この2つをご紹介しようかなというふうに思います。
資料の中身は本当に読みごたえがあるので、またご覧いただけたらと思うんですけど、
まずですね、この56ページ目ですね、資料でいくと、感じたことというので概念図になっていて、
まずこの概念図をご理解いただきたいなというふうに思うんですよね。
左上からこの旧正規の治療というところから始まって、大体そこ1ヶ月の入院になることが多くて、
そこから定員になって、回復期、リハビリテーション、約3ヶ月と書いてありますけど、
脳卒中の場合には通常は5ヶ月、場合によっては半年入院することもできますので、
期間は人によって様々なんですけれども、3ヶ月とここでは書いてありますね。
そこから退院されて、ご自宅、もしくは場合によっては施設に行かれるということになるんですけれども、
そこから医療、介護保険、セールサービスとか障がい者のセールサービスを使いながら生活していくというような形になっていきますけれども、
その中で様々なことがあります。
この気が動転とか、見通しが分からないとか、いろんなシェーマで吹き出して書いてありますし、
あとは各々のところで感じたことっていうのがAからIまで書いてあります。
ちょっと順番にピックアップしてご紹介しようかなと思うんですけれども、
まずは急席病院ですね。一番初めに救急車で運ばれる病院、これがだいたい急席病院なんですけれども、
このアンケートでも96%ぐらいの方が急席病院での治療を受けておられたという結果だったと思うんですけれども、
まずはこの①ですね。大変なことが起きて困ったというショックが大きくて説明を覚えていない。
これはすごいあると思いますね。
昨日のYouTubeライブでも言いましたけれども、
癌の告知とかも非常にショックが大きいっていうのは、
われわれ研修会でやってもよく聞かれる感想なんですけれども、
医療者でもそういう状態なんで、
患者さんはより一層説明が入らないみたいなことってよくあるかなというふうに思いますね。
あとはこの③ですね。
スタッフがあまりに忙しそうで聞くのも遠慮したということで、
これは急席病院あるあるなんですけれども、
②もそうかな。
担当医師と話す機会はほとんどない上に短時間で不十分と感じたという、
これはおっしゃる通りでございますっていう感じなんですけれども、
ただこれ言い訳地味って感じるかもしれないですけど、
やっぱり急席病院ってバタバタするんですよね。
だからこの中でどういうふうにコミュニケーションを取っていくかっていうのは、
患者さん側もやっぱり一定のご協力が必要かなというふうには思いますね。
あと丸子はこれあんまりないんじゃないかなと思うんですけど、
誰に相談しているかわからず、相談丸口の存在も知らなかったっていうのは、
これはあんまり急席病院だったら必ずメディカルソーシャルワーカー、
MSW、医療ソーシャルワーカーがいるところを紹介されますし、
大体の病院は病棟ごとに専属のMSWがいることがほとんどなので、
これそうなんだというふうに思ったりもしましたね。
っていう感じでした。
ちょっとこのペースで全然終わらないんで、次B、定員のときに行きますね。
病院間の連携は全く取れていないと感じたということで、
これは申し訳ございませんっていう感じなんですけど、
実際には結構裏でやり取りはされてるんですけど、
それが患者さんとかご家族に見えていないこともあるんじゃないかなというふうに思います。
かなりMSWを通じて密に連携しているんですけれども、
それでも不十分と言われることもあるかもしれないですけれども、
結構連携は実は裏ではしております。
C、回復器リハビリテーション病棟でということで、
これもいろいろなご意見がありますけれども、
基本的にはリハビリがよくなって退院していただくんですけれども、
そのゴールを特に①とか症状に改善が見られないのに、
病院が当初の予定通り2ヶ月少々で退院させられたということで、
2ヶ月少々というのはちょっとなんでかなと思いますけれども、
ただ入院できる期間って決まってるんですよね。
これは回復器リハビリ病棟でもそうですし、
救急病院でもそうなんですけれども、
これはもう日本の保健制度上そうなってしまってるんで、
リハビリの期間っていうのは決められていて、
もちろんフルに回復していただきたいのは山々なんですけれども、
やっぱり病状とか期間によってはフルに退院できないままに
ご退院になることも少なからずあるっていう感じですよね。
あとは退院後の実際の生活がどうなるのか具体的に教えてほしかったとか、
あと障害等級の説明がなかったっていうことですけど、
この辺もある。
これ実際の生活のために家屋調査とかっていうのを
リハビリの職員とあとMSWですね、
医療ソーシャルワーカーと一緒に退院前に必ず確認しに行ったりするので、
その辺で説明入ってるんじゃないかなというふうに思うんですけど、
これちょっとどういう事情なのかなというふうに思いましたね。
あとDですね、地域で思うようなリハビリが受けられないということで、
これも特に③とか地域で受けられるリハビリテーションの質を上げてほしいということで、
最近は特に在宅でのリハビリのスタッフっていうのは増えてきてはいるんですけれども、
まだまだやっぱり少ないのは現状なんで、
特に作業療法士と言語聴覚士ですね、OT、STですね、
この辺はまだまだ増えないとというふうには思いますね。
続きましてE、制度や手続きの煩雑さ。
これは別に医療にとどまった話じゃなくて、薬書のお話とかそういう感じなんですけれども、
薬書でちょっと不快な思いをされたとか、
あとは基本的には神聖してなんぼっていう世界なんで、
自分に知識がないと損をするシステムだと感じたと①書いてありますけれども、
これはいたしかたない部分もあるかなというふうに思いますね。
続きましてF、地域での壮大なサポートの不足ということで、
これ特にこの5番、6番とかですね、
家族の負担とか、あと孤立とかっていうのは、
これは今でもあるかなというふうに思いますね。
なのでやっぱり今回のアンケートの半数ぐらいがご家族さんが答えられてるんですけれども、
やっぱり本人への支援もそうなんですけれども、
家族への支援っていうのも一定必要かなというふうに思いますね。
あとはG、質。質もちょっと大事なんですけど、ちょっと時間の限りで飛ばさせていただいて、
Hですね、働くことへの支援、社会の理解をっていうこと。
これはものすごい大事です。
やっぱりお仕事、病気になったことで辞めてしまわれるとか、
求職される場合に復職するっていうのは、
これからの日本社会では絶対必要なんですけれども、
ただここはやっぱり会社側の理解が楽しかったりとかっていうことで、
うまいこといかないことってあるんですよね。
こういうところに産業員がうまいことかかっていったらいいかなというふうに個人的には思ってるんですけれども、
ただ、やっぱりまだまだ十分理解、
社会として理解されていない部分もあるかなというふうに思いますね。
というのと、あとIですね。
将来への不安ということで、生活期は長いトンネル、
本当に苦しいのは障害を抱えて生きていくことということで、
本当にいろんな障害が残ります。
もちろん障害はほとんどない方もいらっしゃるんですけれども、
やっぱり重度の障害を抱えて生きておられる方もいらっしゃるので、その後の生活ですね。
だから、そのあたりをどういうふうにサポートしていくかっていうことは、
医療の枠組みだけではなくて、
いろんな枠組みの中で考えていかないといけないかなというふうに改めて思いました。
という感じでした。
ちょっと本文のところは今日ご紹介しきれなかったんで、またご覧いただけたらなというふうに思いますし、
基本的な枠組みですね。
一番最後のこの57ページ、ちょっと時間がなくなってご紹介できなかったですけれども、
こういう感じの流れになっているんだよということで、
先ほど出てきたように基本的に知っていないと、
使えない制度とかって結構あるんですよね。
このあたりはぜひ知っておいていただいても損はないんじゃないかなというふうに思います。
ということで、最後にしんしんちゃんけんいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんちゃんけんちゃんけんぐ!
ということで、今日もチャンスレッチしてありますように、
終わりとはないかいのたけでした。
きょうみしんしん。