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2025-12-04 12:00

《1408》肺がん治療のお値段💰トキと心療内科医、動画倍速何倍まで?ほか

【今週の興味シンシン医療ニュース】

・肺がんガイドラインに薬価一覧が!

・トキの数と心療内科医とどっちが多い⁉️

・日本腎臓学会 理事長のありがた~~~いお話

・動画の倍速再生、何倍まで理解できる?

https://note.com/naikaitakeo/n/n176bbdec42da


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)


内科医たけお先生がお送りする「心身健康ラジオ」。毎週木曜日は、医療にまつわる最新ニュースの解説です。今回は以下の4つのトピックが取り上げられました。


**1. 肺癌診療ガイドラインに「薬剤費」一覧を掲載**

日本肺癌学会が公表した2025年版の診療ガイドラインに、異例となる治療薬の薬価一覧が掲載されました。近年、年間3000万円を超える高額な薬剤も登場しています。たけお先生は、医師が治療費のコスト意識を持つことは重要であり、患者さんの経済的負担や社会保障費の観点からも、この試みを好意的に評価しています。


**2. トキ(朱鷺)よりも希少な心療内科医**

日本初の人工孵化で誕生したトキ「優優」の死に関連したニュース。保護活動によりトキの個体数は1000羽近くまで回復していますが、実は「心療内科」の専門医数は数百名程度であり、絶滅が危惧された鳥よりも数が少ないのが現状です。たけお先生は、この深刻な医師不足の解消を強く願っています。


**3. 日本腎臓学会理事長が語る課題**

日本腎臓学会の南学正臣理事長のインタビュー記事を紹介。専門医制度の問題、研究時間の減少、そして若手医師の「内科離れ(内科専攻医の減少)」といった課題に対し、たけお先生も全面的に同意。日本の腎臓病学は世界的に見てもレベルが高く、来年3月に横浜で開催される国際学会などを通じて、その強みを発信していきたいと述べました。


**4. 動画の倍速再生、理解できるのは何倍まで?**

UCLAの研究によると、動画の再生速度を「2倍」にしても内容の理解度は通常速度と変わらないものの、「2.5倍」になると学習効果が低下するという結果が出ました。


その他、オレンジジュースと心臓の健康、糖尿病患者の増加(1100万人超)、こどもホスピスなどの話題にも触れ、最後は恒例の「心身じゃんけん」で締めくくられました。

サマリー

今回のエピソードでは、肺がん治療に関する新しいガイドラインが公開され、薬剤費の情報が含まれることの重要性について話されています。また、人工繁殖により数が増えた時と診療内科医の数の違いが紹介され、専門医の不足が問題視されています。肺がん治療のコストや腎臓内科の人気、さらに倍速視聴に関する研究が取り上げられています。最後に、オレンジジュースやサプリメントに関する興味深いニュースが紹介されています。

肺がん治療と薬剤費
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、毎週木曜日は、今週の興味津々医療ニュースをやっております。
今日も4本のニュースをご紹介しようと思いますけれども、
マニアックなニュースを4つご紹介しようと思います。
1本目が、肺癌の治療指針、ガイドラインに薬のコストが掲載されているというニュースです。
これが1本目。
2本目が、時と診療内科、どっちが多いですかというニュースです。
それが2本目。
3本目が、我らが日本心臓学会の理事長先生、東京大学の南岳先生が、
インタビューに答えておられたので、これをご紹介しようと思います。
4つ目が、これちょっと医学的なネタではないんですけれども、
UCLAというアメリカの非常に有名な大学なんですけれども、
そこが動画の倍速再生の理解度に関する報告を出しておられたので、
非常に面白いなと思ってご紹介しようと思います。
では、まず1本目ですね。
11月29日の共同通信ニュースですけれども、
記事のタイトルが、肺がん指針に薬剤費一覧掲載費用の高額化、
医師が認識をということになっておりまして、記事の冒頭読ませていただきますが、
日本肺がん学会が公表した2025年版の診療ガイドラインに付録として、
治療薬の薬価一覧が掲載された最新の知見に基づいて推奨する治療法などをまとめるガイドラインに、
薬剤費の情報が盛り込まれるのは異例、肺がん治療では、
年間3000万円を超える新しいタイプの薬にも登場するなど、
薬剤費が高額となるケースがあるということになっておりまして、
これはすごいなと思いましたね。肺がん学会、すごいことしてきたなと思いますけれども。
私もガイドライン、もちろん治療する側もそうですし、
ガイドライン委員にも一部なってもいますけれども、ガイドラインに薬価を載せるということは、
たぶん史上初なんじゃないかな、異例って書いてありますけれども、
私の中では薬価が書いてあるガイドラインって見たことないなと思って、
これは本当に異例中の異例で、でも私としては好意的に受け止めたいなというふうに思います。
肺がんの診療ガイドライン、私自身はちょっと読んだことないんですけれども、
この記事の中にも出てますけれども、年間の薬剤費っていうので、
タグリス、キートルーダ、オプチューモ、ヤーボイ、
あとイムデトラ、イムデトラって僕初めて聞きましたけど、
そういう年間の薬剤費が書いてありますけれども、
いずれも400万、このイムデトラっていうのについては、
年間3184万5千円っていうことになるみたいで、
もちろんですね、こういう患者さんが直接払うわけではなくて、
そこから保険で1割か3割になって、それを超える分は婚学療養費っていう形で、
また患者さんの支払額は限度額があるっていう形になりますけれども、
でもこれもですね、昨今のその医療費の増大に関連しているのは間違いないですし、
こういう形で医師が治療にかかるお金を認識しておくっていうのは非常に大事かなというふうに思いますね。
もちろん治療が高いから控えるっていうわけではないんですけれども、
ただ特に私自身も特に勤務医時代は、これがいくらかかってるのかとかって、
あんまりコスト意識なく治療を選択していくことが多かったなというふうに反省していて、
もちろんですね、言ったように安い治療をやるっていうわけではないんですけれども、
ただそこら辺はですね、やっぱり患者さんの負担にも当然なっていきますし、
そこら辺を話し合う材料としてですね、この薬剤費が書いてあるっていうのは非常にいいんじゃないかなというふうに思いました。
ということで一つ目のニュースでした。
人工繁殖と診療内科医の数
続きましてが二つ目のニュースですね。
これ全然医学と関係ないニュースなんですけれども、
11月の27日のテレビ新潟のニュースですね。
時、日本初の人工不可、悠々死ぬ。誕生を見届けた獣医師、信じられない。ということで新潟からのニュースです。
11月の26日、死んだサドの時、悠々、日本で初めて人工不可で誕生した時でした。
誕生から携わった獣医師は27日、未だに信じられないと胸の内を語りました。ということでなっております。
これなぜ取り上げたかというとですね、時と心療内科の数の違いをですね、皆さんに知っていただきたくて、
これ結構心療内科界隈では有名な話なんですけれども、
時って一時期絶滅すると思われてたじゃないですか。
確か10話切ってたように思うんですけれども、ですよね多分。
そこから人工繁殖が始まってという形で、そういうのね、第1号になったのはこの悠々という時らしいですね。
そこから人工繁殖して今何話になっているでしょうかっていうとですね、
この記事の一番最後に書いてありますけれども、
人工繁殖による負荷の累計は間もなく千話を超えようとしていますということで、
今現在どれぐらいいるのかはちょっと書いてないんですけれども、
でもそれぐらい時の数はですね、ものすごい増えてるんですね、この人工繁殖によって。
ということで、この悠々の子どもだけでも68羽いるっていうことですごいなと思ったんですけれども、
実はですね、診療内科は時に超えられておりまして、
診療内科医の特に専門医の数はですね、まだ数百しかいないんですよね。
私の書籍にも書かせていただきましたけれども、
なので時より少ない診療内科って覚えていただきたいんですけれども、
それぐらいですね、絶滅危惧種なんですよね。
だから時ぐらいのペースでね、診療内科医増えてほしいなと個人的には思うんですけれども、
ちょっと時のニュースを見てですね、この診療内科の宿題問題ってどうにかならんもんかなと思ったんで、
ちょっと2本目に取り上げさせていただきました。
腎臓学の未来と課題
はい、でした。続きまして3本目。
12月の1日のメディカルノートのニュースですね。
日本の医学界が直面する課題と腎臓学の未来、
日本腎臓学会南学早見理事長に聞くということになっておりまして、
私も当然所属している日本腎臓学会なんですけれども、
それの東京大学の南学先生が、
機構ではないのかな、インタビューに答えるような形だったんだろうと思うんですけれども、
記事が載っておりました。
特に1ページ目に3つの課題っていうのが書いてあって、
1つ目は専門の臨床研修制度の問題、
2つ目は研究時間の減少、
3つ目が分かっている医師の内向き思考ということで言っておられて、
これは本当におっしゃる通りでございます。
あと大学離れもあるし、みたいなので、
大学離れ、内科離れですね。
肺がんと腎臓内科の話題
いうのが非常に問題になっているということで、
これは本当にその通りかなというふうに思いますね。
専門的に内科を専攻する先生って減ってきていて、
今3割ぐらいしかいないということなんですよね。
本来は4割ぐらいが必要だということになっているんですけれども、
それが全然足りていないということで、
外科医が足りない問題も最近よく言われるようになってきましたけれども、
内科医も今後足りなくなる可能性は十分にあるんじゃないかなというふうに思います。
そんな中で比較的、実は腎臓内科医は人気がある、
ある内科医でして、
いろんな魅力があるよねというのが、
2ページ目、3ページ目に関して書いてあります。
なので、特に3ページ目ですね。
臨床と研究が両立しやすいとかですね、
あといろんな技科的なこととか、
腎病理とかですね、
腎整理かな、基礎研究、あと腎病理とかですね、
ここちょっとね、最後に詳しくも入れてほしかったなと個人的には思いますけれども、
本当に書いていただいているように、
日本の腎臓病学、腎臓学って世界的にも結構すごいんですよね。
中学先生も国際腎臓学科の理事長先生を今されているのかなという感じで、
日本の立ち位置って国際的にも非常に強いんで、腎臓に関しては。
なので注目していただきたいなというふうに思いますし、
あと来年の3月に国際腎臓学科への総会が日本の横浜で行われるんですね。
私もちょっとだけ関わらせていただいているんですけれども、
こういうのもやっぱり日本の強さを示していきたいなというふうに個人的に思っております。
続きまして最後4本目、ちょっとチラッとだけいきますけれども、
12月の1日のITメディアニュースの記事ですね。
動画の倍速視聴、理解できるのは何倍まで、
高齢者と若者の違いをアメリカのUCLAが研究報告ということになっております。
なんでこれを取り上げたかというとですね、
動画何倍で見てますかっていう、音声も何倍で聞いてますかっていうのをですね、
ぜひちょっと皆さんコメント欄にいただきたいなと思って、
私はですね標準2倍なんですけれども、
たまに1.75とかがある場合には1.75にしたいとか、
ゆっくり話す方の場合では2.5倍とかまで再生速度を速める場合もあるんですけれども、
何倍まで理解できるかなっていうのをですね、
2021年の研究では2倍までは別に理解度差はないけど、
2.5倍になると学習効果が低下するよとかですね、
あとは2倍で2回聞くのと通常速度で1回聞くのとではどっちがいいかとかですね、
そういう研究があるみたいで、いやこれ面白いなと思って、
しかも年齢によっては違うよねっていうのとかですね、
ということで、いや面白いなと思ってちょっとご紹介させていただきました。
皆さん何倍で見たり聞いたりしておりますでしょうか。
ということで、他にはですね結構興味津々なニュースがですね、
いっぱいありまして、オレンジジュースを飲むと心臓の健康に好影響をもたらすとかですね、
これでオレンジジュース飲みまくっちゃダメですよとか、
あとはサプリ規制の問題とかですね、
あとグーグルマップのね、あの口コミの裁判の話とかですね、
あと子どもホスピスの普及の支援も非常に注目、
糖尿病の1100万人、これCKDの方が多いんですけれども、
あとアニメ療法の話とかですね、
倍速視聴とその他のニュース
はい、いろいろ面白いニュースがありましたので、
詳しくはまたノートの方をご覧いただけたらと思います。
はい、では最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー、しんしんじゃんけんじゃんけん、はっ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
ホワイトな一回目だけでした。
興味津々。
12:00

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