が楽しいという風に
切り替わるタイミングは続けるためには必要ですということですね。
さてここからは、じゃあどうしたらいいんですかっていうことですね。
これに対して処方箋を出していきたいなという風に思います。
普通の外来とかそういったところでは、運動してねという風に
あなた運動してくださいねとだけ言われるようなことはよくあると思うんですけれども、
でもじゃあどうすればいいんですか、何をすればいいんですかということになって
結局家に帰って運動する人というのはほとんどいないと思うんですね。
今からお出しするのはそういったざっくりとした指導ではなくて、
健康オタクの内会が実際にやっている具体的な生活の処方箋です。
3つ出していきますね。
処方箋1つ目。ハードルを地面に埋めろ。
まず1つ目ですね。ゴールを走るにしないでください。
走るのって大変なんですよ。そうなんですよ。
もう走るまで行かなくてもいいんですよ。何なら歩いてもいいと。
何なら歩かなくてもいいよ。
チューズを履いて外に出る。これだけでいいんじゃないですかと。
これだけで自分頑張ったよ。
そういうふうにハードルを低く低く、何なら地面に埋めてしまうぐらいの
気づいたらハードルを超えている。そんな感じにしてほしいんですよね。
本当に外に出るだけで成功というふうに自分で認識する。
甘やかしてあげる。これが重要ですね。
それでも外に出たらちょっとぐらい歩いてもいいかなとか
ちょっとぐらい走ってもいいかなというふうに気持ちになってきますから
認知的不協和があるんですよ。せっかく外出たのに
なんだろう、俺今から戻るの?みたいな。そういう感覚になるのでね。
でもそこも頑張りすぎなくていいです。もう5分だけでもいいんですよね。
さっき話した通り5分だけでも健康のメリットというのは享受できます。
なので外に出た自分を褒めてあげつつ、
ちょこっとだけ走るなら走って帰ってきてもいいんですよ。
それでグッド、OKなわけですね。
僕のおすすめとしてはお気に入りのシューズを一足買ってほしいなと思います。
僕もね一番最初ね、ONのかっこいいシューズを買ったんですよ。
まずはね、お気に入りの、なんていうかな、見た目大事ですよやっぱり。
まあ機能とかもいっぱいあるけれども、そうじゃなくて見た目がかっこいいシューズが
玄関にあったらテンション上がるんですよ。
このシューズを履きたいなっていうのがやっぱり外に出る理由になるので。
それでね、そんなことで外に出ることができたら本当に儲け者なのでね。
はい、ということで初報戦1つ目はハードロー地面に埋めろでした。
はい、初報戦2、岐阜全プランニングを紙にかけでした。
2つ目ですね、いつどこで何をするかを事前に決めて紙に書いてください。
これを心理学で岐阜全プランニングというふうに言います。
やり抜く人の9つの習慣という本にも書いてありますが、
もし何々したらバツバツするみたいなこんな感じですね。
例えば、仕事から帰ってきたらカバンを置いてランニングシューズを履くとか、
朝起きてベッドから出たらランニングシューズを履く。
あれ、ちょっと早すぎたか。
ランニングウェアに着替えるとか、そんな感じかな。
岐阜全プランニングというのはそういうことなんですよね。
これ、何の意味があるんですかというふうに思うかもしれないですが、
たったこれだけで目標の達成の確率が大きく上がると、