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2025-07-23 09:36

293 国語教育オンライン交流会開催5周年を迎えました!

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オンライン交流会を開催して早くも5年が経ちました。

次回で40回になります。

開催のいきさつ、勉強会の概要、得たもの、ホスト体験募集という内容でお届けします。

#オンライン交流会 #ホスト経験してみませんか #ファシリテーションうまくなるよ

サマリー

国語教育オンライン交流会は5周年を迎え、コロナ禍におけるICT活用やオンライン授業の重要性が再確認されています。多様なテーマを取り上げた勉強会を通じて、参加者同士の情報交換や授業への応用が進んでいます。

オンライン交流会の始まり
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は293回、オンライン交流会開催5周年を迎えてというタイトルでお届けしたいと思います。
私は、コロナ禍の2020年4月25日に、今日も明日も授業道オンライン交流会第1回を開催し、5年と2ヶ月を迎えました。
そもそもは、コロナ禍でICTを活用したオンラインの授業のやり方というのが、全国的に試行錯誤がスタートしたあの時期。
その中、純先生をお迎えして、オンライン授業についてのいろんな知恵をお受けする、そういうふうな勉強会を開催したのをきっかけに、
これ、自分でもできるんじゃないかというふうに思って、それでオンラインを活用した勉強会を始めることを決意しました。
その頃は、Zoomというものの活用方法もわからなかったし、何をどうやって、どんなふうにして先生方を集めて、
ブレイクアウトルームとかを作成して、どのように対話型の交流会にしていくかというのに、本当に慣れながらチャレンジした日々でした。
だいたい、慣れていくと本当にスムーズにできるようになって、今ではオンラインでの勉強会ということについて、慣れもあるし、
それからいろいろな状況の変化に応じて工夫もできるし、対応もできるようになって、本当に力をついたなというふうに思います。
このオンライン交流会を始めようと思ったきっかけはそういうことだったんですけれど、
その他にも、私自身が今まで積み上げてきたことを皆さんにシェアすることによってさらに深めていきたいし、
情報交換していきたいし、日々の授業に役立てたいという、そういうふうな思いがとても強かったです。
皆さんもあるあるだと思うんですけれど、自分の勤務先でこんなインタラクティブな、
熱い教材研究とか、交流会とか勉強会ができればいいんですけれど、やっぱり日常的に業務が多忙すぎてそんな余裕がなかったり、
それから熱量が現場ではそれぞれ違いすぎてて、あんまり深まる話にならなくて、表面的な情報交換に終わってしまいがちですよね。
それあるあるだと思うんです。私も数々の現場を転勤してきましたけれど、なかなか激アツな教材について語り合う、
そういうふうな国語化というのに巡り合ったことがないので、そういうふうな環境というのは探しにくいなと思って、
自分で作ってやろうというのも大きな原因だったと思います。
やっぱりあのわざわざ土曜日の9時から夜の11時まで参加しようと思うのは熱量の高い人が多くて、参加者の皆さん非常に熱心にいろんなことについてのお話をしてくださって、
私自身もヒントになっていて、本当に授業が充実してきたなっていうのが、5年を経ての大きな大きな感想です。
テーマの多様性
ということでオンライン交流会を開催したきっかけについてお話をしました。ではどんな内容を扱ってきたのかということをお話ししたいと思います。
第1回目は参加者の質問をたくさん受け付けて、それに答えるという方式でありました。
だけど質問をしてくる人が本当に内容多岐に渡っていて、焦点が全然定まらなくて、ただの一問一答に終わってしまったという大きな反省があります。
そこで第2回は、オンライン学習、ICT活用というのをどういうふうにしたらいいかという、コロナ禍でのまさに本当に問題になっていること、
皆さんが試行錯誤して悩んでいること、そういったことをタイトルに据えてやったところ、たくさんの人たちに参加していただくことができました。
その後はその第1回で寄せられた質問の多いものから、テーマごとに小説教材、文章、それから評論文指導、書くことの指導、複数テキストの読み合わせ、
それからまたまたICT活用、記述力を上げるにはどうしたらいいか、リーディングワークショップ、古典の指導についての悩み、観点別評価、
対話型の授業、現代の国語をどうやって教えていくか、それから大村浜、それから問い作り、それから話し方指導、
それから効果的な導入、AI活用、自由進路学習という様に様々なテーマについて扱ってきました。
その時その時に応じてタイムリーな話題を提供したり、私自身が問題意識にしていることをテーマにするということが最近は多くなりました。
そんな中で参加者の皆さんはどういった状況の方が参加されるかというと、そもそも私が子育て中に全くこういうふうな研修会に参加できなかったという、
そういった経験を持っているので、まずは子育て中の若い女性の先生にこういう場を提供したいというのが大きく一つありました。
なので土曜日の子供さんを寝かしつけてからの時間、夜9時から2時間、寝かしつけが終わっていなかったら、
イヤホンを差し込んでいただいて、耳だけでも情報を得ていただければという思いで、
そうやって市長のみの参加の方もOKというふうにしています。
ということでだいたい申し込まれる方はたくさんいらっしゃって、70人から80人申し込まれる回もありますけど、
だいたい5、60人ぐらい申し込んでいただいて、その中の半分、今日の方が市長のみで半分ぐらいの方が参加されるということで、
ブレイクアウトルームにはだいたい15人前後の方が参加されているかなというふうに思います。
なのでだいたい3つから4つのルームに分かれて、4人から5人の先生にテーマごとに深掘りしていただいて、
それをまた全体の場でシェアして、その後ポイントとなる話題について一つ一つ掘り下げていって、
フリートークにつなげていくというふうになっています。
ということでもう5年経ってしまったわけですけれども、たくさんの人たち、それぞれ立場も違えば講習も違う人たちの
そういったバラバラな問題意識とかバラバラな指摘というのをどうやってつないで深く焦点化していくかということについては、
まだまだトレーニング中ではありますけれども、本当に本当にいい勉強になり、
こうやって続けてきた結果、少しずつ少しずつそういうふうなキャッチボールも上手くなってきて、
本当にこれが授業に役立っていて、いろんな意見、いろんな次元の異なるそういうコメントをいかに結びつけて、
ファシリテーションの重要性
深く掘り下げて焦点化していくかというこのスキルはやっぱりファシリテーションだと思うんですよ。
なので今日も明日も授業堂オンライン交流会というのにチャレンジすることによって、
授業でのファシリテーション能力というのも本当に高まってきたんじゃないかなと思うんですよ。
ということでファシリテーションというものについてどうやってやっていったらいいのかというのにお悩みの先生、
ぜひオンライン交流会、オンライン勉強会を開催して、様々な立場の人、そしてあまり日頃話したことがない、
顔なじみでない人、その人から意見を引き出しながらどうやって交流させて、
どうやって焦点化させていくかというのを経験してみればいいんじゃないでしょうか。
私が今やっている今日も明日も授業堂オンライン交流会、
これでぜひホストを体験してみたいという方がいらっしゃったら、
私がめちゃくちゃ協力にサポートしますのでホストを体験してみませんか。
今日も明日も授業堂オンライン交流会はグース月の最後の土曜日、一応これを基本にして開催しています。
ということでこれからも、私がいつ現場を去るのか、その現場を去る日というのはちょっとまだ近いようでいて、
退職してからも続けるんじゃないかなと思っているので、
このオンライン交流会がいつまで続くか分かりませんけれど、
そろそろ更新の指導ということもすごく考えてきているので、
もしオンライン交流会体験してみたいけれども、なかなか難しいという方、
一回うちに来て、私が一応めちゃくちゃサポートしながら、
一応更新を育てるという意味でもやってみたいなと思われる方、お待ちしております。
それでは今日の配信はここまでです。
聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
09:36

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