2024-11-07 10:22

059 AIに作曲してもらったBGMを流してAI活用について語ります。

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Sunoで作曲してもらいました。それをBGMに語ります。テーマは国語科におけるAI活用の問題点とメリット。今現在の私の雑感をテキトーに語っています。

※録音は11月3日に行ったので、野中先生の配信があったのは11月2日(土)です。

※話の中で、添削は生徒もAIのほうが良いと語っていますが、授業の中で、文章の直しをクラスのみんなの前でやってみた時に、私がやるよりAIの方が抵抗がなく受け入れやすかったという事例のことを指しています。一対一の従来型の添削指導が最も大切と思っています。誤解ある表現なので予めお断りしておきます。

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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この配信では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は、AI活用について語りたいと思います。
実はですね、今バックでBGMが流れていると思うんですけれど、これは作曲するAI、SUNOというんですか、これで作曲してもらいました。
昨日、鶴文化大学の野中隼先生のオンライン勉強会に参加して、作曲するSUNOというので、
野中先生が勉強会のメンバーのコメントを集めて作曲していたので、これすごいなと思って、私も作曲してみたんですね。
この配信に合うような穏やかで優しい曲をお願いしまして、流しておりますので、今日はこのBGMをバックにお届けしたいと思います。
国語化におけるAI活用について、私はどっちかというと、のんびりとちょいちょいやりながらという感じで取り組んできているんですけど、
もう本当に先々言っている先生は先々言って、もう全然追いついていなくてですね、
もう好きな人はどんどんどんどんやっちゃってるし、全く興味のない人はゼロっていうものすごい格差が現場にはありまして、
AIを活用していらっしゃる先生、積極推進派の先生はですね、もうこれからの時代はAIがどんどん台頭してくるんだから、
それ対応の授業、それ対応の教育でないと未来を生きる子どもたちにとっては非常に不都合なんじゃないかというような感じで危機感を持っていらっしゃる先生もいらっしゃると思えば、
肩やAIなんか思考力を低下させるだけだし、AIというのは嘘をついたりするし、教育にはもっと根本的なところを勝負していかないとダメだろうというふうに、
全然推進するという気のない先生までいらっしゃいまして、現場は格差問題で今、やる人とやらない人とぱっかり分かれている状況ですね。
そんな中、じゃあAI導入するとどういう問題点が起きるのかなと自分ながら整理してみたんですけど、まず個人情報ですね、プライバシーがちゃんと確保できるのかという問題がありますよね。
どうしても入力するデータで自分の個人情報が輸出しがちになるんで、
その個人情報を管理するということが学校教育の中ではちょっと難しくなってくるだろうなということで、これをどう気をつけて生徒にAI活用させるのかというガイドラインが求められるかなと思っています。
それから、やっぱりハルシネーションとかフェイクニュースをどうやって判断するか。
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これも大きい問題で、ハルシネーションが起きがちだし、嘘情報もありがちなんで、それについてどうやって見抜いていくかっていうそういうノウハウとか、そういったのがないまま生徒に使わせて、
嘘情報を活用しながら嘘の情報を発信するっていうことになってしまうんじゃないかっていうのが恐れられていると思うんですよね。
これについては私自身も結局のところ、嘘情報に騙されているんじゃないかなと思いながら使っているわけで、
自分でも嘘情報を見抜こうと思って気をつけながら使ってはいるんだけれども、そういうものの入った情報をどうやって見抜いていくのか、いつも悩んだり疑ったりしています。
自分自身もそれをどうやって見抜いたらいいのかっていうようなはっきりしたノウハウを持っていないので、やっぱり日頃の自分の情報分析力って言いますか、そういうものを鍛えていくしかないなと思うばかりですね。
そしてこれが一番普通の人たちが心配していることだと思うんですけど、AIに依存するあまりに自ら考えようという思考力っていうものが育たないんじゃないか。
自ら作り出そうっていう想像力も低下していくんじゃないかっていう、そういう問題が大きく挙げられると思います。
これは多分いろんな先生も思っていらっしゃると思うんですよね。
そのあたりもやっぱりAI活用ちょっとやってみて、生徒はそれをそのまま信じてコピペするような気がするんで、そういうふうにならないような課題の与え方っていうのが必要だなと思っています。
そのためにはやっぱり教員自身が勉強したいと、その辺全然わからないと思うんですよね。
先生のスキル向上っていうのが最大の問題だと私は思ってて。
さっきも言ったように、熟達している先生から全然しない先生までいて、その格差が開くばかりでありますし、どっちかっていうと熟達する先生が一部で、ほとんどが全く使ってないし、授業に導入してないっていうふうな形になってるんじゃないかと思います。
このあたりは自治体の方でも必死になって導入計画を立てているような自治体もあれば全然全く手つかずっていう自治体もあって、地方ごとに格差もあるんじゃないかと思いますし、学校間でもやる学校やらない学校とどんどんどんどん格差が開いていくんじゃないかと思いますね。
そういったAI導入は本当にAI格差問題をどんどんどんどん作っていくんじゃないかっていうのが私の今恐れていると言いますか、心配していることです。
じゃあ逆にメリットはどういうところにあるのかなって自分で一応整理してみたんですけど、やっぱり一人一人の学習に沿ったものにできるかなと思うんですよ。
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生徒が自分で書いたものをAIにこう添削してもらったり、AIから答えをもらってコーチングしてもらってより良いものにしていったりっていうように、今までは先生一人に40人だったので一人一人にアドバイスっていうのは限界があったんですけれど、AIの登場によって一人一人にアドバイスやコーチングができるっていうのが大きいかなと思ってます。
添削なんか特にそうで、先生に添削されるよりもAIに添削される方が生徒は多分抵抗感とか不快感とかないんじゃないかと思うんですよね。そういったことでやっぱり一人一人の学習に沿ったもの個別最適化になるんじゃないかなと思います。
それから私たち教員の負担軽減にもなりますよね。ものすごい丁寧に添削してたら、もう2時間3時間経ってしまいますよね。生徒40人にそれだけ書けるっていうことは本当に実質不可能なんで、私は5人ずつやるよっていうことでやるしかないんですけれど、そういった意味では教員の負担軽減になると思います。
それから大量のデータを処理してくれるので、授業の効率化が図れると思うんですよ。よくやるのが生徒の答えをいっぺんに読み込ませて、それを整理整頓して分析してくれるっていうことで、やっぱり授業内容を効率的に整理して導いてくれるというか、目鼻をつけてくれるっていうか、そういった効率化も図れるし、
特に授業の教材分析とか意味調べとか、そういった下働き的なところもノートブックLMなんかにお任せしてみたり、要約をしてそれの穴埋め問題を作りたいっていった場合にも要約をさっさとしてくれて、こちらの労力の削減と効率化になっていると思うんですよね。
そして一番の魅力を感じている部分は、やっぱりAIの登場でもう一人の国語化のアシスタントができたと私は思ってて、ちょっと授業をもう少し面白くしたいなとか、もう少し違ったアプローチで生徒にハッとさせて、新しい築きを生徒の方からしてもらいたいなっていった場合に、いろんな引き出しをAIは提示してくれるので、
今までの授業の幅がさらに広がって多様になったかなと思うんですよね。
私なんかまだ自分がAIを使ってて、授業ではまだ同意書も取れてないので、導入にまだまだ本格的には踏み切ってないわけですけれども、自分自身が授業づくりに活用するといった点においては、本当に少しずつ幅が広がってきたなと思ってます。
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そういったことで、現在私が思っているAI活用の問題点とメリットをだらだらと語ってきました。
何はともあれ、もうおそらくAIを活用していかざるを得なくなる状況になっていくと私は思っています。
いつも遅れるのは教育会なので、これから先生方にどうやって予行でAI活用を広げていくかというのは大きい課題になると思うんですよね。
そういった意味では、私のように熟達もしてないし、それからAI活用ゼロというわけでもないし、ゆるゆる活用している教員の立ち位置っていうのは結構その間をつなぐ存在になるんじゃないかなと思っているので、これからもゆるゆる活用をやっていきたいかなと思っています。
それでは今日はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
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