内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
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あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、ただ、今日はですね、
またまた、史上最速レビューということで、書籍紹介をさせていただこうと思うんですけれども、
今日はですね、いつもに増して気合が入っておりますが、
今日ご紹介する書籍はですね、まだ売られておりません。
あ、と思ったんですけど、実はこの週末を開催、今現在開催されてます長崎のですね、
在宅医療連合学会ですね、ここで先行発売されているらしいんですけど、
多分一般の書店には、まだ並んでないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、
ちょっと長くなりましたが、書籍のタイトルが、
自産不全の緩和ケアということで、
南山堂さんからですね、出版がされます。
これをですね、紹介させていただこうと思います。
ちなみにですね、いつも言ってますように、専門書ですんで、
これはね、一般の方はね、絶対購入しないでください。
これ、いつも言いますけれども、これは一般書ではございませんので、専門書でございます。
なので、医療者向けに書かれている本なので、そこだけはご留意ください。
でですね、私、なぜこれをご紹介させていただくかというとですね、
表紙にも書いてありますけれども、編集にですね、協力させていただきまして、
ちょっと今日はその裏話を含めてですね、ご紹介したいなというふうに思います。
そもそもですね、この南山堂のですね、この〇〇の緩和ケアシリーズっていう、
このEOLCですね、エンド・オブ・ライフ・ケア・フォー・オールっていう、
すべての人にエンド・オブ・ライフ・ケアの光をっていうシリーズの一つとしてですね、出版されたんですよね。
で、まあこれね、非常にいいシリーズで、私もね、他のやつも結構持ってるんですけど、
例えば、腎不全の緩和ケア、これ今、第2版になってますけどね、改訂されて。
とか、あと忍耳症の緩和ケアとかですね、非眼性呼吸疾患の緩和ケアとかですね、
まあそういったシリーズものの一環で、腎不全の緩和ケアっていうのが作ろうということになったみたいで。
で、それで初めに、今回監修された鈴木先生と、編集された、メインに編集された坂井先生。
この先生、もともと東京米にいらっしゃって、私のYouTubeにも出ていただいたんですけれども、
その先生方にお声掛けされてたら、ちょっとお二人は厳しいというのと、
まあやっぱりいろんな方に書いていただかないといけないということで、
まあその辺も含めて、協力者としてですね、私と坂井先生、看護師の坂井先生と、
在宅をメインにされておられる平原先生とが入らせていただいて、
今から3年前ですね、2022年に初めての会議が行われてみたいな、そんな感じの経緯で作られた書籍です。
これ本当に目次の構成からですね、会議に会議を重ねてですね、
どういう人に書いてもらったらいいかとかですね、書いてもらった原稿もですね、
みんなで読み合わせをしたりとかして、かなり手を入れて書かせていただいた、
編集させていただいた書籍ということになっております。
南山道さんのほうのですね、ページに一応目次とかですね、あと立ち読みできるところとか、
あと監修の鈴木先生の言葉とか、あと条文の坂井先生の言葉も出てますので、
そちらをね、ご覧いただけたらなというふうに思うんですけれども、
まずはパート1のところですね、「腎不全と緩和ケア」ということで、
特にね、パート1のところですね、これ坂井先生が書いたんですけれども、
ある腎不全患者の歩みということで、非常に代表的なモデルケースみたいなのを書いていただいて、
そこから腎不全の緩和ケアとその特徴ということで、つらつらいろいろ書いてあったりとか、
あとは歴史的な背景ですね、腎不全の緩和ケアに関するガイドラインの背景とか、
あと保存的腎臓療法ですね、CKM、コンサーバティブキノリマネジメントに関して書いてあったりします。
その後にですね、オピニオンということで、腎臓内科医から見た腎不全患者の緩和ケアの現状と課題っていうのとか、
あと緩和ケア医から見たものとか、在宅医から見た、看護師から見たっていうので、
これ緩和ケア医から見たっていうのをちょっと私、書かせていただいたんですけれども、
っていうのがオピニオンとして入ってるっていう感じですね。
で、ここからメインなんですけど、メインがパート2の総論の部分で、
まずは腎不全はどういうことかっていう、腎不全の病態と自然死っていうことで、
というのは、この書籍ですね、やっぱり腎不全に関わる医療者もそうなんですけれども、
緩和医療に関わる医療者にも読んでいただきたいということで、
双方の理解がね、やっぱり私のオピニオンのところにも書かせていただいたんですけど、
だいぶ書き離れてるんですよね。
具体的に言うと、例えば腎不全に関わる腎疾患の医療者は、
そもそもじゃあオピノイドってどういうふうに使ったらいいのかわからないっていうのとかですね、
あとは、そもそも全人的苦痛ですね、トータルペインの考え方が知らない、
初めて聞いたみたいな方もいらっしゃったりしますし、
一方で緩和医療に関わる医療者は、やっぱりね、
がん中心に今まで緩和ケアを行われていることが多かったんで、
ここ最近はね、非がん、腎不全を中心としてですね、
がん以外の病気にも緩和ケアチームとかが関わることはありますけれども、
ただ、そうは言ってもやっぱりがん医療が中心になっていて、
腎不全見たことないっていう方もね、やっぱりいらっしゃるんですね。
なので、そういう腎不全の傾向がどういうふうになるのかとか、
あとは腎不全の治療どうなるのかっていうのが、
総論の1、2のところですね、
腎不全の保存的治療と全身管理とかということで書いてあったりします。
で、あとはですね、インフォームドコンセントではなくて、
このシェアディティションメイキングですね、
意思決定のところで、共同意思決定、シェアディティションメイキングっていうのがいます。
もうものすごい言われていて、
その辺に関しても非常に詳しく書いてあって、
あとは腎代替療法ですね。
多くの方はね、腎代替療法を受けることになるんですけれども、
それのどういうメリットやデメリットがあるかみたいなのが書いてあったりします。
で、あとは当然ですけど、ACPのこととか、
用語予測、あと法的な問題とかですね、
その辺も非常に詳しく書いてあります。
で、あとは全人テクスツへの介入ということで、
ここちょっと私ね、だいぶ書かせていただいたんですけれども、
具体的にどういうふうにしたらいいのっていうので、
身体テクスツ、精神テクスツ、社会テクスツ、スピリチュアルペインですね、
とかっていうのにどういうふうに対応するかみたいなのとか、
あとは社会福祉制度とかですね、この辺も書かせていただきました。
で、ここから確論っていうことなんですけれども、
人大体療法を実施していない 妊婦前患者への緩和ケアっていうことで、
実際、モデルケースみたいな感じで、
いろんなケースをですね、事例として挙げていただいています。
で、あとは当然ですね、陶石をやっていながらも、
血液陶石、腹膜陶石をやっていながらも、
緩和ケアって当然提供されるべきなんで、
そういった事例とか、