学び直しの決意
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道ス黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日のタイトルは、351回学び直しリスキリングに挑戦、グロービス単科生スタートというタイトルでお届けしたいと思います。
私は、とうとう決意しまして、グロービス経営大学院の単科生としてお試し受講を開始しました。
これは、ずっと前から知人、高校時代の友人の紹介で、グロービス経営大学院についてあれこれあれこれ、見知ってはいたんですけれども、とうとう一大決心をして単科生として受講することをしました。
まずは、どういうふうなきっかけで、この学び直しを開始しようとしたのかというのをお話ししたいと思います。
まず私は10年ぐらい前から、いや15年ぐらい前からですね、博大附属の交流人事で附属にいた時から、結構あの学校は自由に県内の研修会にお金を出して行かせてくれる学校だったので、
その影響もあって、外の世界に学び直し、研修会に参加するということ、これが魅力的で、いわばハマってしまったわけですね。
それで、県の学校にまた戻ってきてからも、この研修会参加というのを盛んにするようになりまして、県の方では県外の研修会はお金を出してくれないから、自費であちこちよく行っていたわけですけれども、
まあそれが本当に楽しくて楽しくて、研修会オタクになってしまって、県外に出れば出るほど新しい学び、そして目が開かれる思いがして非常に刺激的で、自分の中にどんどん新しい知識、そういったものが蓄積されていって認識が改まって、仕事に良い影響を与えるようになってきたという、
そういう好循環が働いて、とうとう研修オタクになってしまったわけですね。でもその研修オタクも10年ぐらい続けていると、物足りなさを感じ始めてきているなって感じがしたわけです。
そのきっかけとなったのがですね、全国の日本国語教育学会という、8月の11日前後に開かれる大会、国語教育学会の学会、全国レベルの学会があったんですけれども、そこで私の全てをかけた実践発表を今から何年前かな、7,8年ぐらい前にやったわけですよ。
本当に現代文古文漢文を貫く大探検というのをやって、恩師のセラヒロアキ先生に指導して取り組んだわけですけれども、その発表した後、新州大学の西先生にですね、いやーやられたなーと言って、ご自身の経験、ベテランとしての経験も終わりだというのもあるんだろうけれども、ここまでやってくるとはやられてしまったという感じがするというように、
まあ私本当思うんだけど最大級の褒め言葉を言われて、自分自身のマックスを出して全てをかけてやったから自分でも手応えあったんだけども、西先生にそういうふうなことを言われて本当に嬉しかったし、本当にやってきてよかったし、自分の成長とか自分のトライを本当誇りに思ったということがあったんだけども、
まあねそこで反面思ったんだけど、ここで天狗になってしまうんじゃないかと、この天狗になっていては成長しないというふうに思ったのも事実だったんですね。
自分でやっぱり積み上げてきて頑張ってきて、私のこの原動力は17年間も教育混乱校にいたというひけ目とか悔しさとか、そういったものの繰り返しで自分って本当にダメなんだ、全然そういう学びの機会をいただいていないし積み上げもないし、授業ということについては本当に劣ってると思い続けてきて、
その反骨精神でもって頑張ってきたものが、この西先生の言葉で一気に自分というものが積み上げてきて頑張ってきて、本当によくやったよって褒めてあげたい自分に成長したことを思いながら反面これで天狗になるんじゃないかという恐れもあり、
これじゃ成長はないなと思って、もっと別の世界でジャンプしたいという思いがそこからふつふつと湧いてきたというのがあったわけですね。
コンフォートゾーンを抜け出して学び直しをする機会を持たないといけないなというようなことを思い始めたのが、この時の全国レベルの日本国語教育学会での発表でした。
国語教育の課題
何かしよう、何かしようと思いながら従来通りのことをやったりしてきたんだけど、やっぱり友人に紹介された評価が高いグロービス経営大学院、これが心のどこかに引っかかっていたわけですね。
でも時間もないしお金もないしって言いながら悶々と過ごしていたんだけれども、何かにつけグロービス経営大学院の評価が高いというのをポツリポツリと耳にするようになって、いろいろ調べて始めたわけなんですけれども、
やっぱりこの講義が対話型中心、アウトプット中心であるということと、それから優秀な講師陣、それからそれを支えるメンター制度。
何かちょっとこう説明会をオンラインで聞いても、担当者の方の説明がもう尊重そこらの人じゃないわけですよ。もうものすごいキレキレな人が出てきて説明したり対応してくれたりして本当にもうすごい層の厚さを思わされました。
ビジネスっていう世界はこの国語教育と全然違うように見えるんだけども、国語教育ってある意味もうタコツボ化してしまっているわけなんですよね。もう専門教育、専門性に特化してしまって、タコツボみたいになっていて、もうそのタコツボの中でググググと深めていって、結局のところその専門家じゃないと深掘れないっていうような。
おまけに社会とか理科とか数学とかそういった専門分野の中で各々タコツボを形成してしまっていて、もうそこの中に深みに入っていたらお互いの交流もなかなか難しい。
そういったボーダーっていうものを惹かれてしまっているような、大学の専門教育がググググとタコツボ化現象しているようなそういう分野なんで、そうなってしまったら一体社会に出てどうなんだっていう、そういう大きな弱点がありますよね。
社会に出たらそういったタコツボ化じゃなくて、いろんなことを汎用的にやっていかないといけない。実用的にやっていかないといけないわけですけども、今、学校教育、特に高等学校の教育というのはタコツボ化現象してしまっていて、実用性からどんどん離れていっているわけで、
その社会に出て実用的な物の見方、考え方を働かせるにはどうしたらいいかということが抜け落ちがち。そのために総合的な探求の時間ができたわけなんですけれども、私自身の中で国語教育と実用イコールビジネスをつなぐものっていうのが何なのかっていうのを自分で求めていきたいなという思いがあってチャレンジすることにしたわけです。
結果、結果ですよ。やっぱり本当にためになったなっていうふうに思って満足としか言いようがないわけですけれども、それについてはまた別の機会にお話しできればなと思っています。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。