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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は、437回、授業の振り返り、毎時間やるべきなのか、Xで先生方とやりとりして見えてきたこと、というタイトルでお届けしたいと思います。
先日、私、振り返りについてXで呟いたら、現場の先生方がたくさん反応してくださって、大変私にとって勉強になるやりとりになりました。
今日は、その内容を整理しながら皆さんにシェアしたいと思います。
最初に私がXで呟いたのは、毎時間振り返りを書かせている先生方ってどれぐらいいるんだろう?という素朴な疑問でした。
私の授業ってスタートに漢字テストがあって、そこから本題に入って生徒とやりとりしていると、気づいたら残り10分を切っていることが多いんです。
そこからまとめに入ると、振り返りの時間がどうしても確保できない。何度チャレンジしても定期的に時間を取るのが難しいなぁと感じていました。
このモヤモヤを言葉にしているうちに、ふと思い出したのが乳児を育てていた時のことだったんですね。
赤ちゃんがお父を飲む時間が2,3時間おきっていうふうに育児書に書いてあるわけなんですけれども、これをモデルケース通りにやろうとしてめちゃくちゃ苦労した覚えがあります。
時間通りにならないと焦ったり、その時間に合わせないといけないんじゃないかと、無理やり飲ませたりというようなことがあったんだけども、
2人目ぐらいからこれはもう適当でいいんじゃないかと、その子が飲ませたいときに飲ませばいいんじゃないかと、そんなふうに思って楽になったなっていう経験があるんです。
だから振り返りも同じで、もっと自然の流れに任せてもいいんじゃないかと、相手が欲しているような時に振り返りをさせればいいんじゃないかっていうふうに思い始めたんですよね。
だって教育ってビジネスじゃないですし、機械的に2,3時間おきにやるとかね、そういったお父のやり方みたいに測ったようにやるべきじゃないんじゃないかっていうふうな思いがあって、
毎時間振り返りを書かせている先生ってどれぐらいなんだろうっていうそういう思いになりました。
このつぶやきにまず反応してくださった先生がいらっしゃいました。
その先生は毎時間5分前に授業を切り上げてデジタルで振り返りを書かせているそうなんです。
そこで出た質問なんかはすべて匿名で書き出して、ご自身コメントをつけて、クラスルームなどの共有できるスペースに送って、全員読めるようにしているということです。
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自分自身の授業のフィードバックが見られるので、このコメント返信作業が仕事で一番好きかもしれませんというふうにコメントくださっていて、これがすごく印象的でした。
ご自身にこういった高いモチベーションがあるので、5分前にちゃんと切り上げて大事なコメント返しもすると、フィードバックもするっていう流れになっているようです。
私はやっぱりそういった定期的な時間に切れないんで、毎時間5分前にどうやって切り上げるんですかと、切り上げられないときどうするんですかというふうに尋ねたら、
1,2分オーバーすることはあるけれど、おおむね切り上げているというふうなお話でした。
さらにその振り返りシートの締め切りを夜に設定しているということで、5分では書ききれない子や部活がある子、ICT機器を忘れた顔への救済措置として翌日集約しているということでした。
これも本当に現場のリアルな状況に柔軟に対応しているようだなというふうに思いましたね。
この先生にはその後やりとりが続きまして、私のように定期的に書かせるんじゃないタイプの先生としての疑問が生まれまして、
定期的に書かせるのとここに書かせたいという時の違いは何だと思いますかというふうにお尋ねしました。
そうしたら定期的に書かせるんじゃない時のここぞという時の場合は書き慣れていない微妙なものが上がってきたりするというふうにおっしゃっていたので、
それで私も不思議に思って、私の場合はここで書かせたいという時に生き生きとした表現が出てきてルーチン化すると境外化してしまうような気がするというふうにお話、コメント返しをしました。
このあたりから思ってきたんですけど、この方は本当に終了間際の5分間で振り返りを書かせるという時が一番好きだというふうにとても必要を感じてされているから、
先生自身の意気込みとかそういうものが生徒に知らず知らず伝わるから生徒もそこに集中してちゃんと振り返りを書くんじゃないかなと。
逆に私の場合は5分前に終わらせるというよりも生徒とのやりとりをすごく大事にしてしまうタイプで、そこに自分のモチベーションが一番高いところであるので、
なかなか終わり5分を確保するというようなそういう気持ちになれないんじゃないかなというふうに思ってしまっていて、指導者の意気込みというものが左右するんじゃないかと。
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そんなふうに思ったんですね。そう思い始めてから結局自分にとってやりやすい方を取る方が生徒のためにもなっているんじゃないかというふうに自分の中である程度答えが見え始めてきました。
この先生は私の形外化っていうそういう指摘におっしゃる通り形外化しているかもしれませんと。質問欄は正直コミュニケーションツール化していますというようなことも返してくださっていて、最終的にはお互いに非常に勉強になったとありがとうございましたというように、
お互いがお互いに対話を重ねることによって今の状況というものを目指認知できたということで、こういう対話ができるというのがXのいいところなんじゃないかなと思います。その他にもいろんな先生が書いてくださっていて、
パドレットで振り返りを書いているという先生。書ききれなかったら次の授業までに書いてくるのが宿題というふうに運用なさっていました。なるほどパドレットというものも一つずつブロックが与えられているから本当にポートフォンようになるんですよね。
その他にも終わり5分で振り返り記入、次の授業までに2人ほどピックアップして冒頭で発表しているという先生もいらっしゃいました。その振り返り作業が全時のまとめの代わりになっているという流れができていて、とてもスマートだなというふうに思いました。
やっぱり学習目標に届かない時もあるけど5分前になったら終わりで振り返りの時間を取るというふうな先生もちゃんといらっしゃっていて、結構定期的振り返りをされている先生が多いというふうに私には見えたんだけど、まあでもX上だけだから振り返りを間近されている先生だけが書いているのかもしれませんね。
私はやっぱり生徒の発言とか授業はライブ感があるので面白い意見が出るとついついそっちに時間をかけてしまうタイプだということが改めて認識できました。
こういったやりとりを通じて思ったんですけど、やっぱり振り返りを書かせるということの意義とかそれから効果とかそういったものはそういう毎時間書かせる先生と私のようにここが必要なんじゃないかというふうに思って書かせる先生と結局は同じなんですよね。
だから定期的に書かせるとか不定期に書かせるっていうそういうスタイルではなくて質がちゃんと確保されていれば重要なことは本当に変わりないというふうに思いましたね。
だから形より質を大事にすればいいんじゃないかとそういうふうに思い始めてとても私の中で落ち着きが生まれました。
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私は定期的ではないんだけども適切なタイミングで振り返りをちゃんとやっているし、やっぱり質が大事っていうことが今回の最大の収穫だったと思います。
で授業終わりの5分前を切れる人と切れない人っていうのがいるっていうことも結構わかりましたね。
これは自分自身の性格とか授業のスタイルっていうものにも大きく関係していると思います。
だから無理して合わせる必要もないのかもしれません。
で過去振り返ってみると私が本当に必要だなと思った振り返りの方法、おそらく毎時間欠かせることによって各力を身につけさせようといった振り返りの目的でやらせたときは私も必要性をすごく感じていたので今にして思えばちゃんと授業をバシッと切って振り返りの時間を確保していました。
だからやっぱり私の中で必要性を感じている感じていないっていうのがあったんだなっていうふうに思ったので形とかにはこだわらずに質を大事にしていくということでやっていきたいと思います。
今回はXでのやりとりから授業の振り返りについて考察が深まったというお話ができました。
まあいろんな先生がいらっしゃるけれどいろんなやりやすい方法で質を高めていけばいいんだというふうに思っています。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。