日曜劇場19番目のカルテ
第一話
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## 日曜劇場「19番目のカルテ」第1話レビューの要約
内科医である話者が、日曜劇場「19番目のカルテ」の第1話について、医療従事者の視点から辛口レビューを行っています。
* **レビューの前提:**
* このレビューはネタバレを多分に含みます。
* 話者は総合診療専門医や家庭医療専門医ではないものの、プライマリ・ケア認定医であり、その立場からの意見となります。
* あくまで個人の感想であり、特定の団体を代表するものではありません。
* 原作漫画は未読の状態でのレビューです。
* **総合評価:**
* 点数をつけるなら**40点**。
* 世間の評価は高いようだが、個人的には非常にモヤモヤする内容だったと述べています。
* **評価の低い理由:**
* **線維筋痛症の扱い方への疑問:** 第1話のテーマである線維筋痛症は、診療において非常に慎重な対応が求められる疾患です。しかし、ドラマ内での扱われ方が簡単すぎると感じたようです。
* **安易な共感への警鐘:** 劇中で整形外科の女医が患者に対して早すぎる段階で「わかります」と共感を示すシーンがありましたが、これはかえって患者の不信感を生む可能性のある危険なコミュニケーションだと指摘しています。
* **病名告知の仕方:** 主人公が線維筋痛症の診断を伝える場面で、病態についての説明が不足していると感じたとのこと。病名を伝えることの意味や、その後の治療への繋げ方という点で、あの説明では患者の理解を十分に促せないのではないかと懸念を示しています。
* **ドラマの描写について:**
* **「19番目のカルテ」の意味:** 日本の専門医制度において、18の基本領域に加えて19番目として「総合診療専門医」が新設されたことがタイトルの由来であると解説しています。
* **総合診療医のイメージ:** NHKの番組「総合診療医ドクターG」などの影響もあり、「診断をつける医師」というイメージが強いですが、本来の総合診療医の役割はそれだけではないと強調。今回のドラマでも診断に偏って描かれている印象を受け、診断後の治療マネジメントの視点が欠けている点を残念なポイントとして挙げています。
* **医療監修について:** 千葉大学の教授が医療監修に入っており、医学的に細かい部分まで描写されている点は評価しています。しかし、コミュニケーションや病状説明の仕方については、改善の余地があると感じたようです。
* **まとめ:**
* 線維筋痛症という疾患を取り上げたこと自体の意義は認めつつも、その描き方や医療コミュニケーションの描写に多くの課題を感じるレビューとなりました。第2話以降の展開に注目したいと締めくくっています。
サマリー
このエピソードでは、日曜劇場『19番目のカルテ』の第一話についての厳しいレビューが行われています。特に繊維筋痛症というテーマに焦点を当て、この疾患の扱い方や診断プロセスに関する懸念が述べられています。