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2025-06-16 10:51

《1262》ヒロザル🐒さんを救いたい‼️OTC類似薬の保険適用外しについて

【本日ご紹介した放送】

薬剤師ヒロザルのお薬ラジオ

【238】医療ニュース速耳:OTC類似薬保険適用外への流れ

https://voicy.jp/channel/3122/6800435


お詫びと訂正)

放送の中で「ヒロザルさんを救いたい」をVoicyでやったとお話ししましたが、正しくは、

【緊急】ながたか先生を救いたい👮

でした。

お詫びして訂正致します。

https://voicy.jp/channel/2167/540570

(ヒロザルさんは「聞け!」しかやっていませんでした←現在有料放送)


この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

(匿名でも可能です)

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■AI要約(誤字はご勘弁ください)


* **放送の趣旨と背景**

* 今回の放送は、以前にも行った「広澤さんを救いたい」の第二弾。

* Voicyのトップパーソナリティである薬剤師の広澤さんが、ある職能団体を「ボロクソ(強く)」批判する放送(タイトル:「医療ニュース速耳:OTC類似薬保険適用外エヌだあれ?」)を行ったことに対し、生命の危機を感じたため、自身の見解を述べる。

* 広澤さんの放送は、医療費削減策として進められているOTC(一般用医薬品)類似薬の保険適用外化について。


* **OTC類似薬保険適用外化の政策背景**

* この政策は、政府の「骨太の方針」(経済財政運営と改革の基本方針)に盛り込まれている。

* 主な目的は、増大する医療費の抑制。

* もともと日本維新の会が提唱し、後に自民党も同調した流れがある(当初、自民党は日本医師会などの反対から慎重だった)。

* 元東京都知事の猪瀬直樹氏もYouTube等で解説しており、数百億円規模の医療費削減効果が見込まれるとされる。


* **自己判断(セルフメディケーション)の推進と課題**

* スピーカー(たけお医師)は、医療費抑制や軽症への自己判断を促す「セルフメディケーション」の大きな流れ自体は「致し方ない」「仕方ない」と基本的に賛成。

* しかし、セルフメディケーションを推進するには、患者側(利用者側)が「賢くなる」必要があると強調。

* 薬剤師や登録販売者など、OTC医薬品を扱う側のサポートが非常に重要になると指摘。


* **対象となる薬剤の種類と懸念点**

* **導入しやすい薬剤(広澤さんも言及)**

* 貼り薬(湿布薬)、抗アレルギー薬:

* 重篤な副作用が比較的少なく、誤診されても命に関わる可能性が低い。

* しかし、OTCで対応できる薬とそうでない薬があり、結局、保険診療の安い薬を求めて受診が増える可能性もあると懸念。

* **難易度の高い薬剤(今後OTC化が進む可能性のあるもの)**

* NSAIDs(ロキソニンなど)、アセトアミノフェン、PPI(プロトンポンプ阻害薬):

* これらはすでにOTC化されているものや、今後OTC化される予定のものがある。

* 副作用(例:NSAIDsによる腎機能障害)や禁忌(例:腎機能障害患者へのNSAIDs)がある。

* 最も大きな懸念は、自己判断でこれらの薬を使用することで、**背後にある重大な病気(例:胃がんなど)の発見が遅れ、重症化するリスク**があること。


* **患者への影響と医療連携の複雑化**

* **アトピー性皮膚炎の患者の例:**

* アトピー治療には保湿剤が不可欠で、現在は保険適用で処方されている。

* もし保湿剤がOTC化されると、病院で他の薬をもらいつつ、保湿剤だけ自費で薬局で購入する形になり、患者の経済的負担と手間が増加し、非常に複雑になると指摘。

* **がん性疼痛の患者の例:**

* がん性疼痛の治療では、医療用麻薬(保険適用)とNSAIDs(OTC化の可能性)を併用することがある。

* 麻薬は医療機関で、NSAIDsは薬局で自費購入という形になると、患者の負担が大きく、医療提供側も管理が困難になる。


* **情報管理の課題と提案**

* OTC薬の使用履歴は医療機関で把握しにくい(お薬手帳の未利用なども含む)。

* このため、薬の飲み合わせや副作用、アレルギーなどの情報が医療側に伝わらず、適切な医療を提供できないリスクがある。

* **スピーカーの提案:** マイナンバーカード(マイナ保険証)に、OTC薬の購入履歴を含む全ての健康情報を統合・一元管理すること。

* これにより、医療機関も患者の総合的な健康状態を把握しやすくなり、患者自身も自身の健康管理を適切に行えるようになる。

* この提案は、プライバシーや運用面で反対意見も出ると予想されるが、患者が自身の健康を守るためには不可欠と主張。


* **結論**

* OTC類似薬の保険適用外化は、医療費抑制という点で「致し方ない」大きな流れである。

* しかし、この政策には、患者の自己責任が非常に重くなる点や、副作用管理、重大な疾患の見逃し、医療提供の複雑化など、多くの難しい・危険な側面が存在する。

* 患者自身が自身の病気や薬について理解を深め、賢く医療と向き合うことが、今後ますます重要になると締めくくった。

サマリー

ヒロザルさんの過激な放送が引き金となり、OTC類似薬の保険適用外しに関する議論が活発化している。これに対して、医療費削減と患者のセルフメディケーションの観点から新たな政策が求められている。このエピソードでは、OTC類似薬の保険適用外しがもたらす影響と、その複雑な課題について議論されている。特にアトピーやガンの痛みの治療における薬の選択肢や保険の適用についての考慮が強調されている。

ヒロザルさんの過激な発言
内科医たけおの心身健康ラジオ、おはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問、リクエストは、質問箱のGoogleフォームから是非お寄せください。
あなたのご質問、お待ちしております。
ということで、ただですね、ちょっと今日は緊急でお話したい内容がございまして、
実はですね、先週の金曜日かな、確か13だったと思うんですけれども、
ボイシーのですね、トップ、トップオブトップパーソナリティのお一人のヒロザルさん、薬剤師のヒロザルさんっていう方がいらっしゃってですね、
まあ私も何回かコラボをさせていただいている先生なんですけれども、
その先生がですね、非常に過激な放送をされておられまして、そのタイトルがですね、
238回の医療ニュース側耳、OTC類似薬保険適用会への流れっていうような、そんな放送をされたんですね。
で、その中でですね、某職能団体のことをボロクソ言っていてですね、
ボロクソではないか、失礼しました、ちょっとそれは客触が多すぎました。
かなり強くですね、某職能団体に関して言っておられて、
ちょっとこれはですね、ヒロザルさんちょっと命が危ういんじゃないかなというふうに思いましたんで、
今回はですね、ヒロザルさんを救いたい、これ第2回なんですけど、
以前ね、ボイシーの時に1回やったんですけれども、それの第2弾ということで、
ちょっとこれに関して知見を述べてみたいなというふうに思います。
はい、で、実はですね、これなぜヒロザルさんが言ってるかというとですね、
某職能団体はですね、これに関しては非常に反対してるんですよね。
危うい、危ない、患者が危険になるみたいな感じで言われてるんですけれども、
個人的にはまあいたしかたないかなっていう、大きな方向性としてはしょうがないかなっていう、
これはなのでヒロザルさんとね、もう全く同じ意見でございます。
はい、で、そもそもですね、これ骨太の方針でですね、ちょうど骨太の方針がね、
6月13日に公開されたんで、そこの中にもね、実は入ってるんですけれども、
医療費ですね、医療費がどんどん高騰していく中で、医療費削減の一環としてですね、
このOTC類似薬を保険適用から外すっていう政策をですね、
これもともと維新が出してきていて、自民党はね、そんなに賛成ではないっていうか、
自民党と日本医師、失礼しました、某職能団体って結構強い関係があるんで、
自民党からは出さなくてですね、維新が出してきたのに自民党が乗っかったみたいな感じで、
特にですね、猪瀬さん、元東京都知事の猪瀬さんが、
YouTubeとかにも出ていて、すごい回数してる動画とかもあるんですけれども、
この、要は市販で買えるお薬は、もう保険適用から外していこうよみたいな流れで、
何百億だったかな、の医療費の抑制につながるんじゃないかみたいな、
そんな話があったりします。
これですね、なのでさっき言ったように、
総論的には賛成というか、もういたしかたない流れかなというふうに思いますし、
こういうのをセルフメディケーションっていうふうに言いますけれども、
医療費削減とセルフメディケーション
医療受診を抑制しようっていうふうな流れですね、特に軽症に関してはですね、
ご受診に対処してねっていうような流れは、すごいあって、
それはもう仕方ないかなというふうに思います。
ただですね、やっぱりこのセルフメディケーションを推進するためには、
ある程度ですね、やっぱり利用者側も賢くならないといけないし、
あとは今回非常に気になるかなというふうに思っているのは、私、
やっぱり薬局薬剤師さんですね、特にドラッグストアで働く薬剤師さんとかですね、
登録販売者の方とかも含めてですかね、
方たちがどういうふうにセルフメディケーションをサポートしていくかっていうことが
非常に重要になってくるかなというふうに思います。
具体的なところでいくと、広瀬さんも言ってましたけれども、
ハリブスリとかですね、抗アレルギー薬、この辺りはね、比較的、
なんていうか、とっかかりとしてはやりやすいかなというふうに思っていて、
命に関わることは基本的にはないお薬なんですよね。
命に関わるような副作用が出たりとかっていうお薬はね、
OTCで売られているものもあるんですけれども、
ただ、この抗アレルギー薬とか、
あとその疾風薬ですね、ハリブスリに関しては、
そんなに副作用が大きなものも出ないですし、
あとは病気としてもですね、仮に診断が間違えていたとしても、
そんなに大事にはならないという点で、
多分やりやすいのかなというふうに思うんですけれども、
ただ、これ広瀬さんのノートにも書いてあって、
広報の一覧みたいなのが書いて、広報まで言えないかな。
今、現状のOTC類似薬がある薬剤一覧みたいなのが出てるんですけれども、
全部網羅できてるわけではないんですけれども、
それを見ても、比較的当たり障りないところからやろうとしてるんだろうなっていうのは見て取れますね。
ただですね、これ難しいのが、
SHIPでもそうですし、抗アレルギー薬でもそうなんですけれども、
OTC類似薬が出ているものと出ていないものがあるんですよね。
なので、医療機関側としては、
OTC類似薬が出ていないものに変えたら、また受診していただけるんじゃないかということで、
無駄に、今まで別に問題なく生きていたのを、
そのOTC類似薬がない抗アレルギー薬とかに変えるような方向に働くんじゃないかなというふうに思って、
これに対してどういうふうに対策するのかなというのはちょっとよくわからないんですよね。
抗アレルギー薬って、結構似た例あったりで、
細かな使い分けはあったりするんですけれども、
正直どれでもいいみたいなのがあったりするので、
それをわざわざ薬局で高いのを買うよりかは、
今まで通り保険で安いのを受診してもらった方がいいよねみたいな流れにもなりかねないと思うんで、
この辺の線引きどうするのかなというのはすごい思いますね。
というのと、あとはどの辺までOTC類似薬を保険的用外にするかというのを、
多分これから議論なんだろうと思うんですけれども、
例えばですね、今N-Seizっていうロキソリンとかって、
ロキソプロフェンっていう名前で市販薬で売ってるじゃないですかとか、
アセタムネフェンですね、これ先発品名でいくとカルナールとかコカールというものですけれども、
こういうのも一般で売られてるんですよね。
OTC薬の保険適用の課題
あとは、これもう出たのかちょっとわからないですけど、
PPIですね、プロトンパンプインヒビターっていう非常に胃酸を強力に抑えるお薬があったりするんですけれども、
これもOTCで出るっていうのが決まっていてですね、
なのでこの辺はですね、副作用も気をつけないといけない上に、
使ってはいけない方とか、特にN-Seizに関してね、
腎障害の方は気をつけないといけないですし、みたいなのもありますし、
あとはそもそもそれをなぜ使おうと思うのかっていうのによって、
その使う元の病気がですね、見逃すと重症になりかねないみたいなこともあるので、
この辺はね、どこら辺までこうセルフメディケーションで補うのかっていうのはね、
結構難しいんじゃないかなというふうに思いますね。
あとは、必要に応じてですね、保険適用としてお薬が出てる方とかいらっしゃるじゃないですか、
例えばアトピーの方とかですね、
アトピーの治療って基本的にはステロイドの概要薬が中心になってきて、
それ以外の薬もいろいろ出てるんですけれども、
ただアトピーが出ていないときですね、比較的落ち着いているときでも保湿っていうのは非常に大事なんですね。
今、保湿剤も保険適用として出てるんですけれども、
じゃあその部分だけ切り離してOTC、類似薬で対応するのかみたいな感じになると、
病院でももらって薬局で自費でも買ってみたいな感じになると、
非常に複雑になる上に、当然換算負担は増えるんでっていう部分もあるので、
この辺どうしていくのかちょっとセール設計は難しいなというふうに思いますね。
患者の健康管理の重要性
これに関しては、例えばガン頭痛に関しても同じで、
ガンの痛みに関しては、先ほど言ったエヌセイズっていうのを使っていくこともあるんですよね。
もちろん医療用麻薬、オピオイドを使っていくんですけれども、
これを併用する、両方一緒に使うとかっていうこともあり得るので、
そうすると、じゃあ医療用麻薬の部分だけを医療機関で出して、
それ以外の部分は自費で薬局で買うの?みたいな感じになって、
これは多分、この部分はうまいこと設計されるんだろうと思うんですけど、
これ非常に難しいなというふうに思いました。
あとは、市販薬の情報ってすごい医療側から見えにくいんですよね。
今でもお薬手帳持ってない方、どうなっているのかよく分からないカオスの方ってたまにいらっしゃいますけれども、
ただでさえそういう状況なんで、お薬手帳には反映されないじゃないですか。
当然、市販薬なんで。
なので、ここの副作用とか、奥性の飲み合わせとかってどういうふうに管理するのかなっていうのは非常に気になりますね。
個人的には、これはもうマイナーカード、マイナー保険証に全部統合するっていう案を提唱したいんですけど、
多分それはまた反対意見が出てくると思うんですけれども、
そういうふうに一元管理していかないと、本当にご自身の健康を守れないみたいなことになってしまうので、
この辺の自分で自分の病気のこととか、自分の薬のこと、自分の検査のこととかっていうのをちゃんと分かっていないとダメですよっていう。
これかなり、利用者側、患者さん側が賢く使わないと、非常にご自身の健康を害するリスクにもなるかなというふうに思いますね。
なので、この辺、本当にヘルスリー・手足を上げていくためにしんしん健康ラジオを使っていただけたらなというふうに謎の宣伝で終わりますけれども、
大きな流れとしては、この方向いた仕方ないと思うんですけれども、
ただ、難しい、危ない部分もあるよなっていうふうには思いますね。
という感じでした。
ということで、広瀬さんは救えたでしょうか。
では最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。
しんしんじゃんけんじゃんけんパッ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように。
お会いとはない一人の竹でした。
興味しんしん。
10:51

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