【本日ご紹介した番組】
「“断らない病院”のリアル」
見逃し配信
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2025053133418
配信期限 :6/7(土) 午後 まで
この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!
(匿名でも可能です)
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
はい、承知いたしました。音声の文字起こしを千字以内で箇条書きで要約します。
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**内海武雄の心身健康ラジオ要約**
* **ラジオの趣旨と今週のテーマ**
* 医療に関する質問やリクエストに答えるラジオ。
* 今週はNHKが医療特集を多く放送しており、それに関連する話題を取り上げる。
* **ETV特集「断らない病院のリアル」について**
* ETV(Eテレ)で放送された「断らない病院のリアル ―神戸市 ある市民病院の記録―」という番組を取り上げる。
* 舞台は神戸市立中央市民病院。
* 番組は、救急医療に焦点を当て、約半年間の取材に基づいている。
* パーソナリティ自身も約20年前、同病院(旧病院時代、ポートアイランド)に1週間泊まり込みで見学した経験があり、縁が深い。当時は救急で非常に有名な病院だった。
* **番組から見える医療現場の課題①:救急の現状と病院経営**
* 番組で描かれた救急の厳しい現状は、多くの病院に共通する問題。
* 病院の赤字問題が深刻。
* コロナ禍では補助金等で一時的に多くの医療機関が黒字化したが、それがなくなった現在は多くの病院が赤字に転落している。
* 人件費や医療資材費の高騰も大きな要因。
* 神戸市立中央市民病院ですら35億円の赤字という状況。
* 診療報酬の問題や、国民的な議論が必要ではないかと提起。
* **番組から見える医療現場の課題②:延命措置と意思決定**
* 番組内で、専攻医が患者家族に延命措置について相談する場面があった。
* 延命措置に関する意思決定の難しさ。
* 本来はアドバンス・ケア・プランニング(ACP、人生会議)で事前に話し合われるべきだが、実際には話し合いがなされていないケースがほとんど。
* その場で家族に判断を迫ることになるが、家族も判断に困窮する。
* 医師がある程度の目安(パターナリズムと批判される可能性もあるが)を示すことも重要ではないか。
* 蘇生措置(心臓マッサージ、人工呼吸、除細動など)の成功率は非常に低く(1%に満たない場合も)、万が一助かっても意識が戻らない可能性も高い。
* 医療者側から「おすすめしない」と明確に伝える勇気も必要。
* 一般の人は蘇生措置の侵襲性やその後の状態を具体的に知らないため、医療者が情報提供すべき。
* **医療現場の課題③:人材不足**
* 医師や看護師などの人材不足も深刻化しており、今後も続くと予想される。
* 根本的な見直しが必要。
* **番組視聴の勧め**
* 取り上げたETV特集は、NHKプラスで今週末か来週日曜日頃まで視聴可能と思われる。
* 興味があれば視聴を推奨。
* **その他**
* パーソナリティは利益相反はない。
* NHKの番組は放送後1週間はNHKプラスで視聴可能(録画していなくてもネットで見られる)。
* **ラジオの締め**
* 心身じゃんけん(パー)。
* 今日も幸せな1日であるようにと締めくくった。
サマリー
ETV特集「断らない病院のリアル」では、神戸市立中央市民病院の救急医療の現状が取り上げられ、その中で抱える課題や医療制度の必要性について議論されています。また、延命措置に関する医者と家族間のコミュニケーションの重要性も強調されています。