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438_先生がいない教室の未来?教育現場は「緊急事態」
2026-04-28 09:22

438_先生がいない教室の未来?教育現場は「緊急事態」

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この春、Xのタイムラインに流れてきた現場の先生たちの声が気になっています。「職場が若返りすぎて回らん」「学校ぶっこわれる、国が助けてくれ」——他人事じゃない言葉が並んでいました。学級崩壊の構造、新任の先生への過重な要求、世代交代の波……今の教育現場がなぜこんなに厳しいのか、現役教師の立場から正直につぶやきます。

#教育現場 #学級崩壊 #教員不足 #学校の話 #ポッドキャスト

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サマリー

教育現場は、若手教員への過重な負担や保護者からのクレーム、複雑化する教育内容により、深刻な「緊急事態」に陥っている。学級崩壊の構造的な問題や、教員不足の背景にある免許更新制度の問題も指摘されており、現場の先生たちが通常業務を行えるよう、国の構造改革が急務であると訴えている。

教育現場の現状とSNSでの悲鳴
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道ス黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は438回、先生がいない教室の未来、教育現場は緊急事態というタイトルでお届けしたいと思います。
本当に4月、忙しい日々がどんどんやってきまして、毎日毎日疲労困憊であります。
そんな中、私は公立時代とは違って、書類書きに追われていないので、多少余裕はありますけれども、
まあでもね、X・Q・ツイッターのタイムラインを見ていると、本当に先生方が悲鳴を上げているという状態ですね。
公立と私立じゃやっぱり忙しさが自分は違うと思っていて、公立だといろいろな要求が来るなと思います。
地域もそうですし、教育委員会からもそうですし、忙しいなっていうふうに思います。
私立は私立で独特の仕事があるんですけれども、そうは言っても、やっぱり教育委員会に出す報告書に追われるのが私たちベテラン世代。
中堅の人も最近は追われているかなと思うんですけれども、ちょっと異常な忙しさが毎年毎年ひどくなるなという思いがあります。
そんな中、Xのタイムラインを見ていて気になるツイートがありました。
例えば、職場が若返りすぎて回らんどうしようもない。学級崩壊しそうな学級がたくさんありすぎて不安。
どこからかバリバリの40代50代引っ張ってきてくれ。
自分のことを自分でできる人が8割いないと無理。いよいよマジで回らんぞ。
子供と保護者が多様化しすぎてて学校がぶっ壊れる。国が助けてくれ。
っていうようなコメントがありまして、私も本当に忙しい忙しいと思ってるんだけども、私以上に忙しそうな先生が何人も何人もおられて本当に大丈夫かしらっていう思いになりました。
学級崩壊の構造と若手教員の苦悩
そんな中、有名なサル先生って方がいらっしゃるんですけども、学級崩壊の原因は保護者にあるのではないかっていう指摘をされていて、私もこれにはハッとさせられました。
子供が学校で起きたトラブルとか友達同士とのいざこざっていうものを自分の視点で家庭でお話をして、保護者がそれをそのまま信じて学校にクレームを入れる。
他人の先生はその結果精神的に追い詰められて中途半端な指導しかできなくなって、ちゃんとその子を叱れなくなっちゃって。
子供たちはその隙を見て先生の指導を聞かなくなって、やがて歯止めが効かなくなる。これが学級崩壊の構造なんじゃないかっていうお話をされていました。
確かに本当にその通りだと思うんですね。
例えばこの若手の先生だったら、保護者にクレーム入れられたら自分の指導に自信が持てないから、子供に対してビシッと迫れなくなると思うんですよ。
もう私たちみたいなベテラン教員だと、この指導で自信が持てるからこの指導でいいんだって保護者の人にも強く言うことはできると思うんだけども、
若手の先生が増えるとそういう指導がとてもできなくて、ついつい生徒に対して柔らかい物言いをしてきて、もうビシッと迫れなくなる。
その結果、学級をきちっと指導することができなくなって、うまくいかなくなるという、そういうクラスが多くなります。
そうすると精神的に追い詰められて、給食する先生も出てきちゃって、果ては退職するような先生も出ちゃってということになると思うんですよね。
それに今の定年が大量に発生する、そういう時代になっているので、新人の先生が大量に現場に入ってきているから、小学校では大学を出たばかりの若葉マークの先生がいきなり担任するということが多くなってきています。
特にこの4月、生徒に指示を出すだけで精一杯という状態になりやすく、そこに現行の学習指導要領が要求するものが大変重くのしかかってきます。
新任教員の負担と教育内容の高度化
課題発見、解決型学習、パフォーマンス課題、対話型授業、個別最適化、自由進路学習、振り返り、もうてんこ盛りに高度な授業を要求されます。
そうすると先生、新人の先生がやっぱりもう過重負担で処理しきれなくて、そしてポキッと折れて給食に入る。
そしたら学年主任や教頭先生やそれから主管の先生がカバーに入る。
そしてその先生たちも保護者対応をきちっとしなくちゃいけないんだけども、授業もするということで現場全体がオーバーワークになってしまって、ひいひい言っているという状況ですね。
だから中堅所の先生や主管教諭の先生、教頭先生は自分のお仕事の1.5倍から2倍ぐらいの仕事を処理しないといけないという、そういう状況になっているのが現場ということですね。
こういう現場実態なんで教員になりたいという人がどんどん減っていって、子どもたちが先生のいない教室で授業を受けられなくなるという未来がそろそろ見えてきちゃってるんじゃないかと思います。
それに拍車をかけるのが、今はないんですけど免許更新制度。免許更新制度が過去あったおかげで、いわゆるペーパー状態の先生、免許だけ持ってるんだけど教員ではない先生が免許更新制度のために、
教員不足の背景と構造改革の必要性
もう3万円ぐらいかかるから、もう教員免許の更新しなくていいわと思って免許を執行されている先生が大量にいらっしゃると思うんですね。だから免許を持ってる先生自体が少なくなってしまって、先生を補充したくても免許を持ってる先生がいないから補充できないという問題も発生してきています。
もう緊急事態という言葉しかないわけですね。だからこうなってくると先生の仕事をどんどん引き算してやりやすい状況を作っていくっていうことが本当に必要な時期に来ていると思います。
だから本当に国がなんとかしなくちゃいけないんじゃないかと思うんですけれども、私自身はもうベテランになってしまっているので、いろんな状況に対応できるし、緊急事態が発生しても今まで自分のやってきたスキルでどうにか打破できるわけですけれども、だから自分のことはある程度余裕を持ってできるようになっているから、若い先生のお手伝いをよくしています。
それもあまり前面に立つと申し訳ないので、さりげないカバーというのを心がけるようにしているんですけれども、私はまだいいけどやっぱりね、小学校の先生なんか特に厳しいんじゃないかと思います。
だから現場で頑張っておられる先生、1.5倍から2倍の状況で仕事をされている先生がなんとか正常に通常営業、通常運営ができるようになるために先生の仕事をどんどん引き算していって、
本当に授業に専念できる、担任業に専念できるようなそういうふうな状況に大きく構造改革していくということが必要なんじゃないかなというお話です。
ということで、これを聞いてくださっているのはたぶん現場の先生が主なリスナーなんじゃないかと思うんですけれども、ぜひ構造的な改革が求められるということで、私もこれから少しそういうところの発信をしていかなくちゃならないなと思いました。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
09:22

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