マークダウン記号の取り扱い
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道ス黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は、363回マークダウン記号を取る方法から、AIによるホワイトカラーの解雇の話題へ、というタイトルでお届けしたいと思います。
最近、ニュースで、GoogleのAI関係のアップデートの話がどんどん流れてきて、毎週何かバージョンアップしてるんじゃないかな、毎週新しい機能の発表があるんじゃないかなと思っていて、ちょっとついていけないものを感じるわけですけども、
最近、私はAI活用をかなり一生懸命勉強していますが、授業ではまだ投入してないんですね。というのも、今持っている高校3年生は受験の勉強をしていますし、中学校3年生はAIを使う前に、もうちょっとやらなくちゃならないお作法であるとかね、授業の基礎基本であるとか、ちゃんと書くとか、そういった基本を丁寧に丁寧にやっているという部分と、
それから今、中学校3年生は先取り学習で、高校1年生のコテンのようなものをやっているということもありまして、まだAIというものを教室では生徒には使わせていません。
その反面、公務文書の方では、いろんなことをAIで処理して、爆速で仕事をどんどん処理していっています。
その中で最近私が一番ヒットした使い方は、AIに吐き出させた文章をコピー&ペーストするときにですね、ワードとかに貼り付けちゃうと、アスタリックスとかのああいったマークダウンの記号、これはこのままついちゃって、あれ取るのにいつも苦労してたんですけども、あるいは取らないでそのまま出していたんですけれど、この度、マークダウン記号を取る方法が見つかりました。
それは、ペーストするときにGoogleドキュメントにペーストするんですけれども、その設定を変えて、マークダウンの記号を有効にするというところにチェックマークを入れたら、マークダウン記号を取れたままペーストできるんですね。
だから、Googleドキュメントにマークダウン記号がない文章ができて、それをさらにワードなりイチタロウなり様々な文章にもペーストできるということで、このおかげでAIが吐き出した文章を一回Googleドキュメントにペーストしてからのワード展開というように、爆速処理が高速展開で進むことになりました。
ということで、ますますAI活用に拍車がかかっている状態。その中、YouTubeでニュースが流れてきまして、これが大変興味深かったので、このことを今日は後半にお話ししたいと思います。
AI石鹸で食失うホワイトカラー、アメリカブルーカラービニオネア誕生、肉体労働者に脚光ということで、日経ニュースネクストさんの配信したYouTube動画から色々とヒントを得てお話をしたいと思います。
まず、この動画は一番最後にタイトルのものを配信していただけで、主にはAIによる人員削減が加速していて、大規模な人員削減がアメリカのほうのAmazonとかMetaとかMicrosoftでは進んでいるという冒頭部分にそういうお話がありました。
特にAIが得意なプログラミングの分野で働く人たちが次々と解雇されているというニュースですね。
最近はバイブコーディングといって、全然プログラミングを知らない人でもプログラムできるようになっちゃいましたから、これは当然の動きだろうなと思っていました。
それから、AI開発の投資先というのが人材投資からデータセンターや半導体といったインフラ投資への傾向を強めていると、こういったニュースが流れてきました。
だから、AIができる仕事で働ける人材というのもいらなくて、その他のもの、例えば物とか場所とか、そういったものにどんどん投資がシフトしているというお話がありました。
それから3つ目のポイントとしては、AIの影響を受けやすいプログラマーとか、データ処理や文書だけを作成する、いわゆるキーボードで打ち込みを行うような記者さんとか、それからデジタルだけで完結する、そういう仕事に携わっている人、そういう人が一番AIの影響を受けやすくて、
現実世界で人とやりとりするようなお仕事、例えば私たちのような教員とか、それから人間に取材をやるという、現地に行って取材するというジャーナリストとか、フィールドワークが必要な研究者とか、それから競技性のあるスポーツ関係のアスリートとか、囲碁や将棋といった騎士とか、
それからタレントさんとか、人気とか責任が伴うようなキャラクター性豊かなアナウンサーさんとか、お医者さん、弁護士さんといった職業は、人と接するということが必須なんで、比較的影響が少ないというふうになっているそうです。
面白いことに、AIが最も言語化しにくい暗黙地、経験や勘といったものは、今のAIでは真似できないので、そういうことも相まって、ベテラン層の価値が高まっていて、逆に若年層の雇用が減っていると、シニアの雇用が増えているというデータも、このYouTube動画の中ではありました。
肉体労働者の注目
私も思うんだけど、自分がやってきた取り組みをなんとかデジタルデータ残したい残したいと思いながら、どうしてもデジタルデータでは残せない暗黙地というのが大量にあるわけなんです。
この暗黙地というのは、これはAIでは絶対かなわないなと思っているので、このYouTube動画の指摘には、私はその通りだなと思ってしまいました。
だから私たち教員というのは、仕事なくなるなくなると言われているけれども、人と直接やり取りをすることによって、あるいは経験や勘で積み上がってきたそういったものを使うという、暗黙地を使う職業は、AIの代替が効かないという方向なんだなということはわかりました。
そして、AIによるリストラは今後も加速すると予想されているそうです。
それは何でもこなせる汎用人工知能、AGIというものが5年先、10年先には登場するだろうというふうに予測されているんですね。
で、こういった中、半導体分野とかデータセンターにどんどん人があるいはものが投資されて、その反面ホワイトカラーの開庫が進んで仕事がどんどん減っていく一方で、肉体労働者、ブルーカラーというのがたくさんの報酬を得るようになってきて、今人気だというんですよね。
例えばアメリカの配管工さんなんかは肉体労働者ですけれども、人員がいないということで雇用不足ということで、それでも配管工さんなんかは絶対にインフラ関係なんで必要な職業だから、だんだんと給料が上がっていって、今年収1600万ぐらいで、ちょっとしたホワイトカラーよりもたくさん稼げる職業ということで人気が徐々に高まりつつあるというような流れになってきているというお話でした。
ということでAIというものの進化に伴って私たちの社会の構造が変わっていくと、そういったものをちょっと感じた今回のYouTube動画の記事でした。
今一生懸命AIについて私勉強はしているんですけれども、授業が変わるなという思いで勉強してきていると同時に、これからどんどん社会の在り方とか働き方とか、それから当然のことなら学校の在り方というものも影響を受けて、しかもその影響がいろんな局面でどんどん流動的に変化していくんだなという、そういうふうな思いをしましたので、
結局のところずっと勉強し続けるということが求められるんだなという、そういう結論になりました。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。

