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2025-01-16 11:51

《1135》神戸徳洲会病院の報道に思うこと〜医療過誤はなぜ起こる?

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AI要約(誤字はご勘弁ください)


## 放送の概要


たけお先生は、妥協内科クリニック川原戸河内診療所院長として、医療に関する質問やリクエストに答え、医療ニュースの解説を行っています。今回は、神戸徳洲会病院のカテーテル治療に関する報道について取り上げました。


## 神戸徳洲会病院の事例


読売新聞オンラインの記事によると、神戸徳洲会病院の循環器内科医が2003年1月から7月に行ったカテーテル治療後、12件の死亡事例が相次ぎました。病院側は10件について医療事故には当たらないと結論づけ、検証報告書をホームページで公表しました。


## たけお先生の見解


1. **報道の偏り**: たけお先生は、報道には各社の視点が入り込んでいる可能性があるため、一次情報に当たることの重要性を強調しています。


2. **病院の対応**: 神戸徳洲会病院のホームページには「患者安全宣言」が掲載されており、患者安全を最優先する姿勢が示されています。


3. **調査報告書の問題点**: 今回公表された調査報告書は、以前の報告書と比べて詳細さに欠けており、調査が甘い印象を受けるとたけお先生は指摘しています。


## 医療に関する重要な教訓


1. **医療の不確実性**: 医療現場では小さなミスが頻繁に発生しており、絶対的な安全はありません。


2. **患者の責任**: 患者や家族は医療者に全てを任せるのではなく、積極的に質問し、理解を深めることが重要です。


3. **同意書の重要性**: 同意書の内容をしっかり理解した上で医療を受けることで、後々の納得感が違ってきます。


## 結論


たけお先生は、医療事故や医療過誤に関して、医療の不確実性を理解しつつ、患者側も積極的に情報を得る努力をすることの重要性を強調しています。また、報道内容を鵜呑みにせず、可能な限り一次情報に当たることの大切さも指摘しています。


最後に、たけお先生は「今日も幸せな1日になりますように」と締めくくり、リスナーの健康と幸せを願っています。

00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問、リクエストはフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問お待ちしております。
ということで、木曜日っていう風に決めてるわけではないんですけれども、
今日はちょっと昨日あったニュースを解説してみたいと思います。
このニュースについてですね、たけお先生の意見を聞かせてくださいっていうリクエストが殺到していなくて、
まだゼロ件なんですけれども、
でもちょっとこれはぜひ皆さんに知っておいていただきたいですし、
あとはね、昨年もですね、医療安全のお話させていただきましたけれども、
これね、医療者側が頑張ってもどうにもならないことなんで、
ぜひ知っておいていただきたいなと思って、
今日取り上げようと思いました。
取り上げるのはですね、昨日の報道各社、いろんなところが報道してたんで、
どれを取り上げてもよかったんですけれども、
一応記事として貼らせていただいているのは、
読売新聞オンラインの記事ですね。
記事のタイトルが死亡など10件事故当たらず、
神戸特集会が仮定ている報告書公表っていうような、
そんな記事になっております。
はい、記事の冒頭だけちょっと読ませていただくと、
神戸特集会病院過去神戸市の循環機内科医過去当事が、
2003年1月から7月に行った仮定ている、
医療用の細い管、
処置後に患者が死亡するなどの事例が12件相次いだ問題で、
同病院は10件について医療事故には当たらないと結論付け、
検証報告書をホームページで公表したっていうような、
そんな書き出しになっております。
そこからいろいろちょっと報告書に関する詳細が記事の中に書いてありますけれども、
これちょっといろいろ話したいことがあって、
まずは私のポジションを明確にしておこうかなというふうに思ってまして、
私自身は特集会病院は勤務したことはないんですけれども、
いろいろ関係はありまして、
特集会系の病院に行って講演させていただいたこともありますし、
あとは知り合いもですね、
今現在特集会系の病院で勤めている知り合いの先生っていうのは結構いますね、
多分5人とか10はいかないと思うんですけど、
5人以上は確実にいるなっていう感じのものになっています。
昨年で徳田寅夫先生ですね、
この特集会病院を一代で築き上げた徳田寅夫先生が亡くなりましたけれども、
特集会自体はですね、命だけは平等だっていう精神のもとですね、
日本全国、特に沖縄奄美地方の離島の医療とかにかなり貢献している部分があるかなと思いますので、
その特集会っていうグループ全体にどうこうっていう話ではありません。
03:01
その点だけご承知おきいただけたらと思います。
この話題はですね、以前から何回か報道されていますし、
今回はその病院側が調査報告書を出したということで報じられているんですけれども、
これ皆さんに報道を見てどう思われましたかね、これ。
これですね、報道を見てですね、
まず僕は何やろうかなと思ったかというと、
神戸特集会のですね、ホームページを見るっていう、
どんな調査報告書が出ているのか興味津々なんでということで、
これをまず見に行きました。
これがですね、ちょっと皆さんに知っておいていただきたい教訓の一つなんですけれども、
こういう報道ってですね、
兵庫県知事の時にもありましたけれども、
結構ですね、報道によってねじ曲がっている場合も多々あるんですよね。
僕は医療のことしか当然わからないんですけど、
医療関係のことに関してはね、やっぱり一時情報に当たってみるっていうのがね、
僕に与えられた役割かなというふうに思っていて、
こういう報道に関しては、
ちょっとそういう、かなり報道各社の目が入ってしまっている、
よくもあることですけどね、
いう部分はあるっていうのはね、ぜひとも知っておいていただきたいなというふうに思いました。
神戸特集会のホームページを見るとですね、
これまずですね、たぶんこの事件、事故があったからなんだろうと思うんですけれども、
神戸特集会のホームページの一番初めにデデンとですね、
神戸特集会病院患者安全宣言っていうのが出ていて、
これはね、ここまで患者安全を掲げている病院ってなかなかないんじゃないかなと、
昨年もお話しましたけれども、どこの病院にも医療安全部門ってあるんですけれども、
この患者安全宣言っていうので3つですね、
1つがこの患者安全を最優先し、生命を安心して預けられる病院を目指しますっていうのと、
2つ目が透明性ある医療を提供し、患者様やご家族への説明と同意を徹底しますっていうのと、
3つ目が全職員が医療安全に関する知識、技術を習得できるよう、
継続的な教育研修を実施しますっていうような、そんな3つ出ていて、
これはね、非常にいいかなというふうに思いました。
で、お知らせのところにですね、1月9日に更新ということで、
医療安全に関する調査報告、改善への取り組み調査報告っていうのが書いてあって、
そこにつらつらと、今回の事例のやつとかですね。
で、これちょっと今回初めて知ったんですけど、今までもですね、
いろいろ事例があってですね、今回は4つ目の事例報告みたいな、そんな形になっていて、
今回まだ更新されたっていう、去年の9月から始まって、
4つの事例が書いてあるっていう、そんな感じになっております。
で、これもね、多分覚えてらっしゃる方いらっしゃるかもしれないですけど、
実はね、工具特集会ってこの糖尿病の見落とし事例っていうのも発生していて、
それの調査報告書も出てたんだっていうのを今回見て改めて知りました。
06:04
で、これはね、かなり詳細に書いてあって、
結論から言うとですね、ちょっと話脱線してあるんですけど、
結論から言うとですね、今回の一番上の、
循環器内科仮定てる治療検査に関する事例っていうのの、
事例3から12っていうやつですね。
PDFで行くと、工具特集会病院仮定てる調査、違う、
仮定てる検査治療個別検証報告っていうやつですね。
これを元にこの記事が書かれていると思うんですけれども、
それで行くとですね、これちょっとね、やっぱり調査がね、
ちょっと甘いかなっていう風に個人的には思いましたね。
調査が甘いかなっていうか、他の報告書はね、
もうかなり詳細に書いてあるんですけれども、
今回の調査に関してはね、その10件?違う、
12件なんですけれども、全てで。
なんですけれども、ちょっと件数が多いからまとめて書いてるのかどうか、
その辺ちょっとよくわからないんですけれども、
少なくとも書き方が非常にシンプルになってしまっていて、
その1個上のですね、この事例2っていうやつですね。
しかし、経費的欠陥血性、PTA中の血性ショックが進行し死亡した事例、
調査報告書っていうのはですね、かなり1事例に関して深掘って
時系列も書いてあって、7ページに渡って画像とか時系列とかですね、
いうのに関して書いてあるんですけれども、
今回報告されたやつは、ちょっと件数が多いからっていうのも
あるかもしれないんですけれども、
どういう人が調査したかとかですね、
調査した人に関しては書いてはあるんですけれども、
検証方法ですね。
なんですけれども、本当に事例が並べられてるだけっていう感じで、
非常にシンプルな感じになっていて、
これ同じ病院が調査したと思えない調査報告書になっていて、
これ何でなのかなというふうに思ったりしましたね。
ちなみにこの糖尿病のやつもかなり詳細に書いてあって、
これはそうなんだろう、中身に関してはね、
もうちょっと話が長くなるんでやめますけども、
こんな感じだなっていうのが非常によくわかる、
7ページかな、そうですね、7ページにわたる資料なんですけれども、
これは理解できる調査報告書なんですけれども、
今回のものに関してはね、正直ね、これを読んでも
どういう詳細だったのかよくわからなくて、
一応病院側としてはですね、この記事のタイトルにもありますけれども、
事故に該当しないっていうこと、実験ですね、
実験に関しては事故に該当しないっていうことにしてるんですけれども、
それが本当にそうなのかどうか正直よくわからないっていうのが、
私のホームページとか調査文書を見た率直な感想です、
という感じですね。
でですね、ちょっともう9分になりますね、
皆さんにぜひ知っておいていただきたいのはですね、
一つはですね、これ医療事故とか、医療加護とかですね、
09:01
インシデントも含めてですけれども、
医療現場ってね、ものすごいいろんなね、
小さなミスっていうのは生じてるんですよね。
私自身もですね、多分医者申請の中でね、
何百とかいうミスをね、かなりしてきてます。
幸いというか、訴えられたことはないんですけれども、
でもやっぱりね、ああやればよかったなとかですね、
これは明らかに失敗したなとかですね、
もちろん患者さんとかご家族に謝罪したこともありますし、
ということで、医療はね、やっぱり絶対はないんですよね。
これをね、大前提に知っておいていただきたいなというふうには思います。
必ずね、何かしらやると何かしら合併症とか、
あとお薬飲んで副作用が出たっていうことも、
もう一つや二つの話ではないですし、
必ず何かしら起こるんで、
その医療に絶対的な、
私自身は医療に関しては信頼を置いてるんですけれども、
でも全く何も起こらないっていうことはないんで、
それはぜひとも知っておいていただきたいなというふうには思います。
あともう一つはですね、何かそれに関連してですね、
やっぱり患者さん側とかご家族側もですね、
医者に全部お任せとか医療者に全部お任せっていうのはね、
ぜひともやめていただきたいなというふうに思いますね。
例えば同意書とかって、
一定の処置とか手術とかをされるときにはね、
必ず捉えると思うんですけれども、
そういう内容もですね、
我々はね、もう何十回何百回でお話してるんで、
通常の作業の一環みたいな感じで、
同意書を説明してしまうことも多いんですけれども、
患者さんにとってはですね、
多分初めて聞かれることも多いじゃないですか。
なので、契約書にずっと話されるのと同じような感じで、
言ってること分からないけど、
いいかと思ってサインされる方もいらっしゃるかもしれないですけれども、
そこね、分からないことはね、
聞いていただく方がいいかなというふうに思います。
で、そのためにね、
ここのラジオを使っていただいてもいいんですけれども、
なかなかね、この同意書の内容をね、
理解するって結構難しいんですけれども、
でも、そこらへんね、
ちゃんと分かった上で医療を受けるのと、
何か分からない中で医療を受けて、
で、後から何か事故が発生するっていうのでは、
全然納得感が違うと思いますので、
そのへんはね、ぜひともご協力いただけたらなというふうに思います。
はい。
ということで、
私の感想でした。
はい。では最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、
ぐっ!
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お会いいただきありがとうございました。
興味しんしん。
11:51

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