1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
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2025-09-08 09:10

《1333》この番組、絶対見てください☝️

本日ご紹介したTV番組はこちら

病院ラジオ(17)東京・渋谷 リハビリ病院編▼サンドウィッチマン

配信期限 :9/14(日) 午後 まで


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《AI要約》

内科医たけおです。今回は、質問リクエストにお答えするのではなく、速報として「絶対に見ていただきたい番組」についてお話しします。


その番組とは、先日放送されたNHKの「病院ラジオ 第17回 東京世田谷リハビリ病院編」です。私自身、これまで放送された「病院ラジオ」の中でも「過去一良かった」と感じており、「全国民必見」の内容だと断言します。


私自身、以前リハビリテーション病院に勤務していた経験があるため、番組で描かれる世界が非常にリアルに感じられました。しかし、一般の方がリハビリ病院の現状を知る機会はほとんどありません。この番組は、患者さん視点のリアルな声が、サンドウィッチマンのお二人によって非常に巧みに引き出されており、素晴らしい内容になっています。


番組の内容を補足すると、リハビリには大きく分けて3つの分野があります。

1. **脳血管疾患のリハビリ**:脳梗塞や脳出血、交通事故などによる脳の損傷からの回復を目指すもの。

2. **整形外科疾患のリハビリ**:高齢者の大腿骨骨折や、人工関節の手術後など。

3. **廃用症候群のリハビリ**:長期の入院などで身体機能が低下した状態からの回復を目指すもの。

今回の番組では、特に1つ目の脳血管疾患の患者さんが多く登場していました。


番組の中で、ある患者さんが「すごいところに来てしまった」「リハビリの合宿所のようだ」と話していたのが印象的でした。これは、リハビリ病院を経験した方の本当にリアルな感想です。

一般的な急性期病院は「治療」がメインで、リハビリは1日1時間程度です。しかし、回復期リハビリテーション病院では、定められたリハビリ時間(脳血管疾患なら1日3時間)以外も、食事や着替えといった日常生活のすべてがリハビリの一環とされます。医師、看護師、セラピストなど多職種が一体となって、24時間体制で患者さんの機能回復をサポートするのです。一見スパルタに思えるかもしれませんが、これが有効な回復につながります。


また、この番組を見て、リハビリ領域における「心理」の重要性を再認識しました。患者さんの「良くなりたい」というモチベーションが回復を大きく左右するため、医療者側には動機づけ面接などの心理的なアプローチが求められます。また、患者さんは抑うつ状態に陥りやすいため、心理の専門家が関わることの重要性も感じます。


さらに、番組で取り上げられた高次脳機能障害(失語など)は、麻痺とは異なり「見えにくい障害」です。外見からは分かりづらいため、社会生活で困難を抱えやすいのです。こうした見えにくい障害や、心臓病などの内部障害に対する社会的な理解がもっと深まる必要があると強く感じました。


百聞は一見に如かずです。この番組は、医療関係者だけでなく、すべての方に見ていただきたい内容です。ぜひご覧になってみてください。

サマリー

このエピソードでは、リハビリ病院の現状と重要性について語られており、特に東京世田谷リハビリ病院が紹介されています。また、リハビリの心理的側面や患者の実際の体験についても触れられています。

リハビリ病院の重要性
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、いろいろにまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、質問・リクエスト結構溜まっているんですけど、
今日はですね、ちょっと速報というか、緊急でお話したいことがございまして、
意味深なタイトル、この番組、絶対見てくださいなんですけれども、
あの、はい、絶対見ていただきたい番組がございまして、
それはですね、昨日放送されました、
19番目のカルテではなくて、病院ラジオの17回目ですね、
東京世田谷リハビリ病院編という番組ですね、
これね、ぜひとも全国民、必見です。
というか、今あれば何回か病院ラジオを取り上げたことがあったかと思うんですけれども、
過去一良かったかなと個人的には思ったりしましたね。
というのは、私自身がリハビリの病院で以前勤務していたこともあって、
こういう世界だよなって思うんですけれども、
多分なかなかリハビリ病院の現状を知る機会ってほぼないんですね。
むしろリハビリ病院の漫画とかドラマあってもいいんじゃないかと個人的には思ったりするんですけれども、
そういうリアルが非常に患者さん視点でお話しされていて、
それをサンドイッチ版のお二人が非常にうまいことを引き立て役みたいな感じで引き出されていて、
素晴らしい、いい番組だなというふうに思ったんで、
ぜひご覧いただけたらなというふうに思いました。
リハビリの種類と特性
でですね、個人的に補足というか、感想をいくつかお話したいなというふうに思うんですけれども、
今回の病院ですね、結構ね、血管に強い病院なんだろうと思うんですけれども、
リハビリってですね、大きく3つの種類というか、
3つの分野でのリハビリがあるんですね。
1つが、今回結構多くの患者さん出ておられましたけれども、
脳に損傷ですね、それが脳梗塞であったりとか、脳出血であったりとか、
あと外傷ですね、交通事故での外傷の方もいらっしゃいましたけれども、
そういった感じで、何らか脳にダメージがあって、
それのリハビリっていう方と、
あとは、今回はほとんどいなかったような気がしますけれども、
整形外科の病気ですね、整形外科で手術をして、
例えば、よくあるのが、おばあちゃんの大腿骨、頸骨骨折後の入院とかですね、
あとは、変形性の関節症ですね、変形性の膝とか股関節の人工関節疾患後のリハビリっていうパターンですね。
これが2つ目で、
あともう1つがですね、いわゆる肺腰症候群っていうですね、
今回も糖尿病の方で肺炎後の肺腰で入院されている方いらっしゃいましたけれども、
そういう大きく3つの分野にまたあるんですけども、
今回は脳血管の方が非常に多かったなというふうに思いました。
一番初めの方から言ってたんですけれども、
これはすごいところに来てしまったなみたいなことを言ってられて、
これ本当に患者さんは結構言われますし、患者さんのリアルだなというふうに思いましたね。
なんかリハビリの合宿所に来てしまったみたいなことを言われていて、
まさにそんな感じでリハビリの時間ってですね、
特に脳血管に関しては1日3時間、1日9単位っていう形でやるんですけれども、
ただそれ以外の日常生活全てがリハビリなんですよね。
だから、給施器だったら、給施器ってその、例えば脳梗塞になってですね、
一番初めに入院する病院を給施器、こういうリハビリを回復器っていうふうに言うんですけれども、
給施器だったらですね、リハビリやっても1日1時間ぐらいですし、
どちらかというと治療がメインになってくるので、そこまでリハビリに重点を置かないといけない。
もちろんリハビリ早期からやることの重要性って、もうこれはいろんな研究で言われてるんですけれども、
ただ、そこまでの時間を割けないっていうこともあって、どうしても治療がメインになってくるんですけれども、
ただリハビリの、こういうリハビリの専門病院になるとですね、
リハビリの時間は当然のことながら、リハビリ以外の時間もですね、
かなりリハビリ的な視点を意識した介入を、我々医師もそうですし、あと看護師さんもそうですし、
本当に他職種が全員でリハビリやるんだっていうような意識でやるので、
なので、旧世紀とはだいぶ関わり方が違うっていうことになってきます。
心理的側面と理解の重要性
その一つがね、例えば座って食事をするとかですね、この辺スパルタと思われるかもしれないですけれども、
でもそういう感じでやっていかないと、本当に有効なリハビリにならないっていうのがあったりするので、
その辺がリハビリの合宿所って言われていたのは、なんかすごいね、本当におっしゃる通りですっていうふうに思いますし、
あとはみんなでね、ああいう感じでリハビリ室でリハビリをやることで、結構人と人との交流とかも生まれてくるんで、
もちろんリハビリのセラピストですね、PTOTSTですけれども、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、この3職種が大きなメインになってはくるんですけれども、
でもいろんな人との交流の中で、やっぱりリハビリ頑張ろうとか思ったりするっていうのもリハビリ病院のいいところかなというふうに思いました。
2つ目ですね、ちょっとそれにも関連の話なんですけれども、やっぱりリハビリ領域の心理って結構重要だと僕は思ってるんですよね。
リハビリ職が心理を学ぶことの重要性って、ちょっとあんまり発表とかできなかったんですけれども、個人的にはすごい思っていて、
というのは、今回の中にもですね、モチベーションの話みたいなのが出てきたと思うんですよね。
こういう人は伸びるよね、みたいなことをリハビリの先生がポツッと言われてたのもあったと思うんですけれども、
やっぱりそこら辺の医療者側の関わり方も非常に重要だなというふうに思っていて、
この辺、やっぱり動機づけ面接とか何らかの心理療法、解決志向アプローチでも念地行動療法でも何でもいいんですけれども、
そういうスキルをリハビリ職が持っていることって非常に重要だなというふうに思ったりしました。
あとは必要に応じてですね、その、やっぱり抑鬱状態、抑鬱傾向になる方とかもいらっしゃるので、
そういう心理の専門家のこういう領域に入っておくことも非常に重要じゃないかなと。
私は以前の職場でそういうのもちょっとやってたんですけれども、はい、いうふうに思ったりしました。
はい、というのが2つ目ですかね。
3つ目は、何番目ぐらいだったかな、4番目か5番目ぐらいに出てきた女性の方なんですけれども、
その方も脳器器官障害なんですけれども、失語があったんですよね。
失語というか、高知脳器道障害ですけれども、これですね、やっぱり見た目には分からないじゃないですか。
分からないじゃないですかって言っても分からないんですよね。
もちろんね、麻痺とかがあればですね、麻痺で例えば車椅子に乗っているとかですね、
なんか杖をついているとかっていうことであれば、他の人から見て分かると思うんですけれども、
高知脳器道障害ですね、例えば言葉が流暢に出てこないとかですね、物事の作業をうまいこと進められないとかですね、
あとは、半分見えないとかですね、こういうのもありますけれども、
そういうのの障害って、やっぱり周りの人からパッと見で分かりにくいじゃないですか。
こういうのはね、すごい社会に出てからも結構ネックになる部分があるので、
この辺の理解がもっと広がるといいかなというふうに思いましたし、
あとはもっと言うとですね、内部障害ですね、内部障害全般に。
今回もね、糖尿病で肺炎になられた方も足の切断されておられましたけれども、
足の下肢切断っていうのはね、見た目で分かるじゃないですか、車椅子に乗っておられたりとかっていうのも含めてですね、
なんですけれども、例えば、腎臓が悪いだけとかですね、あと心臓が悪いだけとかですね、
そういうのって、やっぱり他の人から見ていても分かりにくいっていう部分があるので、
この辺がもうちょっとね、社会的な認知が済んだりとかするといいかなというふうに思ったりしました。
はい、ということで、ちょっといろいろお話しましたけれども、100問は1件にしかずなんで、
これぜひね、来週の日曜日までやってますね。14日の昼の3時までやっておりますので、
ぜひご覧いただけたらなというふうに思います。
はい、では最後、シンシンジャンケンいきたいと思います。
いきますよー、シンシン、ジャンケン、ジャンケン、チョキ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように。
わいたいな。一階のたけえでした。
興味、シンシン。
09:10

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