でですね、個人的に補足というか、感想をいくつかお話したいなというふうに思うんですけれども、
今回の病院ですね、結構ね、血管に強い病院なんだろうと思うんですけれども、
リハビリってですね、大きく3つの種類というか、
3つの分野でのリハビリがあるんですね。
1つが、今回結構多くの患者さん出ておられましたけれども、
脳に損傷ですね、それが脳梗塞であったりとか、脳出血であったりとか、
あと外傷ですね、交通事故での外傷の方もいらっしゃいましたけれども、
そういった感じで、何らか脳にダメージがあって、
それのリハビリっていう方と、
あとは、今回はほとんどいなかったような気がしますけれども、
整形外科の病気ですね、整形外科で手術をして、
例えば、よくあるのが、おばあちゃんの大腿骨、頸骨骨折後の入院とかですね、
あとは、変形性の関節症ですね、変形性の膝とか股関節の人工関節疾患後のリハビリっていうパターンですね。
これが2つ目で、
あともう1つがですね、いわゆる肺腰症候群っていうですね、
今回も糖尿病の方で肺炎後の肺腰で入院されている方いらっしゃいましたけれども、
そういう大きく3つの分野にまたあるんですけども、
今回は脳血管の方が非常に多かったなというふうに思いました。
一番初めの方から言ってたんですけれども、
これはすごいところに来てしまったなみたいなことを言ってられて、
これ本当に患者さんは結構言われますし、患者さんのリアルだなというふうに思いましたね。
なんかリハビリの合宿所に来てしまったみたいなことを言われていて、
まさにそんな感じでリハビリの時間ってですね、
特に脳血管に関しては1日3時間、1日9単位っていう形でやるんですけれども、
ただそれ以外の日常生活全てがリハビリなんですよね。
だから、給施器だったら、給施器ってその、例えば脳梗塞になってですね、
一番初めに入院する病院を給施器、こういうリハビリを回復器っていうふうに言うんですけれども、
給施器だったらですね、リハビリやっても1日1時間ぐらいですし、
どちらかというと治療がメインになってくるので、そこまでリハビリに重点を置かないといけない。
もちろんリハビリ早期からやることの重要性って、もうこれはいろんな研究で言われてるんですけれども、
ただ、そこまでの時間を割けないっていうこともあって、どうしても治療がメインになってくるんですけれども、
ただリハビリの、こういうリハビリの専門病院になるとですね、
リハビリの時間は当然のことながら、リハビリ以外の時間もですね、
かなりリハビリ的な視点を意識した介入を、我々医師もそうですし、あと看護師さんもそうですし、
本当に他職種が全員でリハビリやるんだっていうような意識でやるので、
なので、旧世紀とはだいぶ関わり方が違うっていうことになってきます。
その一つがね、例えば座って食事をするとかですね、この辺スパルタと思われるかもしれないですけれども、
でもそういう感じでやっていかないと、本当に有効なリハビリにならないっていうのがあったりするので、
その辺がリハビリの合宿所って言われていたのは、なんかすごいね、本当におっしゃる通りですっていうふうに思いますし、
あとはみんなでね、ああいう感じでリハビリ室でリハビリをやることで、結構人と人との交流とかも生まれてくるんで、
もちろんリハビリのセラピストですね、PTOTSTですけれども、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、この3職種が大きなメインになってはくるんですけれども、
でもいろんな人との交流の中で、やっぱりリハビリ頑張ろうとか思ったりするっていうのもリハビリ病院のいいところかなというふうに思いました。
2つ目ですね、ちょっとそれにも関連の話なんですけれども、やっぱりリハビリ領域の心理って結構重要だと僕は思ってるんですよね。
リハビリ職が心理を学ぶことの重要性って、ちょっとあんまり発表とかできなかったんですけれども、個人的にはすごい思っていて、
というのは、今回の中にもですね、モチベーションの話みたいなのが出てきたと思うんですよね。
こういう人は伸びるよね、みたいなことをリハビリの先生がポツッと言われてたのもあったと思うんですけれども、
やっぱりそこら辺の医療者側の関わり方も非常に重要だなというふうに思っていて、
この辺、やっぱり動機づけ面接とか何らかの心理療法、解決志向アプローチでも念地行動療法でも何でもいいんですけれども、
そういうスキルをリハビリ職が持っていることって非常に重要だなというふうに思ったりしました。
あとは必要に応じてですね、その、やっぱり抑鬱状態、抑鬱傾向になる方とかもいらっしゃるので、
そういう心理の専門家のこういう領域に入っておくことも非常に重要じゃないかなと。
私は以前の職場でそういうのもちょっとやってたんですけれども、はい、いうふうに思ったりしました。
はい、というのが2つ目ですかね。
3つ目は、何番目ぐらいだったかな、4番目か5番目ぐらいに出てきた女性の方なんですけれども、
その方も脳器器官障害なんですけれども、失語があったんですよね。
失語というか、高知脳器道障害ですけれども、これですね、やっぱり見た目には分からないじゃないですか。
分からないじゃないですかって言っても分からないんですよね。
もちろんね、麻痺とかがあればですね、麻痺で例えば車椅子に乗っているとかですね、
なんか杖をついているとかっていうことであれば、他の人から見て分かると思うんですけれども、
高知脳器道障害ですね、例えば言葉が流暢に出てこないとかですね、物事の作業をうまいこと進められないとかですね、
あとは、半分見えないとかですね、こういうのもありますけれども、
そういうのの障害って、やっぱり周りの人からパッと見で分かりにくいじゃないですか。
こういうのはね、すごい社会に出てからも結構ネックになる部分があるので、
この辺の理解がもっと広がるといいかなというふうに思いましたし、
あとはもっと言うとですね、内部障害ですね、内部障害全般に。
今回もね、糖尿病で肺炎になられた方も足の切断されておられましたけれども、
足の下肢切断っていうのはね、見た目で分かるじゃないですか、車椅子に乗っておられたりとかっていうのも含めてですね、
なんですけれども、例えば、腎臓が悪いだけとかですね、あと心臓が悪いだけとかですね、
そういうのって、やっぱり他の人から見ていても分かりにくいっていう部分があるので、
この辺がもうちょっとね、社会的な認知が済んだりとかするといいかなというふうに思ったりしました。
はい、ということで、ちょっといろいろお話しましたけれども、100問は1件にしかずなんで、
これぜひね、来週の日曜日までやってますね。14日の昼の3時までやっておりますので、
ぜひご覧いただけたらなというふうに思います。
はい、では最後、シンシンジャンケンいきたいと思います。
いきますよー、シンシン、ジャンケン、ジャンケン、チョキ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように。
わいたいな。一階のたけえでした。
興味、シンシン。