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2025-11-27 09:56

370_兵庫県但馬地区国語科研修会講演会登壇報告

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NotebookLMに参加者の振り返りをまとめてもらいました。

#講演会 #登壇 #国語教育 #生徒主体 #AI活用 #ICT活用

サマリー

兵庫県但馬地区での国語教育部会講演会において、参加者は生徒主体の授業デザインやICT・AIの活用に関心を持ち、その結果、自身の情熱ややる気を再発見しています。講演内容を振り返りながら、教育方法の改善と授業準備を楽しくする取り組みが進められることが期待されています。

講演会の概要
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は370回、兵庫県但馬地区国語部会講演会登壇報告というタイトルでお届けしたいと思います。
私は、11月17日の月曜日、兵庫県但馬地区の国語教育部会講演会に登壇してまいりました。
場所は、幾能高校というところであったんですけれども、午前中にゆっくりゆっくり電車に揺られながら、幾能高校に着きまして、
それから授業を見学した後、14時くらいから90分間の講演を行いました。
いろいろな参加者の問題意識を事前に聞いていて、その参加者の問題意識をもとに講演会の構成を考えたところ、
第1部、基礎編、第2部、実践編ということで、生徒が生き生きと取り組む国語化授業のデザインというタイトルで講演をしてきました。
基礎編は私の授業作りについて、実践編は実際にどうやって授業しているかという実践例をたくさんお見せすることにしました。
そしてその内容についてちょっと話すとだいぶ時間かかっちゃうんで、私がいつもこのポッドキャスト配信で言っている、
生徒を主体にした、生徒の興味関心にあった、生徒実態にあった、生徒の意欲を掻き立てるような主体性を喚起する授業デザインとはどういうものかについて、
基礎編で説明しまして、その理論に基づいてどうやって授業を展開しているのかという様々な例をできるだけたくさんお見せしまして、
最後は生性愛活用までお見せしまして、会を終えました。
参加者の振り返り
会の途中でも参加者のグループワークをやったり、質問とかを吸い出して、できるだけ双方向性高くインタラクティブに展開をしました。
その中で参加者に一番最後に振り返りを書いてもらったんですけれど、今日はその振り返りをお話しして、講演会の報告としたいと思います。
参加者の皆さんに振り返ってもらった内容は大きく3つのポイントに分かれました。
まず第一に授業を再発見して、生徒が主役のデザインにチェンジしていこうというコメントが多く見られたことです。
それから第二に、新たなツール、ICT、AI、これを活用することに可能性を見出したという内容。
そして三番目に、教師としての情熱、やる気、意欲が再び戻ってきたと。
こういったコメントに大きく分けると3つ分けられるような結果になりましたので、一番ずつ説明していきたいと思います。
まず授業を新しく、生徒が主役のデザインにシフトチェンジしていかなくちゃならないという認識を新たにしたというところなんですけれども、
この参加者の皆さんの中には、これまで教師本位の授業だったというようなご自身の振り返りがあって、
これからは生徒の主体性に働きかける授業のやり方というのを考えていかなくてはならないというコメントが見られました。
やはり目の前の生徒の課題を把握して、生徒の意欲、関心を設定することで学習に取り組みやすくなるんだなという工夫が印象的だったというコメントもありましたね。
教えたいと思っていることと、生徒のやりたいと思っていることの間にずれがあって、それに対してどういうふうに解決していったらいいかというヒントが得られて、霧が晴れたような気持ちになったというようなことを書いていらっしゃる方もありましたね。
ということで、その授業のデザインの在り方と生徒の主体性・喚起の問題については、皆さん非常に心に残ったようで、たくさんの方がこのことについて書いていらっしゃいました。
やはり中でも授業中には即時的な質問とか、それに対する応答とか、そういったことを試行錯誤しながら鍛えていかなくてはならないし、何よりも自分自身の腕が試されるというような、そういったコメントも見られて、かなり自分自身のものにして考えているなという。
そういう他人事ではなくて、自分自身としてこの出生と主体の授業デザインというのをやっていかないといけないというようなことが読み取れるような振り返りコメントでした。
それから2番目に、ICTやAIを活用するということの関心が見られたことです。
特に皆さん強く興味を示しておられたのは、ICTやAIを活用したパフォーマンス課題、このパフォーマンス課題についてもっと積極的に取り組んでいきたいというようなことをおっしゃっていましたね。
やっぱりパフォーマンス課題というのは、生徒の問題解決のアウトプットになりますので、私は本当に重要視しているところであります。
そのパフォーマンス課題というものの大切さについて、皆さんが本当に関心を持ってくださった、それから印象を持ってくださったということは大変私としても刺さったかなと思ったところですね。
情熱の再発見
あとは、ICTやAIを活用することによって、生徒一人ひとりのフィードバックになるとか、それからAIを活用して意識も喚起できるという考え方にハッとさせられた、AIは案外融通が効くんじゃないかというようなコメントもありました。
逆にちょっと冷静になって、AIをツールとして活用し、その中で教育の本質を大切にしていきたいと、こういうふうなコメントもありました。
ICTやAIは工夫次第でできることがたくさん増えると知り、改めて教育方法として勉強したいという、そういう前向きなコメントも見られましたね。
そして次に3番目、やっぱり自分自身の情熱をかきたてられたという、そういう心の変化についてのコメントが多かったですね。
頑張ろうという気持ちや向上心がめきめきと復活してきたというやる気をどうも持った方がたくさんいらっしゃいました。
自分自身の実践が実はお話を聞いて間違ってなかったと肯定されて、自信が湧いてきたという、そういうふうなお話もありました。
やっぱりこれはね、こういった課題解決型とか、単元学習型の探求型の授業というのは、実はよくよくやりましょうと言われているんだけど、実際やっていないという現場も多々あるわけですけれど、
そういった中で自分だけおかしいんじゃないかって、私自身も思ったことありますけど、そう思っていらっしゃる方がいて、これでよかったんだと自信、肯定感を持たれたという、そういうコメントだったと思います。
それから具体的な行動として、明日からの授業で生徒実態に合った実践をしていこうと決意されている方もいらっしゃいました。
それとともに、これから授業準備が楽しくなると、生徒自身が自ら学べるような仕掛けを作っていきたいというような、非常にチャレンジングな、前向きな気持ちになっている、そういう先生方も多かったですね。
あとは、学力の低い学校さんでは文明の利器であるICTを使いながら、新鮮味を忘れずに良い授業作りをしていきたいという、そういった新しい視点を得たというようなコメントもありましたね。
ということで、私が狙いとしたこと、授業作りのシフトチェンジと、それから元気を持ってもらうということは大いに達成されたんじゃないかと、自分ながら思っているわけですし、参加者の皆さんの何よりコメントが、ありきたりのコメントじゃなくて、まさに明日からの授業でちょっとでもやってみたいというような、そういう挑戦意欲、
それを掻き立てられるようなコメントだったので、私としても本当にやってよかったなと、そういうふうに思いました。やっぱり、生徒が主体的になる授業というのは本当に王道だと思うし、これなくして授業はないと思っています。
それを中心に据えたときに、どんな先生も生徒が意気と意欲を持って授業に取り組んでくれるということは大きな喜びでもあるので、そこに向けていかに自分自身の授業を変えていくか、それからICTやAIを活用していくか、これが本当に授業作りの王道じゃないかなと思いました。
ということで、今日は兵庫県田島地区国語部会で私が講演会を登壇しまして、その参加者の振り返りをもとに、もう一度自分自身の講演内容を見つめ直したというお話です。
それでは今日のお話はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
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