1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1375》脳卒中を見逃さない‼️..
2025-10-27 10:46

《1375》脳卒中を見逃さない‼️ACT FAST

毎年10月の一ヵ月間は「脳卒中月間」 そして10月29日は「世界脳卒中デー」日本脳卒中学会・協会の資料「脳卒中の予防・発症時の対応」 https://www.jsts.gr.jp/common/asset/pdf/onset.pdfこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、10月29日の「世界脳卒中の日」にちなみ、脳卒中の予防と発症時の初期対応について解説しました。日本脳卒中学会と日本脳卒中協会が作成した資料を基に、特に重要な合言葉「FAST(ファスト)」を紹介しています。### **脳卒中の基礎知識と予防の重要性**脳卒中は、脳の血管が詰まる「脳梗塞」や、血管が破れる「脳出血」「くも膜下出血」の総称です。いずれも「突然発症する」のが特徴で、予防には以下の危険因子の管理が不可欠です。* 高血圧* 糖尿病* 脂質異常症* 喫煙* 多量飲酒* 不整脈(特に心房細動)特に心房細動は、心臓内にできた血栓(血の塊)が脳に飛んで重篤な脳梗塞を引き起こすリスクがあるため、抗凝固薬による治療が重要となります。脳卒中は、医学の進歩で死因としては第4位になりましたが、寝たきりや要介護の最大の原因であり、健康寿命を大きく損なう疾患です。そのため、日頃からの予防と、万が一発症した際の迅速な対応が極めて重要になります。### **脳卒中を疑う合言葉「FAST」**脳卒中が疑われる症状をチェックし、すぐに行動するための合言葉が「FAST」です。本人だけでなく、周りの人が気づくことも多いため、ぜひ覚えておきましょう。* **F (Face/顔)**:顔の麻痺 顔の片側が下がったり、歪んだりしていないか。「イー」と笑った時に、口の片側がうまく上がらない、よだれが垂れるなどの症状が現れます。* **A (Arm/腕)**:腕の麻痺 片方の腕に力が入らない状態。両腕を前に突き出し、手のひらを上に向けて目を閉じた際に、片方の腕だけがだらりと下に落ちてくる場合は麻痺のサインです。* **S (Speech/言葉)**:言葉の障害 ろれつが回らない、言葉がうまく出てこない、他人の言うことが理解できないといった症状です。### **一刻も早く救急車を!「T」の意味**FASTの最後の**T (Time/時刻)**は、上記の症状が一つでも現れたら、「発症した時刻を確認し、すぐに(Time is Brain)救急車を呼ぶ」ことの重要性を示します。脳梗塞の治療には、発症から限られた時間内しか行えないもの(血栓溶解療法など)があります。治療が早ければ早いほど、後遺症を軽くできる可能性が高まるため、発症時刻の記録は非常に重要です。「FAST」の症状以外にも、「物が二重に見える」「激しい頭痛」「ふらついて歩けない」なども脳卒中のサインです。これらの症状に気づいたら、様子を見ずに一刻も早く医療機関を受診することが、命と健康寿命を守る鍵となります。

サマリー

このエピソードでは、脳卒中の予防とその症状に特化した対応法、特にACT FASTの重要性について解説しています。脳卒中は脳の血管の病気であり、高血圧や糖尿病などのリスク要因を管理することが重要です。脳卒中の兆候を見逃さないために、FASを活用した早期発見が重要であると説明されます。特に、顔、腕、言葉の異変に気づいた場合は、すぐに救急車を呼ぶことが勧められています。

脳卒中の基礎知識
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今週はですね、
今週のあさってですね、10月29日が世界脳卒中デーということで、
10月が脳卒中月間にちなんでですね、
昨日から脳卒中の話題をいろいろお送りしております。
2回目の今日はですね、
日本脳卒中学会と日本脳卒中協会が一緒に作られた、
脳卒中の予防発症時の対応っていう、
19枚のスライドが起こっておりましたので、
これをですね、ちょっとご紹介して、
特に脳卒中の初期対応をですね、
どういう症状があったら脳卒中を疑うかっていう、
ファストっていう頭文字をとって、
FASTのファストっていうのがあるんですけれども、
これをですね、ご紹介してみたいと思います。
はい、じゃあスライド順に追っていきたいと思います。
まずはスライドの2ページ目ですね。
まず要点が書いてありまして、4つあります。
脳卒中の予防と発症時の対応ということで、
まず、脳卒中とは脳の血管の病気です。
はい、脳卒中の予防には、
高血圧、糖尿病、脂質異常症、
タバコですね。
あと、多量飲酒と不清脈、
かっこしんぼう細胞の管理が大切ですということで、
これは昨日させていただいた、
あの熟過状のやつですね。
はい、です。
で、脳卒中発症の合言葉は、
ACT FASTですということで、
これの詳細が次に書いてありまして、
顔、フェイスですね、の頭文字のF、
手、アームの頭文字のA、
で、スピーチ、
あ、言葉、スピーチの頭文字のS、
で、FASですね、の異常が突然現れたら、
脳卒中を疑って、症状が出た時刻、
かっこ、タイムですね、これが最後のTなんですけども、
を確認して、急いで、
FASTっていう、で、コード、ACT、脳卒中かなと思ったら、
すぐに救急車を呼びましょうということになっております。
脳卒中の予防とリスク
はい、というのが要点ですね。
はい。
えっと、で、次からが詳細ですけども、
まず脳卒中は脳の血管の病気です。
まあ、これはね、よくご存知かなというふうに思います。
で、まあ、大きく分けると、これ以前もお話しましたように、
血管が詰まる病気、脳梗塞ですね、
と、血管が破れる病気、これ脳出血と細かくしてありますけれども、
はい、いうのが代表的な病気で、
まあ、いずれも突然発症します。
で、この突然発症っていうのがですね、
あの、一般の方には、あの、あんまり馴染みがないかなと思うんですけど、
本当に何時何分何秒ぐらいまで言えるような感じの突然発症のこともあれば、
ああ、その、例えば、
まあ、よくあるのは、後からもお話ししますけど、
朝起きた時にもう、なんか明らかに路律が回っていないとかですね、
まあ、これは夜間の間に突然発症してるんですけど、
そんな感じで気づくっていうこともあります。
はい。
で、えっと、予防ですね、
まあ、先ほども言ったように、高血圧、糖尿病、脂質上昇、
喫煙、多量飲酒、不成脈、確保心防災動、
放置すると、脳卒中は発症しやすくなりますということで、
まあ、こういったものの管理、リスク管理ですね、
これが非常に大事になってきますということですね。
はい。
で、えっと、特に脳梗塞ですね。
脳梗塞には2つのタイプがありますということで、
脳卒中の3分の2は脳の血管が詰まる脳梗塞ですということで、
えっと、脳梗塞には脳の血管が傷んで起こる脳梗塞、
心臓にできた血の塊、括弧血栓が流れて脳の血管に詰まる脳梗塞がありますということで、
まあ、これ厳密ね、ちょっと他のタイプもあるんですけど、
まあ、大きく分けるとこの2種類ということになっていて、
中でもその後半の方はですね、心膀細胞、
まあ、昨日もお話ししましたけれども、
その心臓の上の方の部屋が震えるような病気があるんですけれども、
これはまあ直接命にかかるわけではないんですけれども、
心臓に血栓、血の塊ですね、が作られて、
それが脳に飛んで脳梗塞になるということになっております。
はい。
なので、右下の図に書いてありますけれども、
その脳梗塞を予防するために、
抗凝固薬というですね、
血の塊をできにくくするお薬っていうのを飲んでいただくということになります。
もちろん、昨日も言ったように、
この心膀細胞そのものを治療するという方法もあるんですけれども、
はい、ですね。
次のスライドに行っていただくと、
高血圧、糖尿病、脂質上昇、喫煙、大量飲酒を放置すると脳の血管が痛みますということで、
これ何回も同じ話ですけれども、
まあ、脳の血管だけではなくて、
どうもやこうか、全身の血管という血管があり、
あらゆるところに起こってくるんで、
心筋梗塞、狭心症のリスクにもなりますし、
あと慢性腎臓病のリスクにもなるということですね。
はい。
です。
大切なことは予防ということで、
脳卒中は人生60年の時代では、
死因の第1位を占める病気でしたが、
医学・医療の進歩で死因の第4位となりましたが、
人生100年の時代となって、
健康寿命を損ねる、
寝たきり妖怪語の原因第1位の病気となってしまいました。
脳卒中発症時の対応
愛称発症すると大変です。
だから予防が大切ですということになっております。
はい。
えーと、これちょっと、
このペースでいくと全然終わらないんで、
ちょっと先急ぎます。
7ページ目は飛ばさせていただいて、
8ページ目は、
これいつも言ってる話ですけれども、
献身人間ドッグの結果を確認しましょうということで、
これね、本当に受けていながら放置している方って結構多いので、
わかんないことがあったら、
救急車、次のページにも書いてありますけれども、
かかりつけ医専門医に相談しましょうということになっております。
はい。
えーと、ちょっとこの辺をパパッと飛ばしていって、
えーと、
14ページ目ですね。
はい。脳卒中かもしれないというところまで
飛ばさせていただきますけれども、
脳卒中を疑ったらですね、
昨日もお話したように、
これすぐ救急車を呼んでいただきたいという風に思うんですね。
というのは、
本当に、脳梗塞が
仮に起きていたとするとですね、
そのどんどん時間が経てば経つほど、
脳に栄養が行かない範囲が広がってしまってですね、
その被害を拡大してしまうんですよね。
だから、その最小限のところで食い止めるというためにもですね、
すぐに病院を受診していただくというのが
必要になってきます。
はい。で、発症後、早期の専門的治療によって命を救い、
症状を軽くすることが可能ですということになってますね。
はい。
脳卒中の兆候
そういう時に脳梗塞、脳梗塞というか脳卒中を疑うのかということで、
先程言っていた
FASTなんですけれども、
具体的に
FASですね。
はい。
なんですけれども、
顔と腕と言葉の異変に気づいたら救急車ということになっていて、
スライドの15ページ目ですね。
で、顔は具体的には
左右が非対称になる。
普段の顔と違うみたいなのでも
家族さん気づくこともありますけれども、
特に顔の下半分、
下半分じゃない、
半分が下がったりとかですね、
あと歪んでいたりとかですね、
あとは唾がどんどん流れ、
片方から流れ出るとかですね、
あとうまくニコってやろうと思っても
ニコってできないとかですね、
こういうのは脳梗塞の可能性が非常に高いので、
それは救急車を呼んでいただきたいのと、
あとは腕ですね。
この女の方の図にあるように、
両手をこういうふうに上げようとしても、
片方が重力に逆らって
上げることはできないという、
こういうのをね、
実はバレー試験というのでも
やったりするんですけれども、
こういう感じで、
重力に逆らった運動はできないみたいなんですね。
こういうのも脳梗塞中の可能性が
非常に高いということになります。
で、あと3つ目がですね、
言葉ですね、スピーチですけれども、
これは先ほどの顔の話以外の問題でも
明らかに言葉が
何か喋りにくそうとかですね、
あとは言葉が思うように出てこないとかですね、
いうのは脳梗塞の可能性がありますので、
脳塞中ですね。
これも救急車を呼んでいただく
一つのきっかけにしていただきたいな
というふうに思います。
早期発見の重要性
はい、なのでまとめると
次のページに書いてありますけど、
これね、ぜひ貼っておいていただいても
いいと思うんですけれども、
ご自身で気づくこともありますけれども、
やっぱり周りの、特にご家族さんも
気づくこともあるので、
こういった症状に気づいたら、
症状が出た時刻を必ず確認して、
これはタイムのTなんですけれども、
すぐ救急車を呼びましょうということで、
というのは、症状がいつ出たかって
必ず病院に行くと聞かれるんですよね。
それによって対応法がだいぶ変わってくるので、
期間、
時間が限定されている治療とかも
あったりするので、
必ずいつ起きたか
ということを
確認するので、
必ずいつ起きたか、
特に一番、
だから、
朝起きた時とかっていうのは、
最後に大丈夫だった時間を聞かれるので、
その時はだいたい寝る前とか、
夜起きる場合には夜起きた時みたいなことになることも
ありますけれども、
そういう感じで確認したりしますね。
はい。
です。
あとはですね、ただ顔、腕、
言葉以外にもですね、
脳卒中っていろんな症状が出てくるんですよね。
それが17ページ目に
書いてありますけれども、
例えば物が二重に見えるとかですね、
あとは頭痛ですね、
特に脳卒中の中でも、
クモワッカー出血とか、脳出血に
多いですけれども、
こういうような頭痛があるとか、
あとは歩けない、もしくは
ふらふらするとかですね、こういうのも脳卒中の
可能性がありますので、こういうのも
いち早く病院受診して
いただきたいなというふうに思います。
はい。
で、最後18ページ目かな。
確認です。
発症発見、時は命ということで、
発症した時間、
本人の症状が出現した時刻と、
発見した周りの人が
症状を見つけた時刻と、
あと、さっき言った最後に無事、
何事も普段通りだった時刻、
この3つが分かっていると非常にね、
治療としてはやりやすいかなというふうに
思いますので、この3つを
なんかメモとかして、
救急車に同乗していただくといいんじゃないかな
というふうに思います。
はい。ということで、
終わり。脳卒中、
ぜひ早期発見、ここもあげてください。
では、最後しんしんじゃんけん
いきたいと思いまーす。いきますよー。
しんしんじゃんけん
じゃんけん
チョキ!ということで、
今日も幸せな日にしてありますように、
お会いとはないかいぬたけでした。
興味しんしん。
10:46

コメント

スクロール