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2025-09-11 12:18

《1336》ブタ🐖腎移植その後、ジェネリック医薬品、『睡眠障害』内科?

【今週の興味シンシン医療ニュース】

・ブタ🐖腎移植 生存7ヶ月!

・ジェネリック医薬品の集約⁉️

・お医者様はいらっしゃいませんか?に遭遇

・診療科に「睡眠障害」

https://note.com/naikaitakeo/n/na99a7cca679c


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)


### 1. 豚腎臓移植で世界最長生存記録を更新

遺伝子操作した豚の腎臓を移植されたアメリカの67歳男性が、7カ月以上生存し世界最長記録を更新したというニュース。現在、男性は透析なしで生活しており、移植後リスクが高いとされる半年間を乗り越えました。科学誌「ネイチャー」もこの成果を画期的な事例と評価しています。話者は、腎臓領域での再生医療は難航しているため、この異種移植の成功は大きな可能性を秘めているとコメント。今後の経過に注目したいと述べました。


### 2. ジェネリック医薬品大手の製造販売集約

後発医薬品(ジェネリック)大手の日医工と沢井製薬が、一部製品の製造販売を集約することで合意したというニュース。これは、多くのメーカーが多種多様な薬を製造していることが供給不安の一因とされ、国の要請に応じた動きです。しかし話者は、この方針に懸念を表明。製造を一社に集約すると、そこでトラブルが発生した場合に薬が完全に入手できなくなるリスクがあるため、「本当に大丈夫なのか」と疑問を呈しました。安定供給という目的とは裏腹に、新たな問題を生む可能性を指摘しました。


### 3. 「お客様の中にお医者様は…」医師の体験談

機内で急患を救った医師が表彰された記事に関連し、話者は自身も先日、飲食店で客が意識を失う急変に遭遇した体験を語りました。その際、一般の店員は意識消失時間を「5~10分」と長く感じていましたが、実際には1分未満でした。こうした状況では時間の感覚が不確かになりがちで、医学的にはその時間の差は診断や治療方針において非常に重要となります。専門家がその場にいることの意義を述べました。また、国際線の機内は医療設備が比較的充実している一方、国内線や新幹線は乏しいという現状にも触れました。


### 4. 「睡眠障害」を診療科名に追加する議論

厚生労働省で「睡眠障害」を正式な診療科名として標榜できるようにする議論が始まったというニュース。これは日本睡眠学会からの要望を受けたもので、患者がどの科を受診すればよいか分かりやすくなるという利点があります。話者は、「睡眠障害外来」などでも対応できるのではないかとしつつ、それ以上に、専門医資格などと連動せずに自由に診療科を標榜できる現行制度そのものを見直す方が優先度が高いのではないかと問題提起しました。

サマリー

このエピソードでは、豚腎臓移植の成果やジェネリック医薬品の動向、睡眠障害に関する新たな議論が取り上げられています。特に、豚腎臓移植が生存7ヶ月を超えた成功例や、薬品の流通安定化に向けた取り組みが紹介されています。また、ブタ腎移植後の医療対応や、睡眠障害に関する厚生労働省の議論についても触れられています。特に、睡眠障害を示す診療科名の追加に関する意見や提案が紹介されています。

豚腎臓移植の進展
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
また、ご質問お待ちしております。
ということで、昨日はちょっと特別回でしたけれども、
今日は、いつも通常運転に戻りまして、
今週の興味津々医療ニュースをやっていきたいと思います。
今日も4本ご紹介したいと思うんですけれども、
1つ目が、豚腎臓移植のその後の経過の話ですね。
2つ目が、ジェネリック薬品の話。
これちょっと思うところがありまして、
3つ目は、お客様の中におじさんはいらっしゃいませんか?という記事がありました。
それを3本目。
4本目に、睡眠障害を診療科につけるべきかどうかの議論が始まったというニュースですね。
この4本をご紹介していきたいと思います。
まず1つ目ですね。
9月9日の共同通信ニュースのやつですけれども、
記事のタイトルが、豚腎臓移植で生存7ヶ月超える
米・アメリカの67歳男性世界最長更新ということになっております。
ちょっと記事の冒頭だけ読ませていただきますけれども、
アメリカのバイオ企業E.GENESISは、
8日、遺伝子を捜査した豚の腎臓を1月に移植を受けた
米国の男性67歳が7ヶ月以上生存し、世界最長を更新したと発表した。
現在は透析なしで成果しているというと、
移植から半年は血液反応が起こりやすくリスクが高い期間で、
イギリスの科学誌Nature、Natureは一流雑誌なんですけれども、
奇跡的な事例だと指摘したということになっております。
この方をニュースで取り上げたかどうかは、私ははっきり覚えていないんですけれども、
豚の腎臓移植って、本当に去年の統制学会でも、
一つそういう特別講演みたいなのが組まれていたような形で、
結構移植って最近のトピックの一つなんですね。
特に腎臓に関しては、再生医療がかなり難しいと個人的に思っていますし、
なかなか進んできていないなというのが、現場の人間としては思うんですけれども、
やっぱりその中で豚の腎臓移植は一定の可能性があるんじゃないかなというふうに思いますね。
なので、どれくらいこの方が生存できるのかというのもそうですし、
日本でやっていけるのかという問題もあったりするので、
この辺は今後もニュースを追いかけていきたいなというふうに思いました。
ジェネリック薬品の流通
続きましてが、2本目。
これは何?
これはちょっと。
KNBって何ですかこれ。
KNBは、北日本放送かな。
多分そうですね。
富山の報道ですけども、
KNBのニュースで、9月の10日のニュースですね。
日井子、富山市と澤井製薬、大阪市、高発薬品の製造販売集約で合意。
一部製品で準備ができ次第開始ということになっております。
これもですね、以前確かここのニュースでも取り上げたと思うんですけれども、
ジェネリック薬品の流通の不安定の原因がですね、
いろんなメーカーがいろんなのを作っているかじゃないかみたいなのをバックにも言っていてですね、
それを集約しなさいみたいなのが結構前、数ヶ月前だったかなにあったかと思うんですね。
それの多分第一弾みたいな感じだと思うんですけれども、
非常に有名ですよ、二社とも。
ジェネリック薬品の日井子っていう非常に大手の大手ですけれども、
あと澤井製薬ですね、3Mとかもやってますけれども。
これが一部の薬について製造販売を集約するということで合意したということになっていて、
来年から始めるということなんだそうですけれども、
これですね、これ以前も言ったかもしれないですけど、
これ本当に大丈夫なのかなっていう風に個人的には思うんですけどね、
むしろそこで何か製造にトラブルがあったら、
本当にその薬使えないみたいなことになりかねないなというふうに思って、
もちろん今でもいろいろトラブルが起きるんで、
一社使えなくなったら他のメーカーの製品に手話寄せが入って、
そこの製品が品不足になってみたいな状況は確かに起こっているんですけれども、
でもそれを一社だけで作らせるのって本当に大丈夫なのかなとか思ったりするんですけど、
でも国のすごい賢い方がそう言っているんで、
たぶんそれは賢いでしょう、たぶん。わかんないですけど。
それで薬を安定供給できる体制を作りたいということで両者言っているらしいですけれども、
これちょっと大丈夫なのかどうかちょっと私はよくわかりません。
若干不安がありますけれども。
これどういう項目なのか、またちょっと発表されるのかな。
一応15成分30品目について協議をしているらしいですね。
16品目は一方が販売中止すると。
14品目は製造を一社で集約して両者で販売。
製造を集約する言葉の意味って本当にあるのかなって思うんですけどね。
ちょっとわかりません。
睡眠障害に関する議論
続きまして、9月10日の読売新聞の記事ですね。
お客様の中にお医者様はいませんか。
ニューヨーク行き穴切れ、条約究明。
ためらう医師の脳裏に訴訟リスクということになっておりまして、
ちょっと記事の冒頭を読ませていただくと、
羽田空港からアメリカのニューヨークに向かう飛行機内で急患の命を救ったとして、
殺し、中央黒医療法人死者だ。
土田病院の理事長の医師、土田茂さんという意味するんですかね。
56歳が東京消防庁の消防総勧奨を受賞したということになっております。
同様の場面に合わせても、十分な進みがない中での対応に色足を踏む医師は少なくないというようが、
土田さんは自分にやれるだけのことはやっただけと振り返るということになっております。
お医者さんはいらっしゃいませんかって結構あるじゃないですか。
結構あるというか、あるんですよね。
今回国際線の機内だったっぽいですけれども、国際線の機内は結構いろんな装備が充実してるはずなんですよね。
これ私が研修やってる時代の、もうそれこそ16年前ぐらいに、
上野先生が結構調べてレクチャーしてくれたのを非常によく覚えてるんですけれども、
同じ飛行機では国際線は比較的あるんですけど、国内線はあんまり対応できるものはないし、
まして例えば新幹線とか、新幹線とかほぼないんですよね。
なので、やっぱりどれぐらいの設備とか機材があるかっていうのによって、
どれぐらいその場で対応できるかっていうのはだいぶ変わってくるなというふうに思っております。
今回は国際線だったので、どうも窒息だったっぽいですけれども、
心肺素性とAEDを使いながらということで、
AED使ったのか、ちょっと使ったっていうか、発動したのかどうかわからないですけれども、
という感じでした。
最終的には窒息を解除したっていう感じなんですけれども、
実はですね、これなぜ取り上げようかなと思ったかというとですね、
1日ずつですね、私とあるお店で、
同じ状況ではないですけれども、
急変に出くわしまして、同じところにいた方が、
医療対応と意識消失
突然ね、ゴホゴホとか言ってね、意識失われたんですよね。
初めはね、店員さんが対応してたんですけれども、
ちょっとあの、どうやら様子おかしいみたいな感じで、
ちょっとザワザワしだして、結局119番通報されたんですけれども、
いや、私、自称医者ですって、
嘘ですよ、自称じゃなくて、
医者なんで見ましょうかって言ったら、見てくださいって言われて、
ちょっとその場で見て対応したんですけども、
結果的にはね、あの指針で、
全然、僕が接触した段階でも意識回復されていてっていう感じで、
でもその後救急隊の方が来て申し送って、
私と伸ばさったんですけれども、
でもやっぱりね、
やっぱり一般の方は当然ですけど、
そういうシチュエーションって慣れていないじゃないですか。
だから、意識に失っている時間って非常に我々的には重要なんですけれども、
救急隊もね、意識を失っている時間どれくらいですかって、
店員さんに聞いてたんですけれども、
5分か10分くらいですか、みたいな感じで言われていて、
いやいや、そんなことはなくて、
私が見ている限り、もう1分とか1分何かくらいだったんですけれども、
なんですけれども、やっぱりね、
すごい長く感じるんだろうなと思って、
1分の意識消失とその5分10分の意識消失とはだいぶ話が違ってくるんで、
なので、あとは敬礼がないかとかですね、
そこら辺も一応救急隊の方に申し送って、
さらば去ってまいりましたっていうことで、
なのでやっぱり、
でも当然ね、お店なんで何にも機材ないんですよね。
だから、本当に普通の対応をしたっていう感じなんですけれども、
でも、やっぱり一般の方と、やっぱり医療者とではちょっと見る視点とかも違うし、
少しでも役に立ったらよかったなというふうに思いました。
ただの自慢話でした。
睡眠障害に関する議論
続きまして、4つ目ですね。
4つ目はちょっと軽いニュースですけれども、
これまた共同通信ニュースで、他の他社さんもちょっといろいろ報道ありましたけれども、
9月の4日のニュースですね。
診療課に睡眠障害議論厚労省の部会、初会合ということになっております。
冒頭だけ読ませていただくと、
医療機関で看板や広告を示すことができる診療課名に、
睡眠障害を加えることについて議論する厚生労働省医療審議会の部会が、
4日、初会合を開いた。
医療機関が広告として掲げられる診療課名は、
共謀診療課と呼ばれ、医療法で定められており、
日本睡眠学会は睡眠障害を加えるように厚労省に要望していたということになっております。
これもですね、以前にこのニュースの中で取り上げたと思うんですけれども、
これどうなんですかね。
なんか普通に睡眠障害外来とかでもいいような気もしますけれども、
睡眠障害内科とか睡眠障害精神科みたいな感じになるんだろうと思うんですけれども、
なんか、おそらく通りそうな感じではあるんですけれども、
これ、評謀診療課について議論するんだったら、
まず、自由に評謀するのを規制してほしいなと個人的に思いますけどね。
もう何でもありですからね。評謀って本当に何でもできてしまうんで、
そこをちゃんとなんか、例えば専門資格を持っているとかですね、
そういうふうなことの方が優先度圧倒的に高いんじゃないかなと思ったりしますけど、
もちろんね、睡眠障害がどこに行ったらいいかわからないみたいな議論もあったりしますので、
それはそれで別問題で、
なんか普通にちょめちょめ外来でいいんじゃないかっていう気もしないでもないですけども、
はい、と思ったりしました。
はい、それでは最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。しんしんじゃんけんじゃんけん。
パー!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お会いとはない一回だけでした。
今日、しんしん…
12:18

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