内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問、リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問、お待ちしております。
ということで、今日はですね、興味津々…医療ニュースというか論文というか、はい。
ちょっと分からないですけども、をご紹介してみたいと思うんですけれども。
もうタイトルに書いてますように、紅麹コレステヘルプの腎障害の検定、皆さん覚えてますか。
これですね、あの、いや私もね、あのこれ今回調べて気づいたんですけれども、
ちょうど1年になるんですよね。
えっと、これ報道がですね、昨日ぐらいに数社報道されていて、
小林製薬の紅麹問題、管理体制の不備指摘、大阪市報告書とかですね、
ここは日経が出してますけれどもとか、あと産経新聞も出したのかな。
あ、読売テレビは、えっとそうですね、
昨後として小林製薬の紅麹健康被害、大阪市が厚労省に調査結果、
報告、紙混入の被害を十分認識せずとかですね、そういう感じで報道されてるんですけれども、
それよりもですね、もっと重要な発表が、日本腎臓学会、我らが日本腎臓学会からですね、
先週の金曜日だったかな、3月の14日ですね、そうですね、先週の金曜日に出てるんですけれども、
これに関してはですね、一社も報じてないっていう、今回に関しては。
はい、ということで、ちょっと悲しすぎるんで、ちょっと私が多少スポークスマン的な感じで、
皆さんでご紹介したいなというふうに思います。
はい、で、内容としてはですね、会員向け、ベリコージコレステヘルプに関連した腎障害に関する調査研究結果のご報告ということで、
会員向けなんで、ちょっとね、言ってること、若干難しいんですけれども、極力噛み砕いてお話したいなというふうに思います。
で、この調査はですね、去年の3月から6月にかけて、この会員ですね、日本腎臓学会っていう、
腎臓内科医がほぼ加入してる学会があるんですけれども、そこの会員の皆さんにアンケートをして、
で、それの結果をまとめたっていうような論文で、
これがですね、キロニン・インターナショナルっていうですね、腎臓関連では最も経緯のある雑誌の一つに、
去年のね、確か12月ぐらいにね、プリントで出て、正式には今月ですね、出てきたっていうような、
半大の先生方が、大阪大学の先生方が中心となってね、まとめた論文っていう、そんな感じになっております。
はい、で、初回の調査で204例の報告で、除外基準っていうのがいろいろあったらしいんですけど、
それぞれの192例について検討したっていうことで、で、そのうちですね、114例、59.4%で追跡調査の回答をしてもらったっていうような、
そんな形になっております。はい、で、どんな患者さんが使ってたかというと、
50から69歳が71.9%を占めて、で、女性が67.7%、約3分の2を占めたっていうような、そんな感じになっていて、
主要がこの、ベニコウジコレステヘルプ単独が97.2%、他に使っているサプリとかを使っている方もいらっしゃったっていう、そんな感じですね。
はい、で、初心児の首相ですね、主な訴えですけれども、人気の障害56.8%、食欲不振50%、全日清倦怠化49%でしたっていうことで、
これ正直ですね、首相、人気の障害は、症状ないと言っても、ほぼイコールだと思うんで、実際にはですね、食欲不振とか全日清倦怠化の方が約半数っていう感じで、
これだけ報じられたんで、症状がなくて受診して、やっぱり人気の障害あるねっていうふうに判断された方もいらっしゃると思うんですね。
それが半数強委員だっていう、そんな感じですね、多分ね。はい、で、初心児の検査所言、血清、クレアチェーン、中央値1.6、
EGFRでいくと30と人気の低下を認めましたっていうことで、まあこれちょっと難しいかもしれないですけど、
EGFRっていうのは腎臓の機能を表す数字で、100点満点で考えましょうよっていうふうに、我々患者さんに説明することが多いんですけれども、
60を切ってくると、いわゆるCKDの基準を満たす、今回に関してはCKDではないんですけれども、人気の障害っていうことで、
で、今回中央値が30っていうことで、まあまあ人気の障害は明らかにあるよねって、まあもともとの値がわからないですけれども、
でもまあこれだけの集団でね、30っていうのはかなり低いかなっていう感じですよね。はい、で、それ以外が低カリウム結晶、低リン結晶、低尿酸結晶、
体脂性、脂肪、脂尿等陽性っていうことで、これファンコリー症候群っていうですね、これ報道でね、一時言われましたけれども、
あのそういう名前がついた症候群があるんですけれども、それと合致するやつを認めたっていうことと、あとは人生研ですね、
腎臓の組織ですね、腎臓に針を刺していって、腎臓の組織を取るっていう検査をすることがあるんですけど、これが102例で実施されていて、
で、えーと、尿細管回生人員とか尿細管餌ですね、まあ要は、えーとこれ難しいんですけど、腎臓ってこう、
ろ過する部分ですね、そういうのを子宮体っていうふうに言うんですけど、糸の玉の体、体操の体ですね、体って書いて子宮体っていう部分があるんですけれども、
そこではなくて、その子宮体と子宮体の間の部分ですね、子宮体からつながる管があるんですけど、ホースみたいのがあるんですけど、そういうのを尿細管っていうふうに言うんですけれども、
その尿細管が延死する、まあ要は死んでしまうとか、あとそこに炎症が起きるっていうようなのがあったっていうことですね、はい。
で、えーと、まあ当然ですけど、前例で飛躍は中止され、ベニコウジコレスヘルプの原因というふうに考えられたので、マッスル中止するっていうことで、
で、34例ですね、17.7%でステロイド治療、6例で血液透析が実施されたっていうことで、
これはね、やっぱりむちゃくちゃ少なくないですか、これ特にね血液透析ね、なんかむちゃくちゃ少ないと思いますね。
まあ確かにね、EGFR30なんで中央値、はい、まあ血液透析を必要とするまでには至らないっていう方がね、かなり多かったんじゃないかなというふうに思いますし、
まあステロイドもね、まあこれ、こういうケースでね、ステロイドを使うかどうかって腎臓内科医の中でもね、あの結構分かれるところかなと思うんですけど、
まあ人病理、人生研でかなり炎症が激しいという場合には、まあステロイド治療も考慮されるかなということで、
ただまあ実際には5人に1人以下、6人に1人ぐらいですかね、はい、ぐらいしか使われていないっていう、そんな感じでしたね、はい。