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2025-03-20 10:23

《1189》紅麹コレステヘルプの腎障害その後…

【本日の医療ニュース・論文】

「紅麹コレステヘルプに関連した腎障害に関する調査研究」結果のご報告

https://jsn.or.jp/medic/newstopics/formember/post-574.php

日本腎臓学会会員へのアンケート調査により 紅麹関連製品摂取後に生じた腎障害の実態を解明

https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2024/20241227_1

A nationwide questionnaire study evaluated kidney injury associated with Beni-koji tablets in Japan

https://www.kidney-international.org/article/S0085-2538(24)00909-8/fulltext


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

皆さんおはようございます。今回は「紅ジコレステヘルプと腎障害」について、最新の日本腎臓学会による調査結果を紹介します。ちょうど1年前に報道が始まった小林製薬の紅ジコレステヘルプによる健康被害について、最近大阪市が管理体制の不備などを報告しましたが、それ以上に重要な調査報告が腎臓学会から出ています。しかし大手メディアはほとんど報道していません。


この調査は2023年3~6月に実施され、腎臓内科医を中心にアンケートが行われました。192例が対象となり、主に50~69歳の女性が多く、紅ジコレステヘルプ単独使用者が多いです。主な症状は腎機能障害(56.8%)、食欲不振(50%)、全身倦怠感(49%)でした。中央値のeGFRは30と、明らかな腎機能障害が確認されました。


さらに、低カリウム血症や糖尿などの電解質異常、ファンコニー症候群の所見も見られ、腎生検102例中多くに尿細管壊死や尿細管間質性腎炎が確認されました。治療としては17.7%にステロイドが使用され、6例が透析導入、うち4例は離脱に成功しました。死亡は1例のみで、報道された多数の死亡例とは乖離があります。


重要なのは、87%がeGFR60未満のままで、CKD(慢性腎臓病)に移行している可能性がある点です。報道は初期に大きく取り上げられましたが、学会発表などの重要な続報はほとんど報じられていません。情報を自ら追い続ける姿勢が必要だと感じました。

サマリー

紅麹コレステヘルプに関連する腎障害の調査結果が発表され、影響が探られています。この調査は日本腎臓学会によって行われ、報告書は多くのメディアで取り上げられていません。患者の多くは腎障害を抱えており、特に食欲不振や倦怠感が主な症状として挙げられています。

紅麹問題の背景
内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
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あなたのご質問、お待ちしております。
ということで、今日はですね、興味津々…医療ニュースというか論文というか、はい。
ちょっと分からないですけども、をご紹介してみたいと思うんですけれども。
もうタイトルに書いてますように、紅麹コレステヘルプの腎障害の検定、皆さん覚えてますか。
これですね、あの、いや私もね、あのこれ今回調べて気づいたんですけれども、
ちょうど1年になるんですよね。
えっと、これ報道がですね、昨日ぐらいに数社報道されていて、
小林製薬の紅麹問題、管理体制の不備指摘、大阪市報告書とかですね、
ここは日経が出してますけれどもとか、あと産経新聞も出したのかな。
あ、読売テレビは、えっとそうですね、
昨後として小林製薬の紅麹健康被害、大阪市が厚労省に調査結果、
報告、紙混入の被害を十分認識せずとかですね、そういう感じで報道されてるんですけれども、
それよりもですね、もっと重要な発表が、日本腎臓学会、我らが日本腎臓学会からですね、
先週の金曜日だったかな、3月の14日ですね、そうですね、先週の金曜日に出てるんですけれども、
これに関してはですね、一社も報じてないっていう、今回に関しては。
はい、ということで、ちょっと悲しすぎるんで、ちょっと私が多少スポークスマン的な感じで、
皆さんでご紹介したいなというふうに思います。
はい、で、内容としてはですね、会員向け、ベリコージコレステヘルプに関連した腎障害に関する調査研究結果のご報告ということで、
会員向けなんで、ちょっとね、言ってること、若干難しいんですけれども、極力噛み砕いてお話したいなというふうに思います。
で、この調査はですね、去年の3月から6月にかけて、この会員ですね、日本腎臓学会っていう、
腎臓内科医がほぼ加入してる学会があるんですけれども、そこの会員の皆さんにアンケートをして、
で、それの結果をまとめたっていうような論文で、
これがですね、キロニン・インターナショナルっていうですね、腎臓関連では最も経緯のある雑誌の一つに、
去年のね、確か12月ぐらいにね、プリントで出て、正式には今月ですね、出てきたっていうような、
半大の先生方が、大阪大学の先生方が中心となってね、まとめた論文っていう、そんな感じになっております。
調査結果の発表
はい、で、初回の調査で204例の報告で、除外基準っていうのがいろいろあったらしいんですけど、
それぞれの192例について検討したっていうことで、で、そのうちですね、114例、59.4%で追跡調査の回答をしてもらったっていうような、
そんな形になっております。はい、で、どんな患者さんが使ってたかというと、
50から69歳が71.9%を占めて、で、女性が67.7%、約3分の2を占めたっていうような、そんな感じになっていて、
主要がこの、ベニコウジコレステヘルプ単独が97.2%、他に使っているサプリとかを使っている方もいらっしゃったっていう、そんな感じですね。
はい、で、初心児の首相ですね、主な訴えですけれども、人気の障害56.8%、食欲不振50%、全日清倦怠化49%でしたっていうことで、
これ正直ですね、首相、人気の障害は、症状ないと言っても、ほぼイコールだと思うんで、実際にはですね、食欲不振とか全日清倦怠化の方が約半数っていう感じで、
これだけ報じられたんで、症状がなくて受診して、やっぱり人気の障害あるねっていうふうに判断された方もいらっしゃると思うんですね。
それが半数強委員だっていう、そんな感じですね、多分ね。はい、で、初心児の検査所言、血清、クレアチェーン、中央値1.6、
EGFRでいくと30と人気の低下を認めましたっていうことで、まあこれちょっと難しいかもしれないですけど、
EGFRっていうのは腎臓の機能を表す数字で、100点満点で考えましょうよっていうふうに、我々患者さんに説明することが多いんですけれども、
60を切ってくると、いわゆるCKDの基準を満たす、今回に関してはCKDではないんですけれども、人気の障害っていうことで、
で、今回中央値が30っていうことで、まあまあ人気の障害は明らかにあるよねって、まあもともとの値がわからないですけれども、
でもまあこれだけの集団でね、30っていうのはかなり低いかなっていう感じですよね。はい、で、それ以外が低カリウム結晶、低リン結晶、低尿酸結晶、
体脂性、脂肪、脂尿等陽性っていうことで、これファンコリー症候群っていうですね、これ報道でね、一時言われましたけれども、
あのそういう名前がついた症候群があるんですけれども、それと合致するやつを認めたっていうことと、あとは人生研ですね、
腎臓の組織ですね、腎臓に針を刺していって、腎臓の組織を取るっていう検査をすることがあるんですけど、これが102例で実施されていて、
で、えーと、尿細管回生人員とか尿細管餌ですね、まあ要は、えーとこれ難しいんですけど、腎臓ってこう、
ろ過する部分ですね、そういうのを子宮体っていうふうに言うんですけど、糸の玉の体、体操の体ですね、体って書いて子宮体っていう部分があるんですけれども、
そこではなくて、その子宮体と子宮体の間の部分ですね、子宮体からつながる管があるんですけど、ホースみたいのがあるんですけど、そういうのを尿細管っていうふうに言うんですけれども、
その尿細管が延死する、まあ要は死んでしまうとか、あとそこに炎症が起きるっていうようなのがあったっていうことですね、はい。
で、えーと、まあ当然ですけど、前例で飛躍は中止され、ベニコウジコレスヘルプの原因というふうに考えられたので、マッスル中止するっていうことで、
で、34例ですね、17.7%でステロイド治療、6例で血液透析が実施されたっていうことで、
これはね、やっぱりむちゃくちゃ少なくないですか、これ特にね血液透析ね、なんかむちゃくちゃ少ないと思いますね。
まあ確かにね、EGFR30なんで中央値、はい、まあ血液透析を必要とするまでには至らないっていう方がね、かなり多かったんじゃないかなというふうに思いますし、
まあステロイドもね、まあこれ、こういうケースでね、ステロイドを使うかどうかって腎臓内科医の中でもね、あの結構分かれるところかなと思うんですけど、
まあ人病理、人生研でかなり炎症が激しいという場合には、まあステロイド治療も考慮されるかなということで、
ただまあ実際には5人に1人以下、6人に1人ぐらいですかね、はい、ぐらいしか使われていないっていう、そんな感じでしたね、はい。
症例の推移と報道
で、追跡調査ですね、まあ今までのが1回目の調査で、追跡調査されたうちで、ちょっといろいろ書いてますけれども、87%の症例でEGFR60未満が持続していましたということで、
まあこれはだからCKD、慢性腎臓病にその後至っているっていうことですよね、はい。
で、透析導入になった、先ほどの6例のうち4例は離脱に成功しましたっていうことで、まあ逆に言うと2例はそのまま継続して維持透析になったっていう、そういうことですよね、たぶんね、はい。
で、死亡例ですね、死亡例ね、これ報道でもむちゃくちゃ言われましたけれども、初め、何人だったかな、あれ5人亡くられたとかいう報道があって、
で、あとは最終的にはもう何十人みたいな感じで、なんか因果関係は否定できない、関連がある死亡例みたいなのが報じられていたと思うんですけれども、
まあ今回の調査に関してはね、1例だけしか、この192例中1例の死亡例ということになっていて、で、それもですね、まあ人気の障害とファンコニー症候群は入院後に改善したものの徐々に全身状態が悪化した方です、
ということで、まあこれはね、因果関係ありと判断するかどうかって非常に難しいかなと思いますし、
報道の中でもですね、それこれが関係本当に直接的にあるかっていうのはね、ちょっと僕も思ってたんですけれども、まあそういう結果だなというふうに思いました、はい。
で、本研究はアンケート結果であり、プベルルさんなどのこう物質が人種障害を発症するメカニズム等については今後の解明が渡れます、ということで、はい。
まあおっしゃる通りですという感じですね、はい。でした、はい。でですね、で、まあ今回のことを通じてですね、今回の報道のあり方とかを見ていてもやっぱりね、
はじめむちゃくちゃセンセーショナルにね、あれこれ報道されましたけれども、まあ今回の報道してるのってもうないんですよね、その、えっと、その大阪市の報告書を国に報告したっていう報道はね、昨日出てたんですけれども、
それ以外はね、まあ少なくともこの人造学会の件に関しては、そのプレプリントっていうのを大阪大学がですね、去年の12月だったかな、に詳しく説明して、たぶん会見も開いたんですね。
で、それに関連した報道が、どこだったかな、共同通信だったかな、はい、に一社だけありましたけれども、でもそれだけなんですよね、あ、時事通信でした、失礼しました。
はい、時事通信が1月8日に報じられて、たぶんね、それ以外報じてないんじゃないかなと思うんですけど、はい、っていう感じで、まあ報道ってね、こういう感じなんで、やっぱりね、はじめにものすごい大々的に報じられても、
その後にね、どうなったのか、みたいなのがあって、こちらから追っかけないとね、ほとんどチェックできないっていう体制もありますので、
まあちょっと、今回の件に関してはね、まあ私、事実を内科医としては興味津々だったので、ずっと追っかけてはいたんですけれども、まあそういう結論ですよっていうことで、知っていただきたいなと思ってお話しました。
はい、それでは最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。いきますよー、しんしんじゃんけんじゃんけん、チョキ!
ということで、今日も幸せな一日になりますように、お会いとは内科医の竹内でした。興味津々!
10:23

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