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2024-06-26 09:57

《966》〇〇〇〇を見たら敗血症を疑え‼️(伝説のER医の教え)

本日ご紹介した書籍はこちら

年間2万人が訪れるER(救急)医が教える 医者でも間違える病気・ケガ・薬の新常識

https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321403000258/#


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《AI要約》

今週のテーマ:敗血症

紹介する書籍:「年間2万人が訪れるER 99位が教える医者でも間違える病気怪我薬の新常識」(林寛之著、2014年出版)

著者の林寛之先生:福井が誇る救急医の一人、NHKのプロフェッショナルにも出演

書籍の構成:


知っておきたい病気の新常識

知っておきたい怪我の新常識

知っておきたい薬の新常識

知っておきたい病院医者の診療式



敗血症に関する重要な情報:


寒くてブルブル震える、毛布を何枚かけても歯がガチガチする場合は敗血症の可能性あり

このような症状(悪寒戦慄)がある場合は、昼夜を問わず病院受診が必要



書籍の特筆すべき点:


かかりつけ医を持つことの重要性

専門家の間に落ちるトラップの存在

検査や薬を多く出す医者が必ずしも良い医者ではないという指摘



結論:10年前の書籍だが、多くの内容が現在でも通用する良書

00:03
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今週は、敗血症シリーズをお送りしているんですけれども、
毎週水曜日は、恋の書評の日なので、敗血症関連の書籍を探したんですけれども、
予想通りというか、全然ありませんでした。
はい。なので、ちょっとですね、敗血症の話題もちょっと入っているであろう本を探したところですね、
この10年、ちょっと前の書籍かな?10年ぐらい前の書籍なんですけれども、
我らが福井が誇る救急医のお一人ですね、林博之先生の「年間2万人が訪れるER救急医が教える医者でも間違える病気・怪我・薬の新常識」という書籍をですね、ご紹介させていただきたいと思います。
これ、2014年に書かれた、今から10年前の本なんですけれども、
非常にいい本で、改めて読み返させていただいて、ちょっとね、確かに内容古くなっている部分は、
まあまああるんですけれども、コロナ前ですね、当然ね。
はい、なんですけれども、今でもね、生きている部分はかなり多いなと思って、これをご紹介させていただこうと思います。
ちなみにですね、これちょっと昨日見てたんですけど、おそらく紙の書籍はね、絶版になっているんじゃないかなと思って、
このカドカストアでもね、購入できないようになっているんですね。
Kindle本が出ていて、Kindle Unlimitedにも入っているんで、これでゲットできる方も多いんじゃないかなと思って、今日ご紹介させていただきます。
はい、ちなみにですね、初めに雑談から入りますけど、林博之先生って、この救急界隈では非常に有名な先生で、
福井が誇る2大レジェンドみたいな救急医の先生がいらっしゃって、
それがですね、寺沢先生って、今もう引退されましたけれども、もともと福井県立病院っていうところで、
この北米型ERっていうですね、要はもう何でもござれみたいな救急をされている先生で、
それをカナダに、トロント大学だったかな、に留学されて、それを日本に持ち込んだレジェンドの一人なんですけれども、
その先生が福井県立病院っていうところで救急をやり出して、そこの一番弟子がこの林先生っていう、
お二人とも結局福井大学に行かれましたけどね、っていう感じの先生で、
多分この書籍を出された前後ぐらいに、NHKのプロフェッショナルにも出ておられるはずです、確か。
っていう先生で、我々の業界では非常に有名な先生ですね。
このタイトルはかなりセンセーショナルっていうか、釣りタイトルっぽくなってるんですけれども、
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でも内容は非常にまともなっていうか、有用な内容になっております。
ということで、まず目次をご紹介しようと思うんですけど、まずはじめにっていうところで、
これね、はじめにかなり秀逸ですね。
この誤診の原因っていうのを3つ書いてあって、
1つが医療の診断の限界、2つ目が患者さんとの情報共有不足、3つ目が医者の能力の低さっていうことで、
これはね、本当にその通りだと思いますね。
特にですね、この放送でもいつも言っているこの2のところですね、
1はね、もうしょうがないっていうか、医療の限界なんで、
それはしょうがないんですけれども、2の部分ですね、患者さんとの情報共有不足っていうことで、
この書籍の中でもね、後半に出てくるんですけれども、
特に悶診ですね、悶診が上手いこといかないことって結構あるんですよね。
なので、そこはね、患者さんとの共同作業だっていうことはね、
ぜひとも知っておいていただきたいなというふうに思いますね。
3はね、もう医者の自己検査に尽きるっていう、そんな感じですけれども、
っていう感じで、で、こっちに行きますとですね、
その始めにがあって、第1章ですね、なんか今イントネーションおかしくない?
第1章ですね、知っておきたい病気の新常識っていうことで、
1つは風邪、で、あとは心筋梗塞とかですね、
あと大動脈乖離っていう動脈がね、避ける病気あるんですけど、
そういうのが取り上げられています。
で、あとは頭痛とか腹痛とか目眩とかですね、
非常にね、よくある症状に関して、結構ね、誤解されがちな内容が第1章書かれています。
はい、で、第2章ですね、第2章が知っておきたい怪我の新常識っていうことで、
ER型救急っていうのはね、もう本当に何でも来るんですよね。
ちなみにね、私、福井県立病院は2回ぐらい見学、実習に行かせていただきましたけれども、
本当に何でも来ます。
で、その中で怪我ですね、怪我の誤解も結構多いんですよね。
はい、っていうので、それが第2章になっていて、
で、第3章が薬ですね、知っておきたい薬の新常識っていうので書いてあって、
で、第4章じゃないな、これ終章になってますね。
4つ目が知っておきたい病院医者の新常識っていう、そういう4章構成になっております。
はい、で、でですね、今週のテーマの排気症にちなんだところだけ、
ちょっとピックアップさせていただこうと思うんですけれども、
その第1章のところですね、その風邪のところの文脈で、
その熱が出ると病院に行くとかって、一般的によくあると思うんですけれども、
どういう時にね、病院に行くべきかみたいなのが、
病院に行くべき風邪、行かなくても良い風邪っていう風に書いてあって、
これね、本当にその通りだなと思いますね。
なんかね、どっか別の放送でも話しましたけれども、
なんかね、熱が出たら病院に行かないといけないみたいな風に思ってられる方もいらっしゃるんですけど、
必ずしもね、そうでもないんですね。
まあ我々医療従事者ね、結構病院に行かずに普通にね、
様子見てることって結構あると思うんですけれども、
06:00
なぜか病院に行ってしまうっていう、
で、まあそこでね、余計に混乱、混乱というか、ややこしい事態になることもあったりするので、
まあここら辺はね、知っておいていただけたらなという風に思いますし、
まあただですね、今週取り上げてるテーマの排血症ですね、
まあその感染症によって臓器障害が起こっている状態、
これはね、絶対見逃してはいけないんですよね。
で、これをね、見逃さないための紋身っていうのがあって、
それがここの、えっとこれ何ページ、あ、近道だとちょっとページ数が分からないんですけれども、
すいません、近道だとページ数分からないですね。
えっと、ここですね、
寒くてブルブル震える毛布を何枚かけても歯がガチガチするという場合は風邪ではなく、
細菌による排血症であるっていうようなことが書いてあって、
これはね、もう全ての全国民に知っておいていただきたいなという風に思いますね。
これをね、専門用語でおかんせんりつっていう風に言うんですけれども、
ただのおかん、寒気がするぐらいだったらね、結構誰にでもっていうか、
熱が上がり始めるときにあるんですけれども、
おかんせんりつ、その毛布をかぶってもですね、毛布ごとブルブルなるとかですね、
あとは歯の根が合わない感じ、こういう感じになるとかですね、
これは明らかに排血症のサインなんで、
この時にはね、必ず病院、土日夜間を問わずですね、受診していただきたいなという風に思いますね。
っていうのが今日伝えたかった一番のことですね。
ということで、排血症に関してはそれぐらいで、
あとはですね、この書籍ね、非常に秀逸だったのが、
その終章のところですね、これね、すごいぜひとも目を通していただきたいなという風に思いました。
というのは、その終章、知っておきたい病院、医者の心情識っていうことで、
結構ね、内容過激というか、その通りなんですけれども、
ここまで言ってしまうんだっていうところまで書いてあって、非常に読み応えがありました。
特にですね、やっぱりかかりつけ医を持つべきっていうのはね、
僕もこの放送の中でも何回も言ってますけれども、
やっぱりね、専門家の間にはまるトラップってものすごいあるんですね。
これ救急でもそうですし、救急じゃない、いわゆる慢性疾患というか、長く続く病気でも、
こういうのを多疾患併存、マルチモビリティっていう風に言いますけれども、
いろんな病気をお持ちの方で、いろんなところから薬が出てみたいな、
ポリドクター、ポリファーマシーみたいな感じで、
それでね、全体のね、こうマネジメントができてないケースってものすごいいっぱいあるんですよね。
だからそこら辺はね、やっぱりかかりつけ医が、
ちゃんと取りまとめをする、全体の取りまとめをするっていうのは非常に重要かなという風に思いますね。
だから、なんかね、専門医志向とかですね、あとは、
そうそう、検査もね、検査やってくれる先生イコールいい医者ではないっていうのを、
この書籍の中にもね、書いてあるんですけれども、
これはね、本当に声を大にして言いたいなという風に思いますね。
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まあ、世間一般にはね、検査してくれる先生とか、薬を出してくれる先生イコールいいお医者さんと思われがちなんですけれども、
実はね、そうではないんで、そこら辺はね、本当に共感するなと思って読ませていただきました。
はい、という感じですかね。
全体的にね、冒頭にも言ったように、ちょうど10年前の書籍なんで、ちょっと内容が古い部分もあるんですけれども、
でも、総論的にはすごいね、僕も賛成する部分が多い書籍なんで、ぜひご一読いただけたらなという風に思います。
はい、それでは最後、しんしんじゃんけんに行きたいと思います。
行きますよー。しんしんじゃんけん、じゃんけん、ぐっ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、お会いとはない一回のだけでした。
興味しんしん。
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