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2025-05-03 10:47

213 教員対象の研修会っていろんなあり方があるよね~(汗

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研修オタクと自称してる私が研修会のパターンを整理してちょっと辛口に語ってみます。

なかなか難しいけど、結論は・・・・

 

#教員研修 #主体的な学び #教材研究

サマリー

このエピソードでは、様々な研修会の形態について考察し、特に広島美穂の会やICT活用を主眼とした研修会について語ります。参加者の高年齢化や若手の育成の重要性が取り上げられ、自身が企画したオンライン研修会のあり方について反省が述べられます。

研修会の多様性
皆さんこんにちは、今日も明日も授業道~黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日はなんと213回、教員対象の研修会っていろんなあり方があるよねp汗というタイトルでお送りしたいと思います。
私はかなりの研修会に参加するタイプで、研修オタクって自称しているわけですけど、今日は過去いろんな研修会に参加して、いろんな研修会のあり方についてちょっと整理して、そしてどういった研修会が望ましいのかということについて語りたいと思います。
まず、私はいろんなパターンの研修会に参加してきたんですけれども、一番細々と長く継続しているのが、広島美穂の会。広島美穂の会という、セラ・ヒロアキ先生という、ナルト教育大学にもお勤めで、四国学院大学の名誉教授でもいらっしゃる国語教育のスペシャリストであり、従事員でもあるセラ・ヒロアキ先生が
顧問の会に参加しています。この会は、どの研修会と比較しても、国語教育についてはかなり深く深く掘る研修会です。長年、もう15年ぐらいになりますね。15年ぐらい参加し続けているわけで、参加者の皆さんとは顔なじみで、気心も知れていて、
そしてお互いがお互いのことを批判し合っても、信頼関係で結ばれているので、その批判が本当にありがたい研修会となっています。教材研究もかなりがっつり深く掘るわけで、日常の教材研究にとても役立っています。
私は過去ここまで、教材研究を深掘りするような研修会に巡り会ったことはありません。セラ・ヒロアキ先生という先生が、ものすごく教材研究を深くされる先生で、もともとは国文学という内容学の出身でもあられるので、
そうやって内容について深く深く考察される、そのセラ・ヒロアキ先生の姿勢を、ただ触れているだけでも学ぶものがあります。やっぱり小物先生というのが非常に優れていらっしゃるので、勉強がとても進む研修会ですね。
ただICTが少なめの研修会で、私が一番ICTが使えるから、いつもICTの話になると私に振られるという状況で、皆さんICTというものに触れる回数とか、それから開拓していくそういう先進的なものというのがちょっと足りないかなと思っているんだけれども、若い人が少しずつ参加されているので、
ぜひ次世代育成のためにも、この研修会を大切にしていきたいと思っています。ということで、今日も夕方にこの研修会があるわけなんですけれども、大変楽しみです。
その他にも、逆にICTがすごく多めで、精神事例もとても多い。ICTを使ってどうやって授業を活性化させるかということに主眼が置かれているような研修会。これ最近主流だと思うんですね。
ICTを使うことによって生徒の取材性を喚起された。それから共同的な学びが進んだ。個別最適も進んだ。自由進路学習も実現できた。そして生徒の思考力、判断力も育成できたというような、そういう研修会が最近すごく多いわけですけれども。
先ほどの私が所属している広島未央の会と比べると、どうしても教材研究の深さというものが物足りないなという感じがします。だから時々そちらの広島未央の会と比べると、教材研究の面で疑問に思ったりとか、その方向性でいいのかというような疑問を持つことも多い。
そういう研修会ですけれども、最近の若い人はICTを活用するセンスがものすごいので、やっぱりベテラン勢とは違った切り口、新しいセンス、それでもって新しい授業の在り方をどんどん開拓していってもらっているので、私としては若い人に学ぶという点でもとても意義深い研修となっています。
その次に、ずっと参加している研修会があるんですけれども、時代の流れとともに参加者が高年齢化していきまして、若手参加が少なめになってしまった研修会もあります。参加させていただくと、ほとんど50代とか40代後半の方が参加者で、若手が本当に少ない研修会があり、
それからパネリストとして登壇される方も超ベテランで重鎮で、お名前も名が通っている方ばかりという、そういうふうな経年度とともにものすごくベテラン勢多めの研修会になってしまったという、そういう研修会もあるんですけれども、
これがまた、新陳代謝がうまくいっていないというので、もうちょっと若手が参加しやすいような、そういう仕組みづくりをするべきではないかなというような、そういう研修会もあります。
なんでベテランが多めになるのかなと思うんだけど、やっぱりパネリストとか登壇者にもっと若手を採用した方がいいんじゃないかなと思って、そう思っています。
オンライン研修会の目指すべき形
それから次に若手が多くてとても活気がある。自由な発言をしていて、未熟な発言もあるんだけれども、若手がものすごく動ききって自由に発言してとても楽しそう。
そしてその中に温かくベテランが見守るという研修会も、レアですけど過去ありました。私はね、はからずもその研修会に、自分は勉強させてもらおうと思って参加したら、若手ばっかりだったということがありまして、
その時はあんまり下り顔にギャンギャン喋るってことも圧倒的に控えて辞聴して、温かく見守るスタンスに徹底したわけですけれども、やっぱり若い人が自由に発言するっていうのはいいですね。
ベテラン勢は黙ってニコニコして聞いて褒めるべきだと思いました。
こういう若手育成の研修会っていうのがとても大事だなと思っているわけですね。そういった中、ベテランという位置にいる私はどういうふうなスタンスを取ったらいいのか、とても考えさせられる研修会でした。
こういうふうにパターンに分けてみたけれども、どの研修会も参加者は熱量がすごく高くて、参加するだけでその熱量に刺激されて、私自身がこれからもっともっと勉強していかなくてはいけないなっていうそういうエネルギーをいただく研修会になっています。
私の希望としては教材研究にがっつりICT事例が絡む研修会、これを希望しているわけですけれども、教材研究がっつりがたって本当に安心安全な場でないとなかなか難しかったりするんですよね。
私が自分で企画している今日も明日も授業堂オンライン研修会、これはおかげさまで参加者が非常に多くて、多様な立場の人が参加して、多様な立場で意見を自由に言われるので、なかなか交通整理が難しい部分もあるわけで、
焦点化しにくいというところで参加するのを躊躇う方もいらっしゃるようなそういう感じの研修会なんですけれども、どっちかというと交流会というふうに名を打っているだけあって、情報交換多めの研修会になっています。
いつかこの研修会をいつか教材研究がっつりがたかける安心安全な場作りかけるICT活用多めっていうような自分が理想としている研修会に育て上げたいなって思っているわけですけれども、教材研究がっつりがたにするのに、やっぱりちょっとね、事前にその教材を読んできてもらわないといけないというハードルがありますので、そこはちょっと考えものだなと思います。
ちょっと考えものだなと思っているので、参加者限定で1回やってみるのもいいかもしれませんね。
ということで、私としては研修会の種類を分析する、それことを通して自分が本当にやりたい研修会の形が見えてきたという配信でした。
いずれにしても、研修会に参加するっていうこと自体、先生の主体性がすごく発揮されるし、どの研修会に参加しても結局のところ自分が学ぶ姿勢を持っていれば学ぶべきものがたくさんありますね。
そして私、ちらっと思ったんだけど、研修会を企画するということは授業力を上げるんじゃないかと思っていて、逆に言うと、研修会を切り盛りするその姿は自分の授業の展開スキルを見せていることになるんじゃないかと思っています。
そう考えると、私自身が企画している今日も明日も授業度オンライン研修会、これをもうちょっと兜を閉めてきちっと心を改めて自分の日頃の授業スキルを問いながら充実した研修会にしていくっていう、もっと自分に厳しい研修会っていうふうなものにしていかないといけないんじゃないかなという反省点も浮かび上がりましたけど、
あんまりやりすぎると持続可能にならないんで、7割8割の力で兜を閉めながらやっていきたいと思っています。
なんか結局タラタラと喋りながらいい感じのオチになったんじゃないかな。
やっぱり喋ることによって思考が深まりますね。皆さんもぜひぜひポッドキャストに参入していただきたいなと思っていますので、ポッドキャスター同じく心を雑誌を一つにするポッドキャスターをぜひぜひ皆さんに参加していただければと思います。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
10:47

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