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455_内緒にしておきたい授業での技術~小芝居しながら対話~
2026-06-06 17:26

455_内緒にしておきたい授業での技術~小芝居しながら対話~

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今回は実は内緒にしておきたい、授業中の秘技をちょっとだけご披露します。地道な基礎基本の耕しって、やっぱり大事なんですよね。でもそれをいかに笑いやユーモアに変えながらやるか——そこに私なりの工夫があって。音読のリレー、日付当て、5秒カウント、小芝居でのコーチング……気づいたら教室が一体化していた、そんな授業づくりの話です。

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#今日も明日も授業道 #国語教師 #授業づくり #学級経営 #ポッドキャスト

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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道ス黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についていると配信しています。
今日は455回、内緒にしておきたい授業での技術、小芝居しながら対話というタイトルでお届けしたいと思います。
今回は、実は内緒にしておきたい、私が授業中に使う日々の一部をご披露したいと思っています。
皆さん、私が授業を面白おかしく楽しくやっているという発信ばかりしているように思われるかもしれませんが、地道な耕しはちゃんと日々しておりまして、地道な耕しというのはやっぱり基礎・基本ですね。
規律を守って授業をちゃんと受けるという基礎・基本。
これが大変なかなか実現するのが厳しくなっているというのが、昨今の教育現場の難しさということになろうかと思います。
例えば、小学校では厳しく指導すると、保護者の方がクレームをすぐ出てきて、先生方に圧力をかけて、あるべき指導がやりにくくなって、その結果中途半端な指導になってしまって、子どものつけ入る隙を発現させてしまって、
学校やクラスの規律が乱れて、学級崩壊が起きてしまい、先生方が無気力感を感じ、疲弊して、はては給食にならざるを得ないというような場合もあったりするという話も聞いています。
なかなかそういった問題をSNSを中心に取り出されていることも多くなってきました。
私も厳しい学校をたくさん渡り歩いてきたので、それなりにいろんなバリエーションの指導方法を身につけてきたんじゃないかと思うんですけれども、
本当に定時制から商業高校、総合学科、普通科、進路多様校、そして国立大附属まで様々な学校に勤めてきましたので、指導のバリエーションは広いと思います。
そんな中でも注意するのが一番しんどかったのは、定時制はちょっと例外としても、教育困難校である商業高校とか、普通科の大規模学校でした。
若かったということもあって、指導のバリエーションもすごく少なくて、なかなか魔法のような技が使えず苦労し続けてきたんですけれども、
試行錯誤を重ねた結果、いろんな方法で注意をすることができるようになって、そういった学校でも2年、3年、3年、4年と勤めるにつれて、生徒にフィットした指導方法が身についてきたかなと思います。
さて、やっぱりここで中学校の話ですよね。私立に転職してから本格的に中学生を教えることになったわけですけれども、
中学生の指導方法にあまり詳しくなかったということもあって、移動当初は様々に試行錯誤を重ねて苦労し続けてきました。
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それに何と言っても、うちは男子校なので、やっぱり女性の先生にとって男の子ばかりの指導というのは、やはり難しいものがあります。難易度は高いと思いますね。
ここではちょっと言えないようなこともたくさんあったりするんですけれども、最近は高校生になって一緒にずっとやってきた子たちが、私のキャラクターをよくわかってくれていて、本当に私の人間性を理解してくれていて、
折れるところは折れ、譲るところは譲り、お互いに主張するところは主張するというように、非常にいい人間関係になってまいりました。
こういった信頼関係づくりを丁寧に時間をかけてやってきたということが、本当に授業の土台を作ってくれるんだなぁと日々思っております。
今日はそういった私の今までの経験を踏まえて、今、生徒たちとどのようなやりとりをして授業を展開しているのかというのをお話ししたいと思います。
これは私のパーソナリティ、個性でないとできないようなやり方なんじゃないかと思うので、真似はなかなか難しいかもしれないんですけれども、
面白おかしい私の授業の一端を皆さんにお知らせして、エンターテイメントとして楽しんでいただければと思います。
授業はとにかく楽しくやりながら学ぶということが大事で、しんどい時もたくさんあるんだけれども、それを笑いやユーモアに変えて、
前向きな気持ちになってやらないと、なかなか勉強って身につかないっていう、そういう考えが私にはあります。
どんな時でも楽しみながら、どんな時でも笑いに変えて、生徒と一緒に成長していけたらいいなと思って、
色々なところでユーモアに転換しながらやっております。
しかし、ユーモアだけでは乗り切れないという時もありますので、そこは毅然とした態度で臨むということも当然やるわけで、
そんなところは皆さんも十分わかっているし、毅然とした態度を取らないといけない場面というのは多々ある。
多々あるんだけれども、そうじゃないところはできるだけユーモアを発揮しながらやっております。
例えばですね、国語っていうのは、読む、聞く、話す格が常に連動して展開するので、
まずとりあえず、基本となる本文というもの、教材というものを読むということがあるわけですね。
最近の生徒はきっちり集中して読むとか聞くということが、
YouTubeやTikTokの影響か、垂れ流し状態で聞くっていう生活に慣れている生徒が多いから、
ちゃんと集中して聞く、聞き浸る、読み浸るということができない生徒が多いんですよね。
そういった生徒に、まず教科書本文、これを読むということはどういうことなのかというのを教えないといけないと思っています。
だから私は一文か二文ずつ切りながらリレー方式で本文を読ませるわけですけれども、
生徒だけでそのリレーさせていたらダレるじゃないですか。
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私が間に入りながら、私生徒、私生徒と一文か二文で切りながらリレーで進んでいく。
そしてちゃんと読む、聞いていないということは、授業に参加していない、基礎基本ができていないということですよね。
これは授業を受けるスタイルの本当にベースがないということで、
これは私の指導、私の愛が必要な生徒だということで重点的に指導します、みたいな感じで芝居がかっているわけです。
そうしたら生徒はニヤニヤしながら覚悟を決めていきます。
特に古文なんかでは過去に一回読んだ文章だったら、この間きっちり丁寧に皆さんと読みましたよね。
まさかここで読み違いはないですよね。
私があんなに大きくはっきりと読み仮名を打つ時間まで差し上げたわけですから、ここで読みが直っていないということは授業に参加していないということになりますよね。
この人も私の愛が必要な生徒ということになりますよね、といった感じでちゃんと前段を芝居がかってスタートするわけです。
私は本文を読むという時間を非常に重視しておりまして、ここを丁寧にやらないと教室が一体化しないという感じがすごくするし、
これを丁寧に1年間かけてやると授業の集中もよくなるし、授業見学に来られてもそこが土台となっているので共通基盤ができているという、
本当に土台作り、基礎作りになると思っているので、本文を読むという指導は4月から丁寧に耕していくようにしています。
他の先生方の国語の授業を見に行ったりするんですが、読むというところを意外と各自で目読させたり、いろんなスタイルで読ませたり、いろいろなやり方があると思うんですけれども、
私は音読をさせる、それも教室で一体化できるようにみんなで一生懸命読むということをすごく大事にしています。
小学校では当たり前のことだと思うんですけど、往々にして高等学校ではちょっとその辺を丁寧にやらない部分もあるんじゃないかなと思います。
ということで、私はそこをきっちりやるようにしながら当てていくわけですけれども、最初はわりと日付で当てますね。
いきなり唐突にランダムで当てると向こうもウォーミングアップというものが必要なんで、だいたいこの先生は日付で当たるから今日は僕の順番だとかわかっているわけです。
スタンバイ状態。だからその子は気持ちを整えて、はい、今日は何日ですね。じゃあ何番の誰々くんとこういうふうに当てます。
そうしたらもう準備しているわけですから最初はスムーズです。で、だいたい褒めるんですね。いいですねとかって。
ちょっとだけ褒めてから次の子に行って、この時次の子っていうのは規則性を持って、例えば隣の人とか斜めに走ったりしながら左右に当てていきます。
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慣れてきたなという感じになるので、そこからはじゃあ次からランダムで行くよというふうにだんだんプレッシャーをかけていく方式になります。
そうすると生徒も緊張感が走って、いつ当たるかわからない状態になるわけですよね。
私はその生徒の様子を観察していると集中しているかどうかすぐわかるわけだから、これは集中してないわと思った時にちょうどちょっとだけ難しいところ、はい何々くんとかいうふうに当てたりすると、何々くんは読めなかったり詰まったり、読みをちゃんと追っていなかったりするんですよね。
もうズバリ敵中なんですよ。
そうしたら私の子芝居がまたまた始まります。
あら何々くん読んでるところがわからないの?というわけですよね。
そしたら何々くんはわわわかりますみたいな感じで間が空くわけですね。
必死で探すわけで。
私が唐突に5秒とかって秒読みを始めると、あわわわとか言いながら何とかカツカツ隣の子に助けられて5秒以内に読み始まると音が目なし。
それでもうまくいきない場合はドボーンとかいう子芝居が始まりまして。
何とかくんみんなで読もう。一緒について読みましょうねって言っているのにあなたはせよそれを目で追わなかった。何か理由があるのですか?というふうに芝居がかって言うわけですね。
そしたらだいたいちょっとぼーっとしてましたと正直に言うわけですね。
特別な理由なんかあるわけないじゃないですか。あんなに丁寧に嫉妬してるわけですからね。
あなたは授業を受けるっていうスタイルの基礎基本ができていないということはあなたは私の特別な指導特別な愛が必要ということですよね。
と言って指導が始まるわけですね。
時々ねあの名前を黒板にね書いちゃうわけでこれ手挙げたら名前が消えるからねっていう感じでやっていくわけですね。
で面白いことに男の子っていうのは競い合う生き物みたいでお友達がこういったハマった状態になるっていうのは耐えられない快感なようで非常に大受けして教室の空気が一気に明るく華やかになるんですね。
これ多分女子だったら嫌な気持ちになる子がいるかもしれないので男子校ならではの特殊技術なのかもしれません。
このやり方のいいところは基礎基本ができていないっていうことが誰の目にも明らかになっているところです。
本人の集中力とか授業に対する姿勢が悪いっていうことが逃れようのない事実として可視化されているわけですよ。
能力差じゃないわけですよ。心意気なわけですよ。
そうすると周りの子たちはあわあわしているなんとか君を見て自分はこんなことにならないように頑張ろうヘマしないようにしようと気合が入る。
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これがいいところですね。
こんな感じで読みを当てていってだいぶいい感じにスムーズに読むようになっていくわけですね。
集中していなかった子も回数を重ねるに従って読むよって言ったら自然に集中していくわけです。
ちょっと言い方悪いんですけど若干犬のしつけに似ているようなところがあったりするわけですね。
でも必ず褒めるようにはしています。
すごくスムーズに読む子なんかはうわあすごい聞き取りやすかった。
何々君は文章を読解する力があるから表現も上手なんですよねとか言ったら次の子もそれに影響されて
男の子って単純で褒められたら頑張るっていう本当にわかりやすい生き物なんだなって思うわけですけれども
そういう男の特性を捕まえて乗せていくわけですね。
で授業中に展開している時に質問をしたりなんかします。
質問は必ず大げさに2回ぐらい言うわけですね。
間を空けて考えさせる時間をとってはい何とか君とこういうふうに当てるわけですけれども聞いていない子もいるわけですね。
そうしたらあらまるまる君っていう指導がまた始まりますね。
こんな感じにして楽しくやっております。
でもねこの指導になかなか乗らない子もいるわけなんですね。
やんちゃくんですよね。
自分の気持ちをコントロールできないやんちゃくんがグズグズグズグズ言うわけですよね。
そのグズグズ言う内容をグズグズ分析して論理的整合性がないんですよということを暴いてやって。
それってもしかしてあなた自身の勝手な気持ちで周りのことを考えずにあなたのペースで考えていることじゃないのとか言いながら他者と合わせない自分の自己中心的な部分をあらわにしていく。
いわばコーチングですよね。
対話を深めながら問いながらその子を思っていることを引き出すコーチングという技術をやっているわけですよね。
そうしたらそのやんちゃくんはなかなかうまく言えなくなって言い訳もできなくなるわけですよね。
そうしたら私が手をピャッと差し出しながら〇〇くんそれって人間としていけないことなんじゃなくってっていう感じで演技をするわけですよね。
子芝居中の子芝居。子芝居に子芝居を重ねてなんとかくんに優しく温かくちょっとおどけながら逃げ道を用意しながら優しく悟すわけですね。
これは本当に私としても楽しくてしょうがありません。
これが周囲の子どもたちにとってはなんとかくんの部が完全に悪いわけですから笑う子もいるわけですね。
ここではなんとかくんは逆気でして何か言おうものならあいつはとんでもなく押さないという楽園を押されるからちょっと耐えるわけですね。
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でやっぱりその私の指導を正直に認めて受け止めてやっぱり前向きにやらなくちゃやばいなっていうそういう立場に追いやられていくと。
そこでなんとかくんはすいませんでしたって言ったり言い直しますとか言ったりして自分の負けを認めて前向きに前進し始める。
そしたら私の方が褒めてなんとかくんあなたの良さはその前向きで素直なところ素晴らしいとか言ってちょっと若干煽っているかもしれないんですけれども素晴らしいということを認めるわけです。
これはね中学校1,2年生の幼い子だったらおられてすごいイライラすると思うんですよ。
自分の気持ちが収められないというそういう発達段階の子もたくさんいると思うんでこれ多分中学校1,2年生では通用しないテクニックだと思うし私も若干失敗してきたのでこれは中1中2では使ってない。
中学校3年生の夏頃からあるいは高校生になると自分の感情をコントロールできる子がたくさんいるようになって何が良いか悪いかどういう態度を取ったらいいかということを他者との比較しながら自分の立ち位置で判断することができるようになって自分を改めていかなくてはいけないなって思うようになっていくという発達段階だからこそ通用するテクニックだと思っています。
これが非常に好評でして生徒の皆さん楽しんで活発に授業に乗ってきていただいております。
ありかし順調にいくこともあれば順調じゃないときもあるんですけれども大概は人間関係ができているのでお互いに許し合いながらやってきております。
この調子で本当に授業を楽しくやりながら一生懸命みんなで困難を乗り越えながら教室を作っていきたいなって思っています。
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それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
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