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2024-08-26 12:42

014 インクルーシブ教育をテーマにしたオンライン交流会を主催して

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8月24日(土)第34回今日も明日も授業道オンライン交流会でインクルーシブ教育✕国語✕生成AIをテーマにしました。神回となりましたので、ゆるっとしゃべります。

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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
このチャンネルでは、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育について配信しています。
今日は、8月24日の土曜日に、私主催でやっている、今日も明日も授業道オンライン交流会での模様を皆さんにお伝えしたいと思います。
本当に神回になって、私、興奮さめやらぬ状態なんですけど、ゆるゆるとダラダラとなってしまうかもしれないんですけど、感動をお伝えできればと思います。
インクルーシブ教育を扱おうと思ったのは、何年か前から、そういった配慮の必要な生徒が増えてきた。
私自身がその対応に試行錯誤していたし、苦労していたし、いろんな先生と話し合いながら、悩みながらやってきて、どうしたらいいんだろうとずっと問題意識として持っていたという背景がありました。
年々年々増えていくし、中学校を担当するようになって、もっとそういう配慮の必要な生徒の特質というものが、どんどん幼いだけに特質があらわに見えるようになってきて、私自身が対応に悩むということがよくあるようになったので、ずっと本を買ったり調べたり研修受けたりして頑張ってきました。
あるとき、生成AIの講習会をオンラインで受けたときに、今回講師としてお招きした黒田一之先生にそこで出会ったんですよね。黒田先生は小学校の社会科を専門にして免許を取って、小学校の先生をされて、その後特別支援教育に興味を持たれて、特別支援の免許も取って、
特別支援にお勤めのときにさらに勉強したいということで、大学院に入られて、今、大学院の修士課程で勉強されている先生です。
その先生が、特別支援教育を生成AIで活用しながら、さらに良くしていこうということで、精力的に取り組んでおられているという話を聞いて、なんて先進的な目を持っているんだろうと思い、
さらにお人柄も、非常にポジティブシンキングで温かくて穏やかで信頼できる雰囲気を持っておられて、この先生は教育に対する信念とか情熱とか、そして人間を肯定的に見る目というのが基本的に備わっていらっしゃると思って、
学ぶことがものすごく多くて、すぐにFacebookで友達申請して、お友達になってもらいました。黒田先生も私のチャレンジングなところを気に入っていただいて、何度かメッセンジャーでやり取りしたりして、
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それから別の生成AIか何かのオンラインでも一緒になって、これは何かのご縁だということで、一緒に何かしたいというのをずっと思っていました。
インクルーシブと生成AIを掛け合わせて、さらに国語化でコラボしてという企画を考え出して、ぜひ講師としてお招きしたいということをオファーをかけたら、心よく快諾していただいて、
それで今回のテーマ、インクルーシブな教育を初心者マークで考えてみよう。国語教育×合理的配慮×生成AIというテーマで会を開いたわけですね。黒田先生は非常に私たちの会の趣旨を理解されて、
質問とか、ただ講義するんじゃなくて、参加者の方の質問とか問題意識に沿った形にしたいとおっしゃられてたんで、事前に打ち合わせをしてアンケート内容も共有して、それで黒田先生の方にレジュメをお願いしました。
昨日やったんですけどね、本当に感動の嵐、神回になりました。参加者の皆さんもチャット欄でいろんな気づき、発見、情報を寄せくださり、その後のブレイクアウトルームでも活発な意見交換、そして全体に戻ってきてもいろんなお話が飛び交っていて、皆さん非常に主体的に会に参加していただき、
本当に盛り上がりましたし、認識を新たにしましたし、いろんな人がこれからの合理的配慮とかインクルーシブとかの視点をいただいて、教育現場で活かしていきたいという思いになったんじゃないかなと思います。
私は黒田先生の講義をそのままコピペしているようなことはしないんですけど、簡単に自分が本当に強烈に思ったことを絞って配信したいと思います。まず、そういう合理的配慮の必要な生徒に対するいろんなアプローチを私が今回ゲットできたなと思います。
まず、多感覚を使う。視覚とか触覚とか聴覚とか、自分が授業の工夫に行き詰まったなと思った時には多感覚を使うということを取り入れて工夫を思いついていきたいなと思いました。
それから、教え合う体験を取り入れることですね。やっぱり繋がりとか自己猶予感に繋がるということで、教え合う、つまりペアワークも色々と気をつけながら取り入れていきたいと思います。
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それから楽しく学ぶ。これは楽しいということを今でもかなり楽しくしようと思っているんだけど、もっと明確に意識化して取り入れていきたいと思います。
あとはね、やっぱり褒め合うシーンをもうちょっと作った方がいいんじゃないかなと思って、お互いの良さを認め合う、そういう取り組みとかそういう工夫っていうのを、シール貼ったりとかでもいいんだけど、そういう本当にささやかな工夫を取り入れたいなと思いました。
そして、ちょっとやってみたいなと思ったのは、目標を決めて達成したらちょっと軽く報酬を与えるっていうの。今まであんまりやったことなかったんですけど、やったらどうなるのかちょっとやってみたいなと思ったので、みんなで目標を決めて達成したら軽くお菓子でお茶会しようみたいなのを企画したら面白いかもしれないなと思って、ちょっとこれはチャレンジしてみてもいいかなと思いました。
その他にはね、ICTの工夫で可視化したり音声化したり拡大したり、そういったことについては今までもやってたんで、このことについては同意するばかりです。
あとグレーゾーンの子とかは、もっと体を動かしてあげないといけないなと思ったんで、座ってるばっかりの授業じゃなくて、5分間ぐらい色々と体を動かすような時間を設けて積極的にほぐしにかかりたいなと思いましたね。
そういったことをいろいろと黒田先生に教わる中で、特に最近外国籍の子に対する手立てはどうなのかっていう質問があって、それは私ね本当に増えてきたんじゃないかと思うんだけど、やっぱチャットGPTで翻訳させるっていうのがもうたちまち便利ですね。
あと古典教育に対して文化的背景のない外国籍の子とかどうしたらいいかっていう質問なんですけど、これは黒田先生との打ち合わせ中に私が思いついたことなんだけど、できるだけ漫画がある古典教材を選んで、その漫画のセリフとかを最近iPhone当てたら翻訳してくれるアプリあるじゃないですか。
なので、外国籍の子が古典を勉強するときはできるだけ漫画教材があるやつを選んで、その漫画を見せながらiPhoneかなんかで、ベトナム語でも韓国語でも英語でもいいから翻訳させるっていうのは結構有効な手段なんじゃないかなと思い、我ながらよく思いついたなと思います。
あと全体支持と個別支援のバランスはどうしたらいいんですかっていうふうな質問もあって、これは名言が出ましたね。蝶のように舞い、蜂のように刺す。どっかで聞いたような文言ですけど、まさにこういうふうにイメージしながらやるといいんじゃないかなと思います。
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全体を通して私が質問したことは、やっぱりそういった生徒を相手にしていると、成長がなかなか先が見通せなくて、こちらの方でも不安になる。成長はそれぞれだっていうようなことはわかってるんだけれど、どうやってこの成長をイメージしたらいいのかっていう質問を私がしました。
黒田先生は、人それぞれの成長曲線があって、頑張っても伸びないということはよくあることなんだそうです。その中でいろんな方法を試していって、そういうふうに並走している中、一緒にやっていく中で笑顔が見えたり、それから興味あることが見つかったり、そういった過程が重要なんじゃないかっておっしゃってました。
特にこういう子たちは成果が見えにくいんだけれど、やっぱり下地があってこそ目先の成長に惑わされない、下地があってこそ土台があってこその子どもの成長なので、やっぱり今やってることは無駄ではなくて、土台なんだ、下地なんだってことで地ならしをね、土壌づくりをしていかないといけないっていうことを私自身が改めて認識させられました。
その中でもやっぱり幸せだなーって思う瞬間も私もあるわけですよね。そうやって先の見えない中で試行錯誤して、子どもとああでもない、こうでもない、失敗したりうまくいかなかったり、時には状況が良くなくなったりっていうこともある中で、子どもの目線を見ながらアイコンタクトしたり、表情が良くなったり、時々手応えを感じたり、
それをその子と共有したり、他の先生方と共有したりっていうそういう教育活動の中で、私自身が心豊かになっているなーっていう思いをすることが本当に幸せなんだなっていうふうに思うことも多々あって、それこそが教育者として成長していることなんじゃないかなと思いました。
他にもたくさん皆さんにお伝えしたいことあるんだけれど、たちまち私の幸せな思いをポッドキャストで配信してみたいなと思ってたちまち録音しました。
ということで、やっぱり合理的配慮とかインクルーシブとかそういった文言以上に日々の実践の中で一つ一つ自分が試行錯誤して、その子と関わり合いながら教職員の方といろいろ連携しながら協力しながらやっていくっていうことをこれからも地道にやっていって土壌づくりをしていきたい。
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それは特別にその配慮を必要とする生徒だけじゃなくて、もう本当にすべての生徒に通じることなわけで、それを本当にこの間、昨日の交流会で改めて深く自分の中でもう一度見直しができてとてもいい会になりました。
ということで皆さんにちょっとした幸せを届けたいなと思って配信しました。
それじゃあ今日はこの辺でまたお会いしましょう。
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