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2025-06-18 10:15

258 セミナーを受講した先生たちの振り返りからリアルな現場が見えてきた。

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2025年6月13日(金)大手前高松中学高等学校セミナーでの登壇報告の続編です。

今回は受講者の振り返りをまとめることを通して見えてきた現場のリアルな声とAI活用への道を探ります。

note記事

「国語×AIで授業づくりをアップデート!」の受講者の振り返りを分析

https://note.com/naomistyle/n/necd10605a114

 

#AI活用 #振り返り #授業のアップデート #セミナー登壇

サマリー

セミナーの受講者の振り返りを通じて、AIの活用が教育現場で進んでいることが明らかになります。参加者はAIの具体的な使用例を知り、授業の質向上を目指す意欲を持つようになります。

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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
セミナー概要と参加者の意識
今日は258回、セミナーを受講した先生たちの振り返りからリアルな現場が見えてきた、というタイトルでお届けしたいと思います。
先日の6月13日金曜日、香川大手前区高松中高等学校で行われた公開セミナーの報告の続きとなります。
前回は公開セミナーの内容についてお知らせしましたけれども、今回はそのセミナーに参加された受講者の皆さんの振り返りを通して、現場のリアルな状態を皆さんにお届けできたらと思っています。
まず、この登壇依頼を受けた時は、一応初心者をターゲットにしようというふうに、企画担当の先生と話をして決めました。
だいたい現場というのはほとんどが同意書も取っていなくて、AIの活用についてあまり前向きでない人、興味関心のない人、考えていない人が多いなという、そういうふうな感覚を私自身持っていますので、
いろんな先生方を通じてお話を聞くにしても、実際に現場で盛んに使われているということはとても少ないように思いましたので、
やっぱりちょっとだけ興味あるけどどうなのかなっていうような人が、これなら簡単だからやってみようかというように思ってもらうような内容にしようと考えて構成しました。
なので、それがどういうふうだったのかというのを私が振り返りたいと思います。
タイトルは、国語×AIで授業作りをアップデート。実践から学ぶ先生へのAI活用ヒント集というタイトルだったので、結構やっていることがヒントなんだなとか、実践例だなというのが分かっていたので、
受講者の方も多めで、25人くらいかな、30人くらい来ていらっしゃったような気がするんですけれど、結構皆さん前向きに取り組んでおられました。
まず振り返りをざっと読んでみると、一点としてはAI活用への第一歩が踏めたというふうな振り返りが多かったですね。
多くの先生方がAI活用について出ていた初期のイメージ、それが変化したというふうにおっしゃっていました。
AI導入のイメージが湧きましたとか、普段AIは触っていないんですけれどっていう先生もいらっしゃったし、
AI活用は敷居が高くて、使用にあたって制限が多いから活用は後ろ向きだったっていう、そういうふうなコメントが多くて、
やっぱり現場ではリアルに使ってないんだなということはよくわかりました。
先生自身も使ってないし、ましてや授業で導入っていうことなのかなおさらだっていうような、そういう感覚を振り返りから得ました。
具体的な活用事例の紹介
特に印象的だったのは、話題になり始めた頃のチャットGPTを触ったときに、ハルシネーションがひどすぎてこれは使えないと思ったきりになっていた。
それでお呼び越しになってたっていうこの先生は、今回の私のセミナーを通じてお話を聞きながらいつの間にかすごく進化していたんだな、
いろいろできることがあるんだなと知ることができましたというコメントをいただきましたので、私のセミナー内容を通じて、
このチャットGPTをはじめとしたAIの進化がとんでもなく進んでいるっていうことがお分かりになったんだなと思います。
それから第2番目に、具体的な活用事例を紹介したので活用のイメージができたんだなということは分かりました。
でも私は本当に具体的、具体的、具体的っていうことを心がけてセミナー内容を構成してきたんで、かなり大きなヒントになったんじゃないか。
それが大きく関心を呼んだんじゃないかと思います。
実際私はセミナーでお話ししていても目をキラキラさせている場面があったし、深くうなずいている方もいたので刺さったんじゃないかなと思います。
例えばこういうコメントがありました。
テストカードがExcelシートで簡単に作れることを初めて知りました。
とか、AIに選択肢を作ってもらう案も使ってみたいと思いました。
というようなコメントがあって、実際にこう使ったらこうやって教室が活性化するんだっていうことを紹介したのでやってみたいという思いになったんだと思います。
やっぱり生徒が変われば先生が変わるっていうのは大きい動機づけになると思います。
特に注目されたのがノートブックLM。
これに関心を示された先生が多かったですね。
ノートブックLMを使ったフィードバックも興味深いです。
個別のフィードバックではなく全体のまとめとして共有するという発想がなかったので斬新でした。
ということでノートブックLMを使ったフィードバックっていうのが斬新だっておっしゃってたのが
私としてはそうなんだっていうような再認識でしたね。
やっぱりAIが効率的に効率的にっていうようなことだけじゃなくて
授業のデザインそのものにブラッシュアップしてくれる、高めてくれるっていうそういう効果があるんだっていうことを感じられたっていうことは
私としても狙った通り。
他にもノートブックLMの活用に興味があるっていうコメントが2、3あったんで
やっぱりこれからノートブックLMっていうのは授業作りにおいて大きな可能性を秘めてるんじゃないかなっていうふうに思います。
それからこれはAI活用が進んでる方のコメントじゃないかと思うんだけれど
直近では添削ツールとしての導入に取り掛かってみようかなと思いましたっていうようなコメントもありました。
それからすでに助手というものに着目して日頃の実践されている先生は
ご紹介いただいた穴埋め予約問題は助手を空欄にして正解の助手を入れさせるような問題の作成にも使えるかもと思い
参考になりましたというように具体的にご自身の実践にもう実続きにやっていこうっていうようなコメントもあったし
Googleワークスペース間の連携にちょうど興味があり実践していく決心が湧きましたっていうように
普段使っていることにすぐ結びつけてもう次行動を移そうっていうような
そういうコメントもいただいたことはとても私としてはありがたかったなって思います。
今後のAI活用の意欲
それから3番目にしてやっぱりアップデートしていこうという意欲これが感じられるコメントが多かったですね。
例えばたくさんのAI生成の実践をすることができ自分自身ももっと活用していきたいなと感じましたとか
先生が私のことですね黒瀬先生が試行錯誤しながらいろいろな取り組みをされてきたことが伝わる講演でした。
私自身はAIを使っての授業実践はまだまだ少ないのですが少しでも授業に取り入れていけるように工夫していこうと思います。
というようなコメントもありましたね。やっぱりあの狙い通りで
Tipsを紹介することによって様々な人に刺激を与えたいと思ってたんですね。
1個や2個だったらご自身にあっっていう風に引っかかるそういう場面も少なかったかもしれないけど
7つ入れ込んでそれでTips紹介したことによってどれかが何個か刺さったんじゃないかと
数打ち合い当たる方式っていうのがちょっと構想したかなと思っています。
次にAIを学びの進化意欲を高めるための仕事仲間という視点でもう一度活用方法を考えていきたいと思います。
というAIの捉え直し共同作業者パートナーとして捉えている先生もいらっしゃいました。
それから進歩が激しく進む中やはり人間も学び続け様々な活用に進んで触れていこうと再認識できました。
そういうコメントがありましてやっぱり先生自身が従業者自身が常に学び続ける重要性があるんだっていうことをね
再認識したっていうコメントもすごく嬉しかったですね。
そして最後にご紹介したのは7つのTips非常に分かりやすく自身の実践にも活用したいと思いました。
というコメントで狙い通りでめっちゃ分かりやすくしようと。
この分かりやすくて数多く打つことによって明日にでもやろうっていうような思いを持ってもらおうという狙い。
これはしっかりハマったかなっていうふうに思いますね。
ということで今回セミナーの振り返りをとってしっかり時間を残して書いてもらったんですけれども
多くの先生方がAI活用について何か踏み出そうかなっていうそういう意欲を持ってもらえたことが伝わってきました。
やっぱりこれからはAIというのを仕事仲間パートナーとして授業の質を高めてくれる可能性を持ったものだとして捉えて
先生方がいろんな実践をされてそれをどこかでまた発表していただいて
お互いに情報を共有しながら授業の質を高めていって
未来を生きる生徒がこれからどのように学んだらいいかということを
学び続ける生徒を育てていけたらなっていうふうに思っています。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
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