女性教員の悩みの分類
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育について、ゆるっと配信しています。
今日は、185回、女性教員の悩みを7つに分類してみた、というタイトルでお届けします。
このタイトルは、働く女性の問題というところに属しますよね。
私はちょうど、この配信をするに至った理由をお話ししますと、
3月27日のロイロ超女子会2というイベントで、文化会に参加したんですけれど、
キャリア選択がしんどい先生へ、というタイトルで、渡辺幸子先生という、
インスタグラムの運用について、学校と連携しながらやったりとか、
悩みを抱える先生たちについて、いろいろ助言したりとか、
ボイシーとかの配信とか、インスタグラムでも発信されている、その先生の文化会に参加したんですけれども、
その中で渡辺幸子先生は、女性教員の悩みに関するアンケートを事前にお取りになっていて、
それがリスナーさんとかフォロワーさんとかも、莫大送ってくれたっていうので、
その悩みについて文化会では、いろいろとピックアップしながら話をしていたんですけれども、
ものすごい数のお悩みが来たっておっしゃってたんで、
もう若かりし頃を思い出しつつ、どんな悩みなんかなって思いながら、私も興味津々で聞いておりまして、
そしてとうとう2日ぐらい前かな、幸子先生に、もしよろしければその悩み事を見せてもらえませんかということで、
心よくスクショ20枚ぐらいという莫大なものを見せてもらいました。
それでこれは莫大すぎて収集がつかない、全部は読んだんだけど、これはやっぱりAIの出番だろうということで、
私はそのスクリーンショットをロイロノートに全部持ち込んで、ロイロノートからPDFで吐き出させて、
PDFだったらノートブックLMでスッと読み込んでくれるんで、PDFで読み込ませて、そしてノートブックLMに命令しました。
これ全部分類してくださいと。
そうしたらものすごい量になったんで、これも収集つかないんで、
この資料から特徴的なものを7つ挙げてくださいというふうに命令して、それで7つ挙げてもらったんで、
今日はその7つ分類してもらった特徴的なお悩みについてお話ししたいと思います。
具体的な悩みの紹介
まず挙げていたのが仕事と育児の両立の難しさですね。
多くの人がこれについて述べておられるということで、
働きながら子育てしながらやっていくということのバランスの難しさとか、
どうしても仕事優先しがちで子育てというのはおろそかになっているんじゃないかというお悩みがありました。
まあそうでしょうね、そうだろうと思います。
それから2番目に妊娠・出産・育休に関する悩みや不安というのが多かったそうです。
やっぱり妊娠のタイミングとか産休に入ると申し訳なく思うとか、
そういった非常に生きづらさというのがあるみたいですね。
それから3番目に女性特有の健康問題ということで、やっぱり生理の問題が多く書かれてあったようです。
例えば生理の時つらいとか、PMSという生理前にとても精神的にも身体的にも不安定になる症状によって
子どもたちの接し方も変わってしまうとか、プールの時どうしようというそういうお悩みが挙げられていました。
それから4番目として学校現場での人間関係の悩みです。
特に男性の先生の言うことは聞くんだけれども、女性の先生の言うことについて
特に男の子が全然違う態度をとるとか、そういう精査の問題というのが書かれてありました。
あとはキャリア形成についてですね。キャリアを積みたいんだけれども、子育てや2番目を生みたいということを考えると踏み切れない。
そういったキャリアアップへの悩み、あとは保護者との関係における悩み。
例えば保護者について、若いからしょうがないとか、子どもを産んだことがないのにとか、女だからということで舐められているのではないかと思うことがあるなど
非常に保護者からの理解や協力が得られないという悩みがありました。
それから最後に7番目ですね。自分自身の体調不良とか精神的負担という漠然とした深度差。
そういったものを訴えておられる方がおられたようです。ということで大まかに特徴的なものを7つ挙げてもらったんですけれど
学びとコミュニティの重要性
それぞれがそれぞれに、やっぱり女性ということで辛い思いをしているということが浮き彫りになるような話題だと思います。
私も実際いろんなことを悩んできて、でも子育てもほぼ終わっちゃったので、それから解放されて非常に楽になっているわけなんですけれど
それまではずっと悩み続けて、ずっとしんどくて、ずっと一生懸命やってもなかなか解決しない問題にもがきながらやってきたような気がします。
私の場合は、若い頃に組合の女性部でいろんな勉強をしてきたから、ある程度理論部層ができているんですね。
そういったことで、こういう問題にはこういうふうに捉えた方がいいとか、こういう問題にはこうあるべきだということをちゃんといろんな人に訴えていかないといけないんだということを学んでいたので
結構強い態度に出れたというか、自分の権利をしっかり主張することができたというふうな思いがあります。
なのでやっぱり自分を守るというのは、自分が学んで、自分がちゃんと権利を主張できるような、そういう体制を作っておくことが一番なんですよね。
そのためには自分で解決しようともがくんじゃなくて、いろんな人と勉強する機会を持って、いろんな人と共感し合いながら
お互いがお互い助け合ったり学び合ったりしながら解決していくというのが一番いいんじゃないかなと思うので
やっぱり組合の助成部のような、そういう場所というのはとても必要だったんじゃないかなと思います。
今回はそういう組合の助成部みたいなものがない人が多い、組合自体が弱くなっちゃって、弱体化しても数少なくなっちゃってるんで
そういうふうなマイノリティの悩みとか、社会的弱者の悩みとかを支えるような、そういうコミュニティがないということが大きい原因じゃないかなというふうにも思います。
ということで、今こそ私がお役に立てるのではないかと思うので、この配信では女性の悩みについても、私が一つ一つ答えていきたいなと思っています。
何はともあれ、私自分自身が女性であるということについて、どうしても社会で一人で生きていくには勉強するしかないというふうに
多分幼い頃、中学生ぐらいからかな、思っていたので、この世の中で男性と同等に肩を並べるには勉強するということが一番じゃないかというふうに
幼いながら思ってきたので、学ぶことをしていかないといけないというふうには思っているし、こんなにいい加減子育てもコンプリートしたなという私
だからこそもう一回学び直す意味はあるのかなというふうにも思いますので、これから女性教員の悩みについて配信していこうという決意表明の配信となります。
いろいろお悩みの先生、もしよろしければコメントとかメールとかDMとかくだされば色々焦点化してお届けることができると思いますので
ぜひ何らかのメッセージをお寄せくだされば幸いです。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。