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2024-08-23 13:30

012 生成AI研修に参加しての気付き・感想

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この一週間、生成AIについての研修会を4回受けたので、その気付きをまとめます。今段階で私はどういうスタンスで取り組んでいくべきなのか、考えたことを語ります。

サマリー

生成AIに関する研修会に参加し、AIの特徴や使用法についての気づきを得ています。特に、ChatGPTやNotebook LMを活用した文章作成やアイデア出しの効率化に感心しており、著作権やデータ保護の課題についても指摘されています。また、教育現場でのAIの役割について新たな視点が浮かび上がっています。

生成AI研修会の紹介
みなさん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
このチャンネルでは、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、教育のデジタル化について配信しています。
実は、あるものを買ったんですよ。
マイクポップフィルター。
録音する時のちょっとした雑音とか、息とか、ちょっと微妙な音をフィルターにかけて省いてくれて、クリアな音声にしてくれるっていうので、アマゾンでポチりました。
今日の配信は、新しくマイクポップフィルターっていうのを使って配信したいと思います。
タイトルにもあったように、今日は生成AIについての研修会に4つ参加してきたので、その気付きをまとめたいと思います。
いちいちその研修会の内容をダラダラとしゃべると、その研修会の内容を晒すことにもなって、著作権的にも良くないと思うので、私の気付き・感想っていうところでいきたいと思います。
まず、いろんな研修を受けてきて、大体AIっていうものの特徴というか、種類というか、そういうのが分かりました。
ChatGPTとかCopilot、Geminiっていうのが代表的にあるんですけど、その他にもいろんな種類がありまして、最近ではNotebook LMっていうのが、ちょっと広告的には使い勝手がいいんじゃないかと、そういう情報を思いました。
なので、メインとしてはChatGPT、それからNotebook LM、そしてCopilot、GeminiはどうもNotebook LMと同種類のGoogleが出しているものらしいので、そういったものをメインとして使っていこうかなと思いました。
ただ、生成AIっていうのは、そういういろんな情報を処理して、いろんな情報にリライトしてくれるっていう、そういうものには優れてると思うんだけど、やっぱハルシーネーションっていうのが起こるんだよっていうのを各研修会でおっしゃってましたので、常にこれは本当かどうか疑うっていうことがとても大事になる。
それはどの研修会でも共通して言われていたので、まず使ってみて、必ず疑わしいところをチェックしないといけないなと思いました。
それから教育現場でどうやって利用できるかっていうのをいろいろと提案があったり紹介があったりしました。
特に私が優れてるなって思ったのは、やっぱり文章の作成を助けてくれる。これは圧倒的に楽になりました。
今日なんかはパンフレットをこれから学校紹介とか学校宣伝で出すんですけど、生徒会長の学校の魅力を語るっていうコーナーで、生徒会長さんに急に頼んだもので、箇条書き程度の文章しかもらえなかったんですね。
それで担当の先生が私のところにやってきて、お願いします、何とか文章にしてくださいっていうもんで、彼の箇条書きした文章をiPhoneでかざしてデジタルテキスト化して、それをチャットGPTにお願いして800字程度の文章にしてくださいって言ったらあっという間に作ってくれたんですよね。
それだけだったらなんかこう禁止化された何の変哲もない文章になっちゃうんで、その彼の語り口を思い出しながら、彼の元々の文章も活かしながら何とか文章に仕上げまして、で本人の許可を取って出すということにしましたけど、
まあその間約10分ぐらいで終わりましたので、文章の作成支援という点では非常にスピードある支援ができて本当に楽になりましたね。効率化になりました。それから次に最も私が優れてるなと思ったのはアイディア出しですね。
もう何々についてテーマを20個出してって言ったらタタタタターと出してもらえます。日頃の授業でも何かパフォーマンス課題出すときにタイトル例っていうのをお願いして20でも40でも作ってくれるので、アイディア出しっていうのは本当にチャットGPT生成AIは大活躍ですね。
あとはの一問一答みたいな形なんかも非常に文章生成得意なんでやってくれます。
今日はツイッターXの方に投稿したんですけど、文章を読ませて、その太郎さんと花子さんで文章を要約したのを応答させてくださいって言ったらあっという間に作ってくれまして、これは生徒に穴埋め問題かなんかに出して文章に立ち戻ってしっかり読んで太郎さんと花子さんの会話を完成させるっていう
一つの単なる地味な要約作業を少し楽しくできるっていう、そういうワークが一個完成しましたんで、やっぱ質問応答の種類は得意だなと思いました。
ただ課題もありまして、先ほども言ったように著作権の問題ですね。
今後の展望と課題
著作権があるものを軽々しくチャットGPTとかにかけるんじゃなくて、私は一回ノートブックLMっていうのに文章を読み込ませておいて、その内部で完結するようにしてから整えるときにチャットGPTを使うとかね。
著作権にちょっと配慮しないといけないなと思いましたし、それから個人情報が出ないように打ち込む文章には個人情報をしっかり確認して打ち込まないといけないと思いましたね。
そういうふうに、生成AIの知識とかそれからリテラシーっていうのを本当に勉強していかないと、まず教員がしっかり勉強しないとなかなか教育現場で活用するっていうことについては少し問題があるんじゃないかなと思います。
なので、生成AI自体がどんどん進化している現状、まだまだガイドラインらしいガイドラインが文化から出たとは言っても、どんどん生成AIが進化していくのでガイドラインがこれでいいのって思うような感じで整ってないな。
時期がまだちょっと早いんじゃないかっていうご指摘も研修会の中ではあったりして、学校の先生のスキルの醸成とそれからガイドラインの整理整頓、整える整えていく方向性っていうのがまだまだ霊明期っていうことでちょっと時期としては少し早いんじゃないかなっていう感想を
研修会での講師の先生方は述べておられましたので、私自身もちょっと早いんじゃないかなっていうふうに常に思ってたんで、やっぱりちょっと様子見ながら慎重にうまく利用していきたいなと思っています。
それでAIを導入する際の大きなポイント、要となる点は、これは近畿大学附属中高等学校福山校の東流先生という方がおっしゃってたんですけど、まずデータをきちんと保護してくださいっておっしゃってまして、
学校や生徒のデータがきちっと保護される、特に名前とか生年月日とかプライバシーの保護をきちっとするっていうことをまず第一に考えてAIを活用しないといけないだろうと。
それから第二に、AIの答え方っていうのをこっちがコントロールしていかないといけないということで、答え方を設定する。
例えば役割を与えて、そしてこういうふうに条件を設けて、条件の中で吐き出させるっていうように、AIの答え方をコントロールするっていうスキルが大事だっておっしゃっていたのと、
それから常にデータの参照はどこなのか、参照元はどこなのかっていうデータをどこに、どこを元にして回答するかをよくチェックするというところでは、
コパイロットかどうかは検索モードがきちっと出るので、そういうのをちゃんと活用した方がいいっておっしゃってましたので、
一応、教育現場で使うときはデータを保護することと、AIの答え方をこちらがコントロールしていくことと、それからデータの参照元を常に気をつけるというこの3点を、
これからの授業とかをやっていく上で常に気をつけておいたらいいんじゃないかなと思いました。
そして、AIっていうのをどういうふうに考えるかっていう、AIの存在っていうものをどう考えるかっていうことについては、
研修会の甲子野先生はやっぱり、教育界における一つの第三の存在になるだろう。
先生と生徒以外の第三のパートナーになるんじゃないかっておっしゃってまして、
私はアシスタントって思ってたんですけども、パートナー、コラボレーションパートナーの一つとして考えた方がいいんじゃないかと思いました。
だから、ちょっと嘘をついたりするから注意して見ておかないといけないけれど、
かなり効率的に、そしてサクサクと迅速に動いてくれるパートナー、アイディアダッシュをしてくれるパートナーっていう、
そういうふうに捉えて、良きパートナーとして、こちらはどんどんAIを導入していかないといけないなっていうふうにも思いました。
どういうふうにこれからやっていこうかなっていう立ち位置が私の中でほぼ決まりまして、
一つは、今お話ししたことをまとめると、1、まだまだ教員間のスキルがきちっと整ってない。
今、組織的にどんどん行くっていうよりは、じっくり時期を見据えながら、段階を見据えながら、徐々に徐々に導入していって決して焦る必要はないんじゃないかと思いました。
それから、導入ポイントはさっき言った通り、データを保護することと、AIの答え方をコントロールするということと、参照もと。
そして私が最も大事だなと思ったのは、教員自身が使い倒していかないと、AIっていうものの特質とか個性とか、
それからどういうふうな使い方をしたら最も有効に使えるのか、その使い方のあれこれについても、一応習熟しておいたほうがいいなと思いました。
私も今回、いろいろな研修会に参加して、いろんな知識を得て、いろんな方法も勉強させてもらって、かなりいろいろと知識とか吸収できた。
だからこそ、今回、教科書本文の穴埋め問題をチャットGPTに太郎と花子の応答集みたいなものを出させて、それでやったらどうかっていうアイディアが浮かんだので、
やっぱり教員自身がもっともっと日常的に使っていって、いろいろな使い方に慣れておく、習熟しておく、いろんなパターンを知っておく。
その中で、これがいいんじゃないかっていうものがポンと出ていくものなので、当面は誰かの真似をして使うにしても、もっと各自が現場で生徒の時短に合わせて使うには、先生自身がもっと勉強を重ねないといけないなと思いました。
それにしても、焦って使う必要はないと思うので、やっぱり自分がこういうふうにしたいなと思った時に、時々触れながら、みんなでいろいろと情報交換しながら、お互いに刺激を与えながら、
ちょっとずつちょっとずつAIを使い慣れていくっていうのが、今のところまだまだ初心者の私がやるべきことなんじゃないかなと思いました。
ということで、今日はたちまち、AIについて研修会に行った気づき、感想を述べていきましたけれど、まだまだこれから進化していくと思うので、AIについてはもっともっと勉強していきたいと思います。
それじゃあ、聞いてくださりありがとうございました。今日はこの辺でまたお会いしましょう。
13:30

コメント

個人的にはですが、生成AIが作ったものは最終成果物にはあまり使わない方が良いのかなとは思っています。どうしても「自分が作った」とは言えないものになりますし、作られたものの細部まで自分の目が行き届いているという確証がないので。 仮に使ったとしてもメインコンテンツではなく背景画像のようなサブコンテンツぐらいなのかなと。 自分も何らかの事前調査だとか、自分ひとりで調べるのには多大な労力がかかることをAIを使って調査時間短縮するとか、そういう用途に使っています。 そういう意味もあって、根拠となるページを表示してくれるPerplexityやMicrosoft Copilotを使うことが多いですね(個人的には根拠となるページが比較的公式情報になりやすいPerplexityのほうが厳密な調査には向いているかな と思います)。

黒瀬直美

研修回では成果物の文章を吐き出させるというよりは、複数テキストとして使うとか、情報収集に使うとか、そういう紹介でした。しかし、文章を書くことそのものをやってしまう生徒が出てきそうです。そのためにもデジタルシティズンシップ教育が必要ですね

高見知英

文章を書くことそのものをやってしまわないようにするためにも、いろんな出力に触れることが大事なのかなと思います。 自分は度々AIに質問をしていて「あ、これは本番文章には使えない品質のものだな」というのに気づいたので、本番には使わないことにしました。そういうような経験をするってことが大事なのかなと思います。 そういう意味ではイラストや音楽生成のAIに触れてみるのもいいかもしれませんね。「あれ?これ意外とできてないじゃん」というものに触れる機会は文章よりも増えるかもしれません。

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