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2025-03-29 15:04

180 教育イベント「ロイロ超女子会2」登壇&参加レポート~県外研修良いよ!~

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ロイロノートのイベントに登壇&参加してきました。

note記事の音声配信バージョンとなります。

https://note.com/naomistyle/n/n01369c6861c9?sub_rt=share_pw

#ロイロノート #超女子会 #男女共同参画 

サマリー

今回は、黒瀬直美がロイロ主催の教育イベント「超女子会2」について報告しています。このイベントは、女性教員の交流を促進し、男女共同参画について議論する場を提供し、多様な先生たちが参加することで、教育現場に新たな視点をもたらすことを目指しています。ロイロ超女子会2では、参加者がAIを活用した教育に関する取り組みについて意見を交換する中で、若い先生たちの活躍に希望を見出しています。

超女子会2の概要
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は第180回ということで、先日参加してきた超女子会2というロイロのイベントについて語りたいと思います。
私はロイロノートを学校でよく使っているわけなんですけれども、ロイロノートさんとはそれからご縁がありまして、いろんな形でイベントに登壇や参加させていただきまして、
今回ですね、2014年の12月、ある日、突然登壇依頼が来まして、どうですか?という風に登壇依頼が来まして、イベント名が超女子会。
これはね、私本当に電流が走りまして、この職業を選んだ時から、女性としてどうやって自立して働いていくか、それから家事や育児と両立しながらどうやって働いていくかということについて、
ずっと問題意識を持ち続け、悩んだり苦しんだり試行錯誤を繰り返してきた。
こういう私は、この女子会という言葉について、もう本当に激しく反応してしまいまして、これ出るしかないと即答しました。
本当にこういう機会をいただいたことをありがたく思っています。
走行しているうちに第1回のミーティングが始まりまして、参加してみると登壇者の方がずらっと並んでて、若いって思ってしまいました。
当たり前なんですね。私はばあちゃんのランクに入ってきているので、孫がいてもおかしくないような年頃に入ってきちゃっているので、
自分はいつも若い生徒と一緒にいるから、自分のことを若い若いと思っているんだけれども、
同窓会とかに行ったりしたら、えっとかと思って、私この人たちと一緒なのかと思ったりして、えっとか思うこともあるし、
今回のように登壇者せいぞろいっていうと、え、みんな若い。当たり前なんですよね。私もおばあちゃんなんで。
ということで、おばあちゃんでありながらこういうところでも一緒に混ぜてもらうっていうのは本当にありがたいことばっかりでございますね。
そこで主催者の先生、孫先生とおっしゃるんだけど、孫先生のリードでいろんなことを決めていきまして、
文化会のテーマについてもいろんな分野があった方がいいねと、対象者の人は小学校とかビギナーとかが対象なんで、こんなテーマがいいなということで、
皆さんで意見を出し合いながらそれぞれが文化会のテーマを決めていきました。私はなんとなく決まらなかったんで、
まあ初心者向けの国語の先生がすぐに使えるようなお手軽なチップスを投げますっていうふうな題名にして、
あとでゆっくり考えようということでその回は終わりましたが、皆さん本当に体育の先生、家庭科の先生、理科の先生、英語の先生ということで、
いろんなジャンルの先生がいて、いろんな取り組みをしていて、本当にバラエティに富んでるなと思いました。
これをチョイスしたロイフノートの渋谷さんが、いろんなジャンルにしようと思って選んだっていうことなんで、
年齢も本当にいろんなジャンルの人が取り揃えていて、やっぱりこの多様性ということを活かしきった登壇者構成だったと思います。
今回、女子会ということで女性に参加してもらおうという狙いがあったんだけれども、
当然女性の問題は男性の問題でもあるわけで、男性の参加者もウェルカムということで、
文化会の取り組み
6、7人くらいいたかな、10人近くいたのかもしれませんけど、男性の参加者もありました。
でも女子会って限ることでいろんな意味があるんですよね。
まずこの日本の社会はまだまだ男女格差が大きくて、本当に男性優位社会っていう状態がまだまだ残っちゃってるため、
女性は知らず知らずの間に前面に出るっていうことに対して躊躇を覚えちゃうんですよね。
そういうふうなので積極的な発信とか積極的行動に出るのはどうしても男性が目立つということで、
女性はさらに二の足を踏むという状況になんとなくなっている。
こういう時代ですね。まだまだ男女雇用機会均等法ができてからもう30年以上経つんだけれども、
なかなか男女平等、男女格差っていうのは急には縮まらないということで、
また女性は家事や育児なんかこっちの方に取られてしまうという風潮があるので、
なかなかこういう研修会に出ようというようなそういう気力が湧かないというところもあります。
だけど女子会というふうに目を打つことで、自分と同じような立場の人が頑張っているということで刺激を受けて、
ちょっと参加してみようかなという気になって、その中で共感が生まれたり連帯が生まれていったり、
繋がりが生まれたりということで前進していくきっかけになるのが女子会だと思います。
こういう私もですね、改めてこの会に参加して自分のキャリアを振り返ってみると、
実は県立勤務時代は組合に入っていまして、若い時から組合活動が盛んな自治体だったものですから、
組合に入っていまして、組合に参加している時に女性部というのがあるんですね。
この女性部で男女共同参画についてはかなり勉強したと思います。
勉強会が結構たくさんありましたし、いろんな集まりでそのことについてテーマを設けて、
講演があったり勉強会があったりグループワークがあったりとしました。
私自身も問題意識があったものですから、それに関わる本をかなり読んだと思います。
生物学的な精査の問題から社会学的な精査の問題、そして女性として生きるということについての女性学。
この本まで読みまして、かなり女性として生きるということについて、この女性部でかなり勉強させてもらったように思います。
なので皆さんの、この超女子会に参加した皆さんのお悩み事を聞いていると、
私いろんなことを勉強してきても、かなり自分なりの解決策とか、自分なりの関わり方とか、
自分の心の持ち方というのを勉強してきたんだなというふうに思いました。
その分、もう勉強してきたからいいやと思って、そういう問題に対しての感度がすごく鈍ってきている自分がいるなというふうに思いましたね。
イベント参加の感想
なのでこんなおばあちゃんになっても、こういうふうな女性の問題に関わるというのは、
改めて自分の中の鈍った感受性をものすごく耕してくれてよかったなと思います。
何より私たちの時代と違うのは、男性が積極的にこの女子会に参加して、男性側から女性の問題を逆勝者してくれるという、
これが大変に素晴らしかったなと思います。
そして今回、とうとうその当日がやってきまして、文化会の登壇者を務めてまいりました。
そのことについては、私は別に自分で動画を作って配信しようと思っているんですけど、
私の文化会のテーマは昔話をろいろで楽しもう。
カード並べ&ペープサート&ちょっとAIという副題をつけてやりました。
初心者の方が多い、ビギナーの方が多いということで、
そのビギナーの方でも授業でちょっと簡単にやるだけで授業が面白くなるよっていうようなものを紹介しましたので、
詳しくはまた別動画にしたいと思います。
私はこれをやろうと思ったら、文化会をやろうと思ったら、
いつも親しくさせていただいている鶴文化大学の野中純先生がいらしてて、
野中先生はロイロイベントの次の日の川崎市で行われているぎゅーぎゅるとロイロのイベントに登壇されるということで、
私はそっちの方にも参加しようと思って、続けてあるのでとてもいいわと思って参加しようと思ったら、
野中先生はなんとこの超女子会に参加されるということでね、びっくりしましてね。
本当にフットワークの軽い先生で見習いたいなと思いますね。
そしてその他の先生の文化会にも参加することができました、今回は。
たくさんある中で私は長坂先生っていうみんなで防災いろいろで課題を可視化、対策を考えようというタイトルの文化会に参加しました。
長坂先生は日本大学三島高等学校中学校の先生でいらっしゃいまして、
かなり探求を一生懸命学校全体で取り組んで、生徒の進路実現に生かそうという取り組みをされている学校の先生で、家庭科の先生ですね。
家庭科の授業の中で防災ポーチを作って、そのことで防災についての意識を高めるという授業をされていて、
いろいろなカードによって話し合い活動の中で気づきや発見を共有しながら防災に備えるための心持ちを育成するというような内容で、
これは道徳に使えるなと思いましたね。
それから次に参加したのは専属学園小学校の野口さゆり先生で、
ロイロで話し合い、生成AIを使う適切な場面って、というふうなタイトルで発表されました。
AIを活用した教育
この発表で小学生がAIを使うとどうなるかというのがすごく興味があったので参加したんですけど、やっぱり小学生ね、
思ってたよりもしっかりしてまして、ちゃんとAIについて惑わされない自分軸っていうのを持ってたなと思います。
それもやっぱり常にAIを活用することについて振り返りをさせて、メタ認知させて批判的に使うっていうね、
そういう状況をちゃんと作っての指導だったからだと思います。
その中で私がびっくりしたことがありまして、それはAIを使って卒業文集を書くか否かという問いが出たんですね。
その時、私は卒業文集だから自分で独り立ちして書かないといけないでしょうと思って、
ノーっていうカードを出したんだけど、フロアーの人は私ともう一人の人がノーで、あと全員オッケーっていうカードを出してびっくりしましたね。
私完全に少数派になりまして、まあ少数派だからこそ自分の意見を言って周りの人も刺激を受けていう、
そういう対話型授業の醍醐味を味わってきました。
これもやっぱりファシリテーションをされた野口先生、日頃からこういう授業をされているということで、
少数意見を開いながら深めていくっていうファシリテーションの技術が生きていた場面だと思うので、野口先生の仕掛けが上手だったなと思いました。
それから次に参加したのは渡辺幸子さんという、
ゆきこ先生という名前で本も出していらっしゃる、キャリア選択がしんどい先生へというタイトルの文化会です。
ゆきこ先生はインスタグラムやボイシーでフォロワーがたくさんいらっしゃって、
女性が教育現場で働くっていうことについていろんな方面から発信されております。
あとはインスタグラムの活用についても学校でいろいろとサポートしていらっしゃいます。
私はこのイベントの前にゆきこ先生のボイシーでコラボ配信にも参加させていただきました。
今回はゆきこ先生のリスナーのあるいはフォロワーさんの質問や悩み事を集めてきたカードを起点に対話会が行われまして、
ここには若い男性2人も参加して楽しく対話しました。
このゆきこ先生のリスナーフォロワーさんの悩み事がずらっと並んでるんですけど、
これね、私が若い時に悩んでいたこととそっくりそのまま同じことを書いてるなぁと思って、
やっぱり根本的に問題は変わってないのかもしれないと思いましたね。
私は本当に先ほども申しましたように、いろんな女性解放に関する本をたくさん読んできたので、
自分の中でも何か困難があったら言い返せるだけの理論武装ができちゃってるっていうところがありまして、
ああ、この問題はこうだな、この問題はこうだなって自分の中でQ&Aは完成するんですけれども、
やっぱり通り過ぎまくっているっていうところで、若い女性に対する共感性っていう感度が落ちてるなと思って、
うーん、やっぱり年取った、いろんな経験してそういう問題解決してきたから、見えすぎちゃってるからこそ、
その問題の当事者についての共感性が乏しくなっているということで、自分自身の感受性が鈍くなっているという反省がありましたね。
だからこそこういうふうな会に参加して、もう一度自分の若かりし頃を振り返って、
もう一回今の問題を新しい視点で見直すことができました。
この対話会、男性のいろんな答えも参考になって、とても良かったなと思いました。
その後はクロージングで、みんなで写真を撮りまして、懇親会に参加してきました。
ここでいろんな人といろんな話をざっくばらんにやりながら、情報交換が行われるわけですけれども、
いろんな学校でいろんな先生がいろんな取り組みをしていて、
わあ、どれも素晴らしいなと思って、かなり刺激を受けました。
こういったすぐには、自分の教育活動にはいかせないんだけれども、
幅広い取り組みを、いろんな刺激を受けてゲットできたことは、いつか私の引き出しになるなと思っています。
ということで、参加してきたこのロイロの超女子会2ですけれど、
若い先生が活躍して、一生懸命引っ張っているというところに、未来の教育会の希望を感じました。
私はもうだいぶ年齢もいっちゃっているので、前面に出るということは少し控えつつも、
こういう若い人をサポートして、働き方改革の小さな光を、少しずつ少しずつ大きく大きくしていくような、
そういうふうなサポート役を務めなくてはいけないと思いました。
ということで、ちょっと熱く語りすぎて14分、15分近くになってきましたけれども、
今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
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