1. 今日も明日も授業道~国語教育をゆるっと語る~
  2. 188 昔話を楽しもう~カード並..
2025-04-06 11:50

188 昔話を楽しもう~カード並べ&ペープサード&ちょっとAI~【授業のヒント】

spotify youtube

3月27日(木)に行われたロイロノートのイベント、「ロイロ超女子会2」での登壇内容をまとめた動画を紹介します。

いつもの授業に一工夫でバージョンアップできます。小学校、中学校、高等学校、どの現場でもいけるんじゃないでしょうか!

是非お試しください。

#ロイロノート #昔話 #桃太郎 #AI活用

サマリー

このエピソードでは、ロイロノートを使用した授業の工夫が紹介され、昔話や物語を通じて生徒の思考力を活性化させる方法が提案されています。桃太郎のストーリーをカード並べやペープサートで再現し、AI技術との連携を図るアイデアも取り上げられています。

授業の紹介
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は、188回になりました。風邪が3週間ぐらい引いていたんですけれど、治ってきまして、だんだん喋りも好調になってきました。
今、振り返ってみると、ここ3週間ぐらい、風邪でしんどくて喋るのがちょっとパフォーマンス落ちてたなと思うんだけれど、これから体調も良くなってきたということで、喋りにまたまた磨きをかけていきたいと思います。
おまけに、あと12回でいよいよ200回を叩き出すということで、本当によく続いたなと思うんですけれど、この配信も4月になったら配信頻度も落ちてしまうんじゃないかと思うんですけれども、
ぼつぼつとやっていって、なんとか200回を突破して、250回、300回と自分のスキルを磨いていきたいと思いますので、皆さん温かく見守ってください。
それじゃあいよいよ本題、昔話を楽しもうということなんですけれども、今回のこの授業の工夫についての紹介は、3月27日の木曜日、先日も紹介したロイロ超女子会2というイベントの登壇内容になります。
正式なタイトルは昔話をロイロで楽しもう。カード並べ&ペープスアート&ちょっとAIというタイトルがついていまして、ロイロノートの機能を使って授業で一工夫ということで、気軽にいつもの授業をバージョンアップできるヒントをお届けすると銘打って、それで当日登壇してきました。
これがね、いつもこの話題に乗っている鶴文化大学の野中淳先生が突然いらっしゃって、突然というか野中先生は予定していらっしゃったと思うんですけれど、私は事前に参加されるということを聞かされてなかったので、突然の野中先生が参加者としては私の文化会に来ておられて、私は衝撃を受けてどうしようかと思って緊張しましたけれども、野中先生が楽しそうにこの提案を
聞いて、そして楽しそうにいろんな取り組みをされて、とても安心しました。おまけに会が終わった後に野中先生が導入が大変良かったと、いつも私がどうやって生徒をやる気にさせるか意欲をつけさせるかということで工夫していらっしゃる意味が分かりましたと、導入が見事でしたというお言葉をいただいて大変嬉しかったですね。
今日はこの昔話をロイロで楽しもうという提案内容を実はYouTube動画に19分でまとめましたので、そのリンクを概要欄に貼って紹介したいと思います。
今日はその動画の概要を説明して、YouTube動画の紹介という感じでやりたいと思います。
まず、どうやって作ったかについてお話しします。
ロイロノートで作成したんですけれど、このロイロノートをPowerPointにしたかったわけですね。
いろいろ調べたらPDFをPowerPointに変換できるという無料のWebツールがあったんですけれど、これとても容量が重かったので変換できなかったんですね。
それでロイロノートで画像で吐き出して、確か枚数が40枚ぐらいあったと思うんですけど、画像40枚をそれぞれ選びながらPowerPointに貼っていきました。
この作業はあんまりめんどくさくなかったかな。バチバチバチバチやっていって、それであと調整して、それで一応PowerPointを作成しました。
PowerPointを作成したら、PowerPointのビデオを録画する機能があるんですけれど、そのビデオを録画する機能を使ってPowerPointを展開しながら私の音声を録音してもらって、それを動画にしてエクスポートして、それをYouTubeにアップロードしました。
でね、はっきり言って一発撮りなんですよ。このポッドキャストもいつも一発撮りなんですけれど、一発撮りで19分喋ることができまして、たぶんね、こうやって普段ポッドキャストを配信してなかったらきっとうまくいかなかったと思います。
何回もやり直しやり直しだったと思うんだけれど、このポッドキャストで一発撮りに慣れているから、一発撮りで終了しまして、19分の動画にまとめることができたので、皆さん1.5倍速推奨でYouTube動画で確認していただければと思います。概要欄にリンクを貼っております。
簡単に中身を紹介しますと、まず導入としてですね、私はこのロイロのイベントに来る前にあるところに行ってまいりましたって言ったんですね。
それはずっと楽しみにしていたんですけれども、東京大学の近くにある弥生美術館、竹久夢次美術館とも言いますけれど、そこで青池康子さんという漫画家の展覧会をやっていたのでそこに行ってきましたということで、撮ったばかりの写真を貼り付けてスクリーンに皆さんに提示しました。
私はこの青池康子さんの漫画を見て育ちました。少女漫画全盛期の頃に男性を描いた、とてもオリジナリティの高い、今までの少女漫画とは全然違うような視点で描いた漫画、とても愛好していた。
これを見て堪能してきました。 じゃあ皆さん、皆さん自身が少年少女時代に好きだったお話、漫画、アニメ、何ですか?ということでスタートしたんですね。それをロイロノートで書かせて、提出箱に提出してもらいまして、共有しました。
そしたら皆さんはドラえもんとか隣のトトロとかタッチとかトットコハム太郎とかプリンプリン物語なんていうものを出してもらいまして、この時に隣同士でシェアなんかしてワイワイ言うとアイスブレイクにもなって大変に良いのではないかと思います。
そこで皆さんに出してもらった後、私は実はこの作品で少女時代を過ごしました。てことで、ベルサイユの薔薇、ドレスとアクセサリー、それからロール巻きみたいなヘアスタイル、カールが素敵で風になびくあの髪、少女の心をくすぐる、そういうふうな世界。
そして何よりもフランス革命っていうあの時代で歴史を深く知ることができました。そして何よりも男装のレイジンオスカル。あれによって女性っていう性に閉じ込められないで枠をはみ出して自分自身を表現するっていうことを学んだし、マリーアントアネットっていう悲劇の王女。
この王女がどんどん成長していって最終的には気高くギロチン大に処せられていくわけですけれども、女性として成長していく姿をあの漫画で学ぶことができました。
ということで、やっぱり私たちは小さい頃から昔話に触れ、あるいは漫画やアニメを見て、その登場人物に自分を投影したり、登場人物から他者を学んだり、それから物語の世界に埋没していろんなことを学んだりとして自己形成してきたわけですよね。
そういった力が物語にはあります。ということで今日はこの物語をネタに授業での工夫を紹介したいと思いますということでスタートしまして、最初は物語、つまり物語じゃないな、桃太郎を使いまして桃太郎のストーリーをカード並べで再現してもらいました。
これはロイロの使い方の入門編ということでロイロの基本的な操作をカード並べっていうようなティップスを紹介しながらロイロの操作も紹介しまして、その次にやったのはこのストーリーをシンキングツールを使って表現する構造化するとこういった課題をやりました。
これもロイロノートの機能の紹介ですね。その次にやったのは物語、桃太郎のストーリーをペープサートで楽しもうというコーナーをやったんです。ペープサートっていうのは紙人形、紙人形劇のことで厚紙に物語の登場人物を書かせて物語の進行に合わせて棒を操りながらストーリーを展開していくっていう紙人形劇の一種。
これですね、保育園の先生なんかはペープサートをよく使ってパンダとかクマとかダルマさんとかをね、紙人形で動かしながら話しかけたり紙芝居したり、それから幼児に話しかけたり、自分がパンダさんになったりっていうように他者人物になりきるっていうそういう風な紙人形なんですよ。
これのいいところは、表現が多様になったり他者視点に立つっていうところで、普通に自分が喋るよりもいろんな多様な喋り方ができる、表現ができる、そして遊び感覚でできるっていうところがとてもいいところなんですよね。
今回この物語、ペープサートを使って桃太郎のお話にツッコミを入れようというお遊び企画をやってみました。
これ共有ノートでやったんですけど、共有ノートの機能の紹介も兼ねてこういうツッコミ企画をペープサートでやってみました。
これ大変好評でしたね。
そして最後にちょこっとAI活用ということで、文章を箇条書きにしてくれる機能ですとか、それからテーマをブレインストーミングしてたくさん例題を出してくれるとか、寸劇のシナリオを作ってくれたりとか、
それから教科書データをアップして対話形式の要約文章を作成してくれるであるとか、生徒が気づき、感想を書いたそういうコメントデータをまとめて、いろんなコメントをさらにつけてフィードバックしやすくしてもらう機能とか、こういったものを紹介して終わりました。
AIの活用
ということで簡単に動画の内容をザーッと端折りながら説明したわけですけれども、詳しくは概要欄に動画のリンクを貼っておくので見てください。
これね、おそらく一つ一つ紹介していったら相当な時間がかかるんですけれど、あんまり時間かけても忙しいので、概要だけザーッと説明した感じになります。
けれど授業を工夫するヒントになるんじゃないかというか、例えば小学校でも中学校でも高等学校の高校の時間でも使えますし、カード並べ替え機能っていうのは社会や理科の時間でも使えると思うんですよ。
ということでロイロノートのカード機能を使ったいろんな授業のバージョンアップの一工夫を紹介しています。
これロイロノートだけじゃなくてもいろんなところでも使えるんじゃないかと思うし、紙媒体でも工夫すれば似たようなことはできるんじゃないかと思います。
ということでいつもの授業にちょっと一工夫するだけで生徒の思考力を活性化する、そういうチップスをお届けしました。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
11:50

コメント

スクロール