御礼💛＆108日間世界一周の船旅🚢🌎✈【カナダ🇨🇦ビクトリア編】

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こんにちは!

横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。

さて、先日3連休の初日ですね。

17日は、私の結婚10周年記念日でした。

その際に、次の日にですね、ライブを行ったところ、たくさんの方に来ていただきました。

その中ででもですね、まるげんさん、まるげんちゃんのまるげんさんが、

私にですね、「どんな歌が好きですか?」と、その時に聞いてくださったんですね。

私は、とっさにお答えすることができなかったんですが、

その日の翌日の18日の夜に、まるげんさんのフェスですね、わくわくステーション、

その打ち上げライブをされているところに入ったところ、

まるげんさんがその場にいらっしゃる皆さんとお声を合わせてくださって、

家族になろうよ、福山雅春さんの家族になろうよを、

その10周年のお祝いに歌ってくださるということで、

シマーズさん、そしてアミーゴさん、そしてまるげんさん3名の方が、

ハッシュタグ10周年、結婚10周年おめでとうということをつけていただいて、

福山雅春の家族になろうよを、その場ですぐに歌ってくださいました。

本当に素晴らしいプレゼントまでいただきまして、本当にありがとうございました。

こちらのライブはURL限定にさせていただいているんですけれども、

もし聞きたいよという方がいらっしゃるようでしたら、

レターなどでお知らせいただければ、URLを送らせていただきます。

本当にシマーズさん、アミーゴさん、そしてお声もかけてくださったまるげんさん、

本当にありがとうございました。

ライブにお越しいただいた皆様も、コメントいただいた皆様も、本当に皆さんありがとうございました。

ということで、今回は世界一周の再び、カナダ・ビクトリア編をお届けしたいと思います。

今回は出港より88日目、7月28日の様子をお伝えいたします。

モーニングコールが朝6時に鳴り響き、眠い目をこすりながら身近くお整え、朝食会場へ向かう。

カナダではシナモンロールをよく見かけるけれど、大流行しているのかな、それともカナダ名物なんだろうか。

今朝も冷えていて、白い息を吐きながら見る朝焼けがとても美しい。

街のシンボルのようにそびえ立つカスケードさんとも、

今日でお別れ、山を見られなくなる寂しさなど感じたことは初めてだった。

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大自然の中の小さな美しい街、バンフ。

今回は出会えなかったエルクやビーバーに会うために絶対また戻ってくるぞ、と固く心に誓った。

神々が住まうような険しい山々を後にして、バスはカルガリー空港へ。

飛行機に乗ったはいいけれど、またしても飛ぶ気配はない。

遅延にはクルーもイライラしたのか。

日本の航空会社では全く想像できないような恐ろしい見膜で、

CAさんに肩からかけている小さなバッグを座席の下に置きなさい。

さもないとあなたのせいでこの飛行機は飛ばなくなるわよ、と命令されて私は震え上がっていました。

結局80分遅れで飛行機は離陸をしました。

ビクトリアに着いた時には雲が厚くて空が見えないほど、今にも雨が降り出しそうな気配でした。

着いてすぐのランチタイム。

可愛らしいお花でいっぱいの山小屋風のグリルレストランの名前は、その名もファイヤーグリルレストランという名前でした。

ややネーミングセンスに不安を感じるものの、お料理はとっても美味しかった。

私がカナダで食べたいと思っていたプリップリのサーモンステーキが登場。

絶妙な焼き加減で濃厚な風味が一切れ口に入れただけですぐに広がっていく。

肉厚でジューシー、さすがサーモンの国だ。

パンは私の大好きなクルミやポピーシードが練り込まれた全粒粉のワイルドなパン。

こちらもワイルドサーモンに負けないくらい噛み締めると小麦やナッツの風味がしてとても美味しい。

デザートは大きなホームメイドプリン。卵の風味が生きていて最高だった。

飛行機の中での嫌な雰囲気も美味しいランチで一気に吹き飛んでしまった。

美味しいものって本当に人を幸せにしてくれるな。

レストランを出てビクトリアの中心街、ダウンタウンへ向かう。

その前に元セメント工場というブッチャードガーデンへ。

16万坪という広大な土地の3分の1が美しくガーデニングされていて観光客に開放されているのだ。

私のイメージではもっと狭いのかなと思っていたのだが、中はかなり広く。

芸術作品のごとく花々が植えられ、計算された花壇の彩りはため息をつかずにいられない美しさだ。

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どのくらいの花の数が、そして種類が植えられているんだろう。

名前も知らない花々、知っている花もとても大きく、見たことのない色のものもあって驚くばかりだ。

マリーゴールドやバラ、こんなに大きかったっけ。

ヒマワリだけが私が知っているものより小さいのはなぜだろう。

全体の高さや形、配色のグラデーションも完璧に計算しつくされた上で、この短い夏の季節だけに見られるガーデニングの最高傑作だ。

日本庭園もあって、シシオードシや曲がった流水池、苔や松を使って、

とてもうまく表現しているけれど華やかな外の庭園に比べると、すごく地味で味気なく見えてしまう。

欧米から来た観光客だろうか、若い女の子があくびをしていた。

まあ仕方ないだろうな。

ブッチャードガーデンを後にし、ビクトリアダウンタウンに入る頃には、空は快晴、雲ひとつなくなっていてきれいな青空が姿を表していた。

ビクトリアは美しい町で、ダウンタウンといっても6階以上の建物はなく、訪れたこの日は日曜日だったけれど、港の一部を覗いては人も少なくひっそりとしている。

丘の上のビーコンパークの近くで、ゼロマイルの記念碑を見る。

これはカナダの国道1号線のスタート地点。

今朝までいたバンフーにも通っているが、この1号線は信じられないほど長い。

その距離、なんと7000キロ。

太平洋側に向かってまっすぐ道を伸ばすと日本まで達するそうだ。

さすがカナダ。

さすが日本の27倍の国土を持つ国だ。

ビクトリアのホテルはローレルポイントインという港に面した最高のロケーションにある超高級ホテル。

私たちの部屋は1階だったので直接海は眺められないけれど、広いテラス付きのベランダからビクトリアの美しいハーバーが一望できる。

早めに着いたのでまだ太陽は高い位置にあった。

もちろん街を散策することに。

ホテルから続く遊歩道をずっと辿って歩いていくと、ビクトリアで一番にぎわっているエンプレスホテルや衆議会堂の前のマリーナへ続いていた。

ここからは平和な街の雰囲気ととても美しいハーバー、街並みがよく見てとれる。

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風や太陽も柔らかく、この街の穏やかな雰囲気と調和した空気に包まれると旅の疲れも癒されそうだ。

観光用の馬車やカブキキャブという人力車が走っている通り、観光客がとても多い。

街灯には色とりどり、美しく花のもられたバスケットが下がっていて、色彩で視覚を、香りで嗅覚を楽しませてくれる。

それらがまた街の美しさを一層際立たせている。

夕食の時間までマリーナの周辺をうろうろ散策し、ホテルにて夕食。

お腹は正直減っていなかったのに、デザートに大きなチーズケーキが出てきて、これは別腹。ものすごく美味しかった。

ベイクドチーズケーキなんだが、内部はとろりとしていてレアな食感。濃厚だけれど口に入れるととろけてしまう。絶品だった。

夕食後はこの素晴らしいホテルを堪能すべく、プールとジャグジーに行こうと友達と話していたんだが、この美しい花の街を放っておくにはもったいない、とまたしても街の散策に行くことにした。

カナダの夏は短いが日は長い。夕暮れに染まるマリーナもまた素晴らしく美しかった。

太陽が山の向こうに姿を隠すと同時に、冷気がやってきて風も強まってきた。

9時半を過ぎると土産物店を除く店はほぼ閉店したので、私たちもホテルに戻ることにした。

それでも静かな夜の街はライトアップがなされ、昼間とはまた違った落ち着いた雰囲気を魅力を醸し出している。

さすがイギリス女王が愛する街。ビクトリアとはそのまま美しいという意味、その名が冠されるにふさわしい街だ。

ホテルの公衆電話からこの後に訪れるバンクーバーに留学中のいとこに電話をかけた。

幼い頃から仲良くしていた一つ上のいとこはバンクーバーに留学して2年目だ。

まさかバンクーバーで再会することになるなんて腕が躍るな。

いとこと電話で盛り上がっているとふと後ろに快拝を感じる。

受話器を持ちながら振り返ると数々の離脱ツアーで一緒になっているMさんというおじさんが立っていた。

人差し指を口に当ててシーッ電話続けてやとのジェスチャー。

Mさんはそっと私に50ドル札を2枚渡してサッと去っていった。

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えっちょっと待ってと電話もそこそこにホテルの廊下を走ってMさんを探す。

実質に入る前に見つけることができてこんなの受け取れないよMさんと返そうとすると

おっちゃん金持ちやねん心配せんでーこれは寄付やからバンクーバーで頑張ってるいとこさんと美味しいもんでも食べてきなさいと返された。

でも多すぎるよと言うと

おっちゃんはなナオちゃんのおじいちゃんの年かもしれへんけど困って親にも言えへんことあったらいつでも頼ってくれてええんやで。

若者が世界に羽ばたくのを応援したいんやおっちゃんにもカッコつけさせてくるなと言って優しく笑ってくれた。

思わず泣きそうになってしまった。

Mさんは最初のカンボジアツアーから一緒でもう何回もピースボードに乗っている大ベテランだ。

私がピースボードのお父さんと内心を持っている優しい大阪のおじさんだった。

年上の方の好意をここで無理にするわけにもいかない。

帰ったらきちんとお返しをしようそう心に決めてお礼を言ってふかふかと頭を下げました。

Mさんはウインクをしてほなまた明日なと部屋の中に消えていった。

今回も最後までお聞きいただきありがとうございました。

次回は花の町ビクトリアからカナダ一の大都市バンクーバーへ。

船旅は残すところあと6回程度になりました。

次回もどうぞお楽しみに。

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