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皆さんこんにちは、今日も明日も授業道ス黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育について、ゆるっと配信しています。
今日は主に働く女性の問題について、皆さんにいろいろと語りたいと思います。
私は3月27日木曜日、東京の隅田区で行われるロイロノート超女子会2というイベントに登壇することになっています。
このイベントは、ICT初心者の主に女子の先生を対象に開催されて、前半はICT活用のいろいろ、いろんなワークショップがあるわけですけど、
それに参加して、後半はフリートークコーナーがありまして、働く女子の先生でいろんな問題を話し合って対話し合うという、そんな素敵な会になっています。
今日はそのイベントの宣伝を兼ねた、ボイシーのコラボ配信に参加してきた模様をお届けしたいと思っています。
このボイシーの配信者は渡辺由紀子さんという方で、心が軽くなる職員室という番組を配信されています。
渡辺由紀子先生自体が本当に働きながら、子育ても一生懸命されている。
いろいろな繊細な、そして丁寧な、そして誠実な心をお持ちなので、いろんな人たちの悩みや苦しみを拾って、それを分かち合いながら前に進んでいこうというメッセージの、そんな配信なんですね。
やっぱりいろんな悩みを抱えていらっしゃる方や、日頃の職場とか働き方とか、教育現場にちょっとした違和感や疑問を抱いていらっしゃる方は、渡辺由紀子先生の配信を聞くことによって、ちょっと心が軽くなったりとか、悩みが少し癒されたりとかする、そんな大変癒し効果、ヒーリング効果抜群の番組になっていますので、
興味のある方はぜひお聞きになってください。
今回、このコラボ配信には渡辺由紀子先生と、孟竹先生という高等学校の先生と、そして私ということでコラボ配信してきました。
渡辺由紀子先生が、いろんな女子の悩みについて、自然な流れを作っていただきながら、30分から40分話したわけなんですけど、コラボ配信の模様については概要欄にリンクを貼っておりますので、そちらの方で詳しく聞いていただければいいんですけど。
そんな中で私はね、この方たちはまだ30代かな、それぐらいの若い先生たちで、いろんなことに悩んだり苦しんだりされているわけなんですが、私はもう超ベテランで、BBAって言われるぐらい、そしてもういい加減おばあちゃんって言われるぐらいの年代に差し掛かってきておりますので、
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通り過ぎてきた道、苦しみ悩んできた道、そこから言えることをお話ししようと思って、あんまり厚かむしくないようにお話ししようと思って参加したんですけど、これがまたものすごく同意してくださったり感動してくださったりしたので、
今日は私がそのコラボ配信でお話しした内容、お話しした言葉の中で厳選して、これが刺さったんだなという言葉についてお話ししたいと思います。
働きながら子育てをしている人にとってはとてもためになる言葉なんじゃないかなと思うので、ぜひ聞き逃しなくよろしくお願いいたします。
まずはユキコ先生がね、働きながら子育てをするって大変だっていうふうなお話をされて、私に対してどうやってらっしゃったんですかっていうふうに泣きかけてくれたんで、私はタイムマネジメントをやったという話をしました。
そもそもタイムマネジメントをするためにはそれまでにいろんな情報収集しないといけないので、大学時代から働きながら子育てもしながらワーク&ライフバランスできていくっていうことを決めた時点から情報収集をずっとしてきていたんですよっていうね、そういうお話をして、それまた驚かれたわけですけど、
そういう情報収集をもとにして、いかに時間を効率よく使うか、タイムマネジメントばっかりやっていたと、特に職場と住居を接近させるということを心がけて、勤務地が決まるに合わせて住むところも変えて、保育屋も近くにして、移動距離を少なくして乗り切ったっていうお話をして、
みんなああーっていうふうに感動されるというか、うなずかれていたというか、びっくりされていたというか、そんな反応でしたね。タイムマネジメントの中には家電に頼るっていうような話もして、そこは非常に皆さん同意されていました。
次に、いろんな情報、子育ての情報が飛び交う中、SNSやなんかで、こんなことやって子育てしてるっていう、キラキラした子育て&働く女子の先生のお話とかを耳にする、あるいは目にするにつれて、自分がなってないなーって思うっていうようなことをお話しされたので、私も超手抜きですよ、家事なんか。
本当にね、ここで話したきりがないくらい手抜きの嵐やってたんですけど、そんな中で大事なことは先輩の先生から教えられた、とにかく抱っこ、抱っこし続けていれば間違ったことにはならないと教えてもらったんで、子供を育てる時にはしっかりとその子を抱っこすることと、それからちゃんとした美味しいご飯を、栄養のあるご飯を食べさせてあげることと、
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それから洗濯した衣服を着せてあげること、この3つでいいっていうふうに先輩に教わったから、それは支手して、あとはほとんど手抜きだったっていうことをお話ししました。
それには皆さん大感動されてましたよね。
もうとにかく抱っこしていれば、抱っこしっかりしていれば間違ったことにはならないっていう言葉に非常に励まされたようでしたね。
私も抱っこ相当したんですけど、子供はあんまりひねくれずに育って、多少波風あったけど、ちゃんとしたところに戻ってくるんで、しかもそのちゃんとしたことに戻ってくる期間が1週間とかね、その程度で波風が収まったんで、
やっぱり抱っこっていうのは精神的安定とか、それから果てしない自己肯定感を育むという点においては最強だと思うので、幼い時の抱っこはもうやってもやっても損することはない。
もう好きな分だけ暇さえあれば抱っこするっていうのはとても大事なことだと思っています。
これは本当にお二人とも励まされたようでした。
その次に、若いゆえに保護者にちょっと軽く見られるっていうような、そういうお話も出てきまして、
お子さんいないんですよね、じゃあわかんないかみたいなことで、自分の未熟さとか若さっていうのを保護者にとても見透かされてしまって、ちょっとひけ目を感じるっていうようなお話がありました。
これは私もそうでしたね。若いからやっぱり保護者に軽く見られるし、言ってることに説得力がないし、子育てっていう視点からお母さんの話をなかなかすくい取れないし苦労しました。
でも今から振り返ってみたら、もうそれってその時しか味わえないことなんで、もう思いっきし味わったらいいと思うんですよ。
私も散々そういうこと言われたけど、子育てをやるにつれてどんどんお母さん方との距離が縮まって、もはや今はお母さんから相談を受けたりとか、説得力を持ってお母さんを助言できるとか、そういうお母さんのメンターになってしまいました。
という意味では、やっぱり年を重ねるということは大事だと思うし、職場にそういういろんな年代層の先生がいらっしゃるということはとても大きなことなんじゃないかなと思いますね。
その反面、方や子どもさんがいらっしゃらない女性の先生っていうのは、もっとちょっとしんどい思いをしていらっしゃるんじゃないかと。
そういうふうな話になりまして、まず私自身が自分の体験した子どもがいらっしゃらない女性の先生で、すごく想像力と共感性の高い先生で、子育て中の私に本当にその時々に応じて励ます言葉、支える言葉をかけてくださった先生のお話をしました。
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だから子育て、つまり子どもさんがいらっしゃらないという先生でも、想像力と共感性で補える。だから子どもがいる、いないでその先生を見るということはやめにしたんだっていうお話をしたら、そこも非常に納得されていたところでしたね。
子どもがいるから、子育てのことがとてもわかるというわけでもないと思うんですよ。その人自身のいろんなものの見方、考え方が多面的であるかとか、相手に対する想像力や共感性があるかということで、いくらでも補えると思うので、やっぱりそのことでその人を勝ちづけてはいけないなと思いますね。
それから5番目、最後のお話に、子育てでいろんなことができない。仕事も十分にできない。そしてこれからどうなるんで、どうなっていくんだろう自分のキャリアは、こんなに子育てで時間取られてっていうそういう不安をお持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。
私もそうでした。すごい遅れを感じて焦りを感じて、片山ずっと男性教員なんかは学校にいて、いろんな価値を生み出して、自分のキャリアを形成して評価もされているというふうな男性教員を見ると、子育てでさっさと帰って家事、育児でものすごくスポイルされて、
もう最後に寝るときはバーンとね、果てしなく睡眠を削りながらパッと起きて仕事をしてっていうようなものすごい疲弊した生活をして仕事どころではないみたいな非常にしんどい中で焦りを感じまくってきたけど、今振り返って思えば今を一生懸命やることによって未来が開けていく。
あの時子育てとそれから仕事と苦しみながら両立していたからこそ、その時でしか味わえない経験で今を開拓できていると、あの時の経験が生きていて、それだからこそできることがたくさんあるという状態になりました。
ということなので、やっぱり今を一生懸命やっていれば未来が開けるっていうふうなことをそこで言いましたら、そこにも非常に感動されて励まされましたっていうふうにおっしゃっていたので、私のやってきたね苦しんだり悩んだりしながら問題解決しながら長年教員とそれから家庭との両立をしてきたことは無駄ではなかったなーって思いました。
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ということで、この配信を通して自分自身を振り返ることができ、なおかつ支えられた言葉をそこで紹介して、また若い先生がその言葉に支えられて元気をもらってくれるっていうことはね、私にとってとても貴重な体験となりました。
ということで、結局のところ言いたいことは、このロイロノートの超女子会2っていうこのイベントはこんな話もしますよと、だからぜひぜひ来てくださいねと、こういうふうな宣伝の意味もあったわけですけれども、ついつい自分の体験が人に役に立って嬉しかったなという思いの方が最終的には残ってしまいましたけれど、こんな話をもっともっと深く当日のイベントではやっていきたいと思いますので、
ぜひ興味のある方、東京の隅田区の小学校だったかな、そこであると思います。概要欄にリンクを貼っておりますので、お時間があればぜひご参加ください。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。